54 / 232
性の不一致(裕也と莉尽)
第1話 裕也と莉尽
しおりを挟む
朝目が覚める。
すぐ横で、アラームが鳴っているのは分かる。
だが目を開けると暗く、暖かい。
目の前に、うっすら見える白い布。
状況を把握。
ガシッと目の前にある肉の塊を掴み、白い布の真ん中に息を吹き込む。
「ひゃん」
そんな声が聞こえ、視界が開ける。
目の前にあったのは、莉尽(りつ)のパンツ。中身入り。
俺の顔は、スカートに被われていた。
「朝っぱらから、人の顔をスカートの中に入れて、何で俺はパンツを脱がされているんだ?」
「この前、見てたら、顔を蹴ったじゃない」
「当たり前だ」
こいつは、幼馴染みの田邊莉尽九月生まれで、誕生日が来ていないから15歳。
俺は、六月が誕生日で16歳。
こいつが、こんなにもナニに興味を持ったのは、二週間ほど前。
「あのね、おしっこをするときに痛いのよ」
人が一生懸命宿題をしていたら、トイレから帰ってきた途端にそんなことを言う。
「バッチイ手で、触ったんじゃないのか?」
「触ったけれど、ばっちくないよ。あっ、トイレで拭くときに失敗したかも」
女の子は拭くとき、前から後ろが鉄則らしい。
兄妹同然に育って来て、その辺りはあけすけ。恥じらいもしない。
こいつは、小学校五年くらいまでお父さんが居た。
その頃には、毎日のように両親は喧嘩をしていたらしい。
俺には信じられなかった。
だってこいつのお父さんは、莉尽に性格がそっくりで、どちらかというと優しく。ぼへーとした感じだった。それが毎日、怒って喧嘩?
俺には、理解できなかった。
元々、莉尽のお母さんは看護師さんで、働いていた。
給料もお父さんより多かったようで、さらにおじさんは小さくなっていたと思う。
その後、お母さんが夜勤の時には、夜中まで家に入り浸り、勉強と称してゲームをしたり漫画を読みあさったりして過ごす。
莉尽は、勉強が嫌い。だが、変な奴らと連むこともなくちょっとボヘーとしている。
本人に言わせると、俺の前だけだと言っているが、学校でもあまり変わりがない。
ぼへっと加減では、ピカイチで、あれは中学一年生の時だったと思う。
「ねえねえ。凄い発見」
そう言って嬉しそうに教室に居るときに言ってきた。
「学校帰りに寄るから、見せてあげる」
学校で、保健体育の特別授業があって、性交とと避妊について、女子だけ集めて授業があったようだ。
その時、図を見て自分の股間を触り電気が走ったようだ。
普段体を洗うときにも触れるが、ナイロンタオルのため痛かったのそう言っていた。それから後、洗うのに指で洗うと気持ちが良いことを知って、猿になったようだ。
まあそれで、学校帰りに、わざわざ俺に見せびらかしに来たと言うことだ。
恥じらいもなく、下着を脱いで見せ始める。
「此処のね、出っ張りが良いのよ。こう、挟む感じで」
そう言って、自身が満足するまで、ずっと見せられた。
まだその頃、俺は発育が遅く、精通も来ていなかったと思う。
それからしばらく、俺の部屋でもしていたが、あるときから恥ずかしいことだと知ったようでしなくなった。
それでまあ、尿道炎か膀胱炎。手で触って、なったんじゃないかと言ったわけだ。
俺は、中学三年の時猿になって、尿道炎になった事がある。
「おばさんが夜勤だろ。行って薬貰うか」
「うん。凄くいたいの、おしっこもちょっとしか出ないし」
そう言って、泣きそうな顔になる。
そうして、病院へ行く。
だが、当然玄関は閉まっている。
此処は入院施設があるわけではなく、在宅の患者さんを抱えている。
そのため、連絡や予約があれば出かける。
普通は、寝ていれば良いらしい。
「寝ちゃったのかなぁ。あっあそこ電気が点いてる」
窓にはブラインドが下がっているが、隙間から明かりが見える。
そっと二人で、のぞき込む。
が、おばさん居たけど服を着ず、変わった椅子にベルトで固定されたいた。
お尻に、管が刺さっていて、大きな注射器で何かを入れられていた。
無論。これは見てはいけないものだと思ったが、俺も莉尽も目が離せなかった。
やがて、ホースが外され何か黒い栓がされる。
おばさんは、二十二歳くらいで莉尽を生んだ。
まだ四十歳前。
手前に居た人、あれは先生。若先生かな。
大きくなったそれを、おばさんにねじ込む。
莉尽がぼやく。
「あんなの入るんだ」
やがて、行為は進み。動きが止まる。
流れ出る、白いもの。
そして、栓を抜くと、吹き出してくる透明な液体。
おばさんは、汗をかき。びっしょり。
そしてまた、別のうねうねする機械をねじ込まれていた。
だが嫌がってはおらず。むしろ嬉しそう。
そして、医者は、おばさんに自分の物を咥えさせる。
そこまで、見て。莉尽を引っ張り家へと帰る。
色々見た物が、現実離れしてショックだった。
ただ莉尽は、じっと何かを考えていたが。
まあそれからだ、こいつが人の物に興味を持ちだしたのは。
何とか家に帰って、去年貰った、薬を思い出し見つけた。
多分抗生物質だろう。
飲ませて、痛みが引かなければ、明日おばさんに言えば良いだろう。
だが俺が見てもショックだった光景。莉尽はどう思ったのだろう。
だがそれは、こいつには杞憂だった。
「ゆうくん。見た? 凄かったねえ。お母さん気持ちよさそうだった。凄く嬉しそうだった」
「はっ??」
「えー思わなかった。あんなに髪の毛振り乱して、よだれまで垂らしていた。あのお尻の栓抜く前は辛そうだったけど」
「それ見たこと、絶対おばさんに言うなよ」
「さすがに言わないよ。きっと恥ずかしいだろうし。私が、自分でしているのをゆうくんに見せていたのと同じだもんね。あれ、ゆうくんのことを好きって分かったら、急に恥ずかしくなっちゃって」
「はっ??」
「えっ??」
急にオロオロし始める、莉尽。
「好き? 誰が誰を?」
「えっ私。言っちゃった? 嘘? あうー」
そう言って、真っ赤になって、うつむく莉尽。
そうして、放心状態の俺に。「ゆうくん好きなの」そう言い放ち、歯のぶち当たる、熱烈なキスをして、真っ赤な顔のまま帰って行った。
すぐ横で、アラームが鳴っているのは分かる。
だが目を開けると暗く、暖かい。
目の前に、うっすら見える白い布。
状況を把握。
ガシッと目の前にある肉の塊を掴み、白い布の真ん中に息を吹き込む。
「ひゃん」
そんな声が聞こえ、視界が開ける。
目の前にあったのは、莉尽(りつ)のパンツ。中身入り。
俺の顔は、スカートに被われていた。
「朝っぱらから、人の顔をスカートの中に入れて、何で俺はパンツを脱がされているんだ?」
「この前、見てたら、顔を蹴ったじゃない」
「当たり前だ」
こいつは、幼馴染みの田邊莉尽九月生まれで、誕生日が来ていないから15歳。
俺は、六月が誕生日で16歳。
こいつが、こんなにもナニに興味を持ったのは、二週間ほど前。
「あのね、おしっこをするときに痛いのよ」
人が一生懸命宿題をしていたら、トイレから帰ってきた途端にそんなことを言う。
「バッチイ手で、触ったんじゃないのか?」
「触ったけれど、ばっちくないよ。あっ、トイレで拭くときに失敗したかも」
女の子は拭くとき、前から後ろが鉄則らしい。
兄妹同然に育って来て、その辺りはあけすけ。恥じらいもしない。
こいつは、小学校五年くらいまでお父さんが居た。
その頃には、毎日のように両親は喧嘩をしていたらしい。
俺には信じられなかった。
だってこいつのお父さんは、莉尽に性格がそっくりで、どちらかというと優しく。ぼへーとした感じだった。それが毎日、怒って喧嘩?
俺には、理解できなかった。
元々、莉尽のお母さんは看護師さんで、働いていた。
給料もお父さんより多かったようで、さらにおじさんは小さくなっていたと思う。
その後、お母さんが夜勤の時には、夜中まで家に入り浸り、勉強と称してゲームをしたり漫画を読みあさったりして過ごす。
莉尽は、勉強が嫌い。だが、変な奴らと連むこともなくちょっとボヘーとしている。
本人に言わせると、俺の前だけだと言っているが、学校でもあまり変わりがない。
ぼへっと加減では、ピカイチで、あれは中学一年生の時だったと思う。
「ねえねえ。凄い発見」
そう言って嬉しそうに教室に居るときに言ってきた。
「学校帰りに寄るから、見せてあげる」
学校で、保健体育の特別授業があって、性交とと避妊について、女子だけ集めて授業があったようだ。
その時、図を見て自分の股間を触り電気が走ったようだ。
普段体を洗うときにも触れるが、ナイロンタオルのため痛かったのそう言っていた。それから後、洗うのに指で洗うと気持ちが良いことを知って、猿になったようだ。
まあそれで、学校帰りに、わざわざ俺に見せびらかしに来たと言うことだ。
恥じらいもなく、下着を脱いで見せ始める。
「此処のね、出っ張りが良いのよ。こう、挟む感じで」
そう言って、自身が満足するまで、ずっと見せられた。
まだその頃、俺は発育が遅く、精通も来ていなかったと思う。
それからしばらく、俺の部屋でもしていたが、あるときから恥ずかしいことだと知ったようでしなくなった。
それでまあ、尿道炎か膀胱炎。手で触って、なったんじゃないかと言ったわけだ。
俺は、中学三年の時猿になって、尿道炎になった事がある。
「おばさんが夜勤だろ。行って薬貰うか」
「うん。凄くいたいの、おしっこもちょっとしか出ないし」
そう言って、泣きそうな顔になる。
そうして、病院へ行く。
だが、当然玄関は閉まっている。
此処は入院施設があるわけではなく、在宅の患者さんを抱えている。
そのため、連絡や予約があれば出かける。
普通は、寝ていれば良いらしい。
「寝ちゃったのかなぁ。あっあそこ電気が点いてる」
窓にはブラインドが下がっているが、隙間から明かりが見える。
そっと二人で、のぞき込む。
が、おばさん居たけど服を着ず、変わった椅子にベルトで固定されたいた。
お尻に、管が刺さっていて、大きな注射器で何かを入れられていた。
無論。これは見てはいけないものだと思ったが、俺も莉尽も目が離せなかった。
やがて、ホースが外され何か黒い栓がされる。
おばさんは、二十二歳くらいで莉尽を生んだ。
まだ四十歳前。
手前に居た人、あれは先生。若先生かな。
大きくなったそれを、おばさんにねじ込む。
莉尽がぼやく。
「あんなの入るんだ」
やがて、行為は進み。動きが止まる。
流れ出る、白いもの。
そして、栓を抜くと、吹き出してくる透明な液体。
おばさんは、汗をかき。びっしょり。
そしてまた、別のうねうねする機械をねじ込まれていた。
だが嫌がってはおらず。むしろ嬉しそう。
そして、医者は、おばさんに自分の物を咥えさせる。
そこまで、見て。莉尽を引っ張り家へと帰る。
色々見た物が、現実離れしてショックだった。
ただ莉尽は、じっと何かを考えていたが。
まあそれからだ、こいつが人の物に興味を持ちだしたのは。
何とか家に帰って、去年貰った、薬を思い出し見つけた。
多分抗生物質だろう。
飲ませて、痛みが引かなければ、明日おばさんに言えば良いだろう。
だが俺が見てもショックだった光景。莉尽はどう思ったのだろう。
だがそれは、こいつには杞憂だった。
「ゆうくん。見た? 凄かったねえ。お母さん気持ちよさそうだった。凄く嬉しそうだった」
「はっ??」
「えー思わなかった。あんなに髪の毛振り乱して、よだれまで垂らしていた。あのお尻の栓抜く前は辛そうだったけど」
「それ見たこと、絶対おばさんに言うなよ」
「さすがに言わないよ。きっと恥ずかしいだろうし。私が、自分でしているのをゆうくんに見せていたのと同じだもんね。あれ、ゆうくんのことを好きって分かったら、急に恥ずかしくなっちゃって」
「はっ??」
「えっ??」
急にオロオロし始める、莉尽。
「好き? 誰が誰を?」
「えっ私。言っちゃった? 嘘? あうー」
そう言って、真っ赤になって、うつむく莉尽。
そうして、放心状態の俺に。「ゆうくん好きなの」そう言い放ち、歯のぶち当たる、熱烈なキスをして、真っ赤な顔のまま帰って行った。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる