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竜胆の日記
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自分としては軽い気持ちで始めたんだ。
少しでも自分の輝ける場所が欲しいと思った。
自分も人気になりたい。そんな気持ちは誰にも負けない。でもそんなことはこの業界ではみんな思ってる。
それでも、人気になるのは極わずか。
どれだけ努力しても一生表には出られないかもしれない。
そう。それが配信者。
私の名前は竜胆。主にゲーム配信をしていた配信者だ。
これでもゲーム配信者としてはトップを争うくらいだった。しかし、人々から注目を浴びだした頃には私は既に配信というものの楽しみを忘れていた。
私が初めて配信というものを始めたのは、ちょうど5年前。まあこの本を読んでる方達からすれば多少のズレが生じるが気にしないでくれ。
そこから少しずつ人気が出始め、トップとなったのは半年前ぐらいだろう。
サボっていたわけでも、気軽にやっていた訳でもない。私は常に試行錯誤をしながら全力で配信をしていた。
当時は配信仲間も大勢居たし、互いに切磋琢磨しながら頑張っていた。しかし私がトップの配信者になる頃には50人は居たであろう仲間も気づけば誰一人として消えていた。
配信は弱肉強食であり、自分自身の戦いである。軽い気持ちで有名になれるほどこの業界は甘くない。
しかしながらこれを見てる方に配信をするなと言っている訳では無い。
これから描く私の経験や出来事などを読み、自分への糧になればと思っている。
そして配信をする予定がない方でもこれを読めば少しは何かが変わるかもしれない。
そう思っている。
この話の題名は、そうだな。
『竜胆の日記』にしよう。
せっかくここまで読んでくれた人がいるのだから、さっそく話をしよう。
______高い目標を持つな______
まず1つ目は『高い目標を持つな』である。
これを見たほとんどの方は何を言っているんだと思うはずだが、配信をするにおいてこれはとても大事である。
配信っていうものはいわばゴールが見えないマラソンだ。だが、ゴールというものは自分自身が決めることであるから、無いというわけではない。
これの意味は『ゴールがいつくるか予測出来ない』ということだ。
例えば『YouTubeで登録者100万人』という目標を掲げるとする。
普通に考えれば何年、もしかすると何十年かかるかもしれない目標を、何かがバズりあっという間に達成するかもしれない。
だが、そんなことはほとんど起きることは無いし、目標が高ければ高いほどそれに見合う努力をしなければならない。
先程も説明したが、配信者とはゴールが見えないマラソンだ。マラソンなのに最初から全力疾走なんてしていたらゴールになんてたどり着く前にスタミナが切れてしまう。配信者にとって1番大切なのは次のテーマでもある『気持ちが折れない』ということだ。
マラソンでいうところのスタミナであり、自分の楽なペースで前に進むことが長く配信を楽しめ、メンタル面でも頑張ることができる。
だが、これだけ聞くと案外できそうな気がすると思う。しかし、そんなに甘くはない。
配信はマラソンと同じ。自然と負けたくない相手がでてくるのだ。
それは同じ配信者である。
配信を始めると自分と同じ時期に始めた配信者を見つけることになる。
しかし、同時期に始めたにも関わらず、自分よりも人気になるとやはりライバル心というものが生まれてくる人も少なからずいるはずだ。
その結果、今まで自分のペースを維持していたのに、その相手を追い抜かそうと上げてしまう。
仮にその相手を抜かせてもその為だけにスタミナを消費してしまい、止まってしまう配信者は体感的に7割を締めていると感じる。
これを俗に言う『燃え尽き症候群』だ。
高い目標を持つのはもちろん大事だが、それは最終目標として、とっておくことだ。
RPGなどのゲームでも魔王を倒すという最終目標がありながら、その過程でさまざまな難関を乗り越えてたどり着くことが出来る。
まずは自分が半年以内に達成できそうな目標を決め、成長していくことが最終目標にたどり着ける近道かもしれない
少しでも自分の輝ける場所が欲しいと思った。
自分も人気になりたい。そんな気持ちは誰にも負けない。でもそんなことはこの業界ではみんな思ってる。
それでも、人気になるのは極わずか。
どれだけ努力しても一生表には出られないかもしれない。
そう。それが配信者。
私の名前は竜胆。主にゲーム配信をしていた配信者だ。
これでもゲーム配信者としてはトップを争うくらいだった。しかし、人々から注目を浴びだした頃には私は既に配信というものの楽しみを忘れていた。
私が初めて配信というものを始めたのは、ちょうど5年前。まあこの本を読んでる方達からすれば多少のズレが生じるが気にしないでくれ。
そこから少しずつ人気が出始め、トップとなったのは半年前ぐらいだろう。
サボっていたわけでも、気軽にやっていた訳でもない。私は常に試行錯誤をしながら全力で配信をしていた。
当時は配信仲間も大勢居たし、互いに切磋琢磨しながら頑張っていた。しかし私がトップの配信者になる頃には50人は居たであろう仲間も気づけば誰一人として消えていた。
配信は弱肉強食であり、自分自身の戦いである。軽い気持ちで有名になれるほどこの業界は甘くない。
しかしながらこれを見てる方に配信をするなと言っている訳では無い。
これから描く私の経験や出来事などを読み、自分への糧になればと思っている。
そして配信をする予定がない方でもこれを読めば少しは何かが変わるかもしれない。
そう思っている。
この話の題名は、そうだな。
『竜胆の日記』にしよう。
せっかくここまで読んでくれた人がいるのだから、さっそく話をしよう。
______高い目標を持つな______
まず1つ目は『高い目標を持つな』である。
これを見たほとんどの方は何を言っているんだと思うはずだが、配信をするにおいてこれはとても大事である。
配信っていうものはいわばゴールが見えないマラソンだ。だが、ゴールというものは自分自身が決めることであるから、無いというわけではない。
これの意味は『ゴールがいつくるか予測出来ない』ということだ。
例えば『YouTubeで登録者100万人』という目標を掲げるとする。
普通に考えれば何年、もしかすると何十年かかるかもしれない目標を、何かがバズりあっという間に達成するかもしれない。
だが、そんなことはほとんど起きることは無いし、目標が高ければ高いほどそれに見合う努力をしなければならない。
先程も説明したが、配信者とはゴールが見えないマラソンだ。マラソンなのに最初から全力疾走なんてしていたらゴールになんてたどり着く前にスタミナが切れてしまう。配信者にとって1番大切なのは次のテーマでもある『気持ちが折れない』ということだ。
マラソンでいうところのスタミナであり、自分の楽なペースで前に進むことが長く配信を楽しめ、メンタル面でも頑張ることができる。
だが、これだけ聞くと案外できそうな気がすると思う。しかし、そんなに甘くはない。
配信はマラソンと同じ。自然と負けたくない相手がでてくるのだ。
それは同じ配信者である。
配信を始めると自分と同じ時期に始めた配信者を見つけることになる。
しかし、同時期に始めたにも関わらず、自分よりも人気になるとやはりライバル心というものが生まれてくる人も少なからずいるはずだ。
その結果、今まで自分のペースを維持していたのに、その相手を追い抜かそうと上げてしまう。
仮にその相手を抜かせてもその為だけにスタミナを消費してしまい、止まってしまう配信者は体感的に7割を締めていると感じる。
これを俗に言う『燃え尽き症候群』だ。
高い目標を持つのはもちろん大事だが、それは最終目標として、とっておくことだ。
RPGなどのゲームでも魔王を倒すという最終目標がありながら、その過程でさまざまな難関を乗り越えてたどり着くことが出来る。
まずは自分が半年以内に達成できそうな目標を決め、成長していくことが最終目標にたどり着ける近道かもしれない
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