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高く光へ昇り深く闇へ沈む吸血少女
息抜きの農作業
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ギルドエリアに転移した私の元にエレクが寄り添ってきた。まだ、厩舎がないから、外に出っぱなしみたいだ。
「あっ、ハクちゃん!」
どうしたものかと悩んでいると、屋敷の方からアカリが駆けつけてきた。
「アカリ。紹介するね。エレクだよ」
「あ、うん。アカリだよ。よろしくね」
アカリが挨拶すると、エレクが頭を下げた。アカリを認識してくれたみたいだ。
「エレクの厩舎なんだけど、スノウと同じところになるかな?」
「そうだね。スノウちゃんが良いなら、隣に建てられるけど」
「スノウ」
スノウの名前を呼ぶと、厩舎から飛び出してくる。スノウは、私の隣にいるエレクを見て、首を傾げる。アク姉達の時と同じような感じだ。
「スノウ、新しい仲間のエレクだよ。エレク、こっちは先輩のスノウ。二人とも仲良くしてね」
『ガァ!』
『ブルル』
二人とも仲良くやってくれそうだ。そこに、レインも駆け寄って来た。
「レイン、今、大丈夫?」
『うん。その子は?』
「エレク。新しい子だよ。こっちは、レイン。レインとも仲良くしてね」
『ブルル』
『よろしくね』
レインとも仲良く出来そうだ。これなら、スノウの隣に厩舎を建てても平気だろう。レインに関しては、泉に住んでいるから、あまり関係ないかもだけど。
「大丈夫そう」
「だね。それじゃあ、スノウちゃんの家の隣に建てるね」
アカリが、エレクの厩舎を建ててくれる。そこにエレクを案内すると、エレクは迷わず自分の厩舎の中に入った。そして、寝藁の上で座る。まぁ、そこそこ気に入ってくれたみたいだ。
「色々と訊きたい事があるんだけど、アカリは時間ある?」
「うん。大丈夫」
「そうだ。レイン。これ空いている畑に植えておいて」
レインに向日葵と彼岸花とランダムの花の種を渡す。
『うん。分かった』
レインが畑に向かって、スノウも自分の厩舎に戻ったのを見てから、屋敷の共有部屋に入った。二人で椅子に座ってから話を始める。
「ライトニングホースをテイムしたっていう話って聞く?」
「ううん。やっぱり、テイムモンスターの情報は、全然ないよ。連れているのを見ても、ホワイトラビットとかコボルトとかかな。エレクちゃんは、またイベント?」
スノウとレインがイベントで仲間になっているので、エレクも同じようなイベントで仲間にしたと思われたみたいだ。
「違う……と思う。スノウ達みたいなイベントは起こってないし、戦って倒したら、ポリゴンにならないで起き上がった」
「それ戦闘勝利後のテイムだね。掲示板に載っていたのを見た事あるよ」
「じゃあ、ランダムでのテイム?」
「どうだろう? エンカウントボスもボスって扱いだろうし、さすがに、ランダム要素だけでテイム出来るとは思えないけど。何か特別な事しなかった?」
「う~ん……乗馬?」
「それだ。今までも背中に乗ったみたいな話はあるけど、どれも継続ダメージと麻痺で降りる事になったみたいだし、乗り続けた人は振り落とされたって」
これまでライトニングホースと戦ったプレイヤー達が掲示板で書いたであろう情報を、アカリが調べてくれた。
「あ~、なるほど。私は血を手綱にしたし、影で身体を固定してたから。後、【防影】のおかげで、継続ダメージは無効化出来たし。その後は、落雷も【夜霧化】と【蓄積】で耐えられたから、最後まで乗り続けられたから、条件を達成したって事なのかな」
「それはあり得そう。後は、乗馬で御する事が出来たかとか」
「乗っている時に進路を変えさせたから、それはあるかもね。単純なランダムテイムよりも、そっちの方が納得出来そう。まぁ、テイム出来た話は、これくらいにして、もう一つ確認したいんだよね。ライトニングホースを倒したのって、私が最初?」
「ううん。それよりも前に一度倒されてるよ」
「えっ、一度?」
さっき色々な情報が出て来ていたから、割と倒されている可能性もあるかと思ったけど、たったの一度だけだったらしい。
「じゃあ、あの初回討伐報酬は、全員に与えられるものって事か」
「そうだね。フレイさんが、この前ようやく夜霧の執行者を倒せて、スキルを手に入れたって言ってたし」
「えっ……私聞いてない」
「そりゃ、お店に来た時に言ってた事だしね」
「う~ん……まぁいいや。それじゃあ、私の他に【雷足】を持っている人がいるのか」
「どんなスキル?」
アカリに訊かれたので、【雷足】の説明を出して見せる。
────────────────────────
【雷足】:足に雷を纏わせて、高速で移動する事が出来る。控えでも効果を発揮する。
────────────────────────
「これってどのくらいの速さ?」
「まだ使ってないから分からないけど、さすがに、雷と同じ速さにはならないんじゃないかな。制御しきれないだろうし」
「でも、控えで発動出来るのは良いね。使いやすいし」
「まぁね」
これから高速移動にバリエーションが増えるって考えれば、私にとってかなり良いスキルだ。
「後は、エレクちゃん……そういえば、またちゃんって付けちゃったけど、女の子?」
「え~っと……ん? テイムモンスターの情報に性別が追加されてる。皆、女の子だって」
いつの間にかアップデートで増えていたらしい。特に確認する事があるわけじゃないので、今まで気付かなかった。スノウも女の子だという事が分かった。レインは見た目から女の子だけど。
「ハーレムだね」
「まぁ、そうなるのかな」
「それで、エレクちゃんに関してだけど、いつでも放牧出来るようにしておく?」
「そうだね。馬だし、いつでも走れるようにした方がのびのびと出来るだろうしね。何か設定出来るの?」
「一応ね。エレクちゃんの行動範囲を何もない場所とかに設定出来るの。畑とかに入っちゃったら困るでしょ?」
確かに、そんな事にならないとは思うけど、エレクが間違って畑を荒らしちゃったら困る。そこを規制する事が出来るのはありがたい。
「それなら、スノウも畑に入らないようにしておいて。これまで何ともなかったから、大丈夫だと思うけど、一応ね」
「了解。それと、家畜用の牧場を建てておいたから。場所は、畑の奥で、レインちゃんの泉の隣だよ。後で確認しておいて」
「了解。そうだ。ダンジョンでオルトロスの素材を沢山集めたから、共有ストレージにある程度入れておくね」
「ありがとう」
「後、これいる?」
私は、ダンジョンの宝箱から手に入れた鋼鉄の大剣を取り出す。
「いる。実験に使えそう。ありがとう」
そう言って、アカリが鋼鉄の大剣分のお金をくれる。普段、私が無理矢理お金を貰わせているので、ここで貰わないわけにもいかない。金欠だし、有り難く受け取る。
「さてと、私は畑仕事をしてくるね。種が増えたから、多分、今空いている畑だけじゃ足りないだろうし」
「うん。そうだ。色々と試作品で作ったアイテムがあるから、共同倉庫を見ていって」
「外のやつ?」
「うん。アクアさん達にも使って貰いたいからね。ハクちゃんが使えそうなアイテムがあれば、自由に持っていって」
「了解。じゃあね」
「うん。またね」
アカリと別れて、共有ストレージにある程度素材を入れた後、外にある共有倉庫に向かった。そこに試作品という看板が掛かったストレージが置かれていた。
「こんな事も出来るんだ。えっと……うわぁ……レインのおかげで、聖属性のアイテム多……回復系も多いなぁ。聖属性が、そういうものになりやすいのかな。適当に持っていこうかな。回復系も変な事に使えるかもだし」
面白そうと判断したアイテムを貰っていく。そして、畑の方に行くと、水を撒いているレインの姿があった。
「レイン、畝は足りた?」
『ううん。種が余ったよ』
「やっぱりね。畑を増やすから、準備が出来たら種まき手伝ってね」
『うん!』
装備を農業用に変更して、【大地操作】で土を耕してから、堆肥を混ぜる。鍬無しでも出来るので、便利だ。これでも【農作】のレベル上げは出来るし。畑の準備が出来たら、レインと一緒に種を蒔いていってから、レインの水撒きを見守りつつ、収穫出来るものを収穫していく。
レインは几帳面な性格のようで、畑に蒔かれた種は種類毎に固められていた。肥料も使っておいたので、生長は早いはず。
「さてと、このくらいかな。それで、向こうが牧場か。もう厩舎も建てられてる。あれが牛。あっちが豚。向こうが鶏。最後のが羊かな? 購入画面と見比べただけだから、ちゃんとは分からないけど。世話をするのに、スキルがあった方が良いから、もう少し世話を続けよ」
それから、夕飯の時間まで畑の世話を続けた。ちょっと無駄に畑を広げすぎた感じがするけど。まぁ、広い場所だし土地を無駄にするよりはいいはず。
「あっ、ハクちゃん!」
どうしたものかと悩んでいると、屋敷の方からアカリが駆けつけてきた。
「アカリ。紹介するね。エレクだよ」
「あ、うん。アカリだよ。よろしくね」
アカリが挨拶すると、エレクが頭を下げた。アカリを認識してくれたみたいだ。
「エレクの厩舎なんだけど、スノウと同じところになるかな?」
「そうだね。スノウちゃんが良いなら、隣に建てられるけど」
「スノウ」
スノウの名前を呼ぶと、厩舎から飛び出してくる。スノウは、私の隣にいるエレクを見て、首を傾げる。アク姉達の時と同じような感じだ。
「スノウ、新しい仲間のエレクだよ。エレク、こっちは先輩のスノウ。二人とも仲良くしてね」
『ガァ!』
『ブルル』
二人とも仲良くやってくれそうだ。そこに、レインも駆け寄って来た。
「レイン、今、大丈夫?」
『うん。その子は?』
「エレク。新しい子だよ。こっちは、レイン。レインとも仲良くしてね」
『ブルル』
『よろしくね』
レインとも仲良く出来そうだ。これなら、スノウの隣に厩舎を建てても平気だろう。レインに関しては、泉に住んでいるから、あまり関係ないかもだけど。
「大丈夫そう」
「だね。それじゃあ、スノウちゃんの家の隣に建てるね」
アカリが、エレクの厩舎を建ててくれる。そこにエレクを案内すると、エレクは迷わず自分の厩舎の中に入った。そして、寝藁の上で座る。まぁ、そこそこ気に入ってくれたみたいだ。
「色々と訊きたい事があるんだけど、アカリは時間ある?」
「うん。大丈夫」
「そうだ。レイン。これ空いている畑に植えておいて」
レインに向日葵と彼岸花とランダムの花の種を渡す。
『うん。分かった』
レインが畑に向かって、スノウも自分の厩舎に戻ったのを見てから、屋敷の共有部屋に入った。二人で椅子に座ってから話を始める。
「ライトニングホースをテイムしたっていう話って聞く?」
「ううん。やっぱり、テイムモンスターの情報は、全然ないよ。連れているのを見ても、ホワイトラビットとかコボルトとかかな。エレクちゃんは、またイベント?」
スノウとレインがイベントで仲間になっているので、エレクも同じようなイベントで仲間にしたと思われたみたいだ。
「違う……と思う。スノウ達みたいなイベントは起こってないし、戦って倒したら、ポリゴンにならないで起き上がった」
「それ戦闘勝利後のテイムだね。掲示板に載っていたのを見た事あるよ」
「じゃあ、ランダムでのテイム?」
「どうだろう? エンカウントボスもボスって扱いだろうし、さすがに、ランダム要素だけでテイム出来るとは思えないけど。何か特別な事しなかった?」
「う~ん……乗馬?」
「それだ。今までも背中に乗ったみたいな話はあるけど、どれも継続ダメージと麻痺で降りる事になったみたいだし、乗り続けた人は振り落とされたって」
これまでライトニングホースと戦ったプレイヤー達が掲示板で書いたであろう情報を、アカリが調べてくれた。
「あ~、なるほど。私は血を手綱にしたし、影で身体を固定してたから。後、【防影】のおかげで、継続ダメージは無効化出来たし。その後は、落雷も【夜霧化】と【蓄積】で耐えられたから、最後まで乗り続けられたから、条件を達成したって事なのかな」
「それはあり得そう。後は、乗馬で御する事が出来たかとか」
「乗っている時に進路を変えさせたから、それはあるかもね。単純なランダムテイムよりも、そっちの方が納得出来そう。まぁ、テイム出来た話は、これくらいにして、もう一つ確認したいんだよね。ライトニングホースを倒したのって、私が最初?」
「ううん。それよりも前に一度倒されてるよ」
「えっ、一度?」
さっき色々な情報が出て来ていたから、割と倒されている可能性もあるかと思ったけど、たったの一度だけだったらしい。
「じゃあ、あの初回討伐報酬は、全員に与えられるものって事か」
「そうだね。フレイさんが、この前ようやく夜霧の執行者を倒せて、スキルを手に入れたって言ってたし」
「えっ……私聞いてない」
「そりゃ、お店に来た時に言ってた事だしね」
「う~ん……まぁいいや。それじゃあ、私の他に【雷足】を持っている人がいるのか」
「どんなスキル?」
アカリに訊かれたので、【雷足】の説明を出して見せる。
────────────────────────
【雷足】:足に雷を纏わせて、高速で移動する事が出来る。控えでも効果を発揮する。
────────────────────────
「これってどのくらいの速さ?」
「まだ使ってないから分からないけど、さすがに、雷と同じ速さにはならないんじゃないかな。制御しきれないだろうし」
「でも、控えで発動出来るのは良いね。使いやすいし」
「まぁね」
これから高速移動にバリエーションが増えるって考えれば、私にとってかなり良いスキルだ。
「後は、エレクちゃん……そういえば、またちゃんって付けちゃったけど、女の子?」
「え~っと……ん? テイムモンスターの情報に性別が追加されてる。皆、女の子だって」
いつの間にかアップデートで増えていたらしい。特に確認する事があるわけじゃないので、今まで気付かなかった。スノウも女の子だという事が分かった。レインは見た目から女の子だけど。
「ハーレムだね」
「まぁ、そうなるのかな」
「それで、エレクちゃんに関してだけど、いつでも放牧出来るようにしておく?」
「そうだね。馬だし、いつでも走れるようにした方がのびのびと出来るだろうしね。何か設定出来るの?」
「一応ね。エレクちゃんの行動範囲を何もない場所とかに設定出来るの。畑とかに入っちゃったら困るでしょ?」
確かに、そんな事にならないとは思うけど、エレクが間違って畑を荒らしちゃったら困る。そこを規制する事が出来るのはありがたい。
「それなら、スノウも畑に入らないようにしておいて。これまで何ともなかったから、大丈夫だと思うけど、一応ね」
「了解。それと、家畜用の牧場を建てておいたから。場所は、畑の奥で、レインちゃんの泉の隣だよ。後で確認しておいて」
「了解。そうだ。ダンジョンでオルトロスの素材を沢山集めたから、共有ストレージにある程度入れておくね」
「ありがとう」
「後、これいる?」
私は、ダンジョンの宝箱から手に入れた鋼鉄の大剣を取り出す。
「いる。実験に使えそう。ありがとう」
そう言って、アカリが鋼鉄の大剣分のお金をくれる。普段、私が無理矢理お金を貰わせているので、ここで貰わないわけにもいかない。金欠だし、有り難く受け取る。
「さてと、私は畑仕事をしてくるね。種が増えたから、多分、今空いている畑だけじゃ足りないだろうし」
「うん。そうだ。色々と試作品で作ったアイテムがあるから、共同倉庫を見ていって」
「外のやつ?」
「うん。アクアさん達にも使って貰いたいからね。ハクちゃんが使えそうなアイテムがあれば、自由に持っていって」
「了解。じゃあね」
「うん。またね」
アカリと別れて、共有ストレージにある程度素材を入れた後、外にある共有倉庫に向かった。そこに試作品という看板が掛かったストレージが置かれていた。
「こんな事も出来るんだ。えっと……うわぁ……レインのおかげで、聖属性のアイテム多……回復系も多いなぁ。聖属性が、そういうものになりやすいのかな。適当に持っていこうかな。回復系も変な事に使えるかもだし」
面白そうと判断したアイテムを貰っていく。そして、畑の方に行くと、水を撒いているレインの姿があった。
「レイン、畝は足りた?」
『ううん。種が余ったよ』
「やっぱりね。畑を増やすから、準備が出来たら種まき手伝ってね」
『うん!』
装備を農業用に変更して、【大地操作】で土を耕してから、堆肥を混ぜる。鍬無しでも出来るので、便利だ。これでも【農作】のレベル上げは出来るし。畑の準備が出来たら、レインと一緒に種を蒔いていってから、レインの水撒きを見守りつつ、収穫出来るものを収穫していく。
レインは几帳面な性格のようで、畑に蒔かれた種は種類毎に固められていた。肥料も使っておいたので、生長は早いはず。
「さてと、このくらいかな。それで、向こうが牧場か。もう厩舎も建てられてる。あれが牛。あっちが豚。向こうが鶏。最後のが羊かな? 購入画面と見比べただけだから、ちゃんとは分からないけど。世話をするのに、スキルがあった方が良いから、もう少し世話を続けよ」
それから、夕飯の時間まで畑の世話を続けた。ちょっと無駄に畑を広げすぎた感じがするけど。まぁ、広い場所だし土地を無駄にするよりはいいはず。
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