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第三章 拐われた獣人女性の救出

久々の再会と獣人女性達の救出♡

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 外が暗くなった時間に目が覚め、夕食を食べに南区の飯屋へ行く。飯屋はすでに酒場に変わっていてたので、適当な酒場に入り、軽い定食を頼んだ。
 しばらく待っていると、数少ない知り合いが隣に座った。ジェニーだ。

「タカシじゃないか! 久しぶりだなぁ。会いたかったぜ」

 ジェニーは嬉しそうに、軽く俺の肩を叩く。俺もちょっと嬉しくなった。

「ジェニー、久しぶり! 南区に居ても、なかなか会わないもんだな」

 俺の頼んだ野菜炒めと、ジェニーが頼んだ串焼きか運ばれてきたので、俺は酒をボトルで頼んで、ジェニーに注いでやった。

「いいのか? 前も飲ませてもらったのに⋯」

「いいよ。俺は夜に約束があるから飲めないけど⋯。その代わり、ジェニーに聞きたい事があるんだ」

「ありがとよ。何でも聞いてくれ」

「実は、ギルドの依頼で魔物の討伐に行ったんだが、その魔物が綺麗な物を集める習性があったらしくてな。宝石や魔石をたくさん手に入れたんだ」 

「そんな魔物が居るんだな。お得な依頼だったじゃないか。それで酒を奢ってくれたのか?」

 違うが、そういう事にしておこう。

「俺は宝石の価値に詳しくないから、その宝石を買い取ってくれる、信頼できる所を知らないか?」

「宝石の買い取りなら、ギルドか南区の宝石屋で買い取ってくれると思うが⋯。どんな宝石なんだ?」

 俺はポケットに手を入れ、収納からユーリが選んだ宝石を掌に出し、周りに気付かれないよう警戒しながら、ポケットから出してジェニーに見せた。

「なっ!⋯⋯⋯何だよその大きさ! 大き過ぎるぞ!」

 ジェニーは酒を吹き出す勢いで驚いてから、小声で俺に言ってきた。やはり大きいのか。見られると狙われるかも知れないので、すぐにポケットに戻して収納した。

「そんな大きな宝石、ギルドか西区の宝石商じゃないと買い取ってくれないぞ! 南区の宝石屋じゃ、買い取るのは無理だろう」

 ギルドは魔物を大量に買い取らせたばかりだから、今は資金がないはずだ。ローラというハーフエルフ職員が泣きそうになってたからな。

「今ギルドは資金不足になっているから無理だ。西区の店は、いきなり俺が行っても相手にしてくれないだろう?」

「西区は貴族御用達だからな。紹介状がないと普通は無理だ。でも宝石商なら俺の知り合いが紹介してくれるかも知れない。信用できるヤツだし、そんな大きな宝石の取引なら、西区の宝石商の方が飛び付くぜ」

「おお! 是非紹介してくれ!」

「ああ、頼んでみるよ。しかし凄い宝石だな。それだけで王金貨3枚は下らないぞ」

 王金貨3枚か。流石に多すぎてユーリは受け取らないだろうな。ユナ達と山分けするとして、4等分しても白金貨7枚と金貨500枚だ。誰も受け取りそうに無いな。いや、アイリなら受け取りそうだが⋯。まあユーリには金を渡しておきたいから、受け取る分だけ渡そう。あまり大金を持ってるのも怖いだろうし。

「明後日の朝、広場で待ち合わせしよう」

「わかった、ありがとう。よろしく頼むよ」

「ああ。それはそれとして、バラクの事だが⋯」

「バラク?」

 バラクって何だ? ジェニーが少し酔いながら、ニヤニヤしている。

「タカシがこの間絡まれた魔族の男だよ。聞いたぞ! タカシがアイツの大剣を真っ二つに切ったらしいじゃないか!」

 アイツか⋯。大剣を仕込み刀で斬ったら、膝をついて泣いていたな。

「あれからバラクは、俺に絡んで来なくなったよ。ありがとうな」

「いいんだよ。俺も絡まれたし、向こうが先に剣を抜いたからな」

「タカシは強いんだな。バラクはあれでもAランクの冒険者だぞ! それを簡単にやっつけるとは⋯。タカシのギルドランクは何なんだ?」

「ランクの事は内緒だが、まあ⋯アイツより上だ。あまり知られると⋯⋯な?」

「⋯⋯そうだな。こんな所で言わない方がいい」

 それから酔ったジェニーと、また娼館の話で盛り上がって、楽しい時間を過ごした。人間女性の娼館は、避妊できる魔法薬を女性が飲んでいるので、生で中出しOKらしい。コンドームみたいな物は無いんだな。
 ジェニーと酒場の外で別れ、宿屋に帰って風呂に入ると、外の魔石の明かりも消え、日付が変わるくらいの時間になった。そろそろだなと思っていると、リカさんから「念話」が来た。

『タカシさん、リカです。昼間は返事できなくてすみませんでした』

『いいですよ。エリダさんから聞きました。なかなか詠唱できるタイミングがないですもんね』

『はい。それに今日は下着が違ったので⋯』

『そろそろみんな揃う時間ですか?』

『そうですが、まだエリダさんが旦那様の所から帰って来てないんです。旦那様、今日はかなりお酒を飲んでいて、機嫌が悪かったので⋯』

 酒飲んで獣人女性に八つ当たりか。姿消して一発殴ってやりたいな。人間だし、匂いで気付く事はないだろう。まあみんなを助け出してからだな。

『エリダさん、今頃また貧相な物を見せられているのかも⋯⋯。でもだいぶお酒を飲んでたので、もうすぐ寝てしまうと思います』

 また酔って下半身を露出しているのか⋯。変態オヤジめ! 短小包茎チンポのくせに、何てヤツだ! ぶっ飛ばした後、獣人女性に「短小包茎野郎!」って言ってもらえば、かなりのダメージを与えられそうだな。

『もうそっちに行っても大丈夫ですか?』

『はい。もう誰も地下には来ないはずですから、大丈夫です』

『じゃぁ今から魔法で行きますね』

 「念話」を切って、ガーランドの屋敷の地下室に転移し、また「防音」の魔法をかける。獣人女性達が俺の所に寄ってきて、嬉しそうな顔で迎えてくれた。また殴られたのか、顔のアザが増えてる人も居たので、今回は全員の顔の怪我も全て治した。

「エリダさんが戻ったら、みんなでセドム村に行きます。お風呂もあるので楽しみにしててください」

 そう言うと、全員から歓声が上がった。「防音」をかけておいて正解だったな。

「お、お風呂があるんですか?」
「お風呂なんて何年ぶりかしら♡」
「助けてもらった上に、お風呂に入れるなんて⋯♡」

 この屋敷なら風呂はあるだろうが、入れてもらえなかったんだろう。みんな凄く喜んでいる。

 しばらくすると、エリダさんがブツブツ言いながら戻ってきた。訳を聞くと、リカさんの予想どうり、また粗末なチンポを見せられていたらしい。エリダさんが本気で嫌そうに教えてくれた。みんなが言うには、殴られるより嫌なんだそうだ。
 エリダさんの怪我も治してから、全員の奴隷化の首輪を俺の手に「転移」させて外すと、みんな自分の首を擦って泣きながら喜んでいた。

「では今からセドム村に魔法で移動しますから、みなさん俺の腕に⋯⋯って無理か。俺の身体に掴まってください」

 と言った途端、エマちゃんが俺の右腕を抱き締めるようにくっ付いた。おっぱいが当たる。14歳だから大きいな。
 それを切っ掛けに、次々と獣人女性達が胸を押し付けるようにくっ付いてきた。女性の甘い匂いと柔らかい感触でチンポがヤバい。全員が俺の何処かに掴まっているのを確認して、セドム村に転移した。



 「わっ! ⋯⋯タカシさん! 待ってましたよ。みなさん大変でしたね」

 連絡を忘れて急に転移したから、待ってくれていたジョーイさん達を驚かせてしまった。村長やニーナさんも待っていたようで、同じように驚いてから嬉しそうな顔になった。村長は少し眠そうだが⋯。

「はい。でもタカシ様に助け出して頂きました♡」

 エリダさんが俺に掴まったまま、頬を赤くしてジョーイさんに答える。なんか気まずい。エリダさんは何となく、拐わわれていた獣人女性達のリーダーみたいな存在な気がするな。

「この獣人男性が、みなさんを匿う為の家の建築と、この村の家屋の復興を助けてくれる、建築会社の社長のジョーイさんです」

「私はエリダと申します。この村の出身なので、この度はジョーイ社長にはお世話になり、ありがとうございます」
「「「ありがとうございます!」」」

 エリダさんに続いて、他の拐われていた獣人女性達も俺から離れてお礼を言った。

「いえいえ、困った時はお互い様ですよ。それに私達は、仕事としてタカシさんから依頼されたんです。だからお礼ならタカシさんに」

 ジョーイさんがそう言うと、獣人女性が全員頬を赤くして、キラキラした目で俺を見てお礼を言ってきた。エマちゃんだけは、転移してから俺にくっついたままだ。

「とりあえず、お風呂の準備ができているので、ゆっくり浸かって、今までの疲れを癒してください。お湯の出る所など、喜んでもらえると思いますよ」

ジョーイさんまで何を言うのか! 獣人って、男性もそんな感覚なのかな?

「わぁぁぁ♡♡」

 お風呂と聞いて、転移してきた獣人女性達から歓声が上がった。

「着替えの服が無いでしょうから、全員の服に『クリーン』をかけておきます。服は明日買いに行きますから、今日は我慢してくださいね」

 全員に「クリーン」をかけると、またお礼を言われ、みんなキャーキャー言いながら、嬉しそうにお風呂屋の方へ行ったが、エリダさんと俺にくっついたままのエマちゃんだけ残った。

「エマちゃんは、このままお姉さんの家に行こうね。ユナの家なら大きなお風呂があるから。エリダさんもお風呂に入ってきてください。連絡をくれれば迎えに来ますから」

「そんな⋯。タカシ様に悪いですよ」

「アイリスが待ってる宿屋は、この時間だとお風呂に入れる時間が終わってると思います。だからせっかくなので入ってきてください。アイリスには俺から連絡しておきます」

「ありがとうございます。何から何まですみません」

 エリダさんも嬉しそうに風呂屋の方へ行った。やっぱり入りたかったんだな。

「ジョーイ社長もお疲れでしょうから、早く休んでくださいね」

「はい。でも遣り甲斐がある仕事過ぎて、疲れなんて忘れてましたよ。こんなに建築の仕事が楽しいのは初めてです」

 ジョーイさんの建築の腕は俺の予想以上だ。やりたい事を仕事にしてる男の顔は、見てると俺も嬉しい気持ちになるな。

「ニーナさん。すみませんが、後お願いします。俺はエマちゃんを送ってきますので」

「はい! お任せください♡ お爺様はこうですが、私はお昼寝したから大丈夫です」

 村長は寝ぼけてる感じで、もはや聞いてない。歳だから早く寝かせてあげないと⋯。

「明日の昼くらいに来ますから、みんなの着替えや必要な物を買いに、また王都へ一緒に行ってもらえますか?」

「はい♡ タカシさんと2人で買い物⋯⋯♡♡ みなさんがお風呂から上がったら、服のサイズや、必要な物を聞いておきますので、私にお任せください!」

「よろしくお願いします。凄く助かります」

 女性の服のサイズとか好みとか、俺にはよく分からないし、みんなを連れて王都の服屋に行く訳にはいかないから、ニーナさんが協力してくれるのは凄く助かる。ニーナさんにも何か買ってお礼したいな。

「じゃあエマちゃん、コレットの街に転移するから、そのまま掴まっててね」

「はい♡」

 エマちゃんが返事をして、さらに俺の腕に掴まって、胸を押し付けてきた。柔らかい。
「念話」でミーシャに居場所を聞くと、ミーシャの家にアイリと一緒に居たので、一旦ミーシャの家にエマちゃんと転移した。



「エマちゃん⋯⋯ううっ⋯⋯」
「エマちゃん、会いたかったよ」

 ミーシャは涙を流しながら、アイリは満面の笑みで、エマちゃんを迎えた。

「抱き締めたいけど、最初はユナじゃないとね」
「そうだね。本当に元気で良かった⋯⋯」

「ミーシャお姉ちゃん、アイリお姉ちゃん⋯」

 エマちゃんは俺の腕を抱き締めたまま、ミーシャとアイリに返事をした。2人は意味あり気な顔で俺を見ている。アイリの頬がツヤツヤして綺麗だ。この前、顔に精子がかかったからだな。ならミーシャのお腹も綺麗になっているだろう。確かめたいが、エマちゃんが居るので我慢する。

「タカシさん、ユナの家に行きましょう」
「うん。ユナに早く会わせてあげたい」

 そうだな。アイリスとユーリを待たせてるし、早く行こう。

「今から3人をユナの家に送るから、久しぶりの対面を楽しんでくれ。俺はまだ用事があるから⋯⋯」

「えっ! タカシ様も一緒に⋯」

 エマちゃんがすがってくる。ユナに似て可愛いし、柔らかい感触が⋯。いかんいかん。

「俺はまだ用事がある。エリダさんに会いたい人がいるから、迎えに行かないといけないし⋯」

「あ⋯⋯そうでしたね。ごめんなさい。あの⋯⋯また、会えますか?」

「もちろん。ユナとは週1回は会うって約束してるし、ミーシャやアイリとも仲のいい関係だから⋯」

「仲のいい⋯⋯♡♡」

 アイリが俺の答えに引っ掛かった。全く⋯アイリは。エマちゃんの前なのに⋯。

「⋯⋯はい♡ 」

 エマちゃんは頬を赤くして、嬉しそうに返事をした。欲情してるのかな? まだ14歳だからテレてるだけだろうか?
 俺は「転移」を念じ、「対象指定」をミーシャとアイリとエマちゃんにして、ユナの家の玄関前をイメージし、3人を転移させた。ユナの喜ぶ顔を見たい気もするが、今日は姉妹で再会を楽しんで欲しい。深夜なのが申し訳ないが仕方ない。


 それからアイリスに「念話」をする。

『アイリス。エリダさんは今お風呂に入ってるから、上がるまでもう少しだけ待っててくれ』

『タカシさん♡ 無事助け出してくれたんですね。ありがとうございます。エリダ姉さん、久しぶりのお風呂でしょうから、ゆっくり浸かって欲しいです』

『ああ。遠慮してたけど、お風呂に入りたそうだったから⋯。上がったら迎えに行ってくる』

『はい。タカシさん⋯⋯いろいろ、ありがとうございます♡』


 アイリスとの「念話」を切った後、ユーリに連絡する。

『ユーリ。遅くなってごめん。まだちょっと用事が残ってるけど、今から行っていい?』

『タカシさん⋯♡♡ はい、大丈夫ですよ。拐われていた獣人女性達を、無事助け出したんですね。流石タカシさん⋯♡♡』

「念話」を切って、ユーリの家の玄関前に転移し、扉をノックすると、この間王都の店で買った薄黄色のベビードールに、脚は網タイツ姿のユーリが迎えてくれた。ベビードールから爆乳が透けている。俺を興奮させる気満々だな。

「いらっしゃい、タカシさん♡」

「お邪魔しま~す。一晩お世話になるよ。急にお願いしてごめんね」

「タカシさんなら、いつだって大歓迎です♡」

「ありがとう。ユーリ、とっても似合ってるよ。可愛くてエッチで、凄く興奮する」

 また無意識に爆乳を揉みながら言っていた。

「嬉しい♡ あっ⋯んんっ⋯♡」

「俺また⋯⋯ごめん。ユーリの大きなおっぱい、無意識に揉んでしまうの癖になってる」

「タカシさんになら、いつでも触って欲しいので、私は嬉しいですよ♡」

「服の上からでも触り心地が良くなってるのわかるよ。これってやっぱり⋯」

「そうです♡ この間パイズリたくさんしましたから、私はおっぱいと頬が綺麗になりました♡ タカシさんの精子、凄い効果ですね♡」

 俺の精子で肌が綺麗になり、感触も変わるのは間違いないな。あの女神、なんてエッチなチート能力を⋯。みんなにぶっかけを要求されるじゃないか。
 ユーリと手を繋いでリビングに移動すると、たくさんあったエロ本が小さな本棚1つになっていて、部屋がスッキリしていた。ユーリが台所から飲み物の入ったカップを2つ持って来てくれて、2人でリビングの毛皮の上に並んで座った。

「タカシさんに収納箱を作ってもらったので、食べ物やエッチな本を収納したんです。収納箱に入れておけば、本も傷まないし、本を探す時も『セレクト』ですぐ見つかるし、部屋は片付くしで、もの凄く便利です。素敵な物を作ってくれて、本当にありがとうございました♡」

「喜んでくれて嬉しいよ。もっと欲しかったら、いくらでも作ってあげるから、遠慮しないで言ってね。ユナの家には、食材用、薬草用、魔物の内臓用、薬用、服用とか、たくさんあるから」

「す、凄い数ですね。じゃぁ私も、また箱を買ったらお願いします」

「お安い御用だ。それとこの間洞窟の中で見つけたお宝の中で、ユーリが選んだ宝石が、たぶん王金貨3枚くらいの価値になるらしいんだ。だから⋯」

「お、王金貨3枚!? そんなの⋯⋯やっぱり貰えないです!」

 まあ、そうなるわな。

「あまり大金を持ってるのも、誰かに狙われる危険もあるから、俺が預かっておく。だからとりあえず、ユーリが必要な金額を渡すよ」

「で、でも⋯⋯そんな⋯⋯タカシさんが見つけた物ですし⋯」

「欲しい物とかあるだろ? エッチな本とか、可愛い服とか⋯」

「可愛い服は、この間タカシさんにたくさん買ってもらったので大丈夫です。確かにエッチな本は⋯欲しいけど高くて買えない物がありますが⋯⋯」

「だから、そうだな⋯⋯白金貨1枚、金貨で1000枚渡しておくよ。無くなったら言ってくれれば、また渡すから。収納箱に入れておけば、盗まれる心配も無いだろうし」

 ユーリが放心状態になってしまった。宝くじに当たった人って、こんな感じかも知れないな。ユーリが固まっているので、爆乳を揉んで、恥ずかしがり屋の乳首を服の上からほじくった。

「あっあはぁんっ⋯乳首♡ タカシさん、金貨1000枚なんて、私どうしたらいいか⋯⋯」

「ごめん。ユーリを困らせるつもりは無いんだ。正直に言うと、今俺は王都でいろいろ動いているから、俺と仲がいい大切なユーリに、危険が及ぶかも知れない」

「タカシさんの大切な⋯⋯私♡♡」

「ユーリも知ってると思うけど、冒険者のユナやミーシャやアイリは、ギルドの職員から危険な指名依頼をされたりする。だからミーシャ達には、指名依頼を無理に受けなくても生活できるように、まとまったお金を持たせてある。ユーリは冒険者じゃないけど、何があるかわからないから、お金を持っていて欲しくて⋯」

「タカシさん⋯⋯♡ そうだったんですね。わかりました。でも金貨1000枚は流石に多過ぎますから、200枚くらいで⋯。それだけでも2年くらい贅沢に遊んで暮らせる金額ですから。それに収納箱に入れていても、1000枚は怖いです」

「怖がらせて、ごめんな」

 そう言いながら、ユーリを優しく抱き締めた。いきなり大金を持たされると、怖くなるよな。宝くじが当たったら遊びまくるぞ!なんて言ってる人でも、実際に当たったら怖くて換金できなくて、無効になる事例がたくさんあるという話だからな。

「い、いえ。タカシさんの優しい気持ち、凄く伝わりましたから⋯♡ んんっあっ⋯そこは⋯♡」

 ユーリのウサギ耳を撫でながら、ベビードールの中に手を入れ、モフモフした短い尻尾を擦った。ユーリの尻尾は、バックでした時に見た事があるが、白くてフワフワで可愛い。ウサギ族の尻尾は短いから、ユナ達のように服のお尻に穴を開けて、外に出したりしないらしい。尻尾の長い獣人は、男性も女性も自分で服に穴を開けて、綺麗に裁縫する事が当たり前に出来るとユナに聞いた。実際ユナは新しい服を買ってきたら、あっという間に尻尾の穴を作ってしまった。

「耳も尻尾も可愛い。モフモフしてて、触り心地がいいよ」

「あふっ⋯んんっ⋯♡ 私の耳と尻尾、タカシさんに気に入って貰えて、幸せ過ぎます♡」

「もちろんおっぱいも、気に入ってるよ」

「あんっ⋯気持ちいい♡ 今夜はいっぱい挟ませてくださいね♡」

 ユーリがそんな事を言うので、挟みたくてチンポがガチガチに勃起してしまった。いかん! 興奮してエリダさんの事を忘れるところだった。

「ヤバイ。後1人、拐われていた獣人女性を迎えに行かなきゃいけないんだった。ユーリに興奮して忘れるとこだったよ」

「そうなんですか? じゃあその女性を迎えに行って、帰ってきたら⋯⋯エッチしてくださいね♡」

「うん。でも⋯⋯チンポが⋯」

 ズボンの上からでも、勃起してるのがバレバレだ。このままエリダさんとアイリスに会ったら、欲情しておねだりされてしまうな。

「そのままじゃ迎えに行けませんね♡ 私のおっぱいで、1回出しますか?♡」

「パイズリは⋯⋯後の楽しみに取っておきたい。ユーリ、口でしてくれないか?」

「はい♡ ミーシャほど上手じゃないですけど、気持ち良くなってください♡」

 俺が立ち上がると、ユーリが膝立ちになり、俺のベルトを外してズボンをパンツごと膝まで下げた。ガチガチのチンポがユーリの目の前でビクビクと跳ねている。
 ユーリが竿を優しく握り、鈴口にキスをしてからゆっくり扱き、亀頭をペロペロと舐めてきた。

「れろっちゅっ⋯んちゅ♡ タカシさんのおチンチン⋯本当に素敵♡ 匂いだけで⋯濡れちゃう♡」

「ううっ⋯⋯気持ちいいよ。ユーリ⋯こっち見て」

 ユーリが上目遣いで俺を見ながら、丁寧に亀頭から竿に舌を這わせていく。片手でチンポを持ち上げて、裏側までゆっくり舐めながら、玉を優しく揉んでくれる。イヤらしい舌使いに、ガマン汁が吹き出してくる。ユーリがガマン汁を亀頭に塗り込むように、優しく手で包んで刺激してきた。

「それ⋯⋯ヌルヌルして、気持ちいい!」

「ちゅぷっ⋯タカシさん、自分のお汁が気持ちいいんですね♡ ヌルヌルがいいなら、いい物がありますから、楽しみにしててくださいね♡ はむっぢゅぅぅんっんんぢゅっ♡」

 いい物って何だろう? ヌルヌルだからローションかな? 凄く楽しみだ。
 ユーリがチンポを咥え、亀頭からカリの下まで唇を往復しだした。カリに唇が引っ掛かる感じが、最高に気持ちいい。

「ぢゅぞぞぞっんっふっぢゅぷっぢゅぷっぢゅるるっんっちゅっ♡」

 強く吸いながら顔を激しく前後させ、舌は亀頭を這い回っている。唇が亀頭の先に来る度、イヤらしい音が鳴って興奮を高めてくれる。前後に動く度に爆乳が膝に当たってたまらない。
 俺はフェラされながら、ユーリの爆乳を両手で強く揉んだ。手からこぼれる柔らかい肉の塊。ユーリは俺が胸を揉みやすいように、口だけでチンポを扱き、両手で俺の腰を掴んでいる。

「ぶっぢゅる⋯んんっ⋯んっふっもっと、揉んで⋯くらはい♡ ぢゅぷっぢゅぢゅっ♡」

 爆乳を好き放題揉みながら、チンポをしゃぶられる。最高だな。

「ああっ! もう⋯イキそう⋯⋯うっ!」

「ぢゅるっんふっ⋯らして♡ ちゅっれるっふぅぢゅっぷっ♡」

 射精しそうなその時、エリダさんから「念話」が来た。

『タカシ様。只今お風呂から上がりました。お待たせしてすみません』

『ううっ! エリダさんっ! すぐ迎えに⋯ああっ! 行きます!』

『タカシ様? どうかなさいましたか?』

『いえ、大丈夫です。すぐ行き⋯⋯イ、イクッ! イキます!』

──ドピュッ!ドクドクッ!ビュルッ!ビュルルルルル!ビュルビュル!

「んんんっ!んっくっ♡ぢゅぞぞぞぞっちゅぅぅっんくっんくっ♡」

「うっくぅぅぅぅっ! 気持ちいいっ!」

『タカシ様?』

『ああっ⋯⋯大丈夫です。待ってて⋯ください』

『は、はい⋯⋯』

 俺は慌てて「念話」を切った。バレてないよね?

「はぁ⋯はぁ⋯ユーリ。凄く気持ち良かったよ。連絡が来たから迎えに行かなきゃ⋯ううっ! 吸い出して!」

「んっちゅぅぅぅ⋯はい♡ はむっちゅうぅぅぢゅるるるっんっく⋯ぷはっ♡ 綺麗になりました♡」

「ありがとう、ユーリ」

 お礼を言いながらユーリのウサギ耳を撫でると、凄く嬉しそうに微笑んだ。
 チンポが半勃ちくらいになったので、パンツとズボンを戻し、「探索魔法」でアイリスの待っている宿の部屋を確認してから、俺はセドム村に転移した。


「タカシ様♡」

「エリダさん。お待たせしました」

「いえ。ありがとうございます。私の為にすみません」

「では行きましょう。また俺に掴まってください」

「はい♡」

 エリダさんは、少し頬を赤くして返事をし、俺の腕に抱き付くように掴まった。む、胸が⋯⋯。ユナくらい巨乳なので、谷間に二の腕が挟まれている。
 他の獣人女性達は、ニーナさんと一緒に匿う家の1階のリビングで、必要な物や服のサイズの確認をしているらしい。エリダさんは確認済みだから大丈夫みたいだ。
 アイリスに「念話」で連絡してから、エリダさんと一緒に、アイリスが待っているコレットの宿屋の部屋へ直接転移した。


「エリダ姉さん⋯⋯」

「アイリス⋯⋯」

 2人は抱き合って、再会を喜んでいる。アイリスは泣きながら、エリダさんの胸に飛び込み、エリダさんは優しくアイリスを抱き締めて、頭を撫でていた。

「積もる話もあるでしょうから、俺はこれで」

「タカシさん♡ エリダ姉さんを助け出してくれて、本当にありがとうございました」

「どういたしまして。今日はゆっくりエリダさんと過ごしてくれ。一応この部屋に、怪しい者が近付いたらわかる魔法をかけておくから、安心して。エリダさん、明日また連絡をくれれば迎えに来ます。それまではアイリスと一緒に居てください」

「ありがとうございます、タカシ様♡」

 2人にお礼を言われながら、ユーリの部屋に転移して戻った。

「お帰りなさい、タカシさん♡」

「ただいま、ユーリ」

 ユーリが欲情した顔をしているので、そのままお姫様だっこで寝室に向かった。

「ベッドが小さいですけど、タカシさんと抱き合って寝れば大丈夫です♡」

「ああ。今日は朝まで抱き合って寝よう。その前にいっぱいエッチな事しような」

「⋯はい♡ 今夜はタカシさんを一人占め♡♡」


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