ケモ耳女性達とハーレムライフ

錏陀羅龍

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第五章 姫様と宰相

エリダの密談と発情期セックス計画♡

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 川遊びが終わって、まったりと寛ぎながら、みんなといろんな話をした。
 ライオン族は朝起きられないけど、お寝坊ではないという意味を聞くと、ライオン族は眠りが深く、1度寝てしまうと目が覚めにくい種族らしい。
 だからお寝坊ではなく、種族の特性みたいなものだという。
 それとライオン族は戦闘や狩りに向いている種族なので、男女共に冒険者になる人が多いらしい。

 ユナとアイリの誕生日がたまたま同じ日なので、どうするか聞いてみると、2人共一緒に俺と過ごしたいと言うので、3人でデートするという事で話がまとまった。
 エマちゃんとだけデート出来ないから可哀想だと思っていると、誕生日にたくさん可愛がってもらったし、俺と一緒に居られるから十分だと言われた。
 今日からは、少なくとも夜はユナの家に居るつもりだから、たくさん可愛がってあげよう。

 それからユーリが昨日の誕生日についてみんなに報告していった。
 オーダーメイドの服を注文した話になったので、ユナとエマちゃんの服もまたオーダーメイドしたと言うと、2人共凄く喜んでくれた。
 
ユーリ「王都のエッチな道具が売っているお店でたくさん買ってもらった後、演劇を観に行ったの。みんな知ってるペルセウス様のお話だったんだけど、演劇で観ると改めて感動して泣いちゃった」

「その演劇をカメラで撮影したから、夜にみんなで一緒に観よう」

みんな「「「わぁぁぁ♪♪」」」

ユーリ「タカシさん、みんなにも観せたいって、劇団の団長さんに撮影の許可を貰ってくれたの。それに他の演劇もあるらしくて、それも撮影しておいてくれるって」

「エマちゃんやエリダさん達はセドム村から出られないから、どうしても観せてあげたくてね。演劇は劇団の役者さん達の権利だから、お金を払って撮影の許可を貰ったんだ。自分達の演劇が評価されたって、凄く喜んでくれたよ」

エマ「ありがとうございます。ペルセウス様のお話って、私も昔から知っているので凄く楽しみです♪」

ユナ「演劇を撮影して許可まで貰うなんて、流石タカシさんです」

アイリ「じゃあいつでも観られるんですね!」

ミーシャ「ペル様の演劇♪」

 予想通り、みんな楽しみにしてくれているな。
 ポップコーンもあるから、夜は楽しく過ごせるだろう。

 
 ユナが森の中で桃の木を見付けたらしく、今からたくさん採りに行くと言うので、俺も付いて行こうとしたが、ユナはエマちゃんと2人で行くから、狩りをしてきてくれた俺とミーシャと、ツレナイを釣ってくれたアイリは休んでてくれと言われた。
 しかしアイリは桃も好きなので付いて行くと言い、ユーリは桃のパイを作る下拵えをすると言って残った。

 ユナ達が森へ入って行った後、俺とミーシャもパイ生地を作るのを手伝った。
 丁度いいので、この国で一夫多妻は許されるのか聞いてみよう。
 ユナの家にみんなと一緒に住みたいが、その話をユナにするのは2人っきりの時の方がいいだろう。
 嫌がるとは思えないが、プロポーズするようなもので大事な話だから、一夫多妻制の話を聞いてから、具体的な事はユナに1番に話すべきだろう。

「ユーリには言ったんだけど、この国の問題が片付いたら、ユナの家でみんなと一緒に暮らしたい。それで聞きたいんだけど、この国では1人の男が複数の女性と一緒に暮らす事は許されてるの?」

ミーシャ「⋯⋯⋯!!♡♡♡」

ユーリ「はい。地位のある方とか、経済力がある人なら、一夫多妻の人も居ます。ましてタカシさんは人間族の男性ですから、獣人女性を何人⋯⋯あっ、えっ? えぇっ!? あ、あの⋯⋯ユナの家で一緒に暮らすって、その⋯⋯♡♡♡」

 ユーリは一緒に暮らすだけと思っていたようだ。
 結婚するという風には思っていなかったようで、途中で気が付いて真っ赤になってしまった。
 一緒に暮らすと言ってから、ミーシャは違う世界に旅立っていたようだが、今の話を聞いて両手で口元を押さえ、目に涙を溜めている。

「ユナにはまだ話してないから、俺が話すまで内緒にしてて。まあ宰相や姫様、それにガーランドを何とかしてからだから、まだ先の話になる。ユナに聞いてみないと分からないけど、ユナの家を増築してみんなの部屋も作ってもらうつもりだ」

ユーリ「す、素敵ですぅ♪ なら尚更、私の家を買い取るのは勿体ないですよ」

「いつになるか分からないし、それまで家賃を払う方が勿体ないよ。それにユーリの家を買い取ってお風呂を作っておけば、売る時に高く売れる。キャロ達の家も買い取ってお風呂を作ってあげたいから、ユーリから話してみてくれないか?」

ユーリ「はい、お任せください! きっとキャロ達、凄く喜んでくれますよ」

 よしよし、上手く納得してくれた。

ミーシャ「キャロ達の家まで⋯⋯。本当に、ありがとうございます! それにユナの家でみんなと一緒に暮らせるなんて、凄く素敵ですから、ユナやエマちゃんも喜んでくれますよ。で、でも⋯⋯」

 ん?
 泣きながら凄く喜んでいたミーシャが、急に思い詰めた表情になった。

ミーシャ「宰相や姫様の事は詳しく分からないですから、かなり危険です。タカシさんに何かあったら、私⋯⋯」

「大丈夫。無謀な行動はしないって約束する。それにいくら相手が悪者だからって、いきなり国や軍隊に立ち向かったら犯罪者になってしまうからね。精霊達が付いてるし、実はギルドのハーフエルフ職員にも協力してくれる仲間が居るんだ。いろいろ事情があって、仕方なく軍隊の諜報員になった人も居るんだよ」

ミーシャ「そうなんですか? ⋯⋯でも言われてみれば、コレットのギルドで危険な指名依頼をしてくるのは、ソフィーという職員だけですね」

「他の職員は獣人に差別的に接しないと怪しまれるから、無理をしている可能性がある。王都のギルド職員は怪しいけど、王都自体の獣人差別は酷くなさそうなんだ」

 実は最近アイリスが積極的に動いてくれていて、何度か連絡を取っている。
 でも心配だから無理しなくていいと言うと、そろそろギルドも諜報部も辞めるつもりで、その前に少しでも俺の役に立ちたいと思っているみたいだったので、「バリア」の魔法を付与したフローライトと、ついでに震えるクリボーを渡しておいた。
 
ユーリ「あっ、確かに昨日タカシさんとデートしてて私も思いました」

ミーシャ「そうです! 私とアイリも感じました」

 やはりコレットの獣人差別の方が、何故か王都より酷い傾向があるんだろう。

「まだ確信は無いんだけど、ガーランドは怪力だけの変態短小包茎禿げオヤジだと思う。今ガーランドは、キラービーに刺されて寝込んでいるんだけど、屋敷に忍び込んで1発殴っておいた」

ミーシャ、ユーリ「「ええぇぇーっ!?」」

 2人共、目を見開いて驚いている。

「これは俺の浅はかな悪戯でやってしまったんだけど、実はこの山に居たキラービーをガーランドの屋敷に『転移』してやったんだ。でも屋敷からキラービーが少し逃げ出しちゃって、王都中が緊急事態になったから、慌てて討伐したよ」

 俺はキラービーの討伐専門の冒険者を装って、ガーランドの屋敷に忍び込んだ経緯を話した。
 浅はかな行動だし、獣人は差別しているハーフエルフにすら手を差し伸べる文化があるから、ちょっと白状するのを躊躇ったが、2人共興味津々というより、面白い話をもっと聞きたいって感じになった。
 よく考えたら確かに面白い話だな。
 ちょっと非難されるかと思ったが、キラービーを全部討伐して、運悪く刺されてしまった人も治したと言うと、ユーリが鼻息を荒くしながらワクワクした表情になった。

「あの⋯⋯ユーリ? どうしたの?」

 欲情しているのとは違う感じだったのでユーリに聞いてみる。

ユーリ「実は私、タカシさんに出会ってから本を書いているから、凄く面白い話だなって思って⋯⋯。ご、ごめんなさい! タカシさんが出てくる内容なんです」

 俺の小説!?
 正直驚いたが、ユーリはエロ本マニアだから、読んでいる内に自分でも書きたくなったんだろう。
 内容が気になるが、印刷会社には伝手がある。
 ユーリ先生の作家デビューだな。

 そんな事を思っていたが、ユーリは凄く申し訳なさそうな表情だった。
 俺が出てくる小説を勝手に書いていたから罪悪感があって、俺に嫌われるとか思ってしまったんだな。

「そんな顔しなくても、俺がユーリを嫌いになるなんて有り得ないから。まだまだ特訓してもらわないといけないしな」

 パイズリ特訓を思い出して、かなりスケベ顔でユーリに言った。
 
ユーリ「あっ、あはぁぁっ、んっ⋯⋯タカシさん♡」

 昨日ユーリの爆乳だけが好きなんじゃないと言ったし、パイズリ特訓は1つのプレイだと気持ちを込めて言うと、見事に気持ちが伝わったようで、ユーリが感激して涙目で俺を見つめながら、自分の爆乳を揉みだした。
 感激すると自分の爆乳を刺激しだすんだな。

ミーシャ「特訓って、何ですか?」

ユーリ「タカシさん、ヌルヌルパイズリが気持ち良くてすぐイッちゃうでしょ? でも本当は、もっと長くパイズリを楽しみたいっておっしゃって⋯。だから昨日、パイズリの特訓をしたの♡」

ミーシャ「パイズリの⋯特訓♡♡ そんなの、私もいくらでもしますから、遠慮なく言ってくださいね♡」

「あ、ああ。じゃあ夜に頼むよ。最近パイズリしてもらうと、顔やおっぱいに掛けたくなっちゃうんだけど、みんな嫌じゃないんだよな?」

ミーシャ、ユーリ「「はい♡」」

 2人共即答だな。

ミーシャ「タカシさんの精子を顔に浴びると、凄く幸せな気持ちになりますから♡」

ユーリ「タカシさんの物にされたって実感します♡」

 やはりマーキングみたいな意味があるのかも知れないな。


 少し欲情しながら寛いでいると、ユナ達が帰ってきた。

「たくさん採れた?」

ユナ「はい。丁度熟してる時期なので、いっぱいいできました♪」

アイリ「ファプールが無くなって寂しかったから、桃でしばらく我慢します♪」

 我慢なのか?

エマ「お姉ちゃんが作った桃のパイも、凄く美味しいんですよ♪」

 みんなパイが好きなんだな。
 俺はおっパイの方が好きだけど⋯。

 みんなで椀ぎたての桃を食べた後、桃のパイも食べて、夕方まで川で遊んで、夕食に美味しいバーベキューを食べて服を着た。
 エマちゃんがエリダさん達に桃を差し入れしたいと言うので、ついでにバッカローの肉と焼き立てのツレナイ、プリンも差し入れする事にした。


 家屋の前まで来ると、エマちゃんが玄関をノックして声を掛けた。

エマ「こんばんは~♪」

 すると玄関が開いて、口をモグモグさせながらミミさんが迎えてくれた。
 夕食中だったようだ。

ミミ「あらエマちゃん、いらっしゃい。あっ、タカシさんにみなさんも、どうしたんですか?」

 俺が居ると聞いた途端、夕食を食べていたみんなが、一斉に俺達の方を向いて満面の笑みになった。
 俺が来ただけで笑顔になるなら、もっと頻繁に来るべきだな。

「夕食中みたいだからタイミングが悪いんだけど、ちょっと差し入れを持って来たんだ。バッファローの魔物肉と焼き立てのツレナイを持って来たから、また明日にでも食べて。あとプリンっていう甘いお菓子も持って来たから、これは夕食後のデザートにね」

 収納からバッカローの肉とプリンを出すと、リカさんとエリダさんが嬉しそうに受け取ってくれたので、バッカローの肉は食材用の収納箱へ、プリンはコリンさんが作ってくれた冷蔵庫の魔道具がすでに置いてあったので、そこへ入れておくように言った。
 レムさんやランさんは、ヨダレが垂れそうになりながら、リカさんが持っているバッカローの肉に目が釘付けになっている。

 次に焼き立てのツレナイを収納から出すと、みんなから歓声が上がった。
 猫科の人だけじゃなく、ツレナイの串焼きはみんな好きなんだな。
 ならツレナイの養殖を真剣に考えておこう。

 食事中だし、ツレナイの串焼きが冷めてもいけないので、差し入れだけして帰ろうとすると、ユナとエマちゃんはエリダさんに少し話があると言うので、ミーシャ達と先にユナの家へ「転移」した。



 エリダは、自分だけセックスしてもらった罪悪感があるので、タカシが何時みんなともセックスしてくれるのか心配になって、エマに相談していた。
 ユナはユナで、エリダにタカシとセックスした感想を聞きたかったので残った。
 タカシがエリダに、どんなプレイをしたのか気になって仕方なかったのだ。

 みんなが夕食を食べ終わってお風呂屋へ行ったので、エマとユナとエリダの密談が地下の寝室で始まった。
 プリンはお風呂を上がってからのお楽しみだ。

ユナ「あの⋯エリダさん。タカシさんとのセックスは、どうでした?」

 いきなり直球だな、と一瞬思ったエリダだったが、ユナの表情から察して素直に話す事にした。

エリダ「凄く⋯幸せな時間でした♡ タカシさん、凄く優しくしてくれて、それに何度も⋯♡ ユナさんに聞いていた通り、おっぱいでおチンチンを挟むと、凄く喜んでくれました♡」

ユナ「ふふ♡ タカシさんはパイズリが好きですから♡」

 ユナはプレイをいろいろ聞きたかったが、エリダが思い出して発情してしまいそうだったので、それ以上聞くのは諦めた。

エマ「あっ、エリダさん。前に『テレパシー』で言っていた事なんだけど、私からは何とも⋯。ごめんなさい、お役に立てなくて⋯」

エリダ「いいのよ。私こそごめんね。あんな事を相談してしまって⋯」

ユナ「何の話か聞いていいですか?」

エリダ「はい。実は⋯⋯」

 エリダは、タカシの大事な人であるユナに相談するのを躊躇っていたが、前にユナ自身が、自分やみんなにも幸せを分けてあげたいと言っていた事を思い出し、正直に話していった。


ユナ「なるほど⋯。タカシさんは優し過ぎる人ですから、いきなりみなさんとセックスするのを躊躇っているんだと思います。遠慮しているというか⋯⋯」

エリダ「え、遠慮!?」

 エリダは、タカシが優しい人間男性だからセックスしてくれたと思っていた。
 いや、正確にはセックスした日は思っていなかったが、だんだん日が経つにつれ、そう思うようになり、アイリスがあの時、別れ際に言っていた言葉の意味が解るようになったという感じだ。
 だからこそユナの言った、「遠慮」の意味が理解できなかった。
 何故ならタカシがエリダとセックスしたのは、優し過ぎるから無理をして積極的に自分を求めている演技をしてくれたんだと思うようになってしまったからだった。

ユナ「エマやエリダさんは、いきなりタカシさんにおっぱいを触られたら、どんな気持ちになる?」

 獣人は、すぐ仲良くなる文化があるので、ユナは愛しいタカシの事について相談されたら、もう友達も同然だと思ってエリダに対する敬語が自然と無くなった。

エマ、エリダ 「「凄く⋯嬉しい♡」」

ユナ「でしょ? でもタカシさんは、いきなりおっぱいを触っていいのかな?って思っちゃう人なの。タカシさんがおっぱいが好きなのは解るでしょ?」

エリダ「あっ⋯⋯言われてみれば確かに! でもだからって、おっぱいで誘惑するのは⋯⋯」

 タカシがおっぱいが好きなのは理解できた。
 タカシにセックスしてもらった翌朝、またセックスして子宮に射精してもらったのに、セドム村の家屋に送ってもらう途中、おっぱいを押し付けて欲しいとお願いされた。
 それにパイズリすると凄く喜んでくれただけじゃなく、自分の母乳を吸い出して美味しそうに飲んでくれたし、アイリスの小さなおっぱいでもパイズリしたいと言っていたので、タカシがおっぱいに弱いのは理解していた。
 しかしタカシはおっぱいが好きなだけで、獣人女性のおっぱいより、本当は人間女性のおっぱいの方が好きだろうなと、いつしか自分を自虐するようになっていた。

 
 エリダがそう思ってしまったのは、人間男性に身体を触ってもらうなんて、人間男性と獣人女性が絡むエッチな本の中だけだと思っていたからだ。
 それに自分のおっぱいは軟乳だから、他の女性より柔らかい。
 他の女性と違う感触なのに、タカシが嬉しそうに触ってくれたのは、タカシが優しいから、いろいろ自分の気持ちを察しての事だとまで思うようになっていた。


ユナ「タカシさんはおっぱいが好き。それに獣人の耳や尻尾も好き。だから獣人女性の大きなおっぱいを嫌いな訳ないの。エリダさんだから言うけど、この間お風呂で私とエマとミーシャに、一緒にパイズリして欲しいって⋯。6つのおっぱいにおチンチンを挟まれたいっておっしゃったの♡」

エリダ「さ、3人で⋯⋯パイズリ♡♡」

 ユナ達が、自分が想像していた以上の凄い事をしているのは察していたが、その想像を遥かに越えるプレイをしていると聞いて、エリダはオマンコを濡らしていた。

 ユナの方は、タカシがするエッチなプレイを話せるので、嬉しくて欲情し、ポンコツになっていた。

ユナ「エマなら解ると思うけど、優しいからエッチな事をしてくれるんじゃないし、無理をしている訳でもない。タカシさんはエッチが好きなの。でもこの国に来るまで他種族を見た事が無かったから、他種族の文化がよく分からないっておっしゃって⋯。だからエリダさん達が、タカシさんになら何時でもエッチな事をして欲しいって思ってても、タカシさんはエッチしていいのかな?って思うみたいなの」

エリダ、エマ「「そ、そうなの!?」」

エリダ「そんな人間男性が居るなんて⋯」

エマ「言われてみれば⋯。でもエッチしたいとか、パイズリしてって言ってくださる時もあるよ?」

 エリダはまだ信じられない感じだったが、エマの言った言葉に、更にオマンコを濡らしてしまった。

ユナ「優しいから我慢してらっしゃるけど、おチンチンがビンビンになったり、タカシさんが興奮する服を着たりしたら、1度セックスした相手なら我慢できなくなって、素直にエッチな事したいっておっしゃってくれるみたい♡」

 エリダはユナの言った事を頭の中で整理していく。
 我慢や遠慮をしているなんて信じられなかったが、タカシの優し過ぎる性格と、他種族の文化を知らない事を考えれば、それも辻褄が合うと思い直した。

ユナ「だから何か切っ掛けを探してらっしゃると思うの。タカシさんがみんなともセックスしようと思ってるっておっしゃったんだから、エッチが好きなタカシさんがセックスしてくれない訳ないわ」

エリダ「切っ掛け⋯⋯」

 みんながエッチな服を着てタカシを誘惑しても、まだセックスをしてもらっていないから、タカシは我慢をしてしまう。
 それに誘惑するのは、恩の有り過ぎるタカシに罪悪感が湧く。

エマ「私の時は発情期が切っ掛けだったみたい。あまりよく覚えてないんだけど、凄くはしたなく精子をおねだりしたと思う⋯♡」

ユナ「あっ、それだわ! みなさんの中に、発情期が近い人も居るでしょう? 誰かが発情期になったら、タカシさんにお願いするっていうのはどうかしら?」

 エリダは、エマが発情期になってタカシがセックスした事を思い出した。
 その話を聞いて発情期の時くらい子宮が疼き、それを察したタカシがセックスしてくれた事も。

エリダ「それ、いい切っ掛けですね! それに今は匿ってもらっている身だから、交尾相手を探すのも無理だし⋯」

 タカシは知らないが、獣人の交尾相手は同じ種の獣人でないといけない。
 同じ種の獣人男性の精子じゃないと、発情期の発情が治まらないからだ。
 だが人間男性の精子なら、どの種の獣人女性でも発情は治まる。
 だからエリダは、これは仕方ないんだと自分に言い聞かせ、タカシがエッチが好きなのを利用しているみたいだ、という罪悪感を打ち消していった。

 単に欲情して、ポンコツになっているだけなんだが、本人はそれに気付いていない。


 エリダの相談事が一応解決したので、ユナとエマは地下の寝室から自分の家に「転移」して帰った。
 エリダは相談しているだけで欲情していたので、オナニー部屋でオナニーしてからお風呂屋へ向う事にした。



「あっ、お帰り~」

ミーシャ達「「「お帰り~♪」」」

ユナ、エマ「「ただいま~♪」」

 何かいい事があったのか、ユナとエマちゃんはニコニコしていた。

「みんなでお風呂に入ってから、演劇を観ようって話してたんだ」

エマ「はい♡」

ユナ「凄く楽しみです♡」

 ユナの「楽しみ」というのは、お風呂エッチの事か、演劇の事か⋯。
 まあどっちもだろう。

 小さなタブレットで演劇を観るのは勿体ないので、明日にでも大画面テレビを作ってもらうとして、とりあえずリビングの白い壁に撮影した「演劇」が映るように付与した。
 だいたい60インチテレビくらいの範囲は指定したから十分だろう。
 大画面テレビは60インチにしてもらおう。

ミーシャ「何か魔法を付与されたんですか?」

「ああ。演劇を観るなら、大きな画面で観た方が迫力あるから、この壁をタブレットみたいにしてみたんだ」

ミーシャ「わぁぁ♪ 凄いですね!」

ユナ「壁にも映し出せる魔法なんですね!」

エマ「なら、あの⋯⋯エリダさん達の寝室の壁にも付与してあげてくれませんか? みんなも観たいと思うので⋯」

 そうか。
 お風呂上がり、寝る前にみんなで観ればいいな。

「そうだね! じゃあもう1度家屋に行ってくるよ」

 先にお風呂に入っててくれと言うと、みんなに俺の服を脱がせたいから待ってますと言われた。
 俺の服を脱がすのと、お風呂上がりの俺の身体を拭くのは特別興奮するんだったな。

 まだみんなお風呂に入っているだろうから、直接家屋のリビングに「転移」した。


 やはりお風呂屋に行っているようで、リビングにも寝室にも誰も居なかった。
 だがオナニー部屋が使用中になっているな。
 誰かオナニーしているみたいだが、見なかった事にしておこう。

 地下の寝室に降りて魔法を付与しようとしたが、壁が木製だから木目がある。
 この壁に付与しても、綺麗に映らないだろうな。
 とりあえずシーツを壁に掛けて、それに付与するか。
 大画面テレビを取り付けてもらったら、地下で防音の魔法も付与してあるから大音量で演劇を楽しめる。

 予備の白いシーツが無いか探していると、ベッドにエロ本がたくさんあった。
 これも見なかった事にしよう。
 みんなが居ない間に寝室を漁るとか、完全に変質者だな。
 大画面シーツの使い方を説明しないといけないし、一応エリダさんに「念話」で断っておこう。

『エリダさん。今はお風呂中かな?』

『あふっ、ひゃっ!! た、タカシさん!? だ、大丈夫です。どうかしま⋯⋯んっ、はあぁぁぁんっ♡♡♡』

 え?
 声が欲情しているというか、今のは完全にイッたような喘ぎ声だな。
 もしかして、オナニー部屋を使用中なのはエリダさんだったのかな?

『だ、大丈夫?』

『あふっ、はぁ⋯んんっ、大丈夫⋯です。すみません。ちょっと⋯⋯♡』

 オナニー中に「念話」で俺の声を聞いたから、イッちゃったみたいだ。
 だがエリダさんが家屋に居るなら丁度いい。

『地下の寝室に居るんだけど、予備のシーツって無いかな?』

『え? あっ、はい。ちょっと待っててくださいね』

 オナニー中に悪い事したな。

 タカシはそう思っていたが、タカシの声を聞いてイッたので、エリダは最高の絶頂を味わっていた。

 しばらくすると、バタバタと音がして、シーツを持ったエリダさんが寝室に降りて来てくれた。

「ごめんね。勝手に寝室へ入っちゃって」

「い、いえ! はぁ⋯んっ、タカシさんなら何時でも大丈夫です」

 顔が赤いし、まだ息が荒い。
 みんながお風呂屋へ行ってる内にオナニー⋯⋯いや、ユナ達が何か欲情する事を言ったのかな?
 まあ、あまり詮索しないでおこう。

 エリダさんに手伝ってもらって、60インチくらいに折り畳んだシーツを壁に固定した。
 魔法を付与し、とりあえずペルセウスの演劇だけ大画面シーツに付与して、エリダさんに使い方を説明した。

「す、凄いです! 王都の演劇を家で観られるなんて、絶対みんな喜びますよ!」

「写真を撮る魔道具はカメラというんだけど、動いている物もそのまま撮影できるんだ。劇団の団長に許可を取ってあるし、また明日にでも映し出す画面を取り付けてもらうから、今日はシーツで楽しんで」

「はい。ありがとうございます♪」

 プリンは有るが、演劇を観るならポップコーンだろうと思ったので、ポップコーンを2瓶置いていく。
 ポップコーンの在庫は後1瓶だけだから、明日ビーフさんに頼んで大量に買い取っておこう。

 帰ろうと思ったが、顔を赤くしたエリダさんがセクシーだし、さっきまでオナニーしていたんだと思うと、少しだけエッチな事をしたくなった。
 エリダさんがお風呂屋へ行く準備をしているので、ちょっとお願いしてみる。

「あ、あの⋯エリダさん。ちょっとだけ、おっぱい触ってもいい?」

「え? あっ、はいぃ♡♡」

 許可をもらったので、遠慮なく柔らかいおっぱいを揉んだ。
 やはりこのおっぱいは癖になるな。
 プルプルで本当に柔らかい。
 エリダさんがボタンを外しておっぱいを露出させてくれたので、乳首に吸い付いて甘い母乳も飲む。
 いきなりこんな事をお願いしても喜んでもらえるなんて、本当に最高の世界だ。

 柔らかいおっぱいを堪能し、エリダさんを抱き締めて長めにキスをしてから、おやすみと言って「転移」して帰った。
 
 タカシが「転移」した後、エリダがもう1度オナニー部屋に入ったのは言うまでもない。


 エリダは今のタカシとの遣り取りから、さっきユナが言ってた事に確信を持ち、「発情期セックス計画」を進行していくのであった。



 ユナの家のリビングに「転移」し、そのままリビングでみんなに服を脱がせてもらった。
 お風呂は広いが、脱衣所は6人が動けるほど広くない。
 この家を増築する時、脱衣所だけは広くしてもらおう。
 さっきエリダさんのおっぱいを堪能したのでチンポがビンビンだったが、みんなとお風呂に入るから期待で勃起したと誤魔化した。
 流石にちょっと大画面シーツを取り付けに行っただけで、エリダさんのおっぱいを触りたくなってお願いしたとは、今から一緒にお風呂に入るみんなに言いにくい。

 それからチンポがビンビンのまま、今度はみんなの服を俺が脱がせていった。
 俺のチンポがビンビンだから、下着を脱がせるとみんな透明な糸が引いた。
 昨日のユーリと同じように、お風呂で洗ってしまう前にチンポを味見したいとお願いされたので、そのままリビングで5人に同時にチンポを舐め回してもらい、俺のチンポを囲んだ愛しい5人の顔に射精した。
 最高だ!
 最高のハーレム生活だ!

 
 これを毎日堪能したいので、明日からこの国の問題を解決する為、本格的に行動しようと誓うドスケベなタカシであった。
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