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クリスマスの吸血少女
氷点下エリア
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取り敢えず、そのまま大洋エリアにいる訳にもいかないので、一旦ギルドエリアに戻った。
「さてと、根源の紙は、今使っても収得出来ないし、ちゃんと収得出来るようになってから使ってみよっと。今使って、また血の根源になっても困るし」
根源系のスキルは、強制収得ではなく自分で収得しないといけないので、SPがマイナスの私はどうしようもない。なので、根源の紙は、その時までの楽しみとして持っておく事にする。
「それにしても、嫉妬と色欲か……絶妙にヤンデレっぽさが強くなった気がする……私にその要素はないんだけどなぁ」
改めて嫉妬と色欲の文字を見て肩を落とす。嫉妬に関しては、自分の要素が原因で手に入れたものじゃないので、私は嫉妬深くはない。そう信じて、次に行く場所を決める。
「残ってるのは、氷点下エリアと墓地エリアか……後は、ダンジョンもあるけど、そっちはまた今度でいいや。う~ん……墓地エリアは、そこまで苦労しなさそうだし、氷点下エリアに行こうかな。氷も水も無効化される訳だし。てか、闇も暗黒も無効化されるから、墓地エリアも苦労どころか余裕で探索出来るか」
悪魔の最上位を手に入れた事で、無効化される属性が増えている。なので、基本的に環境のダメージがないという風に考えて良さそうだ。これから先、雷が降り注ぎ続けるエリアとかが出たら別だけど。
早速氷点下エリアへと向かう為に、氷河エリアから転移する。前に来た時は、肌を突き刺すような感覚があったけど、その感覚もなくなっていた。
「寒いといえば寒いけど、秋みたいな寒さかな。【召喚・レイン】【召喚・スノウ】」
寒さに強いレインとスノウを喚び出す。
「二人とも大丈夫?」
『平気だよ』
『ガァ!』
二人とも平気なようで、スノウが勢いよく飛んでいった。いつも通り、スノウには自由行動をしてもらう。その間に、蝙蝠を出してマッピング範囲を広げようとしたけど、出した瞬間に凍り付いたので、諦めた。どのみちスノウが飛び回っているからマッピングは広く出来るし、気にしないで良いかな。
レインと手を繋いで歩いていると、【万能探知】にモンスターが反応した。ただ、一切動かない。
「レインがやってくれてるの?」
『うん! 遠くまで分かるようになったから感知出来る範囲は止めておいたよ』
「ありがとう」
神霊となったレインの強さがよく分かる。私が感知する前から、既にモンスターの動きを止めるという事は、それだけ感知の範囲が広いという事だ。【万能探知】を頼りにモンスターの場所まで行くと、そこには氷の兵士が立っていた。名前も氷兵士という名前だ。
「えっ、凍り付かせたの?」
『ううん。このままだった。だから、そのまま動きを止められたよ』
「そういう事。それじゃあ、早速食べようかな。毎回思うけど、この氷系のモンスターに噛み付く時って、知覚過敏だったら絶望するよね」
『?』
知覚過敏を知らないレインは首を傾げていた。水の神霊が知覚過敏というのもあれだし、仕方ないかな。氷兵士は複数体いるので、次々に吸血していくけど、既に持っているスキルだけだったので、新しいスキルは手に入らなかった。
「氷兵士は倒しちゃって良いよ」
『うん!』
レインが返事をしたのと同時に【万能探知】にあったモンスターの気配が一気に減った。相手が氷で出来ているから、レインなら即行で倒せる。レインと一緒に氷点下の雪原を歩いていきながら、氷騎士と氷魔女を倒していった。氷騎士は、大剣を持っていて、氷魔女は、女性らしいフォルムをしていた。
氷騎士からは何も手に入らなかったけど、氷魔女から【魔導王】と【魔法超強化】を手に入れた。
────────────────────
【魔導王】:最大MPと魔法攻撃力、魔法防御力が大きく上昇する。
【魔法超強化】:魔法攻撃力と魔法防御力が大きく上昇する。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
これによって【魔導】と【魔法防御強化】が統合されて消えていった。レインのおかげで吸血も楽だったし、スキルを得た後はレインが簡単に倒してくれるから、楽に進む事が出来ていた。
「ねぇ、レイン。この氷っぽい地面の下って何かある?」
『ううん。ただの土と雪と氷だよ。でも、ソイルは喚ばない方が良いと思う。寒いと思うから』
「そうなんだ。ソイルは喚ばないから大丈夫だよ。さすがに、この寒さで私達を以外は厳しいだろうからね」
『広い範囲で調べてるけど、地面の下まで氷が続いているところはないかも』
「それって、エリア全体?」
『分からない』
最前線のエリアという事もあって、マップの大きさはかなり大きい。なので、必ずしもレインが全てを調べられているとは限らない。ちゃんと隅々まで行って、レインと一緒に調べないといけないかな。
それと、あまり気付いていなかったけど、ここのエリアはモンスターの数が結構多い。レインが倒してくれているから気にならないけど、普通に歩いていたら雪原エリアの雪兎みたいになっていたかもしれない。という事は、スキルのレベル上げに最適という事だ。今度から、ここでレベル上げかな。
そんな感じで進んでいくけど、街のような場所は見当たらない。でも、スノウのおかげでマッピングも進んでいるし、ギリギリになりそうだけどボス戦だけでもやっちゃおうかな。
そんな事を思っていると、スノウが降りてきた。氷炎竜王になった巨体になっているスノウだけど、相変わらず私に頭を突きつけてくる。頭は、私の身長以上もあるので、思いっきり身体が浮き上がる事になる。
「おわっ!? どうしたのスノウ? ボスエリアでも見つけた?」
『ガァ!』
肯定の返事をしたので、本当にボスエリアを見つけたみたい。
「それじゃあ、連れていって貰おうかな」
『ガァ!』
レインと一緒にスノウに乗って、連れて行って貰う。すると、ボスエリアへの転移場所がありそうな場所の奥に大きなお城が見えた。廃城下町エリアから見る古城みたいな感じだ。あれが次のエリアになるのかな。
スノウが城の前で降りた。そこからボスエリアに転移した。転移した場所は、やっぱり城の前だ。そこには、ゲートキーパーゾンビのような氷の門番が立っていた。膝を突いて待機しているのだけど、その状態から一切動かない。
『止めたよ』
バグかと思ったら、レインが止めてくれたらしい。レインの頭を撫でてあげてから、ボスモンスターの名前は氷城の守り手を吸い取る。ただの氷なので美味しい美味しくないの概念がないのが有り難い。氷城の守り手から獲れたスキルは持っているスキルだったので意味が無かった。次の場所への転移を開けておいて、今日はこれでログアウトする。氷点下エリアの本格的な探索は、また明日かな。
「さてと、根源の紙は、今使っても収得出来ないし、ちゃんと収得出来るようになってから使ってみよっと。今使って、また血の根源になっても困るし」
根源系のスキルは、強制収得ではなく自分で収得しないといけないので、SPがマイナスの私はどうしようもない。なので、根源の紙は、その時までの楽しみとして持っておく事にする。
「それにしても、嫉妬と色欲か……絶妙にヤンデレっぽさが強くなった気がする……私にその要素はないんだけどなぁ」
改めて嫉妬と色欲の文字を見て肩を落とす。嫉妬に関しては、自分の要素が原因で手に入れたものじゃないので、私は嫉妬深くはない。そう信じて、次に行く場所を決める。
「残ってるのは、氷点下エリアと墓地エリアか……後は、ダンジョンもあるけど、そっちはまた今度でいいや。う~ん……墓地エリアは、そこまで苦労しなさそうだし、氷点下エリアに行こうかな。氷も水も無効化される訳だし。てか、闇も暗黒も無効化されるから、墓地エリアも苦労どころか余裕で探索出来るか」
悪魔の最上位を手に入れた事で、無効化される属性が増えている。なので、基本的に環境のダメージがないという風に考えて良さそうだ。これから先、雷が降り注ぎ続けるエリアとかが出たら別だけど。
早速氷点下エリアへと向かう為に、氷河エリアから転移する。前に来た時は、肌を突き刺すような感覚があったけど、その感覚もなくなっていた。
「寒いといえば寒いけど、秋みたいな寒さかな。【召喚・レイン】【召喚・スノウ】」
寒さに強いレインとスノウを喚び出す。
「二人とも大丈夫?」
『平気だよ』
『ガァ!』
二人とも平気なようで、スノウが勢いよく飛んでいった。いつも通り、スノウには自由行動をしてもらう。その間に、蝙蝠を出してマッピング範囲を広げようとしたけど、出した瞬間に凍り付いたので、諦めた。どのみちスノウが飛び回っているからマッピングは広く出来るし、気にしないで良いかな。
レインと手を繋いで歩いていると、【万能探知】にモンスターが反応した。ただ、一切動かない。
「レインがやってくれてるの?」
『うん! 遠くまで分かるようになったから感知出来る範囲は止めておいたよ』
「ありがとう」
神霊となったレインの強さがよく分かる。私が感知する前から、既にモンスターの動きを止めるという事は、それだけ感知の範囲が広いという事だ。【万能探知】を頼りにモンスターの場所まで行くと、そこには氷の兵士が立っていた。名前も氷兵士という名前だ。
「えっ、凍り付かせたの?」
『ううん。このままだった。だから、そのまま動きを止められたよ』
「そういう事。それじゃあ、早速食べようかな。毎回思うけど、この氷系のモンスターに噛み付く時って、知覚過敏だったら絶望するよね」
『?』
知覚過敏を知らないレインは首を傾げていた。水の神霊が知覚過敏というのもあれだし、仕方ないかな。氷兵士は複数体いるので、次々に吸血していくけど、既に持っているスキルだけだったので、新しいスキルは手に入らなかった。
「氷兵士は倒しちゃって良いよ」
『うん!』
レインが返事をしたのと同時に【万能探知】にあったモンスターの気配が一気に減った。相手が氷で出来ているから、レインなら即行で倒せる。レインと一緒に氷点下の雪原を歩いていきながら、氷騎士と氷魔女を倒していった。氷騎士は、大剣を持っていて、氷魔女は、女性らしいフォルムをしていた。
氷騎士からは何も手に入らなかったけど、氷魔女から【魔導王】と【魔法超強化】を手に入れた。
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【魔導王】:最大MPと魔法攻撃力、魔法防御力が大きく上昇する。
【魔法超強化】:魔法攻撃力と魔法防御力が大きく上昇する。控えでも効果を発揮する。
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これによって【魔導】と【魔法防御強化】が統合されて消えていった。レインのおかげで吸血も楽だったし、スキルを得た後はレインが簡単に倒してくれるから、楽に進む事が出来ていた。
「ねぇ、レイン。この氷っぽい地面の下って何かある?」
『ううん。ただの土と雪と氷だよ。でも、ソイルは喚ばない方が良いと思う。寒いと思うから』
「そうなんだ。ソイルは喚ばないから大丈夫だよ。さすがに、この寒さで私達を以外は厳しいだろうからね」
『広い範囲で調べてるけど、地面の下まで氷が続いているところはないかも』
「それって、エリア全体?」
『分からない』
最前線のエリアという事もあって、マップの大きさはかなり大きい。なので、必ずしもレインが全てを調べられているとは限らない。ちゃんと隅々まで行って、レインと一緒に調べないといけないかな。
それと、あまり気付いていなかったけど、ここのエリアはモンスターの数が結構多い。レインが倒してくれているから気にならないけど、普通に歩いていたら雪原エリアの雪兎みたいになっていたかもしれない。という事は、スキルのレベル上げに最適という事だ。今度から、ここでレベル上げかな。
そんな感じで進んでいくけど、街のような場所は見当たらない。でも、スノウのおかげでマッピングも進んでいるし、ギリギリになりそうだけどボス戦だけでもやっちゃおうかな。
そんな事を思っていると、スノウが降りてきた。氷炎竜王になった巨体になっているスノウだけど、相変わらず私に頭を突きつけてくる。頭は、私の身長以上もあるので、思いっきり身体が浮き上がる事になる。
「おわっ!? どうしたのスノウ? ボスエリアでも見つけた?」
『ガァ!』
肯定の返事をしたので、本当にボスエリアを見つけたみたい。
「それじゃあ、連れていって貰おうかな」
『ガァ!』
レインと一緒にスノウに乗って、連れて行って貰う。すると、ボスエリアへの転移場所がありそうな場所の奥に大きなお城が見えた。廃城下町エリアから見る古城みたいな感じだ。あれが次のエリアになるのかな。
スノウが城の前で降りた。そこからボスエリアに転移した。転移した場所は、やっぱり城の前だ。そこには、ゲートキーパーゾンビのような氷の門番が立っていた。膝を突いて待機しているのだけど、その状態から一切動かない。
『止めたよ』
バグかと思ったら、レインが止めてくれたらしい。レインの頭を撫でてあげてから、ボスモンスターの名前は氷城の守り手を吸い取る。ただの氷なので美味しい美味しくないの概念がないのが有り難い。氷城の守り手から獲れたスキルは持っているスキルだったので意味が無かった。次の場所への転移を開けておいて、今日はこれでログアウトする。氷点下エリアの本格的な探索は、また明日かな。
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