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高く光へ昇り深く闇へ沈む吸血少女
【蒼天】と【蒼天】
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双血剣から隠密双刀に入れ替えて、【二刀流】でサンドワームを倒していく。攻撃力だけで言えば、【二刀流】の方が強いので、一気に倒して、アク姉達に合流する。何か演奏が聞こえてくるけど、そっちは気にせず、アク姉の元に向かう。
「アク姉、大丈夫?」
「うん。エアリーちゃんが珊瑚の攻撃を発射したところで破壊してくれるから、こっちに被害はないよ。ただ、やっぱり硬くてね。魔法で削ってるところ」
「残り五体か……」
元々六体いたので、一体は倒している。アク姉とアメスさんで魔法を放って削っていく形らしい。サツキさんも攻撃したげだけど、脚に攻撃すると踏み潰される可能性があるので、防御に回っているらしい。その防御もエアリーが担っているから、実質暇みたい。
「ソイル、地面を陥没させて、コーラルタートルの動きを止めて」
『うん……』
ソイルが地面を操って、コーラルタートルの四肢を地面に下に埋める。これで脚による攻撃を防げる。さらに、首を土で縛って動けなくする。
「これでサツキさんの攻撃も通りますよね?」
「助かる」
サツキさんはそう言って、馬鹿でかい剣を担いで走っていった。身長よりもでかいし分厚い剣なのに、普通に走っているのは凄い。攻撃力も見た目通りならコーラルタートルの硬さでも大分削れるだろう。さらに、レインとライ、エレクも加わって攻撃の密度が上がる。
そこに、弦楽器の音が響いてきた。その発生源は、メイティさんだ。
「【演奏】が進化していって、演奏でHPの回復とバフが出来るようになったんだ。MP消費がないけど、演奏をしている間だけだから、結構難しいんだけどね。今は、攻撃力上昇の演奏かな。さっきまでは、もしもの時のために、防御力上昇の演奏だったけどね」
レイン達が来て、防御面で不安がなくなったから、攻撃力に全振りしたって感じかな。音楽でバフっていうのも凄い。まぁ、何よりも趣味スキルだった【演奏】をそこまで育てたというのにも驚きだ。
「それじゃあ、私も血を吸ってくる」
「うん。いってらっしゃい」
あまり攻撃を受けていないコーラルタートルの元に向かって、その首に噛み付く。抵抗はないので、このまま吸血で倒す。その間に、皆の総攻撃を受けて、二体のコーラルタートルが倒された。これなら私が吸血するよりも早いと思うので、私も普通の攻撃に回る。アカリから貰った爆薬を上から投下していったら、良いダメージになったのは嬉しい事だった。全員の総攻撃で残りのコーラルタートルを全滅させられた。
「ふぅ……本当に硬いな……アク姉達は、MP大丈夫?」
「うん。一定値を下回らないように調整しながら戦っていたから大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
アク姉が頭を撫でてくるけど、そんな余裕はない。モンスターと戦うために前に出たから、モンスターの出現地点が近くなっている。遠くからモンスターの種類を見る余裕がない。
「スノウ、エレク、皆を後ろに連れて行って。アカリは、私が運ぶから」
『ガァ!』
『ヒヒーン!』
皆がスノウとエレクに乗っている間に、アカリをお姫様抱っこして飛ぶ。
「落とさないでね」
「落とす訳無いでしょ。それより、ついでだから、このまま十波の様子を見ようか」
「うん」
アカリを落とさないようにしながら、モンスターの生まれる地点を見る。そして、それを見た瞬間、私は、アカリを地面に落とした。
「へっ?」
きょとんとしたアカリの声の後に悲鳴が聞こえてくる。心の中で謝罪しつつ、エアリーの事を見る。
「エアリー! 受け止めて! スノウ! 来て!」
私は、すぐに移動を始める。その理由は、生まれたモンスターが、つい最近戦った強敵の蒼天竜だったからだ。さらに、その地面の方には、フォレストリザード、ジャイアントトード、コーラルタートル、黒帝ゴリラ、ヴェノムアナコンダ、ジャイアントサンドマン、サンドワーム、雨男、ラストナイト、雪原の氷炎竜、雪嶺の氷雷竜、夜霧の執行者、ライトニングホース、それと黒いネバネバしたスライムっぽいのと白い鴉、赤い兎がいた。
見た事のないモンスターだったけど、ジッと見てようやく名前が見えた。黒蝕スライム、白鴉、赤兎という名前らしい。本当に見た事も聞いたこともないモンスターだ。モンスターの並び的に、エンカウントボスなのかな。最新大型アップデートで追加されたエリア以外のボスモンスターとエンカウントボスが、群れを成して攻めてきた。
幸運だったのは、最強格である蒼天竜だけは、一体だけだった事だろう。そこだけ運営の温情という事だろうか。こればかりは、本当にふざけるなレベルだ。そもそも蒼天竜を倒せたのは、私だけなので、実質攻略不可なのではと思ってしまう。
「いや、ギルド単位での参加出来るから、実質レイド戦みたいになるから、勝てる可能性はあるのか」
人数と強さ的に最適の相手になるはずだから、私達もこれで最適の相手のはずなのだけど、レイン達も戦力としてカウントされているから、ここまで敵が出て来たのかな。そんな事を考えていると、蒼天竜の口が青く発光し始めた。【蒼天】のチャージの兆候だ。
「はぁ!?」
反射的に、私も【蒼天】をチャージする。でも、私の方が一歩遅く始めたので、向こうが放つ方が早い。だから、別の方法で阻害する必要がある。【空歩】と【電光石火】を使って、一気に距離を詰める。【電光石火】中に、【空歩】を使って再び【電光石火】を使ってみたけど、結構上手くいった。これなら【蒼天】前に蒼天竜の元に辿り着ける。
問題は、こっちの攻撃を【第六感】で読まれる事。攻撃の量で攻めて、意識を私に向けさせる事が重要だ。下手に地面に撃たせたら、モンスターが巻き込まれるのは良いけどアカリやアク姉達が巻き込まれる可能性も出て来る。
使うのは、双血剣。血液で強化しつつ、【疾風迅雷】で溜めた雷を【雷電武装】で纏わせて、【影武装】【暴風武装】も使用して、風の刃を飛ばす。纏える風の量が増えたおかげで、飛ばせる風の刃も大きくなっている。
蒼天竜は、飛ばした風の刃を避けて、私に意識を向けてくる。私を認識したので、【電光石火】で斜め下に移動して、もう片方の風の刃を飛ばす。それを避けるために、蒼天竜が上に逃げる。それを【電光石火】で先回りして、脚に血を纏わせて蹴りを入れようとする。これも【第六感】に読まれて避けられる。
それで、完全に私にヘイトが向く。上にいる私に向かって飛んでくるので、私も高く飛び、雲の上に出たところで、蒼天竜と同じ高さで維持する。
このタイミングで、蒼天竜が【蒼天】を放ってきた。【夜霧の執行者】で避けられるのだけど、私の中の好奇心が顔を出した。【蒼天】に【蒼天】をぶつけたらどうなるのか。一歩遅れてチャージを始めたので、ギリギリだったけど、私も【蒼天】を放った。大きさ的には、向こうの方が大きい。口の大きさが、そもそも違うから仕方ない。でも、威力の面ではどうなのか。これが気になる。
【蒼天】と【蒼天】がぶつかり合う。瞬間、周囲に衝撃波が撒き散らされた。薄くあった雲は消え去り、地面の一部に罅が入る。結果的に、皆の戦場を乱す事になってしまった。後で謝らないといけない。
結果的に、【蒼天】同士の衝突は、お互い打ち消し合う形になった。同じエネルギー同士だからなのかな。でも、これで、【蒼天】潰しは出来る事が分かった。
ただ、私には【蒼天】を撃たせる気はないから、これ以上同じような事はさせないけど。
「アク姉、大丈夫?」
「うん。エアリーちゃんが珊瑚の攻撃を発射したところで破壊してくれるから、こっちに被害はないよ。ただ、やっぱり硬くてね。魔法で削ってるところ」
「残り五体か……」
元々六体いたので、一体は倒している。アク姉とアメスさんで魔法を放って削っていく形らしい。サツキさんも攻撃したげだけど、脚に攻撃すると踏み潰される可能性があるので、防御に回っているらしい。その防御もエアリーが担っているから、実質暇みたい。
「ソイル、地面を陥没させて、コーラルタートルの動きを止めて」
『うん……』
ソイルが地面を操って、コーラルタートルの四肢を地面に下に埋める。これで脚による攻撃を防げる。さらに、首を土で縛って動けなくする。
「これでサツキさんの攻撃も通りますよね?」
「助かる」
サツキさんはそう言って、馬鹿でかい剣を担いで走っていった。身長よりもでかいし分厚い剣なのに、普通に走っているのは凄い。攻撃力も見た目通りならコーラルタートルの硬さでも大分削れるだろう。さらに、レインとライ、エレクも加わって攻撃の密度が上がる。
そこに、弦楽器の音が響いてきた。その発生源は、メイティさんだ。
「【演奏】が進化していって、演奏でHPの回復とバフが出来るようになったんだ。MP消費がないけど、演奏をしている間だけだから、結構難しいんだけどね。今は、攻撃力上昇の演奏かな。さっきまでは、もしもの時のために、防御力上昇の演奏だったけどね」
レイン達が来て、防御面で不安がなくなったから、攻撃力に全振りしたって感じかな。音楽でバフっていうのも凄い。まぁ、何よりも趣味スキルだった【演奏】をそこまで育てたというのにも驚きだ。
「それじゃあ、私も血を吸ってくる」
「うん。いってらっしゃい」
あまり攻撃を受けていないコーラルタートルの元に向かって、その首に噛み付く。抵抗はないので、このまま吸血で倒す。その間に、皆の総攻撃を受けて、二体のコーラルタートルが倒された。これなら私が吸血するよりも早いと思うので、私も普通の攻撃に回る。アカリから貰った爆薬を上から投下していったら、良いダメージになったのは嬉しい事だった。全員の総攻撃で残りのコーラルタートルを全滅させられた。
「ふぅ……本当に硬いな……アク姉達は、MP大丈夫?」
「うん。一定値を下回らないように調整しながら戦っていたから大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
アク姉が頭を撫でてくるけど、そんな余裕はない。モンスターと戦うために前に出たから、モンスターの出現地点が近くなっている。遠くからモンスターの種類を見る余裕がない。
「スノウ、エレク、皆を後ろに連れて行って。アカリは、私が運ぶから」
『ガァ!』
『ヒヒーン!』
皆がスノウとエレクに乗っている間に、アカリをお姫様抱っこして飛ぶ。
「落とさないでね」
「落とす訳無いでしょ。それより、ついでだから、このまま十波の様子を見ようか」
「うん」
アカリを落とさないようにしながら、モンスターの生まれる地点を見る。そして、それを見た瞬間、私は、アカリを地面に落とした。
「へっ?」
きょとんとしたアカリの声の後に悲鳴が聞こえてくる。心の中で謝罪しつつ、エアリーの事を見る。
「エアリー! 受け止めて! スノウ! 来て!」
私は、すぐに移動を始める。その理由は、生まれたモンスターが、つい最近戦った強敵の蒼天竜だったからだ。さらに、その地面の方には、フォレストリザード、ジャイアントトード、コーラルタートル、黒帝ゴリラ、ヴェノムアナコンダ、ジャイアントサンドマン、サンドワーム、雨男、ラストナイト、雪原の氷炎竜、雪嶺の氷雷竜、夜霧の執行者、ライトニングホース、それと黒いネバネバしたスライムっぽいのと白い鴉、赤い兎がいた。
見た事のないモンスターだったけど、ジッと見てようやく名前が見えた。黒蝕スライム、白鴉、赤兎という名前らしい。本当に見た事も聞いたこともないモンスターだ。モンスターの並び的に、エンカウントボスなのかな。最新大型アップデートで追加されたエリア以外のボスモンスターとエンカウントボスが、群れを成して攻めてきた。
幸運だったのは、最強格である蒼天竜だけは、一体だけだった事だろう。そこだけ運営の温情という事だろうか。こればかりは、本当にふざけるなレベルだ。そもそも蒼天竜を倒せたのは、私だけなので、実質攻略不可なのではと思ってしまう。
「いや、ギルド単位での参加出来るから、実質レイド戦みたいになるから、勝てる可能性はあるのか」
人数と強さ的に最適の相手になるはずだから、私達もこれで最適の相手のはずなのだけど、レイン達も戦力としてカウントされているから、ここまで敵が出て来たのかな。そんな事を考えていると、蒼天竜の口が青く発光し始めた。【蒼天】のチャージの兆候だ。
「はぁ!?」
反射的に、私も【蒼天】をチャージする。でも、私の方が一歩遅く始めたので、向こうが放つ方が早い。だから、別の方法で阻害する必要がある。【空歩】と【電光石火】を使って、一気に距離を詰める。【電光石火】中に、【空歩】を使って再び【電光石火】を使ってみたけど、結構上手くいった。これなら【蒼天】前に蒼天竜の元に辿り着ける。
問題は、こっちの攻撃を【第六感】で読まれる事。攻撃の量で攻めて、意識を私に向けさせる事が重要だ。下手に地面に撃たせたら、モンスターが巻き込まれるのは良いけどアカリやアク姉達が巻き込まれる可能性も出て来る。
使うのは、双血剣。血液で強化しつつ、【疾風迅雷】で溜めた雷を【雷電武装】で纏わせて、【影武装】【暴風武装】も使用して、風の刃を飛ばす。纏える風の量が増えたおかげで、飛ばせる風の刃も大きくなっている。
蒼天竜は、飛ばした風の刃を避けて、私に意識を向けてくる。私を認識したので、【電光石火】で斜め下に移動して、もう片方の風の刃を飛ばす。それを避けるために、蒼天竜が上に逃げる。それを【電光石火】で先回りして、脚に血を纏わせて蹴りを入れようとする。これも【第六感】に読まれて避けられる。
それで、完全に私にヘイトが向く。上にいる私に向かって飛んでくるので、私も高く飛び、雲の上に出たところで、蒼天竜と同じ高さで維持する。
このタイミングで、蒼天竜が【蒼天】を放ってきた。【夜霧の執行者】で避けられるのだけど、私の中の好奇心が顔を出した。【蒼天】に【蒼天】をぶつけたらどうなるのか。一歩遅れてチャージを始めたので、ギリギリだったけど、私も【蒼天】を放った。大きさ的には、向こうの方が大きい。口の大きさが、そもそも違うから仕方ない。でも、威力の面ではどうなのか。これが気になる。
【蒼天】と【蒼天】がぶつかり合う。瞬間、周囲に衝撃波が撒き散らされた。薄くあった雲は消え去り、地面の一部に罅が入る。結果的に、皆の戦場を乱す事になってしまった。後で謝らないといけない。
結果的に、【蒼天】同士の衝突は、お互い打ち消し合う形になった。同じエネルギー同士だからなのかな。でも、これで、【蒼天】潰しは出来る事が分かった。
ただ、私には【蒼天】を撃たせる気はないから、これ以上同じような事はさせないけど。
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