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一周年の吸血少女
溶岩エリア
しおりを挟む 次の土曜日。私は、ラングさんのお店に来ていた。
「ラングさんいますか?」
「いるぞ。何か用があるらしいな」
「はい。新しい刀が欲しくて」
「新しい刀?」
メッセージでは事情の説明をしていないので、ここで説明する。
「実は、人斬りと竜狩刀を神器にして貰ったんです」
神殺しをラングさんに見せる。でも、ラングさんに触らせるという事はない。街の中でも血は吸われるから、ラングさんに触らせちゃうとラングさんのHPが急速に吸われる事になる。
「どういうことだ?」
「えっと、神器の隠れ里って場所があって、そこで神器にして貰えたんです。色々とあって本来の力を解放しようとしたら、別の力に進化しちゃいましたけど。あっ、絶対に触らないでくださいね。神殺しは、触れている対象から無限に血を吸収するので」
「つまり、今も嬢ちゃんから吸収しているということか。恐ろしい刀になったな」
「はい。それで、二本を一本にしたせいで、二刀流が出来なくて」
「なるほどな。そういう事か。性能を見ても良いか?」
「はい」
性能を見るだけなら、神殺しに触らなくても出来るので、カウンターに置いて見てもらう。
「……悪いが、これと同等の刀は無理だぞ?」
「はい。それでも、私が信頼している鍛冶職人はラングさんですから。対人想定でお願いします」
「PvP向きの刀という事か?」
「はい。モンスター相手の武器なら、白百合や黒百合もありますので。PvPで二刀流が使えるようにしておきたいんです」
ソルさんやフレ姉との戦いで、二刀流を使う事を想定して刀を作って貰う。
PvPでは、竜狩刀は竜特化の刀だったから、基本的に人斬りだけで戦っていた。【致命斬首】がある分、そっちの方が戦いやすいというのもある。それがあらゆる種族に対応出来る神殺しになったので、もう一本を人に特化したものにすれば、もっと戦いやすくなるはず。
ラングさんにも言った通り、モンスター相手なら神殺し、白百合、黒百合があるしね。
「分かった。PvPに重きを置いた構成にする。一週間貰えるか?」
「はい。イベント前に取りに来るって感じで大丈夫ですか?」
「ああ。それで良い」
「それじゃあ、お願いします」
ラングさんにお金を前払いしてから、一度ギルドエリアに戻る。そして、精霊の集会場で、一旦スキルを整理する。
────────────────────
ハク:【武芸千般Lv100】【二刀の極みLv100】【武闘術Lv100】【始祖の吸血鬼Lv100】【大地武装Lv100】【暴風武装Lv100】【光明武装Lv100】【暗黒武装Lv100】【加重闘法Lv100】【万能探知Lv100】【蒼天Lv100】【天聖Lv100】【邪鬼Lv100】【鬼王Lv1】【黒鬼気Lv100】
控え:【聖剣Lv1】【鋏Lv83】【三叉槍Lv88】【氷結爪Lv66】【竜爪Lv83】【岩竜爪Lv72】【剛爪Lv91】【棘拳Lv81】【武闘気Lv100】【爆熱闘気Lv100】【敏捷闘気Lv100】【銃Lv61】【突撃銃Lv56】【散弾銃Lv40】【狙撃銃Lv1】【機関銃Lv1】【大砲Lv3】
【魔導王Lv19】【溶岩魔法才能Lv3】【天候魔法才能Lv12】【大地魔法才能Lv13】【暴風魔法才能Lv11】【雷霆魔法才能Lv12】【闇魔法才能Lv51】【付加呪加才能Lv15】【状態異常才能Lv13】【死霊術Lv43】【死霊誘引Lv31】
【支配(火)Lv100】【無限火Lv100】【支配(水)Lv100】【無限水Lv100】【支配(雷)Lv1】【無限雷Lv1】【吸血鋭牙Lv100】【根源(血)】【完全支配(血)Lv100】【支配(影)Lv100】【無限影Lv100】【植物操作Lv20】【支配(毒)Lv1】【無限毒Lv1】【操縛糸Lv67】【重力操作Lv100】【眷属創造Lv100】【物体操作Lv1】
【HPMP超強化Lv100】【物理超強化Lv100】【魔法超強化Lv28】【器用さ強化Lv100】【運強化Lv100】【神体能力強化Lv100】【五感超強化Lv100】【頑強顎門Lv100】【反発弾性強化Lv100】【骨格強化Lv100】【機動性強化Lv100】【神力(封)】
【毒耐性Lv100】【麻痺耐性Lv54】【呪い耐性Lv31】【沈黙耐性Lv66】【暗闇耐性Lv1】【怒り耐性Lv11】【眠り耐性Lv1】【混乱耐性Lv100】【魅了耐性Lv100】【出血耐性Lv1】【気絶耐性Lv16】
【夜霧の執行者Lv100】【堅牢堅固Lv100】【茨鎧Lv80】【腐食鎧Lv86】【雨隠れLv51】【明暗順応Lv100】【回転Lv100】【遠心力Lv100】【韋駄天走Lv100】【悪路走行Lv100】【跳躍Lv100】【飛翔Lv100】【慣性制御Lv100】【暴飲暴食Lv100】【悪食Lv100】【貯蔵Lv100】【心眼開放Lv100】【精神統一Lv67】【適応Lv100】
【神炎Lv100】【氷炎Lv100】【水氷息吹Lv100】【土水息吹Lv100】【氷雷息吹Lv100】【岩炎息吹Lv100】【岩風息吹Lv100】【蒼炎息吹Lv100】【炎牙Lv100】【噴火Lv76】【熱血Lv100】【氷牙Lv88】【水流レーザーLv90】【氷結破砕Lv100】【冷血Lv100】【雷化Lv1】【狂戦士化Lv65】【発狂Lv20】【猪突猛進Lv100】【繭Lv28】【強靭絹糸Lv100】【魔力糸Lv100】【ドラミングLv18】【虫翅Lv2】【白翼Lv100】【黒翼Lv78】【鋼鉄翼Lv41】【魔力翼Lv100】【炎翼Lv88】【浮遊Lv100】【珊瑚砲Lv100】【黒腐侵蝕Lv100】【粘体Lv100】【断熱体Lv100】【模倣Lv39】【死神鎌Lv30】【幻影Lv63】【再生Lv100】【超反応Lv100】【解錠Lv34】【暗闇の魔眼Lv100】【混乱の魔眼Lv100】【宝石創造Lv50】【鉱石創造Lv50】【水晶創造Lv50】【竜紋Lv31】【混沌Lv55】【悪夢Lv53】【絶望Lv50】【エネルギー吸収Lv12】
【竜王息吹Lv100】【竜王血Lv100】【竜王鎧Lv22】【炎竜鎧Lv1】【水神竜Lv70】【岩竜鎧Lv76】【竜王翼Lv1】【精霊体Lv100】【魔王Lv100】【色欲悪魔Lv100】【色欲の大罪Lv100】【嫉妬悪魔Lv88】【嫉妬の大罪Lv100】【悪魔王翼Lv58】【聖王Lv100】【熾天使Lv100】【熾天使翼Lv100】【魔聖融合Lv100】【属性結合Lv100】
【機織りLv31】【糸紡ぎLv32】
【水中戦闘術Lv51】【掘削Lv18】【竜騎Lv71】【農業Lv1】【テイマーLv86】【精霊に愛されし者Lv95】【神獣使いLv90】【統帥Lv100】【総合言語学Lv15】【プリセット】【海神のお守り】
SP:10
────────────────────
【支配(毒)】:全ての毒を支配する。身体の至る場所から毒を排出する事が出来る。また毒を武器に纏わせる事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。(【無限毒】所持)
【無限毒】:無限に毒を生成出来るようになる。様々な種類の毒を生成出来るようになる。また血液にあらゆる毒が混ざる。控えでも効果を発揮する。(【猛毒牙】【猛毒鎧】【猛毒触手】【猛毒墨】【猛毒生成】【猛毒血】【麻痺毒牙】【麻痺血】【奪声牙】【呪毒牙】【奪明牙】【感染】Lv100統合)
【無限雷】:無限に雷を蓄えて、自由に出し入れ出来るようになる。身体から雷を生み出す事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。(【蓄放電】進化)
【支配(雷)】:全ての雷を支配する。雷による武器の強化が可能となる。使用出来る雷の量が無制限になる。控えでも効果を発揮する。(【無限雷】所持 【雷電武装】Lv50進化)
【雷化】:身体を雷に変えて移動する事が出来る。また、雷を纏って移動速度を上昇させる事が出来る。控えでも効果を発揮する。(【電光石火】【疾風迅雷】【雷脚】Lv100統合)
【竜王翼】:魔力によって出来た竜王の羽を生やす事が出来る。羽の展開時のみMPを消費して飛ぶ事が出来る。控えでも効果を発揮する。(【竜翼】Lv100進化)
【鬼王】:内なる鬼王の力を開放出来る。また鬼王の力を纏う事が出来る。((【鬼】【鬼気】Lv100統合)
【農業】:作物を育てる際、生長速度と品質を大きく上昇させる。収穫の際、確定で複数の種を得る事が出来る。家畜の世話に補正が入り、上質な素材が手に入りやすくなる。また解体の際に、得られる素材の量が増える。控えでも効果を発揮する。(【農家】【果樹】【稲作】【畑作】【花卉】【茸栽培】【畜産】【解体】【酪農】【羊飼い】【養鶏】【養豚】【養蜂】【木こり】Lv100統合)
【物体操作】:物体を自由自在に操る事が出来る。【超圧縮】【射出】の能力も内包されている。控えでも効果を発揮する。(【超圧縮】【念力】【射出】Lv100統合)
────────────────────
ちょっと面白そうなスキルと実用的なスキルを取ってみた。本当は、もう少し支配系スキルを増やせたけど、SP的に厳しい部分もあった。でも、取り敢えず、これでSPも稼ぎしやすくなる。
「支配がランク5っていうのが辛いんだよね。SPを20も消費するんだもんなぁ」
「スキル取ったの?」
私がスキルの整理をしていると、アカリがやって来た。私の隣に座って、私が見ているスキルの画面を見ようとする。なので、設定でアカリにも見えるようにする。
「あれ? 【農業】って統合?」
「そう。全部ひっくるめて【農業】になった」
「ふ~ん、そうなんだ。でも、支配系スキルが取りたかったなら、統合しない方が良かったんじゃない?」
「そう思うでしょ? でも、これって皆が作業する事でも経験値が入るから、自動的にSPが稼げるんだよね。それに、アカリのために良い素材が出るようになった方がいいでしょ?」
「……ありがとう」
ちょっとだけ顔を赤らめたアカリが、私の肩に頭を乗せる。SPのためのスキル収得でもあったけど、【農業】に関してはアカリのためというのもある。これで良い素材になれば、アカリも嬉しいだろうからね。
「そもそも支配系スキルを手に入れるには、無限系スキルが必要だから、二つ合わせて40も消費するんだよね」
「そうなんだ。確かに、それはキツいね」
「魔法系スキルを上げれば、大分稼げるけどね。まぁ、上位系スキルだから、全然レベルが上がらないんだけど」
「頑張るしかないね」
「そういう事。それじゃあ、私は新しいエリアに行ってくるね」
「うん。いってらっしゃい」
アカリにキスをしてから、私は南の溶岩エリアへと向かう。火山エリアを抜けて溶岩エリアに入ると、凄まじい熱気が襲い掛かってくる。
「うわっ……熱い……」
暑いではなく熱いというのが、最初の感想だった。火山エリアでも似たような感じを味わっているけど、向こうはまだ暑いという感覚が少し残っていた。でも、ここではそんな事はない。周囲を溶岩が流れていて、そこから発せられる熱がじりじりと私を焼いているような感じだ。
「水は……あっ、まだ使えるんだ」
水を出して、すぐに蒸発してしまうかを確認してみたら、そんな事はなかった。地面に垂らしたら蒸発したけど。
「レインは喚べないなぁ。危険過ぎる。まぁ、火山の時点で喚べなかったから当たり前か。【召喚・フラム】【召喚・ニクス】」
この環境に適応出来る二人を喚び出す。溶岩エリアと言っても、洞窟の中ではなく、外の世界なのでニクスものびのびと空を飛べる。
その場に降り立ったフラムは、真っ直ぐ奥の方を見る。
「どうしたの?」
『いや、何か強い力を感じた』
「強い力? もしかしたら、フラムが進化するための力かも」
『ああ、皆が進化したってやつだな。そこから行くのか?』
「そうだね。ニクスも私達に付いてきて」
『キュイ』
ニクスは、私達の近くで飛びながら付いてくる。そして、フラムの案内で、その力を感じる場所へと歩いていった。その際に周囲の探索も忘れない。一応、私達プレイヤーが歩ける足場が用意されているけど、どちらかというと溶岩溜まりの方が多い気がする。
「フラム。感知出来る範囲で溶岩と陸地、どっちが多い?」
『溶岩だな。浅い場所もあるが、ほとんどが深い。人が入れば、頭の天辺まで埋まるだろうな』
「その前に焼けそうだね」
『だろうな。ところで、その溶岩にモンスターがいるんだが、それも飲むのか?』
「ん? 本当だ。飲むよ。飲めるし」
『そうか。なら、持ってくる』
フラムはそう言うと、溶岩の方に手を向けて何かを引っ張った。すると、溶岩の中からモンスターが引き摺りだされる。名前はラヴァゴーレム。かなりの巨体で三メートルくらいある。でも、形的には岩で出来たゴーレムのようにも見える。
ラヴァゴーレムは、フラムによって拘束されていて身動きが取れない状態のまま陸地に上げられた。そこに近づいて、ラヴァゴーレムを飲んでいく。熱湯を飲んでいるような熱さが口から胃まで落ちていく。でも、不快感も痛みもない。【熾天使】のおかげで、熱のダメージがないからかな。
フラムのおかげで、そのまま飲み干す事が出来た。得られたスキルは【熔解】というスキルだった。
────────────────────
【熔解】:触れた金属を融かす事が出来るようになる。
────────────────────
一瞬生産系スキルかとも思ったけど、どちらかと言うと、防御系スキルに該当するのかもしれない。武器のほとんどは金属製だ。受けた瞬間に発動すれば、相手の武器を一方的に融かす事が出来る。これに武器の耐久値減少系スキルを組み合わせれば、攻撃をしてきた相手の武器を一方的に壊す事が出来る。まぁ、控えで発動しないから、装備しないといけないのが難点かな。あまり普段使いしそうにはないから。
新しいスキルも手に入れながら、私達はフラムが感じている力の場所まで向かっていく。
「ラングさんいますか?」
「いるぞ。何か用があるらしいな」
「はい。新しい刀が欲しくて」
「新しい刀?」
メッセージでは事情の説明をしていないので、ここで説明する。
「実は、人斬りと竜狩刀を神器にして貰ったんです」
神殺しをラングさんに見せる。でも、ラングさんに触らせるという事はない。街の中でも血は吸われるから、ラングさんに触らせちゃうとラングさんのHPが急速に吸われる事になる。
「どういうことだ?」
「えっと、神器の隠れ里って場所があって、そこで神器にして貰えたんです。色々とあって本来の力を解放しようとしたら、別の力に進化しちゃいましたけど。あっ、絶対に触らないでくださいね。神殺しは、触れている対象から無限に血を吸収するので」
「つまり、今も嬢ちゃんから吸収しているということか。恐ろしい刀になったな」
「はい。それで、二本を一本にしたせいで、二刀流が出来なくて」
「なるほどな。そういう事か。性能を見ても良いか?」
「はい」
性能を見るだけなら、神殺しに触らなくても出来るので、カウンターに置いて見てもらう。
「……悪いが、これと同等の刀は無理だぞ?」
「はい。それでも、私が信頼している鍛冶職人はラングさんですから。対人想定でお願いします」
「PvP向きの刀という事か?」
「はい。モンスター相手の武器なら、白百合や黒百合もありますので。PvPで二刀流が使えるようにしておきたいんです」
ソルさんやフレ姉との戦いで、二刀流を使う事を想定して刀を作って貰う。
PvPでは、竜狩刀は竜特化の刀だったから、基本的に人斬りだけで戦っていた。【致命斬首】がある分、そっちの方が戦いやすいというのもある。それがあらゆる種族に対応出来る神殺しになったので、もう一本を人に特化したものにすれば、もっと戦いやすくなるはず。
ラングさんにも言った通り、モンスター相手なら神殺し、白百合、黒百合があるしね。
「分かった。PvPに重きを置いた構成にする。一週間貰えるか?」
「はい。イベント前に取りに来るって感じで大丈夫ですか?」
「ああ。それで良い」
「それじゃあ、お願いします」
ラングさんにお金を前払いしてから、一度ギルドエリアに戻る。そして、精霊の集会場で、一旦スキルを整理する。
────────────────────
ハク:【武芸千般Lv100】【二刀の極みLv100】【武闘術Lv100】【始祖の吸血鬼Lv100】【大地武装Lv100】【暴風武装Lv100】【光明武装Lv100】【暗黒武装Lv100】【加重闘法Lv100】【万能探知Lv100】【蒼天Lv100】【天聖Lv100】【邪鬼Lv100】【鬼王Lv1】【黒鬼気Lv100】
控え:【聖剣Lv1】【鋏Lv83】【三叉槍Lv88】【氷結爪Lv66】【竜爪Lv83】【岩竜爪Lv72】【剛爪Lv91】【棘拳Lv81】【武闘気Lv100】【爆熱闘気Lv100】【敏捷闘気Lv100】【銃Lv61】【突撃銃Lv56】【散弾銃Lv40】【狙撃銃Lv1】【機関銃Lv1】【大砲Lv3】
【魔導王Lv19】【溶岩魔法才能Lv3】【天候魔法才能Lv12】【大地魔法才能Lv13】【暴風魔法才能Lv11】【雷霆魔法才能Lv12】【闇魔法才能Lv51】【付加呪加才能Lv15】【状態異常才能Lv13】【死霊術Lv43】【死霊誘引Lv31】
【支配(火)Lv100】【無限火Lv100】【支配(水)Lv100】【無限水Lv100】【支配(雷)Lv1】【無限雷Lv1】【吸血鋭牙Lv100】【根源(血)】【完全支配(血)Lv100】【支配(影)Lv100】【無限影Lv100】【植物操作Lv20】【支配(毒)Lv1】【無限毒Lv1】【操縛糸Lv67】【重力操作Lv100】【眷属創造Lv100】【物体操作Lv1】
【HPMP超強化Lv100】【物理超強化Lv100】【魔法超強化Lv28】【器用さ強化Lv100】【運強化Lv100】【神体能力強化Lv100】【五感超強化Lv100】【頑強顎門Lv100】【反発弾性強化Lv100】【骨格強化Lv100】【機動性強化Lv100】【神力(封)】
【毒耐性Lv100】【麻痺耐性Lv54】【呪い耐性Lv31】【沈黙耐性Lv66】【暗闇耐性Lv1】【怒り耐性Lv11】【眠り耐性Lv1】【混乱耐性Lv100】【魅了耐性Lv100】【出血耐性Lv1】【気絶耐性Lv16】
【夜霧の執行者Lv100】【堅牢堅固Lv100】【茨鎧Lv80】【腐食鎧Lv86】【雨隠れLv51】【明暗順応Lv100】【回転Lv100】【遠心力Lv100】【韋駄天走Lv100】【悪路走行Lv100】【跳躍Lv100】【飛翔Lv100】【慣性制御Lv100】【暴飲暴食Lv100】【悪食Lv100】【貯蔵Lv100】【心眼開放Lv100】【精神統一Lv67】【適応Lv100】
【神炎Lv100】【氷炎Lv100】【水氷息吹Lv100】【土水息吹Lv100】【氷雷息吹Lv100】【岩炎息吹Lv100】【岩風息吹Lv100】【蒼炎息吹Lv100】【炎牙Lv100】【噴火Lv76】【熱血Lv100】【氷牙Lv88】【水流レーザーLv90】【氷結破砕Lv100】【冷血Lv100】【雷化Lv1】【狂戦士化Lv65】【発狂Lv20】【猪突猛進Lv100】【繭Lv28】【強靭絹糸Lv100】【魔力糸Lv100】【ドラミングLv18】【虫翅Lv2】【白翼Lv100】【黒翼Lv78】【鋼鉄翼Lv41】【魔力翼Lv100】【炎翼Lv88】【浮遊Lv100】【珊瑚砲Lv100】【黒腐侵蝕Lv100】【粘体Lv100】【断熱体Lv100】【模倣Lv39】【死神鎌Lv30】【幻影Lv63】【再生Lv100】【超反応Lv100】【解錠Lv34】【暗闇の魔眼Lv100】【混乱の魔眼Lv100】【宝石創造Lv50】【鉱石創造Lv50】【水晶創造Lv50】【竜紋Lv31】【混沌Lv55】【悪夢Lv53】【絶望Lv50】【エネルギー吸収Lv12】
【竜王息吹Lv100】【竜王血Lv100】【竜王鎧Lv22】【炎竜鎧Lv1】【水神竜Lv70】【岩竜鎧Lv76】【竜王翼Lv1】【精霊体Lv100】【魔王Lv100】【色欲悪魔Lv100】【色欲の大罪Lv100】【嫉妬悪魔Lv88】【嫉妬の大罪Lv100】【悪魔王翼Lv58】【聖王Lv100】【熾天使Lv100】【熾天使翼Lv100】【魔聖融合Lv100】【属性結合Lv100】
【機織りLv31】【糸紡ぎLv32】
【水中戦闘術Lv51】【掘削Lv18】【竜騎Lv71】【農業Lv1】【テイマーLv86】【精霊に愛されし者Lv95】【神獣使いLv90】【統帥Lv100】【総合言語学Lv15】【プリセット】【海神のお守り】
SP:10
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【支配(毒)】:全ての毒を支配する。身体の至る場所から毒を排出する事が出来る。また毒を武器に纏わせる事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。(【無限毒】所持)
【無限毒】:無限に毒を生成出来るようになる。様々な種類の毒を生成出来るようになる。また血液にあらゆる毒が混ざる。控えでも効果を発揮する。(【猛毒牙】【猛毒鎧】【猛毒触手】【猛毒墨】【猛毒生成】【猛毒血】【麻痺毒牙】【麻痺血】【奪声牙】【呪毒牙】【奪明牙】【感染】Lv100統合)
【無限雷】:無限に雷を蓄えて、自由に出し入れ出来るようになる。身体から雷を生み出す事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。(【蓄放電】進化)
【支配(雷)】:全ての雷を支配する。雷による武器の強化が可能となる。使用出来る雷の量が無制限になる。控えでも効果を発揮する。(【無限雷】所持 【雷電武装】Lv50進化)
【雷化】:身体を雷に変えて移動する事が出来る。また、雷を纏って移動速度を上昇させる事が出来る。控えでも効果を発揮する。(【電光石火】【疾風迅雷】【雷脚】Lv100統合)
【竜王翼】:魔力によって出来た竜王の羽を生やす事が出来る。羽の展開時のみMPを消費して飛ぶ事が出来る。控えでも効果を発揮する。(【竜翼】Lv100進化)
【鬼王】:内なる鬼王の力を開放出来る。また鬼王の力を纏う事が出来る。((【鬼】【鬼気】Lv100統合)
【農業】:作物を育てる際、生長速度と品質を大きく上昇させる。収穫の際、確定で複数の種を得る事が出来る。家畜の世話に補正が入り、上質な素材が手に入りやすくなる。また解体の際に、得られる素材の量が増える。控えでも効果を発揮する。(【農家】【果樹】【稲作】【畑作】【花卉】【茸栽培】【畜産】【解体】【酪農】【羊飼い】【養鶏】【養豚】【養蜂】【木こり】Lv100統合)
【物体操作】:物体を自由自在に操る事が出来る。【超圧縮】【射出】の能力も内包されている。控えでも効果を発揮する。(【超圧縮】【念力】【射出】Lv100統合)
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ちょっと面白そうなスキルと実用的なスキルを取ってみた。本当は、もう少し支配系スキルを増やせたけど、SP的に厳しい部分もあった。でも、取り敢えず、これでSPも稼ぎしやすくなる。
「支配がランク5っていうのが辛いんだよね。SPを20も消費するんだもんなぁ」
「スキル取ったの?」
私がスキルの整理をしていると、アカリがやって来た。私の隣に座って、私が見ているスキルの画面を見ようとする。なので、設定でアカリにも見えるようにする。
「あれ? 【農業】って統合?」
「そう。全部ひっくるめて【農業】になった」
「ふ~ん、そうなんだ。でも、支配系スキルが取りたかったなら、統合しない方が良かったんじゃない?」
「そう思うでしょ? でも、これって皆が作業する事でも経験値が入るから、自動的にSPが稼げるんだよね。それに、アカリのために良い素材が出るようになった方がいいでしょ?」
「……ありがとう」
ちょっとだけ顔を赤らめたアカリが、私の肩に頭を乗せる。SPのためのスキル収得でもあったけど、【農業】に関してはアカリのためというのもある。これで良い素材になれば、アカリも嬉しいだろうからね。
「そもそも支配系スキルを手に入れるには、無限系スキルが必要だから、二つ合わせて40も消費するんだよね」
「そうなんだ。確かに、それはキツいね」
「魔法系スキルを上げれば、大分稼げるけどね。まぁ、上位系スキルだから、全然レベルが上がらないんだけど」
「頑張るしかないね」
「そういう事。それじゃあ、私は新しいエリアに行ってくるね」
「うん。いってらっしゃい」
アカリにキスをしてから、私は南の溶岩エリアへと向かう。火山エリアを抜けて溶岩エリアに入ると、凄まじい熱気が襲い掛かってくる。
「うわっ……熱い……」
暑いではなく熱いというのが、最初の感想だった。火山エリアでも似たような感じを味わっているけど、向こうはまだ暑いという感覚が少し残っていた。でも、ここではそんな事はない。周囲を溶岩が流れていて、そこから発せられる熱がじりじりと私を焼いているような感じだ。
「水は……あっ、まだ使えるんだ」
水を出して、すぐに蒸発してしまうかを確認してみたら、そんな事はなかった。地面に垂らしたら蒸発したけど。
「レインは喚べないなぁ。危険過ぎる。まぁ、火山の時点で喚べなかったから当たり前か。【召喚・フラム】【召喚・ニクス】」
この環境に適応出来る二人を喚び出す。溶岩エリアと言っても、洞窟の中ではなく、外の世界なのでニクスものびのびと空を飛べる。
その場に降り立ったフラムは、真っ直ぐ奥の方を見る。
「どうしたの?」
『いや、何か強い力を感じた』
「強い力? もしかしたら、フラムが進化するための力かも」
『ああ、皆が進化したってやつだな。そこから行くのか?』
「そうだね。ニクスも私達に付いてきて」
『キュイ』
ニクスは、私達の近くで飛びながら付いてくる。そして、フラムの案内で、その力を感じる場所へと歩いていった。その際に周囲の探索も忘れない。一応、私達プレイヤーが歩ける足場が用意されているけど、どちらかというと溶岩溜まりの方が多い気がする。
「フラム。感知出来る範囲で溶岩と陸地、どっちが多い?」
『溶岩だな。浅い場所もあるが、ほとんどが深い。人が入れば、頭の天辺まで埋まるだろうな』
「その前に焼けそうだね」
『だろうな。ところで、その溶岩にモンスターがいるんだが、それも飲むのか?』
「ん? 本当だ。飲むよ。飲めるし」
『そうか。なら、持ってくる』
フラムはそう言うと、溶岩の方に手を向けて何かを引っ張った。すると、溶岩の中からモンスターが引き摺りだされる。名前はラヴァゴーレム。かなりの巨体で三メートルくらいある。でも、形的には岩で出来たゴーレムのようにも見える。
ラヴァゴーレムは、フラムによって拘束されていて身動きが取れない状態のまま陸地に上げられた。そこに近づいて、ラヴァゴーレムを飲んでいく。熱湯を飲んでいるような熱さが口から胃まで落ちていく。でも、不快感も痛みもない。【熾天使】のおかげで、熱のダメージがないからかな。
フラムのおかげで、そのまま飲み干す事が出来た。得られたスキルは【熔解】というスキルだった。
────────────────────
【熔解】:触れた金属を融かす事が出来るようになる。
────────────────────
一瞬生産系スキルかとも思ったけど、どちらかと言うと、防御系スキルに該当するのかもしれない。武器のほとんどは金属製だ。受けた瞬間に発動すれば、相手の武器を一方的に融かす事が出来る。これに武器の耐久値減少系スキルを組み合わせれば、攻撃をしてきた相手の武器を一方的に壊す事が出来る。まぁ、控えで発動しないから、装備しないといけないのが難点かな。あまり普段使いしそうにはないから。
新しいスキルも手に入れながら、私達はフラムが感じている力の場所まで向かっていく。
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●本作のメインテーマは、あくまで(途中まで)史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
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●全ての船魄に挿絵ありですが、AI加筆なので雰囲気程度にお楽しみください。
●少女たちの愛憎と謀略が絡まり合う、新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。
●お気に入りや感想などよろしくお願いします。毎日一話投稿します。
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