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ある日、森の中。女の子に出会った
俺の幼馴染みは、猫っかぶり
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俺の幼馴染みは、俺にすればかわいくてナニも問題ない彼女だった。
そう、だっただ。
本当に偶然。本性を知る。
大学に入り、隣の少し大きい市へ来たため、一人暮らしをしていた。
そしたら、ある日。隣の部屋へ引っ越してきた人間が居た。
幼馴染みの、弥美久美子。
こいつは高校まで同じ学校だったが、入試の際、番号がなかった。
「引っ越してきました。これおそばと、味変に私を召し上がれ」
などと言って、いつものノリで。
後ろで、親父さんが苦笑い。
歳を取って出来た子供で、でれでれで甘やかし放題。
庭に、勉強部屋だと言って、遊び場を作るほどに。
冷暖房完備で、完全防音。
コンテナハウス二階建て。
だが俺は、高校の時に久美子が、やりベアとして、時間いくらかで貸していたことは知っていた。
そう、その辺のことは、ちゃっかりしている。
自分がしたいときには、俺の部屋へ来るし。
そう。高校の時からそういう関係。
だから、大学で番号がなくても、一年くらいは遠恋で良いだろうと話をしていた。
それなのにだ、引っ越して、こちらにある予備校に通うとのことだ。
おじさん、馬鹿おやっぷりを発揮。
俺が横に住んでいれば、安全だろうと。
ちなみに、そういう関係だとは多分知らない。はず。
ガキの頃から中がよく、兄妹のように育った二人。
お互いに一人っ子で、他に遊び相手もいなかったしな。
おばさんの方が若く、色んな点について、説得をしていたようだが。
結局おばさんも、久美子に甘い。
おばさんの若い頃にそっくりで、自分ができなかったことを、させてあげたいとのことだ。
まあ中学校の時に、ふらふらと悪い連中と付き合いがあったりして、他学の奴と、もめたりして、俺もおじさんやおばさんと一緒に叱ったこともあった。
久美子に言わせると奴らのしていたことが、かっこよく面白そうに見えたそうだ。
アニメで、そういうのが流行っていた時代。
現実とが、区別が付かなかったのだろう。
そう、他校の奴らに、一味だと思われ、攫われそうになった。
俺がボコボコに殴られている間に、逃がした。
顔の腫れまくった俺に、謝ってくれて、奴らとは縁を切った。
俺は、多田野芳雄。
中学校の時は、可も無く不可も無く。
高校で少し賢い方に入り、身長も一年で一〇センチ以上伸びた。
卒業の頃には一七五センチなっていたよ。
まあフツメンで、斜め四五度左上から見ると、アイドルに見えるらしいが。
目は一重だし、真っ直ぐ眉毛で輪郭細め。
うーん? アイドル顔かなぁ。
久美子はミドルの髪で、叱られない程度に、軽く色を抜いて首の辺りで、ふわっと巻いて外向けに撥ねさせている。
目はよくいるアーモンド型で、少しアーチに眉を描いている。
アイシャドウとかで、少しクールカジュアル系に仕上げているようだ。
高校は、バイト可だったので、たまーにバイトなんかをしていた。
むろん俺もだが。
ただお互いに親から、一〇三万円だけは超えるなと、口を酸っぱくして言われている。税金が掛かることと、扶養から外れ、手当も四月まで遡ってごっそりと持って行かれるらしい。
「良いか、月に八万だけは絶対に超すな。扶養から外れると、非常に面倒だし、手当も減る。そうすると、働いた分の半分は消えると思え」
そう言われた。
少し誇張だろうと思うが、危険は犯さないのに限る。
そんなある日、町中でやばそうな連中が、他校の学生を囲んで何かをしていたが、俺は関わらないように逃げた。
そこで、久美子の声がしたような気がしたが、絡まれているのは男のようだし、そっとその場を離れる。
後で、「今日あの辺りにいたか?」 そう聞いてみたが、「バイトだったし、いないよ」と言われて納得をする。
まあそれで、いちゃつきながら高校生活が終わり、大学生となる。
そして、おおよそ二月。
六月の初めに、隣に来訪。
うちで、晩飯を作ってくれたり、イチャイチャしたり、まあ楽しく生活をしていた。
そして夏前に、バイト先の女の子、池田紗菜ちゃんから、花火大会に行きませんかと誘われた。
だが、彼女がいるし駄目だと伝えて、断る。
ファミレスだがテーブルを片しているときの、ちょっとした会話だった。
それがあんな事になるなんて。
親に言われて、自分の軽自動車に乗り、山を越え、実家へ向かっていた。
いつも通る道と違い、真っ直ぐ山を抜ける旧街道。
ナビで見て、気になりつい通っていた。
すると、そこに現れた半裸の女の子。
「どわっ」
急ブレーキを踏み。何とか止まり。
顔を見て驚く。
紗菜ちゃんだった。
「どうしたの。大丈夫?」
「助けてください。追いかけてくるかも」
あわてて、彼女を車に乗せる。
Uターンをして、きた道を帰る。
「どうしたの?」
「道を歩いていたら、いきなり車に引っ張り込まれて。山道に来てから脱がされそうになって。車は走っていたんですけれど、飛び降りたんです。丁度カーブがきつくてゆっくりだったから」
「そうなんだ。よく逃げた。偉い」
落ち着かすためにも、彼女を褒める。
「怖くて、真っ直ぐ山の中へ入ったら、結構角度がキツくて落ちちゃって。こんな格好に」
上に着ていた薄手のサマーセータは大きく破れて、キャミソールは片側ひもがちぎれて、ブラが見えている。
「あーうん。バスタオルでもあればよかったんだけど」
後ろを見ていて、俺のパーカーを見つけたらしい。
「このパーカー、お借りしても良いですか?」
「そんなもの、あったっけ?」
自分も覚えていなかったが、後部座席に積んであったらしい。
「あるんなら良いよ」
そう言って走っていると、黒のワンボックスが偉い勢いで強引に抜いてきて、前で止まる。
「あの車。逃げて」
だがでかいのが、斜めに止まっていて抜くことができない。
男達と一緒に、出てきた女。
「?」
鍵は閉めているが、窓を開け声をかける。
「久美子? その人達、連れか? こんな所で何を」
そこまで言った瞬間、すごい勢いで逃げた。
男達を残したまま、車で。
「あいつ、免許持っていないだろうに」
男達は、行ってしまった車を見ながら、固まっていたので、むろん放っといて、久美子を追いかける。
だけど、いつまで経っても見つからなかった。
知り合いでも、罪は罪。
彼女を連れて、警察に行き、ドライブレコーダーの映像も渡す。
こっちへ向かって来ていた男達の顔と、車の車種にナンバープレート。
きっちりと写っている。
そうして、彼女を家まで送り、家を知られていると困るから、ホテルに泊まって貰う。明日になったら、友人のうちへ行くとのことだ。
そして、うちへ帰って、隣のチャイムを押すが、出てこない。
合鍵は持っているからどうしようかと思ったが、警察さんが来ても面倒だし、ベランダから覗く。
いる様子が無い。
そうしていると、おじさん。弥美のお父さんから、着信が入る。
「久美子が事故をしたらしい」
あわてていたが、話の内容は、免許が無いはずなのに車を運転して、道を外れ、河原まで十メートル近く落ち、シートベルトをしていなくって、途中で車外に放り出されて、結構ひどい状態らしい。
息はまだあるので、病院へ行くとのこと。
大きな大学病院へ、ヘリで運ばれたようだ。
結局、息を引き取ったが、ごめんと言っていた。
だがその暴露内容は、おじさんと二人。あっけにとられた。
繰り返された言葉。
「芳雄ちゃんに、色目を使う女は全部反省させたから。二度と声なんかかけさせない」
そんな言葉を繰り返していた。
「つまり、車の横で泣いてた奴らは、余罪があるという事だね」
ベコベコに潰れた車の横で泣いていた奴ら。
カメラに写っていた奴らは、彼女に言われ、本人達は仕方なくと言っていたが、他にも繰り返していたようだ。
むろん証拠を撮影していて、日常的にやっていたようだ。
こいつらとの接点は、中学校時代まで遡る。
そして幾人かと、体の関係まであったこと。
「いや、彼達とは、遊びだと言っていたようですが」
「そんな話を聞かされても」
そうとしか言えなかった。
ただ俺の前では、良い彼女だった。
見事に。猫をかぶり騙されて、何も知らず、俺と関わった女の子を不幸にしていた。行き場のない感情と、覚えていないが、被害者達に申し訳ない感情があふれ、俺はしばらく立ち直れなかった。
助けてくれたのは、ひどい目にあったのに許してくれた、池田紗菜ちゃんだった。
彼女のバックや荷物は、車の中から見つかったようだ。
「このひどい状況で、多田野さんまで失うのは辛いです。お詫びと思うなら、付き合ってください」
そう言われて、了承をした。
他の被害者については、教えて貰っていない。
だが、この幸せは良いのだろうかと考えながら、彼女が入れたお茶を飲んでいる。
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お読みくださり、ありがとうございます。
時間が取れず、短編ばかりで申し訳ありません。
そう、だっただ。
本当に偶然。本性を知る。
大学に入り、隣の少し大きい市へ来たため、一人暮らしをしていた。
そしたら、ある日。隣の部屋へ引っ越してきた人間が居た。
幼馴染みの、弥美久美子。
こいつは高校まで同じ学校だったが、入試の際、番号がなかった。
「引っ越してきました。これおそばと、味変に私を召し上がれ」
などと言って、いつものノリで。
後ろで、親父さんが苦笑い。
歳を取って出来た子供で、でれでれで甘やかし放題。
庭に、勉強部屋だと言って、遊び場を作るほどに。
冷暖房完備で、完全防音。
コンテナハウス二階建て。
だが俺は、高校の時に久美子が、やりベアとして、時間いくらかで貸していたことは知っていた。
そう、その辺のことは、ちゃっかりしている。
自分がしたいときには、俺の部屋へ来るし。
そう。高校の時からそういう関係。
だから、大学で番号がなくても、一年くらいは遠恋で良いだろうと話をしていた。
それなのにだ、引っ越して、こちらにある予備校に通うとのことだ。
おじさん、馬鹿おやっぷりを発揮。
俺が横に住んでいれば、安全だろうと。
ちなみに、そういう関係だとは多分知らない。はず。
ガキの頃から中がよく、兄妹のように育った二人。
お互いに一人っ子で、他に遊び相手もいなかったしな。
おばさんの方が若く、色んな点について、説得をしていたようだが。
結局おばさんも、久美子に甘い。
おばさんの若い頃にそっくりで、自分ができなかったことを、させてあげたいとのことだ。
まあ中学校の時に、ふらふらと悪い連中と付き合いがあったりして、他学の奴と、もめたりして、俺もおじさんやおばさんと一緒に叱ったこともあった。
久美子に言わせると奴らのしていたことが、かっこよく面白そうに見えたそうだ。
アニメで、そういうのが流行っていた時代。
現実とが、区別が付かなかったのだろう。
そう、他校の奴らに、一味だと思われ、攫われそうになった。
俺がボコボコに殴られている間に、逃がした。
顔の腫れまくった俺に、謝ってくれて、奴らとは縁を切った。
俺は、多田野芳雄。
中学校の時は、可も無く不可も無く。
高校で少し賢い方に入り、身長も一年で一〇センチ以上伸びた。
卒業の頃には一七五センチなっていたよ。
まあフツメンで、斜め四五度左上から見ると、アイドルに見えるらしいが。
目は一重だし、真っ直ぐ眉毛で輪郭細め。
うーん? アイドル顔かなぁ。
久美子はミドルの髪で、叱られない程度に、軽く色を抜いて首の辺りで、ふわっと巻いて外向けに撥ねさせている。
目はよくいるアーモンド型で、少しアーチに眉を描いている。
アイシャドウとかで、少しクールカジュアル系に仕上げているようだ。
高校は、バイト可だったので、たまーにバイトなんかをしていた。
むろん俺もだが。
ただお互いに親から、一〇三万円だけは超えるなと、口を酸っぱくして言われている。税金が掛かることと、扶養から外れ、手当も四月まで遡ってごっそりと持って行かれるらしい。
「良いか、月に八万だけは絶対に超すな。扶養から外れると、非常に面倒だし、手当も減る。そうすると、働いた分の半分は消えると思え」
そう言われた。
少し誇張だろうと思うが、危険は犯さないのに限る。
そんなある日、町中でやばそうな連中が、他校の学生を囲んで何かをしていたが、俺は関わらないように逃げた。
そこで、久美子の声がしたような気がしたが、絡まれているのは男のようだし、そっとその場を離れる。
後で、「今日あの辺りにいたか?」 そう聞いてみたが、「バイトだったし、いないよ」と言われて納得をする。
まあそれで、いちゃつきながら高校生活が終わり、大学生となる。
そして、おおよそ二月。
六月の初めに、隣に来訪。
うちで、晩飯を作ってくれたり、イチャイチャしたり、まあ楽しく生活をしていた。
そして夏前に、バイト先の女の子、池田紗菜ちゃんから、花火大会に行きませんかと誘われた。
だが、彼女がいるし駄目だと伝えて、断る。
ファミレスだがテーブルを片しているときの、ちょっとした会話だった。
それがあんな事になるなんて。
親に言われて、自分の軽自動車に乗り、山を越え、実家へ向かっていた。
いつも通る道と違い、真っ直ぐ山を抜ける旧街道。
ナビで見て、気になりつい通っていた。
すると、そこに現れた半裸の女の子。
「どわっ」
急ブレーキを踏み。何とか止まり。
顔を見て驚く。
紗菜ちゃんだった。
「どうしたの。大丈夫?」
「助けてください。追いかけてくるかも」
あわてて、彼女を車に乗せる。
Uターンをして、きた道を帰る。
「どうしたの?」
「道を歩いていたら、いきなり車に引っ張り込まれて。山道に来てから脱がされそうになって。車は走っていたんですけれど、飛び降りたんです。丁度カーブがきつくてゆっくりだったから」
「そうなんだ。よく逃げた。偉い」
落ち着かすためにも、彼女を褒める。
「怖くて、真っ直ぐ山の中へ入ったら、結構角度がキツくて落ちちゃって。こんな格好に」
上に着ていた薄手のサマーセータは大きく破れて、キャミソールは片側ひもがちぎれて、ブラが見えている。
「あーうん。バスタオルでもあればよかったんだけど」
後ろを見ていて、俺のパーカーを見つけたらしい。
「このパーカー、お借りしても良いですか?」
「そんなもの、あったっけ?」
自分も覚えていなかったが、後部座席に積んであったらしい。
「あるんなら良いよ」
そう言って走っていると、黒のワンボックスが偉い勢いで強引に抜いてきて、前で止まる。
「あの車。逃げて」
だがでかいのが、斜めに止まっていて抜くことができない。
男達と一緒に、出てきた女。
「?」
鍵は閉めているが、窓を開け声をかける。
「久美子? その人達、連れか? こんな所で何を」
そこまで言った瞬間、すごい勢いで逃げた。
男達を残したまま、車で。
「あいつ、免許持っていないだろうに」
男達は、行ってしまった車を見ながら、固まっていたので、むろん放っといて、久美子を追いかける。
だけど、いつまで経っても見つからなかった。
知り合いでも、罪は罪。
彼女を連れて、警察に行き、ドライブレコーダーの映像も渡す。
こっちへ向かって来ていた男達の顔と、車の車種にナンバープレート。
きっちりと写っている。
そうして、彼女を家まで送り、家を知られていると困るから、ホテルに泊まって貰う。明日になったら、友人のうちへ行くとのことだ。
そして、うちへ帰って、隣のチャイムを押すが、出てこない。
合鍵は持っているからどうしようかと思ったが、警察さんが来ても面倒だし、ベランダから覗く。
いる様子が無い。
そうしていると、おじさん。弥美のお父さんから、着信が入る。
「久美子が事故をしたらしい」
あわてていたが、話の内容は、免許が無いはずなのに車を運転して、道を外れ、河原まで十メートル近く落ち、シートベルトをしていなくって、途中で車外に放り出されて、結構ひどい状態らしい。
息はまだあるので、病院へ行くとのこと。
大きな大学病院へ、ヘリで運ばれたようだ。
結局、息を引き取ったが、ごめんと言っていた。
だがその暴露内容は、おじさんと二人。あっけにとられた。
繰り返された言葉。
「芳雄ちゃんに、色目を使う女は全部反省させたから。二度と声なんかかけさせない」
そんな言葉を繰り返していた。
「つまり、車の横で泣いてた奴らは、余罪があるという事だね」
ベコベコに潰れた車の横で泣いていた奴ら。
カメラに写っていた奴らは、彼女に言われ、本人達は仕方なくと言っていたが、他にも繰り返していたようだ。
むろん証拠を撮影していて、日常的にやっていたようだ。
こいつらとの接点は、中学校時代まで遡る。
そして幾人かと、体の関係まであったこと。
「いや、彼達とは、遊びだと言っていたようですが」
「そんな話を聞かされても」
そうとしか言えなかった。
ただ俺の前では、良い彼女だった。
見事に。猫をかぶり騙されて、何も知らず、俺と関わった女の子を不幸にしていた。行き場のない感情と、覚えていないが、被害者達に申し訳ない感情があふれ、俺はしばらく立ち直れなかった。
助けてくれたのは、ひどい目にあったのに許してくれた、池田紗菜ちゃんだった。
彼女のバックや荷物は、車の中から見つかったようだ。
「このひどい状況で、多田野さんまで失うのは辛いです。お詫びと思うなら、付き合ってください」
そう言われて、了承をした。
他の被害者については、教えて貰っていない。
だが、この幸せは良いのだろうかと考えながら、彼女が入れたお茶を飲んでいる。
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お読みくださり、ありがとうございます。
時間が取れず、短編ばかりで申し訳ありません。
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