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第三章 拐われた獣人女性の救出

エッチの練習と変態なアイリ♡

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 ユナにエッチをお願いする為、「念話」をしようとして、ちょっと思いとどまった。今の状態で綺麗になったユナを見たら、また暴走してしまうんじゃないか? エマちゃんが居るのに、我慢できなかったらヤバい。エマちゃんの前で、いきなりユナとエッチを始めてしまったら、大事なお姉ちゃんが襲われてると思うかも知れない。う~ん⋯⋯。

 そう言えば、アイリとミーシャに精子を掛ける約束をしていたな。2人に頼むか。アイリは激しくしたら失神しちゃうから、今のムラムラした状態なら3Pの方がいいかも知れないな。誰とエッチするか考えていたせいで、もうチンポがビンビンだ。ガマン汁も出てる気がする。アイリに「念話」をしようとした時、ユナから「念話」が来た。

『タカシさん、ユナです! 今すぐ帰って来てください!』

 なんだ? 「念話」の声が凄く慌てている。何かあったのか?

『ユナ、どうした? 何かあったのか?』

 ガーランドの刺客にバレたのか! ならセドム村に匿っている獣人女性達も危ない。

『エマが⋯⋯エマが大変なんです!』

 クソッ! 何かされたのも知れない。誰とエッチするかなんて、調子に乗った事を悩まないで、俺が早く帰っていれば⋯。チンポがビンビンのままだが、とにかくユナの家に転移しよう。



──────────────────────────────



 時間は2時間ほど遡り、タカシが宿屋に帰った頃、ユナの家ではアイリとミーシャも来ていて、タカシの手作りトランプをしていた。

エマ「この遊び、凄く面白いね♪」

アイリ「うん。全然飽きない」

ミーシャ「タカシさんが言うには、まだまだたくさん遊び方があるらしいわ」

ユナ「今度帰って来てくれた時に教えてもらいましょう」

 ユナは妹が無事に帰って来た事が嬉し過ぎて、タカシに対する好きという気持ちが更に強くなり、完全にポンコツになっていた。なのでエマが帰って来てから、毎日ファプールパイを作り、毎日一緒に遊び、妹を甘やかしまくっていたのだった。

エマ「お、お姉ちゃん? タカシ様と週に1度は会う約束してるって聞いてたけど、帰って来てくれた時って⋯⋯。タカシ様の帰る家ってここなの?」

ユナ《あ⋯⋯私、つい⋯⋯。エマが無事に帰って来てくれたから、幸せ過ぎて⋯。でも、もう言っちゃおうかな? いつまでも隠せる訳ないし、このままじゃタカシさんにエッチしてもらえない。この間、急に帰って来てくれて、いっぱい私に夢中になってくれて⋯⋯♡ あんなに夢中になってくれたんだから、タカシさんもそろそろ、私とエッチしたいって思ってくれてるかも⋯♡》

ユナ「エマ⋯。実はタカシさんは⋯⋯」

アイリ「ユナ、大丈夫? 言ったらタカシさんにお仕置きされちゃうかも」

エマ「お、お仕置き? タカシさん、お姉ちゃんにお仕置きするの? 私、拐われていた屋敷で、お仕置きに叩かれたりしたけど、タカシさんがそんな事⋯⋯」

 急に不安になったエマに、全員が慌てた。お仕置きの意味が違う。タカシがアイリにしたお仕置きは、単に焦らしプレイだ。アイリは逆に内心喜んで、失神してしまったくらいだし。

ミーシャ「ち、違うのよエマちゃん。お仕置きっていっても、タカシさんがするお仕置きは、その⋯⋯気持ちいいお仕置きだから⋯」

 ミーシャも前にタカシが帰って来て以来会ってないので、少しポンコツになっている。

アイリ「う、うん。タカシさんが痛い事とかする訳ないよ。私がお仕置きされた時は、凄く気持ち良かったから⋯♡」

エマ「アイリお姉ちゃん。気持ちいいお仕置きってどんなの?」

 不思議そうにするエマに、全員が目を泳がせて頬を赤くした。

ユナ《もう言い訳が思い付かない。アイリが言ってしまったし、私も半分言ってしまったような物よね⋯》

ユナ「エ、エマ? あの⋯言いにくいんだけど⋯⋯。タカシさんは、この家に住んでるの。今は王都に行ってらっしゃるけど、それは貴方を助け出す為と、軍隊の問題を解決する為なのよ」

エマ「えぇぇ! タカシ様がこの家に!? じゃ、じゃあお姉ちゃんと一緒に暮らしてるって事?」

ユナ「そうよ。エマが拐われて、私ちょっと自棄になっちゃって⋯。そんな時、魔物に襲われてる所をタカシさんに助けてもらったの。タカシさんは森に飛ばされて来たらしくて、ここが何処かもわからないっておっしゃってたから、お礼に家に来てもらって夕食をご馳走して、後はそのまま住んでもらったって感じかな」

エマ「で、でも⋯⋯。じゃあタカシ様は何処で寝てらっしゃるの? うちにはお姉ちゃんの寝室と私の寝室しかないよ。もしかして私の寝室で⋯♡」《でもそれなら、私が帰って来たら、タカシ様がお休みになられる場所が⋯。タカシ様、私が帰って来て居場所がなくなったから、出て行っちゃったりしないかな。⋯⋯そうだ! 私がお姉ちゃんと寝ればいいんだ!》

 タカシは知らないが、奥にエマの寝室がある。ユナが入口に荷物を置いて隠していたのだ。タカシが居ない時に、掃除をしたりエマの服を洗ったりしていた。しかしタカシが転移で急に帰ってくる事があるので、何度かバレそうになっていた。

ユナ「タカシさんは⋯⋯私の寝室でお休みになってるから大丈夫よ。い、一緒に寝てるの」

エマ「え、えぇぇぇ!? なんで? そんな⋯⋯そんなの⋯⋯。お姉ちゃんだけずるい! 私もタカシ様と一緒に寝たい!」

アイリ「エマちゃんが可愛くお願いしたら、きっと一緒に寝てくれるわ。耳を撫でながらね」

ミーシャ「尻尾かも知れないよ」

エマ「ほ、本当に? 一緒に寝てくれて、耳や尻尾を⋯⋯♡ お姉ちゃん、私もタカシ様に耳を撫でられながら、一緒に寝たい!」

ユナ《エマ、凄く嬉しそう。もう全部言っちゃおう。隠してるのが可哀想になってきた。エマは丁度エッチに興味が出てきた頃に拐われてしまった。エッチな本もあまり読んでないから、タカシさんにエッチな事をしてもらう時、戸惑っちゃうかも知れない》

ユナ「エマ。お姉ちゃんはタカシさんが家に居る時、一緒にお風呂にも入ってるの。毎回じゃないけどね」

アイリ「え? そうなの? 毎回一緒に入ってるんだと思ってた」

ミーシャ「どうして? よく我慢できるわね」

 エマは理解が追い付かず、固まっていた。

ユナ「タカシさんが、お互い我慢できなくなるから、お風呂を上がって夕食を食べた後にしようって⋯。でも週に3回くらいは一緒に入っていたけどね」

ミーシャ「そういう事か⋯」

アイリ「まあ我慢できる訳ないわね。タカシさん、お風呂の時も凄いもの」

エマ「あ、あの⋯⋯アイリお姉ちゃんもミーシャお姉ちゃんも、タカシ様と一緒にお風呂に入った事があるの? それに我慢できないって、いったい⋯⋯」

 もうエマ以外の3人は開き直っていた。全員がエマに内緒にしているのが、可哀想で耐えられなくなったのだ。

ユナ「エマはタカシさんと一緒にお風呂に入って、エッチな事我慢できる? 私は無理」

アイリ「あたしも⋯♡」

ミーシャ「私も⋯♡ タカシさんの身体を洗わせてもらって、我慢できる訳ないわ」

エマ「エッチな事?♡ もしかしてお姉ちゃん達、タカシ様にエッチな事してもらったの? セ、セックスとか⋯」

ユナ「うん、何回も♡」

アイリ「ユーリも一緒に、5人でした事もあるよ♡」

ミーシャ「タカシさんのおチンチンは凄いから♡」

エマ「わ、私もタカシ様にエッチな事してもらいたい! 私とも一緒にお風呂に入ってくれるかな? タカシ様の⋯⋯裸♡♡」

ユナ「発情期が来たらセックスしてくれるって言ったでしょう? だから大丈夫よ。でもエマは、タカシさんが気持ち良くなってくれるエッチな事、あまり知らないよね?」

ミーシャ「そうか! エマちゃん拐われていたから、エッチな本もあまり読んだ事ないものね」

アイリ「エッチな本なら、あたしとユーリがたくさん持ってるわ。それにこの鞄にも何冊か入ってる」

 アイリが、タカシに収納魔法を付与してもらった鞄を見せながら言った。

ミーシャ「あんた鞄にエッチな本を入れて持ち歩いてるの?」

アイリ「いつでも読めるようにね♪ 他にもエッチな道具とか⋯」

 ミーシャが呆れた顔でアイリを見ていたが、ユナは少し感心したような顔をしていた。

ユナ「丁度いいわ。タカシさんがエマにエッチな事をしてくれた時の為に、今から練習しておきましょう」

エマ「エッチな⋯練習? そんなの⋯⋯恥ずかしいよぅ⋯」

ユナ「タカシさんの事、気持ち良くできなかったら困るでしょう? おチンチンの触り方とか、お口で気持ち良くするやり方とか⋯♡」

アイリ「フェラチオなら、ミーシャが得意だから教えてもらおう? あたしがいい物持ってるから」

ミーシャ「フェラなら任せて♪ タカシさんのおチンチンしゃぶるの大好きだから」

エマ「タカシ様のお、おチンチンを⋯お口で⋯♡♡」

 エマはもう欲情していた。ユナ達の話から、本当にタカシにエッチな事をしてもらえると思ったからだ。
 アイリが収納鞄から、エロ本を8冊と、人間のチンポの形をした物を出した。ご丁寧に睾丸まで付いている。ユーリの言っていた、アダルトグッズの店に売ってるバイブだ。
 この世界の獣人女性は、初めての発情期が終わると、バイブでオナニーする女性がほとんどだ。だから獣人男性の小さなチンポで処女膜を破っただけなのに、タカシの大きな人間のチンポを入れても、最初から気持ち良かったのだ。ちなみにこの世界では、人間のチンポの形をしたバイブの事を「ニンチン」という。

アイリ「この本にいろいろ書いてあるから。それとこのニンチンは予備に買ってた物だから新品よ。これでミーシャに手本を見せてもらいましょう」

ミーシャ「いいわ。可愛いエマちゃんの為だもん」

ユナ「エマ。これをタカシさんのおチンチンだと思って触ってごらん。タカシさんに気持ち良くなって欲しいって思いながらね♡」

エマ「う、うん⋯♡」

 エマが緊張しながらニンチンに触れ、恐る恐る握りながら大きさや硬さを確かめる。

エマ「す、凄くエッチな形⋯♡ タカシ様のおチンチンって、こんなに大きくて硬いの?」

ユナ「タカシさんのおチンチンは、もう少し大きくて長いわ。それに硬さは、タカシさんの興奮によって変わるから、もっと硬い時もあるよ」

アイリ「このニンチン、硬いシリーズなんだけど、これより硬い時があるの?」

ユナ「この前した時は、もっと硬くてガチガチだったわ。今まで突かれた事のない所に当たって、凄いイキ方しちゃった♡」

ミーシャ「この前って、ユナが綺麗になってからって事? 羨ましい⋯」

アイリ「あたしも早く綺麗になって、タカシさんの硬いおチンポで突かれたい⋯」

エマ「綺麗になってからって、お姉ちゃん最近綺麗になったの?」

ユナ「これは絶対内緒だけど、タカシさんに精子を掛けてもらうと、肌が綺麗になって感触まで変わるのよ」

エマ「す、凄い! タカシ様の精子って美肌効果があるんだね! でもタカシ様、お姉ちゃんに精子を掛けてくださったの?」

ユナ「うん♪ お願いしたらたくさん掛けてくれたよ」

アイリ「あたしも早く掛けてもらいたい⋯」

ミーシャ「そうね。また今度ねって約束してくれたから、たくさん掛けてもらおう? ユーリも、いつの間にか掛けてもらってたみたいだし⋯」

エマ「わ、私もタカシ様に精子掛けてもらって、お姉ちゃんみたいに綺麗になりたい!」

ユナ「なら、たくさん掛けてもらえるように練習しておこう? ほら、ここを握って上下に扱くの」

エマ「こう⋯かな?」

 エマがニンチンを握り、シコシコと扱いて、それにみんながアドバイスをしていく。エマは興奮しながら手コキをしたり、亀頭を優しく擦ったりしていた。

アイリ「上手よ、エマちゃん。これならタカシさんも気持ち良くなってくれて、先っぽがヌルヌルなっちゃうわ♡」

ユナ「そうね。じゃあ次は、お口で気持ち良くなってもらう練習ね。ミーシャ、手本を見せてあげて」

ミーシャ「うん。エマちゃん、よく見ててね♪」

アイリ「ちょっと待ってミーシャ。このニンチンをあたしが腰に着けるわ。その方がわかりやすいと思うし」

 そう言ってアイリは、収納鞄からニンチンを股間に固定できる、ペニスバンドを取り出した。ミーシャが完全に呆れている。

ミーシャ「あんたは⋯⋯」

ユナ「でも雰囲気が出て、確かにわかりやすいかも」

アイリ「そうでしょ? これをこうやって⋯⋯」

 アイリがスカートを脱いで、下着の上にペニスバンドを装着して、ニンチンを固定した。

エマ「アイリお姉ちゃんに、おチンチンが生えた!」

ミーシャ「エマちゃん。アイリは特別変態だから、あまり影響されたらダメよ」

アイリ「へ、変態じゃないって! それよりミーシャ、早くしゃぶって! ちゃんとタカシさんのおチンチンだと思ってね♪」

ミーシャ「はいはい⋯」

 ミーシャがニンチンを握り、亀頭にキスをしてから、ニンチン全体に舌を這わせていく。

エマ「わぁぁぁ♡」

ユナ「凄くイヤらしい⋯♡ 勉強になるわぁ」

アイリ「タカシさん、こんな眺めなんだ⋯。これは興奮するわね。ううっ⋯ミーシャ、気持ちいいよ!」

ミーシャ「ちゅっぷ、もう! ちょっとアイリ!」

アイリ「いいじゃない、この方が雰囲気出るでしょ? ミーシャ、早くしゃぶって♪」

ミーシャ「まったくあんたは⋯⋯。ぢゅるちゅっ、んんっふっぢゅぅちゅっんっんっんっぢゅるる、れろれれろっちゅっ♡」

 ミーシャが目を閉じてニンチンを咥え、ゆっくりと顔を前後に動かしていく。睾丸の部分も触りながらフェラをしていると、アイリのオマンコに指が触れ、アイリが感じてきていた。それに気付いたミーシャが、タカシのチンポをしゃぶっているのか、アイリのチンポをしゃぶっているのか、よくわからない気持ちになり、変な興奮が湧いてきていた。

ユナ「タカシさんは、ああやって玉を優しく刺激されるのも好きなの。でも大事な精子がたくさん詰まってる所だから、特別優しく、揉むように触るのよ」

エマ「う、うん。タカシ様の⋯精子♡♡」

アイリ「あっ⋯あぁぁん、ミーシャ! 本当に気持ち良くなってきたからぁ⋯♡」

ミーシャ「ぢゅっぷっんっんんっちゅぽっ♡ ふふ⋯こんな感じよ、エマちゃん。じゃあやってみようか?」

エマ「うん⋯♡」

 エマが膝立ちで、アイリの下半身の前に移動し、ミーシャの真似をしてニンチンを舐めていく。

エマ「ちゅっれろっぢゅる⋯♡ タカシ様、気持ちいいですか?♡」

アイリ「気持ちいいよ♡ エマちゃん、もっと舐めて♡」

エマ「はい♡ ぢゅっぷっちゅっれるぁんっぢゅっ♡ はぁ⋯ちゅれろれろっぢゅぅぅちゅっ⋯タカシ様♡ エマのお口で気持ち良くなって♡ はむっちゅっぢゅっんっんんっ♡」

 もう2人の世界に入っていた。ユナもミーシャも、アドバイスをしなくても上手にフェラをしているエマに感心していた。アイリがエマの耳を優しく撫でながら興奮している。エマはもう、完全にタカシのチンポをしゃぶっていると思っているので、耳を撫でられて嬉しそうな目をして、顔を激しく前後に揺らしていた。

エマ「ぢゅぷっぢゅぢゅぅっんんっんっ⋯タカシしゃま♡ せいしらして⋯んっちゅっ⋯ほしい♡ んっんっぢゅっはぁんっちゅっ♡」

アイリ「ああんっイキそう! エマちゃん⋯イクよ! 精子、出ちゃう⋯♡」

 アイリは興奮し過ぎて、本当にイキそうだった。自分にチンポが生えて、それをフェラされてると錯覚しているほどだ。エマもタカシのチンポをしゃぶっているつもりなので、本当に精子が出ると思ってしまっている。

エマ「んっんっぢゅっ⋯らして♡ タカシ様の精子、飲みたい♡ んぢゅっるぅぅんっうっんっんはぁちゅっ♡」

アイリ「ああぁんっイクッ! 出るっ!あっあっ精子出ちゃう♡ あっああぁぁぁっっイックッゥゥ♡♡♡」

エマ「んんっ! んっぢゅぅぅぅちゅっんっむっんっくちゅぅぅんくっ♡」

 アイリは本当に射精して、エマの口の中に精子を出した気になりながらイッた。エマは自分の口に、タカシが精子を射精してくれたと錯覚して、自分の唾液を飲み込んでいる。
 ユナとミーシャは、そんな2人を見ながらオマンコを弄っていた。結局、全員が妄想の世界に居たみたいだ。しかしニンチンが生えている変態な友人の姿を冷静に見て、ユナとミーシャはだんだん現実に戻っていった。

アイリ「はぁ⋯はぁ⋯気持ち良かったぁ♡ タカシさん、こんな気持ちなのね♡」

エマ「んくっんんっぢゅぅぅぅっちゅっぽっ♡ タカシ様の⋯精子♡ んんっあっああぁぁん、やっ! 何? なんか身体が⋯!」

ユナ「エマ? どうしたの? 大丈夫?」

エマ「お姉ちゃん! 私、なんか変だよ! お腹の中が⋯⋯あっあぁぁぁ♡♡ 精子⋯精子が欲しい! ああんっアソコが⋯⋯やっ、精子!⋯精子! んんっあっ♡」

ミーシャ「ユナ! エマちゃん、発情期が来たのかも! 凄く精子を欲しがってる!」

ユナ「はっ!⋯そうだわ。大変! すぐタカシさんに連絡しなきゃ!」

アイリ「そうね。きっとタカシさんの精子を飲んだって思って、発情期が早く来ちゃったんだわ!」

ミーシャ「間違いないわね。タカシさん、忙しくないといいけど⋯。とりあえず私は、エマちゃんを寝室に運ぶわ!」

アイリ「うん。準備もしないと⋯。エマちゃん、すぐにタカシさんがセックスしてくれるから、もう少しの辛抱よ!」

 ミーシャがエマを抱えて寝室に運び、ユナは慌ててタカシに「念話」をした。
 発情期の状態は、獣人女性にとって辛い。特に初めての発情期は、自分が発情期になったのかわからないから、パニックになってしまう。とにかく精子が欲しくて仕方なくなるのだ。早く子宮に精子を出してもらわないと、精神的にも体力的にもダメージがある。


 アイリは、ペニスバンドを着けたままなのを忘れていた。



──────────────────────────────



 ユナの家のリビングに慌てて転移すると、焦っているユナと、下半身が下着だけで、股間にチンポが生えたアイリが居た。どういう状況!? よく見るとペニスバンドでバイブを装着している。
 俺がアイリに呆れた視線を向けていると、アイリが自分の姿に気が付き、駆け寄ってくるユナより先に、慌てて言い訳してきた。

アイリ「タ、タカシさん! 違うの! この姿には事情が⋯。いやっ! あたしの事、変態を見るような目で見ないでぇぇぇ!!」

 アイリが半泣きで言い訳しているが、今はそれどころじゃない。エマちゃんが大変なのだ。変態なアイリは放っておこう。

「アイリが変態なのは知ってるから。それよりユナ。エマちゃんが大変って、何があったんだ? まさか、軍隊の奴等に⋯⋯」

ユナ「タカシさん! エマが発情期になったんです! ミーシャが寝室に運んでくれたので、すぐにセックスしてあげてくれませんか?」

 エマちゃんが発情期!? まだ14歳のはずじゃなかったっけ? まあ15歳くらいで発情期になるって言ってたから、人によっては早く来る事もあるんだろう。発情期がどんな状態なのかわからないが、チンポがビンビンだから丁度良かったかも知れない。でも処女の女性とするのは初めてだから、上手くできるか不安だ。

「わ、わかった。でも俺、初めての女性とした事ないから、気を付けないといけない事を教えてくれ! 女性の初めては、痛いだろう?」

ユナ「発情期の時は、それどころじゃないので大丈夫です。ただ凄く辛いので、なるべく早く精子を中に出してあげてください! 子宮に精子が流れ込むと治まりますから」

アイリ「タカシさ~ん、違うんですぅ。訳を聞いてください。あたし変態じゃ⋯⋯」

「今はそれどころじゃないだろう? 変態アイリの言い訳は、後で聞くから⋯」

 アイリが泣きながらすがって来たが、俺はユナと寝室に向かった。アイリが変態なのは、薄々気付いている。俺に嫌われると思って焦っているんだな。俺もヌルヌルパイズリしたり、身体中に精子を掛けたり、ユナのアナルにチンポ擦り付けたりする変態だ。だから嫌いになったりしないのに⋯。
 
 とにかく寝室に急ごう。エマちゃんが心配だが、俺も射精したくて仕方ない。
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