氷の騎士団長様に辞表を叩きつける前にメリッサにはヤらねばならぬことがある

ロロイア王国王宮魔道士メリッサ・リラドールは平民出身の女だからと、貴族出身者で構成された王宮近衛騎士団から雑務を押し付けられている。特に『氷の騎士』と呼ばれる騎士団長ヨル・ファランに至っては鉢合わせる度に「メリッサ・リラドール、私の部下に何の用だ」と難癖をつけられ、メリッサの勤怠と精神状態はブラックを極めていた。そんなときに『騎士団長の娼館通い』というスキャンダルをもみ消せ、という業務が舞い込む。

「し、し、知ったことかぁ!!!」

 徹夜続きのメリッサは退職届を片手に、ブチギレた――これはもう『わからせる』しかない、と。
 社畜ヒロインが暴走し、誤解されがちなヒーローをめちゃくちゃにする、女性優位、男性受けの両片思いラブコメファンタジー。プレイ内容はハードですが、作品テイストはギャグ寄りです。


メリッサ・リラドール
 ヒロイン 26歳 宮廷魔道士
 平民出身 努力と才能で現在の地位についた才女
 他人の思考を読み過ぎて先走る 疲れると暴走しがち



ヨル・ファラン
 ヒーロー 28歳 宮廷付騎士団団長
 大公の長男だが嫡男ではない
 銀髪、水色の瞳のハンサム
 無表情で威圧感がすごい 誤解されがち
24h.ポイント 5,525pt
5
小説 272 位 / 190,628件 恋愛 157 位 / 57,552件

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