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第一章 先ずはサバイバル
第3話 生活基盤を造る
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―― 時間は最初、来たときに戻る。
「先ずは、水だな」
「稜線から谷ヘ向かうか?」
「足場がどうかだな」
彼らは集団で、北の山地へ向かっていた。
二年一組は、神野 龍一と杉原 楓真を中心にしている。
それと、仲良しグループである松本 大和、松岡 大翔、小林 一颯が知恵を出し合う。
そして、神野の恋人である、森 澪と、杉原の彼女、濱田 結愛。
仲良しグループの田中 凪咲、天野 芽生、廣田 紬葵がメインとなる。
だが他からの知識があるものなら、その情報を受け入れて共有をする。
そしてクラスの大半は、考えなくても楽なため、そして責任を負わなくていいため付き従う。
ただまあ、間違ったときに突き上げるような、馬鹿なことはしない。
何かを言えば、率先をしてそれを証明する必要があるのがこのクラス。
口を出すなら、手も出せ。それがモットーだ。
他のクラスと違って、本当の実力社会。
二年三組グループでは。
「ちっ、奴隷どもが居なくなって。どうすんだよ」
「喉が渇いたわ」
とりあえず、口を開けば文句ばかり。
「―― 水を探すかぁ。ここに居ても仕方がねえ」
「そうだな」
吉田 昌広と菊地 陽介、Aランクの二人が動き始める。
そう、クラス内のランクがある。
AからC。
Dは奴隷だ。
「ちっ、しかたねぇ」
残っていた、AからCランク一八人が動き始める。
だが、Cランクの連中は考える。
奴隷がいなくなれば、次は俺達だ。
坂本 秀明と高橋 誠彦は、阿南 かおりと西浜 奈々を連れて、こそっと抜ける。
それを見て、残りのCクラスも当然抜ける。
あっという間に、二年三組はバラバラになってしまう。
「おい残りはどうした?」
気がついて、志賀 雄介が騒ぎ出したときには、一二人しか居なくなっていた。
「役立たずなど良い。行け」
周りに言われて進み始める。
彼らは海へ向かうようだ。
食料は海の方が多い。
湧かして塩を取れば水も取れる。
そう考えて……
今は水筒と非常食がある。
それがあるうちに、なんとかすれば大丈夫だろう。
二組は基本仲良しグループで行動していたが、早速女子が襲われかかり、結束が深まる。そして、警戒をしながら皆で移動をする。
小山を下り、傾斜を見ながら低い方へ向かう。
東側に少し行くと川があり、そこで一応キャンプを張る。
手順に従い、流れを石で囲み、魚用のトラップを造り放置。
その間に、ろ過装置を作るために、竹でもないかと探し始める。
しばらくして、森の中。
「いやあぁ」
女子の声。
木下 哲也と武田 雅和が声が聞こえた方へと走っていく。
長谷川が、やばい奴らが居るため、二人以上で行動と言っていたから、最低二人で動いていた。
一応、手にはナイフを持っている。
サバイバル用で学校の支給品。
全長が約280mm、刃渡りが約140mm。
ブレードバックにセレーションと言うギザギザが付いているタイプで、ギザギザ部分はノコギリとして使える。
「こっちへ来ないで」
叫いていたのは、望月 宏美と川上 杏奈。
川上は棍棒で殴られてしまったのか、左手をかばっている。
そして、連れションだったのか、足首にまでズボンとパンツが落ちて直すこともできず、よちよち歩き 。
そう丸出しで、オロオロしている。
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃない。助けてぇ、でも、見ないで」
かなり難しい注文を付けられる。
「言っている場合か、こいつはなんだ?」
「判らない」
そう此処にもゴブリン君、棍棒持ちで現れた。
手持ちはナイフ、相手は棍棒、それに、人型ということで躊躇してしまう。
一匹が叫び始める。
「ぎいぃー」
「なんだ一体?」
周りを見回す。
だけどその間に、女子はズボンを履けた。
だが途中で襲われたため、結構濡らしてしまった。
気が落ち着くと、気になる匂い。
気も無い余り話したことの無い男子でも、やはりそこは女の子。気になる。
さっきもろに見られたし……
世の中には、吊り橋効果というのがある。
今まさに危機の最中。
始めて見るかもしれない、男子の真剣な横顔、何かぐっと来るものがある。
「来るぞ。離れるな」
彼らは、一年の時から格闘技も必修。
手にはナイフがある。
生き物は殺したことがないが、相手はどうも殺る気が満々のようだ。
緊張をして喉が渇く、だけど何とかしないと、この子達は無手だ。
わらわらと、合計一二体くらい追加がやって来た。
さっきのは、仲間を呼んだようだ。
だが数が増えても、サイズは、百二十センチくらい。
子どもと思えば、何とかなるか。
囲まれているため、木下と武田は、女の子を間に入れて、両サイドで守りながら戦う。伸ばした手に、たまにふにゅっとした感触がする。
武田は襲ってきた棍棒を躱し、蹴り倒した後、胸を一刺し。
一匹目を殺し、肝が据わった。
ただ、気持ちとは裏はらに、手は震え足はガクガク。
だがそれを気合いで押しとどめ、戦う。
今は女の子を救うヒーロー。
棍棒を奪い、女子に渡す。
だけどまあ、簡単には吹っ切れられないようで、棍棒を渡されても怖くて殴れないし、ましてや生き物を殺すことに躊躇している。
「おら来いよ」
気合いを入れるために、木下が吠える。
それの所為か、残りの五匹は逃げてしまった。
周囲に普通とは違う血の匂いなのか、死後に漏らしたゴブリンの糞尿か…… 周囲にひどい匂いが漂う。
生き物は死ぬと筋肉が緩み、色々と漏れてくる。
「匂いがひどいな」
「ごっ、ごめんなさい」
いきなり横で謝られる。
「えっ?」
「おしっこが、急に襲われたから……」
「えっああ、違う違う。此のモンスターの匂い、おしっこ……」
困った雰囲気。
「そうだ、川上。腕は大丈夫か?」
強引に話題を変える。
「うん、痛いけれど、折れては無いみたい。きちんと動く」
「良かった…… そっ、そうだ、川に行って、汚れたし洗おう」
そう言って、川に向かい、ジャブジャブと木下と武田は川に入る。
「そんなに冷たくないし…… おいで、あいつらのせいで、ズボンも汚れたし洗おう」
その言葉で女の子二人も理解した様で、川に入ってくる。
「冷たいじゃない。嘘つき」
そう言って、照れ隠しなのか、キャアキャアと水のかけ合いが始まる。
そう、青春の一ペイジ……
彼らは、数分後、それぞれ彼女と抱き合っていた。
「そうだ、怖かったよな。これからは守るから……」
木下は望月と、武田は川上と付き合うようだ。
だが彼らは、危険な状態だった。
ここには居なかったようだが、アマゾンのカンディルなどは、アンモニアの匂いに反応して、集まってくる。
小さな魚で、穴から入り込み、体の中から肉を喰らう。
入り込まれると、鰭が反しの役割をして抜けない。手術をしないと取れなくなる。
知らないところでは、注意しすぎるくらいが良いだろう。
「先ずは、水だな」
「稜線から谷ヘ向かうか?」
「足場がどうかだな」
彼らは集団で、北の山地へ向かっていた。
二年一組は、神野 龍一と杉原 楓真を中心にしている。
それと、仲良しグループである松本 大和、松岡 大翔、小林 一颯が知恵を出し合う。
そして、神野の恋人である、森 澪と、杉原の彼女、濱田 結愛。
仲良しグループの田中 凪咲、天野 芽生、廣田 紬葵がメインとなる。
だが他からの知識があるものなら、その情報を受け入れて共有をする。
そしてクラスの大半は、考えなくても楽なため、そして責任を負わなくていいため付き従う。
ただまあ、間違ったときに突き上げるような、馬鹿なことはしない。
何かを言えば、率先をしてそれを証明する必要があるのがこのクラス。
口を出すなら、手も出せ。それがモットーだ。
他のクラスと違って、本当の実力社会。
二年三組グループでは。
「ちっ、奴隷どもが居なくなって。どうすんだよ」
「喉が渇いたわ」
とりあえず、口を開けば文句ばかり。
「―― 水を探すかぁ。ここに居ても仕方がねえ」
「そうだな」
吉田 昌広と菊地 陽介、Aランクの二人が動き始める。
そう、クラス内のランクがある。
AからC。
Dは奴隷だ。
「ちっ、しかたねぇ」
残っていた、AからCランク一八人が動き始める。
だが、Cランクの連中は考える。
奴隷がいなくなれば、次は俺達だ。
坂本 秀明と高橋 誠彦は、阿南 かおりと西浜 奈々を連れて、こそっと抜ける。
それを見て、残りのCクラスも当然抜ける。
あっという間に、二年三組はバラバラになってしまう。
「おい残りはどうした?」
気がついて、志賀 雄介が騒ぎ出したときには、一二人しか居なくなっていた。
「役立たずなど良い。行け」
周りに言われて進み始める。
彼らは海へ向かうようだ。
食料は海の方が多い。
湧かして塩を取れば水も取れる。
そう考えて……
今は水筒と非常食がある。
それがあるうちに、なんとかすれば大丈夫だろう。
二組は基本仲良しグループで行動していたが、早速女子が襲われかかり、結束が深まる。そして、警戒をしながら皆で移動をする。
小山を下り、傾斜を見ながら低い方へ向かう。
東側に少し行くと川があり、そこで一応キャンプを張る。
手順に従い、流れを石で囲み、魚用のトラップを造り放置。
その間に、ろ過装置を作るために、竹でもないかと探し始める。
しばらくして、森の中。
「いやあぁ」
女子の声。
木下 哲也と武田 雅和が声が聞こえた方へと走っていく。
長谷川が、やばい奴らが居るため、二人以上で行動と言っていたから、最低二人で動いていた。
一応、手にはナイフを持っている。
サバイバル用で学校の支給品。
全長が約280mm、刃渡りが約140mm。
ブレードバックにセレーションと言うギザギザが付いているタイプで、ギザギザ部分はノコギリとして使える。
「こっちへ来ないで」
叫いていたのは、望月 宏美と川上 杏奈。
川上は棍棒で殴られてしまったのか、左手をかばっている。
そして、連れションだったのか、足首にまでズボンとパンツが落ちて直すこともできず、よちよち歩き 。
そう丸出しで、オロオロしている。
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃない。助けてぇ、でも、見ないで」
かなり難しい注文を付けられる。
「言っている場合か、こいつはなんだ?」
「判らない」
そう此処にもゴブリン君、棍棒持ちで現れた。
手持ちはナイフ、相手は棍棒、それに、人型ということで躊躇してしまう。
一匹が叫び始める。
「ぎいぃー」
「なんだ一体?」
周りを見回す。
だけどその間に、女子はズボンを履けた。
だが途中で襲われたため、結構濡らしてしまった。
気が落ち着くと、気になる匂い。
気も無い余り話したことの無い男子でも、やはりそこは女の子。気になる。
さっきもろに見られたし……
世の中には、吊り橋効果というのがある。
今まさに危機の最中。
始めて見るかもしれない、男子の真剣な横顔、何かぐっと来るものがある。
「来るぞ。離れるな」
彼らは、一年の時から格闘技も必修。
手にはナイフがある。
生き物は殺したことがないが、相手はどうも殺る気が満々のようだ。
緊張をして喉が渇く、だけど何とかしないと、この子達は無手だ。
わらわらと、合計一二体くらい追加がやって来た。
さっきのは、仲間を呼んだようだ。
だが数が増えても、サイズは、百二十センチくらい。
子どもと思えば、何とかなるか。
囲まれているため、木下と武田は、女の子を間に入れて、両サイドで守りながら戦う。伸ばした手に、たまにふにゅっとした感触がする。
武田は襲ってきた棍棒を躱し、蹴り倒した後、胸を一刺し。
一匹目を殺し、肝が据わった。
ただ、気持ちとは裏はらに、手は震え足はガクガク。
だがそれを気合いで押しとどめ、戦う。
今は女の子を救うヒーロー。
棍棒を奪い、女子に渡す。
だけどまあ、簡単には吹っ切れられないようで、棍棒を渡されても怖くて殴れないし、ましてや生き物を殺すことに躊躇している。
「おら来いよ」
気合いを入れるために、木下が吠える。
それの所為か、残りの五匹は逃げてしまった。
周囲に普通とは違う血の匂いなのか、死後に漏らしたゴブリンの糞尿か…… 周囲にひどい匂いが漂う。
生き物は死ぬと筋肉が緩み、色々と漏れてくる。
「匂いがひどいな」
「ごっ、ごめんなさい」
いきなり横で謝られる。
「えっ?」
「おしっこが、急に襲われたから……」
「えっああ、違う違う。此のモンスターの匂い、おしっこ……」
困った雰囲気。
「そうだ、川上。腕は大丈夫か?」
強引に話題を変える。
「うん、痛いけれど、折れては無いみたい。きちんと動く」
「良かった…… そっ、そうだ、川に行って、汚れたし洗おう」
そう言って、川に向かい、ジャブジャブと木下と武田は川に入る。
「そんなに冷たくないし…… おいで、あいつらのせいで、ズボンも汚れたし洗おう」
その言葉で女の子二人も理解した様で、川に入ってくる。
「冷たいじゃない。嘘つき」
そう言って、照れ隠しなのか、キャアキャアと水のかけ合いが始まる。
そう、青春の一ペイジ……
彼らは、数分後、それぞれ彼女と抱き合っていた。
「そうだ、怖かったよな。これからは守るから……」
木下は望月と、武田は川上と付き合うようだ。
だが彼らは、危険な状態だった。
ここには居なかったようだが、アマゾンのカンディルなどは、アンモニアの匂いに反応して、集まってくる。
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