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楽しく賑わう吸血少女
嵐の前の静けさ
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一日中レベル上げをした翌日。今日は、アカリと花火を観る日だ。
「とは言っても、花火の時間までまだまだあるからなぁ。レベル上げするか。まだ、進化出来るレベルじゃないし」
結局花火が打ち上がるのは、夜なので、昼の間はレベル上げに集中する。自分のレベル上げを優先したいので、皆は喚ばない。血を纏わせた隠密双刀で戦いながら、光と闇を操って戦っていく。この戦闘スタイルでの戦いは、基本的に接近戦となるので、久しぶりにヒリついた戦いが出来ていた。その中で、何となく出来た事もある。
それは、光と闇による防御だ。これは、サキュバスとの戦いで見たものを自分自身に活用しているという感じだ。一箇所に集めた光や闇なら、ある程度の物理攻撃を防げるので、それでダークナイト達の攻撃の勢いを一瞬だけ緩める事が出来る。一瞬だけの理由は、まだ操れる光と闇の量が少ないから、完全に止めるところまでは出来ない。でも、速度型の私からしたら、それだけで十分だった。
因みに、一応【魅了の魔眼】も使ってみた。魅了は、相手を隷属させる状態異常みたいで、私を守るように動いていた。ただ、動き自体は魅了する前よりも劣る。【死霊術】で召喚したモンスターみたいな感じだった。ただ、魅了状態になっている時間が短いから、ずっと味方というわけではない。一時的に盾が増えるという認識かな。それだけでも有り難いけど。
最後に倒したモンスターを覚えていないといけない事を考えると、【死霊術】よりも【魅了の魔眼】の方が使えるかな。
そんな風に戦っていたら、またサキュバスに出会った。昨日アカリに素材をあげた時にサキュバスはレアモンスターだと聞いていたので、これには驚いた。まさか、レアモンスターに二日連続で会えるとは思わなかった。
昨日と同じく正面から抱きついて身体を括り付けて吸血する事で倒した。何だかんだ、サキュバス相手なら、正面から行った方が楽だった。魔法で自分事倒すみたいな発想はない感じだった。後、これは昨日よりも余裕が出来たから気付いた事だけど、抱きついている間にMPが少し減っているタイミングがあった。吸血で回復するから、ちょっと分かりにくかったけど、呪い以外にもMPを減らすスキルがあるらしい。
MPの吸収かな。最近、MPの消費が多くなってきたし、MPを回復する手段が増えるなら、こっちも助かるから、スキルとして欲しいな。でも、サキュバスはレアモンスターなので、今みたいに遭遇出来ている事が奇跡だ。だから、あまり期待しないでおこう。
そんな風にレベル上げで時間を潰していたら、夕飯の時間が近くなっていたので、ログアウトして色々と済ませてから再びログインした。時間的には、ちょうど良い時間だ。
屋敷の二階にあるバルコニーにある大きめのカウチソファ的なものに寝っ転がる。光と闇を使って遊んでいたら、アカリもやって来た。
「ハクちゃん、早いね」
「そう? 三十分前だし、そこまで早くないと思うけど」
現実で花火を観るなら、一時間前くらいから場所取りをしたりするわけだし、花火を観るためなら普通な気がする。いや、そもそも場所取りをする必要はないから、やっぱり早いのかな。
ソファは、私達が二人で並んで横になれるくらいには大きいので、端っこに移動してアカリの場所を作る。私の意図を察したアカリが隣に寝っ転がる。
「何だかハクちゃん一人でも花火出来そうだよね」
「ん? ああ、光とか操れるから? どうだろうね。打ち上げは厳しいだろうけど、手持ちならいけるかな」
適当に花火っぽく光を操ろうとするけど、結構難しい。集めたり、動かしたりは楽だけど、弾けさせるとなると、急に操る光が増える。そこで操作がブレてしまう。
「う~ん、細かすぎると厳しいかな」
「そうなんだ」
「寧ろ、アイテムで作れないの?」
「花火? 出来るよ。火薬を調合出来るからね」
「そっか。花火って火薬の塊みたいなものだしね」
火薬が出来れば、そのまま工夫しだいで作れるって感じかな。花火の色も炎色反応によるものだし。
「ただ打ち上げ花火になると、打ち上げ筒も作らないといけないからね。作るとしても手持ち花火かな」
「ふ~ん、今は?」
「下のストレージに入ってるよ。ハクちゃん、見てないでしょ?」
「最近は大忙しだったからなぁ……」
「ハクちゃんにも使えるアイテムもあるんだから、時々確認しておいてね」
「了解」
マシロの件とかがあったから、そういう事に意識が向かなくなっていた。まぁ、色々と謎が深まっていて、全然落ち着いたわけじゃないのだけど。
「そういえば、昼にまたサキュバスと遭遇したよ」
「えっ!? 同じレアモンスターに二日も連続で!? 良いなぁ。結構簡単に倒せるの?」
「うん。組み付いて血を飲むだけだし、何故か魅了の状態異常が効かないしね」
「ああ、そういえば言ってたね。はい、これ」
アカリから何かの瓶を渡される。別に疑う必要もないので受け取る。
「何これ? 惚れ薬?」
「うん。魅了状態になる薬。名前から、相手が無条件に好きになってくれるものって勘違いする人が多くて、ちょっと話題になったんだよね。実際は、ただ魅了状態になるだけ」
「ふ~ん……でも、これ今飲んでも意味ないよね?」
「うん。ここでは魅了状態にならないしね。今度外で試してみたら?」
私が本当に魅了状態を無効化出来るかの検証用って事かな。有り難く受け取っておこう。
「そうだ。一つ聞きたい事があったんだった。砂漠の爆発ってハクちゃん?」
「…………ゲーム内のヤバい出来事に必ず関わっているわけじゃないよ。私だけど」
「関わってるじゃん! はぁ……何したの?」
「いやぁ……【魔聖融合】を試しただけなんだけど、自分の中の光と闇でやったら、爆発した。因みに、衝撃波じゃなくて爆発の本体に触れたら、【夜霧の執行者】関係なく身体が崩壊するレベルのものだよ」
「えっ、あの掲示板の事本当だったんだ。気を付けてね」
「しばらく封印する事にしたから、大丈夫。環境中の光と闇を使えば、虚無は作れるから」
そう言うと、アカリはホッとしたような、まだ心配なような顔をしていた。まぁ、心配を掛けているのは間違いないので、気を付けないと。
「そういえば、新しい糸はどうだった?」
「ハクちゃんが出してくれたやつ? うん。良い布になったよ。防具の強化に使えそうだから、ハクちゃんのタイミングで強化に出して」
私が出した【強靭絹糸】は、結構良い素材になったみたい。アク姉達の分の布も確保するために、暇があったら出しておく事にしよう。
「オッケー。レイド前には、頼もうかな」
「それが良いかもね。私もレベル上げしないと」
「がんば。手伝って欲しかったら言ってね。私も今はレベル上げ中だから」
「あれ? 他のエリアには行かないの?」
「うん。今は、【操光】と【操闇】のレベル上げが優先かな。新しいエリアに行くと、探索を優先しちゃうからさ。私自身、探索で知りたい事が多いからなんだけど」
「ああ、ハクちゃんって、変なクエストばかり見つけるもんね」
確かに、色々なクエストを見つけているけど、変なものは……いや、物語を集めるのは変か。そういえば、あのクエストも進まなくなった。物語を見つける事が出来ていないからだ。あの物語は、他のクエストのヒントになっているので、結構見つけたい欲はあるのだけど、ままならないものだ。
「あっ、そろそろ時間だよ」
「本当だ。どんな感じの花火になるかな」
花火イベントが始まる。特に何の変哲もない娯楽イベント。そのイベントに隠れていた私にとって重要なイベントを予期することは、私には出来なかった。
「とは言っても、花火の時間までまだまだあるからなぁ。レベル上げするか。まだ、進化出来るレベルじゃないし」
結局花火が打ち上がるのは、夜なので、昼の間はレベル上げに集中する。自分のレベル上げを優先したいので、皆は喚ばない。血を纏わせた隠密双刀で戦いながら、光と闇を操って戦っていく。この戦闘スタイルでの戦いは、基本的に接近戦となるので、久しぶりにヒリついた戦いが出来ていた。その中で、何となく出来た事もある。
それは、光と闇による防御だ。これは、サキュバスとの戦いで見たものを自分自身に活用しているという感じだ。一箇所に集めた光や闇なら、ある程度の物理攻撃を防げるので、それでダークナイト達の攻撃の勢いを一瞬だけ緩める事が出来る。一瞬だけの理由は、まだ操れる光と闇の量が少ないから、完全に止めるところまでは出来ない。でも、速度型の私からしたら、それだけで十分だった。
因みに、一応【魅了の魔眼】も使ってみた。魅了は、相手を隷属させる状態異常みたいで、私を守るように動いていた。ただ、動き自体は魅了する前よりも劣る。【死霊術】で召喚したモンスターみたいな感じだった。ただ、魅了状態になっている時間が短いから、ずっと味方というわけではない。一時的に盾が増えるという認識かな。それだけでも有り難いけど。
最後に倒したモンスターを覚えていないといけない事を考えると、【死霊術】よりも【魅了の魔眼】の方が使えるかな。
そんな風に戦っていたら、またサキュバスに出会った。昨日アカリに素材をあげた時にサキュバスはレアモンスターだと聞いていたので、これには驚いた。まさか、レアモンスターに二日連続で会えるとは思わなかった。
昨日と同じく正面から抱きついて身体を括り付けて吸血する事で倒した。何だかんだ、サキュバス相手なら、正面から行った方が楽だった。魔法で自分事倒すみたいな発想はない感じだった。後、これは昨日よりも余裕が出来たから気付いた事だけど、抱きついている間にMPが少し減っているタイミングがあった。吸血で回復するから、ちょっと分かりにくかったけど、呪い以外にもMPを減らすスキルがあるらしい。
MPの吸収かな。最近、MPの消費が多くなってきたし、MPを回復する手段が増えるなら、こっちも助かるから、スキルとして欲しいな。でも、サキュバスはレアモンスターなので、今みたいに遭遇出来ている事が奇跡だ。だから、あまり期待しないでおこう。
そんな風にレベル上げで時間を潰していたら、夕飯の時間が近くなっていたので、ログアウトして色々と済ませてから再びログインした。時間的には、ちょうど良い時間だ。
屋敷の二階にあるバルコニーにある大きめのカウチソファ的なものに寝っ転がる。光と闇を使って遊んでいたら、アカリもやって来た。
「ハクちゃん、早いね」
「そう? 三十分前だし、そこまで早くないと思うけど」
現実で花火を観るなら、一時間前くらいから場所取りをしたりするわけだし、花火を観るためなら普通な気がする。いや、そもそも場所取りをする必要はないから、やっぱり早いのかな。
ソファは、私達が二人で並んで横になれるくらいには大きいので、端っこに移動してアカリの場所を作る。私の意図を察したアカリが隣に寝っ転がる。
「何だかハクちゃん一人でも花火出来そうだよね」
「ん? ああ、光とか操れるから? どうだろうね。打ち上げは厳しいだろうけど、手持ちならいけるかな」
適当に花火っぽく光を操ろうとするけど、結構難しい。集めたり、動かしたりは楽だけど、弾けさせるとなると、急に操る光が増える。そこで操作がブレてしまう。
「う~ん、細かすぎると厳しいかな」
「そうなんだ」
「寧ろ、アイテムで作れないの?」
「花火? 出来るよ。火薬を調合出来るからね」
「そっか。花火って火薬の塊みたいなものだしね」
火薬が出来れば、そのまま工夫しだいで作れるって感じかな。花火の色も炎色反応によるものだし。
「ただ打ち上げ花火になると、打ち上げ筒も作らないといけないからね。作るとしても手持ち花火かな」
「ふ~ん、今は?」
「下のストレージに入ってるよ。ハクちゃん、見てないでしょ?」
「最近は大忙しだったからなぁ……」
「ハクちゃんにも使えるアイテムもあるんだから、時々確認しておいてね」
「了解」
マシロの件とかがあったから、そういう事に意識が向かなくなっていた。まぁ、色々と謎が深まっていて、全然落ち着いたわけじゃないのだけど。
「そういえば、昼にまたサキュバスと遭遇したよ」
「えっ!? 同じレアモンスターに二日も連続で!? 良いなぁ。結構簡単に倒せるの?」
「うん。組み付いて血を飲むだけだし、何故か魅了の状態異常が効かないしね」
「ああ、そういえば言ってたね。はい、これ」
アカリから何かの瓶を渡される。別に疑う必要もないので受け取る。
「何これ? 惚れ薬?」
「うん。魅了状態になる薬。名前から、相手が無条件に好きになってくれるものって勘違いする人が多くて、ちょっと話題になったんだよね。実際は、ただ魅了状態になるだけ」
「ふ~ん……でも、これ今飲んでも意味ないよね?」
「うん。ここでは魅了状態にならないしね。今度外で試してみたら?」
私が本当に魅了状態を無効化出来るかの検証用って事かな。有り難く受け取っておこう。
「そうだ。一つ聞きたい事があったんだった。砂漠の爆発ってハクちゃん?」
「…………ゲーム内のヤバい出来事に必ず関わっているわけじゃないよ。私だけど」
「関わってるじゃん! はぁ……何したの?」
「いやぁ……【魔聖融合】を試しただけなんだけど、自分の中の光と闇でやったら、爆発した。因みに、衝撃波じゃなくて爆発の本体に触れたら、【夜霧の執行者】関係なく身体が崩壊するレベルのものだよ」
「えっ、あの掲示板の事本当だったんだ。気を付けてね」
「しばらく封印する事にしたから、大丈夫。環境中の光と闇を使えば、虚無は作れるから」
そう言うと、アカリはホッとしたような、まだ心配なような顔をしていた。まぁ、心配を掛けているのは間違いないので、気を付けないと。
「そういえば、新しい糸はどうだった?」
「ハクちゃんが出してくれたやつ? うん。良い布になったよ。防具の強化に使えそうだから、ハクちゃんのタイミングで強化に出して」
私が出した【強靭絹糸】は、結構良い素材になったみたい。アク姉達の分の布も確保するために、暇があったら出しておく事にしよう。
「オッケー。レイド前には、頼もうかな」
「それが良いかもね。私もレベル上げしないと」
「がんば。手伝って欲しかったら言ってね。私も今はレベル上げ中だから」
「あれ? 他のエリアには行かないの?」
「うん。今は、【操光】と【操闇】のレベル上げが優先かな。新しいエリアに行くと、探索を優先しちゃうからさ。私自身、探索で知りたい事が多いからなんだけど」
「ああ、ハクちゃんって、変なクエストばかり見つけるもんね」
確かに、色々なクエストを見つけているけど、変なものは……いや、物語を集めるのは変か。そういえば、あのクエストも進まなくなった。物語を見つける事が出来ていないからだ。あの物語は、他のクエストのヒントになっているので、結構見つけたい欲はあるのだけど、ままならないものだ。
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