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おバカな二人。その顛末。(信二とみゆき)
第5話 顛末
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翌日、喪失感を抱えたまま学校へ行く。
何があっても、実習のリポートは出さねばいけない。
班全体の減点となってしまう。
そうして、授業が始まる少し前。
携帯に、アラートが点滅する。
ブラウザを開き、ヘッドホンを装着。
アラートは、小熊さんから。
接続。
ポチッとな。
「ちょっとどういう事よ。軽腰くん入院しちゃったわよ。一体何したの?」
ゆうことか、言う奴かな?
「何したの? じゃないわよ。あんなのほとんどレイプだわ。むちゃくちゃ痛かったし」
「えっ。そうなの? 慣れてるって、普段から豪語してたのに」
「なに? 知っていたわけじゃないの?」
「あーうん。話だけ。みゆきのことを言ったら任せろって、のりのりで。つい。じゃあ紹介するねって」
「ひど」
「じゃあ別の人、しょうかい……」
「いや。もう懲りた。どうせ痛いのなら。我慢する」
なんて言う感じの会話。
俺は、接続を切る。
そして、一週空き翌週の週末。土曜日。
着信が入る。
「助けて、信二ぃ」
「はぁっ。何処にいるんだ?」
不思議なことに、焦りや心配が湧いてこない。
いつもなら、焦燥感が湧いてきていたのに。
「ここはねえ。○○町のorz26番」
「分かった。待ってろ」
さっき言った番号は、電信柱の番号。
無料の検索サイトがある。
まあ俺の場合、なくても分かるんだけどね。
ぷらぷらと出かける。
現場に着くと、スマホを見ながら、みゆきが待っていた。
「おつかれ。ごめんね」
いつもの対応。
その笑顔を見たとき、俺の心に重い物がたまる。
それを強制的に否定し、手をつなぎ。
みゆきの家に向かって、歩き始める。
「ねえ。この先に新しいお店が出来てるの。行かない?」
「行かない」
「えぇー。行かないの?」
「ああ。うろうろしないで、さっさと帰れ」
「ちぇー。つまんないの」
家に着き。きびすを返そうとするが、手が握られる。
「今日お父さん達、お買い物で遅くなるの。ちょっと遊ぼうよ」
そう言って、ぐいぐい引っ張られる。
なんだ、この力は?
玄関から引っ張り込まれ、部屋へと向かう。
見慣れた景色だが、どんどん心が重くなる。
部屋のドアが、開かれ、部屋に入る。
その瞬間。
いつもと違う動悸が、俺を襲う。
「くっ」
逃げちゃ駄目だ。
そして、ぽすっとベッドに座る。
正面に、親熊さんが、こっちをじっと見ている。
横に座った、みゆきが
「ねえ。ちょっと試してみたいの。絶対元気になるから」
そう言って、俺にしなだれかかってくる。
何だ、胃液が持ち上がってくる。
思わず、口を押さえる。
その様子に気がついたのか、
「どうしたの? 気持ち悪いの」
と聞いてこられ、俺は思わず言ってしまう。
「男の匂いがする。気持ち悪い。近寄るな」
そんな言葉を。
それまで、何か企み。ウキウキだったみゆきが固まる。
手元から、避妊具が床に落ちる。
思わず枚数を数えそうになりながら、避妊具から目線をずらし。
立ち上がる。
部屋から出て、そのまま家へと帰る。
うん。それで今まで回想していた。
それでさっき、年賀状の大作を書くことを、決めたところだな。
「はあ。自分のためにしてくれた事。気にしなければ良いじゃないかという自分と、奴は汚れてしまったという自分が、さっきから、別空間で戦闘中なんだよな」
同じ自分だから、強くなればもう一人も強くなる。
モードが変わって、髪の色が変わっても、すぐにもう一人も進化する。
答えが出せないまま、月日は流れ。
なぜか俺は、親に文句を言われながら、私大の工業系に通っていた。
非常に、学費が高いそうだ。
通っていた工業高校って、必須教科がたりない。
つまり未履修教科があるから、国立に行けないというか、共通テストでは受からないって言われたんだよ。
あの後、高校時代。
バイト先の子とか、幾人か付き合い。
奴じゃない相手だと、恐怖心がなく普通に経験できた。
ただ、続かなかった。
良い子もいたよ。
俺にはもったいないくらい。
何だろう。
庇護欲を刺激しないというか、俺がいなきゃな駄目というか、そんな物をなぜか求めている? 俺は少しゆがんでいるのかもしれない。
そんな生活をして、大学卒業後。
精密機械メーカーへ就職した。
担当教授は、すごく惜しんでくれたよ。
先生が研究中の、老人徘徊防止タグについて、俺はずいぶん役に立った。
だが、幾つもの機能の中で、正規の製品で、ハッキングツールは組み込めず諦めたそうだ。何で組み込もうと思ったのか?
謎だ。
まあ通信用SIMが、小型化にネックとなると、ぼやいていたから、その辺りかな?
暗号解析については、今までと違い。
俺の造ったアルゴリズムは、暗号解析がずば抜けて早く。
マイニングにも応用できると、改造を頼まれていた。
当然そんな物、半年でできるわけがない。
院へおいでと言われたが、親から、もうやめてくれと言われて、就職した。
そんな事はさておき、入社してすぐ。
俺は一人の女の子が、気になり始めた。
その子は、頻繁にここ何処ですか? と迷っていた。
一般の営業部は、建物が違う。
2階の通路を渡ってこないと、開発部には来られない。
そのはずなのに、迷ってくる。
一瞬、あいつかと思ったが、名前が違った。
彷世さんと言うらしい。
世をさまようには、ぴったりな名前だ。
きっとご先祖様から、彷徨っていたのだろう。
ある日、声をかけられる。
「ごめんなさい。△△町が分かるなら、送ってくださいませんか?」
思わず、なんだこいつと思ったが、帰っても暇なので
「良いよ」
と返事をする。
帰る途中、だんまりを決められていたが、
「如月さんて、誰か付き合っている方はいます?」
突然、何もかもすっ飛ばした質問がやってくる。
「いや別にいないよ」
「やっぱり」
あ゛あ゛っ? 思わず顔に出たかもしれない。
「ああ。ここからなら、何とか分かります」
そう言うので、
「それじゃあ」
と言って、帰ろうとしたが。
「ごめんなさい。今日は逃げないで、と言うか。逃がさない」
そう言って、手を握られる。
「はっ?」
と答えるが、手を握られ、ずんずんと進んでいく。
見慣れた家へと。
片手で器用に、家の鍵を開け。
ずんずんと、中へ入っていく。
ああ見慣れた景色。
あのとき感じていた気持ち悪さも、重い感じも今は出ない。
年月が、俺を癒やしてくれたのか?
ベッドへ押し倒され、俺の胸に奴は顔を埋め。
ぐりぐりとマーキングする。
きっと、俺のネクタイとYシャツは、化粧と口紅がべったりだろう。
なんだか、途中で泣いていたらしく、化粧が濡れ広がり、アイライナーの黒が際立つ立派な妖怪になった顔は、あいつの顔だ。
「ごべんなざい。じんじのきぼじもがんがえず。ほかのおどこの人にだかれまじだ。ごべん」
そう言いながら、またズリズリを始めた。
あれから色々と経験を積んだおかげか、別に怒りも湧いてこない。
力を抜き、寝転がっていると、
「おい。何やってんだ」
こいつ顔はまだ埋めているが、手は人のズボンを脱がし始めた。
当然昔と違い、普通に反応もする。
それを確認した瞬間。一瞬動きが止まったが、俺の上に乗ってくる。
「馬鹿。まだ準備も出来ていないだろ。それじゃあ、きっと痛い」
そう言ったが、かまわず行動。
「えへっ。やっと出来た。準備は帰る途中から、もう私。我慢が出来なくて…… ただ。やっぱり、少し痛いけど大丈夫」
そう言って、またがっている。
それでまあ話をすると、お父さんは、みゆきが高校を卒業した時「疲れた」と言って、出て行ったそうだ。
お母さんの姓が、彷世と言うそうだ。
それで、あの後。
別の子に相談して、思いっきり叱れ。
逆の立場で、俺がもし他の女と練習して、あんたは平気かと言われて、理解したそうだ。
立つ瀬がなく、連絡も取れず。時間が過ぎた。
誰とも付き合わず、居たそうだ。
それでまあ、就職先は偶然。
お父さんが家を出て、まあお金はあったが、伝手で就職して今に至ると。
会社の建物くらいは、それなりに覚えているのだが、幻のように俺を見かけ、追いかけた様だ。
高校の時から、身長も10cm以上も伸び、下ろしていた前髪も今は上げている。
それでも己の勘と、確信を持って探した。
それで、開発部に入り込み。
迷ったそうだ。
そして、今日。声をかけた。
と言う事らしい。
「どうして、今日なんだ?」
「えへっ。今日。危険日だから」
「そうか。良かったな」
そう。こいつの、隠し属性。
道に迷うという所に、目が行きそうだが、実は思い込んだら一直線。
私がこの道を選んだから、正しいと言って間違える。
それで、義父と義母もよく言い合っているのを見た。
その時、俺が間に入り、義母さん間違えてますと指摘して……。
高校卒業の時。離婚?
ひょっとして俺のせいか?
---------------------------------------------------------------
お読みくださりありがとうございます。
このシリーズで、初のハッピーエンド?
まだ分かりませんけどね。
流れで話を考えると、どんどんダークな方に落ちていくので、ちょっと引き上げました。
主人公の一瞬垣間見せたNTR属性ですが、あれは客観的にビデオを見たせいで、他の子と付き合っときは、モロ浮気現場で症状は出なかったようです。
では、またの話で。
何があっても、実習のリポートは出さねばいけない。
班全体の減点となってしまう。
そうして、授業が始まる少し前。
携帯に、アラートが点滅する。
ブラウザを開き、ヘッドホンを装着。
アラートは、小熊さんから。
接続。
ポチッとな。
「ちょっとどういう事よ。軽腰くん入院しちゃったわよ。一体何したの?」
ゆうことか、言う奴かな?
「何したの? じゃないわよ。あんなのほとんどレイプだわ。むちゃくちゃ痛かったし」
「えっ。そうなの? 慣れてるって、普段から豪語してたのに」
「なに? 知っていたわけじゃないの?」
「あーうん。話だけ。みゆきのことを言ったら任せろって、のりのりで。つい。じゃあ紹介するねって」
「ひど」
「じゃあ別の人、しょうかい……」
「いや。もう懲りた。どうせ痛いのなら。我慢する」
なんて言う感じの会話。
俺は、接続を切る。
そして、一週空き翌週の週末。土曜日。
着信が入る。
「助けて、信二ぃ」
「はぁっ。何処にいるんだ?」
不思議なことに、焦りや心配が湧いてこない。
いつもなら、焦燥感が湧いてきていたのに。
「ここはねえ。○○町のorz26番」
「分かった。待ってろ」
さっき言った番号は、電信柱の番号。
無料の検索サイトがある。
まあ俺の場合、なくても分かるんだけどね。
ぷらぷらと出かける。
現場に着くと、スマホを見ながら、みゆきが待っていた。
「おつかれ。ごめんね」
いつもの対応。
その笑顔を見たとき、俺の心に重い物がたまる。
それを強制的に否定し、手をつなぎ。
みゆきの家に向かって、歩き始める。
「ねえ。この先に新しいお店が出来てるの。行かない?」
「行かない」
「えぇー。行かないの?」
「ああ。うろうろしないで、さっさと帰れ」
「ちぇー。つまんないの」
家に着き。きびすを返そうとするが、手が握られる。
「今日お父さん達、お買い物で遅くなるの。ちょっと遊ぼうよ」
そう言って、ぐいぐい引っ張られる。
なんだ、この力は?
玄関から引っ張り込まれ、部屋へと向かう。
見慣れた景色だが、どんどん心が重くなる。
部屋のドアが、開かれ、部屋に入る。
その瞬間。
いつもと違う動悸が、俺を襲う。
「くっ」
逃げちゃ駄目だ。
そして、ぽすっとベッドに座る。
正面に、親熊さんが、こっちをじっと見ている。
横に座った、みゆきが
「ねえ。ちょっと試してみたいの。絶対元気になるから」
そう言って、俺にしなだれかかってくる。
何だ、胃液が持ち上がってくる。
思わず、口を押さえる。
その様子に気がついたのか、
「どうしたの? 気持ち悪いの」
と聞いてこられ、俺は思わず言ってしまう。
「男の匂いがする。気持ち悪い。近寄るな」
そんな言葉を。
それまで、何か企み。ウキウキだったみゆきが固まる。
手元から、避妊具が床に落ちる。
思わず枚数を数えそうになりながら、避妊具から目線をずらし。
立ち上がる。
部屋から出て、そのまま家へと帰る。
うん。それで今まで回想していた。
それでさっき、年賀状の大作を書くことを、決めたところだな。
「はあ。自分のためにしてくれた事。気にしなければ良いじゃないかという自分と、奴は汚れてしまったという自分が、さっきから、別空間で戦闘中なんだよな」
同じ自分だから、強くなればもう一人も強くなる。
モードが変わって、髪の色が変わっても、すぐにもう一人も進化する。
答えが出せないまま、月日は流れ。
なぜか俺は、親に文句を言われながら、私大の工業系に通っていた。
非常に、学費が高いそうだ。
通っていた工業高校って、必須教科がたりない。
つまり未履修教科があるから、国立に行けないというか、共通テストでは受からないって言われたんだよ。
あの後、高校時代。
バイト先の子とか、幾人か付き合い。
奴じゃない相手だと、恐怖心がなく普通に経験できた。
ただ、続かなかった。
良い子もいたよ。
俺にはもったいないくらい。
何だろう。
庇護欲を刺激しないというか、俺がいなきゃな駄目というか、そんな物をなぜか求めている? 俺は少しゆがんでいるのかもしれない。
そんな生活をして、大学卒業後。
精密機械メーカーへ就職した。
担当教授は、すごく惜しんでくれたよ。
先生が研究中の、老人徘徊防止タグについて、俺はずいぶん役に立った。
だが、幾つもの機能の中で、正規の製品で、ハッキングツールは組み込めず諦めたそうだ。何で組み込もうと思ったのか?
謎だ。
まあ通信用SIMが、小型化にネックとなると、ぼやいていたから、その辺りかな?
暗号解析については、今までと違い。
俺の造ったアルゴリズムは、暗号解析がずば抜けて早く。
マイニングにも応用できると、改造を頼まれていた。
当然そんな物、半年でできるわけがない。
院へおいでと言われたが、親から、もうやめてくれと言われて、就職した。
そんな事はさておき、入社してすぐ。
俺は一人の女の子が、気になり始めた。
その子は、頻繁にここ何処ですか? と迷っていた。
一般の営業部は、建物が違う。
2階の通路を渡ってこないと、開発部には来られない。
そのはずなのに、迷ってくる。
一瞬、あいつかと思ったが、名前が違った。
彷世さんと言うらしい。
世をさまようには、ぴったりな名前だ。
きっとご先祖様から、彷徨っていたのだろう。
ある日、声をかけられる。
「ごめんなさい。△△町が分かるなら、送ってくださいませんか?」
思わず、なんだこいつと思ったが、帰っても暇なので
「良いよ」
と返事をする。
帰る途中、だんまりを決められていたが、
「如月さんて、誰か付き合っている方はいます?」
突然、何もかもすっ飛ばした質問がやってくる。
「いや別にいないよ」
「やっぱり」
あ゛あ゛っ? 思わず顔に出たかもしれない。
「ああ。ここからなら、何とか分かります」
そう言うので、
「それじゃあ」
と言って、帰ろうとしたが。
「ごめんなさい。今日は逃げないで、と言うか。逃がさない」
そう言って、手を握られる。
「はっ?」
と答えるが、手を握られ、ずんずんと進んでいく。
見慣れた家へと。
片手で器用に、家の鍵を開け。
ずんずんと、中へ入っていく。
ああ見慣れた景色。
あのとき感じていた気持ち悪さも、重い感じも今は出ない。
年月が、俺を癒やしてくれたのか?
ベッドへ押し倒され、俺の胸に奴は顔を埋め。
ぐりぐりとマーキングする。
きっと、俺のネクタイとYシャツは、化粧と口紅がべったりだろう。
なんだか、途中で泣いていたらしく、化粧が濡れ広がり、アイライナーの黒が際立つ立派な妖怪になった顔は、あいつの顔だ。
「ごべんなざい。じんじのきぼじもがんがえず。ほかのおどこの人にだかれまじだ。ごべん」
そう言いながら、またズリズリを始めた。
あれから色々と経験を積んだおかげか、別に怒りも湧いてこない。
力を抜き、寝転がっていると、
「おい。何やってんだ」
こいつ顔はまだ埋めているが、手は人のズボンを脱がし始めた。
当然昔と違い、普通に反応もする。
それを確認した瞬間。一瞬動きが止まったが、俺の上に乗ってくる。
「馬鹿。まだ準備も出来ていないだろ。それじゃあ、きっと痛い」
そう言ったが、かまわず行動。
「えへっ。やっと出来た。準備は帰る途中から、もう私。我慢が出来なくて…… ただ。やっぱり、少し痛いけど大丈夫」
そう言って、またがっている。
それでまあ話をすると、お父さんは、みゆきが高校を卒業した時「疲れた」と言って、出て行ったそうだ。
お母さんの姓が、彷世と言うそうだ。
それで、あの後。
別の子に相談して、思いっきり叱れ。
逆の立場で、俺がもし他の女と練習して、あんたは平気かと言われて、理解したそうだ。
立つ瀬がなく、連絡も取れず。時間が過ぎた。
誰とも付き合わず、居たそうだ。
それでまあ、就職先は偶然。
お父さんが家を出て、まあお金はあったが、伝手で就職して今に至ると。
会社の建物くらいは、それなりに覚えているのだが、幻のように俺を見かけ、追いかけた様だ。
高校の時から、身長も10cm以上も伸び、下ろしていた前髪も今は上げている。
それでも己の勘と、確信を持って探した。
それで、開発部に入り込み。
迷ったそうだ。
そして、今日。声をかけた。
と言う事らしい。
「どうして、今日なんだ?」
「えへっ。今日。危険日だから」
「そうか。良かったな」
そう。こいつの、隠し属性。
道に迷うという所に、目が行きそうだが、実は思い込んだら一直線。
私がこの道を選んだから、正しいと言って間違える。
それで、義父と義母もよく言い合っているのを見た。
その時、俺が間に入り、義母さん間違えてますと指摘して……。
高校卒業の時。離婚?
ひょっとして俺のせいか?
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お読みくださりありがとうございます。
このシリーズで、初のハッピーエンド?
まだ分かりませんけどね。
流れで話を考えると、どんどんダークな方に落ちていくので、ちょっと引き上げました。
主人公の一瞬垣間見せたNTR属性ですが、あれは客観的にビデオを見たせいで、他の子と付き合っときは、モロ浮気現場で症状は出なかったようです。
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