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高く光へ昇り深く闇へ沈む吸血少女
新しいアクセサリーとスキル
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翌日。私は、アカリエに来ていた。昨日渡しておいたアクセサリーと雪血姫の装具を受け取るためだ。アカリは受付にいた。
「あっ、ハクちゃん、いらっしゃい」
「受け取りに来たよ」
「うん。裏に来て」
「うん」
受付でも良いのではと思ったけど、多分他の人に見られると困る何かがあるのだろう。
「まずは、これ使って」
そう言って渡されたのは、目薬のような容器だった。
「何これ?」
「目薬。普通に差せばいいから……ハクちゃんって、目薬差せたよね?」
「そりゃまぁ、差せるけど」
ゲーム内で目薬を差す事になるとは思わなかっただけで、自分で目薬が差せないわけじゃない。アカリから受け取った目薬を差す。両目に差したところで、目薬が消える。使い切った判定になったみたいだ。その直後、目の前にウィンドウが出て来た。
『条件を達成したため、【霊峰霊視】のスキルを収得可能になりました』
これを見て、少し固まってしまった。完全に予想外の事だったからだ。
「びっくり?」
「そりゃあね。何これ?」
「霊峰の霊視鏡から作った霊峰の点眼液。色々と下準備だったりが必要だったけど、何とかここまでこぎ着けたよ。これで、一々眼鏡を掛ける必要は無し! いつでも【霊視】が使用可能! 普段眼鏡を掛けないハクちゃんからしたら、こっちの方が有り難いでしょ?」
「確かにね。でも、こんな方法でもスキルが手に入るんだ?」
「本を読んで得られるスキルもあるくらいだしね。後は、これね」
アカリからアクセサリーと雪血姫の装具が渡される。
────────────────────────
血姫のネックレス・改:金から作られているネックレス。蝙蝠のペンダントトップには、血晶石と霊魂石が填められている。【吸血強化++】【MP継続回復】【修復】
蒼緋のブレスレット:蒼霊石と緋霊石が填め込まれたブレスレット。【温暖耐性+】【寒冷耐性+】
神鉄の指輪:神水で清められた鉄を用いた指輪。真ん中に心宝石が填められている。【神聖加護】【水霊加護】【親愛】
雪血姫の装具
インナー:【HP超上昇】【MP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【吸血強化++】【防寒】
上着:【HP超上昇】【MP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【吸血強化++】【防寒】
外套:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【抵抗軽減】【霊衣】【撥水】
腰:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【速度超上昇】【耐久力超上昇】【軽量化】【撥水】
靴:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【速度超上昇】【脚力超上昇】【軽量化】【撥水】
下着:【吸血強化++】【HP継続回復】
────────────────────────
一つ見覚えのない指輪が混じっていた。
「ん? 何この指輪?」
「うん。格闘もするハクちゃんからは要らないって言われるかもだけど、せっかくだから作ってみたの。着けてくれる?」
「まぁ、作ってくれたんだから、着けるけど」
取り敢えず、全てのアクセサリーを装備する。
「……えっと、ハクちゃん?」
「ん? 何?」
「指輪は、左の薬指じゃ無くても大丈夫だよ?」
「……確かに」
特に何も考えずに着けたけど、ここに着けるのは、ちょっとあれだったかもしれない。
「まぁ、面倒だからいいや」
「ハクちゃんらしいね。それじゃあ、追加効果の説明をするね」
「うん。お願い」
「【MP継続回復】は、名前の通り。【HP継続回復】と似たような量を回復するよ。【温暖耐性+】と【寒冷耐性+】は、それぞれちょっと強化されたもの。【神聖加護】は、聖属性耐性と聖属性攻撃の強化。【水霊加護】は、水属性耐性とテイムしたウンディーネの強化。つまりレインちゃんの強化ね。因みに、加護の耐性は、普通の耐性よりも強いものになるから。【親愛】は、テイムモンスターの親密度が上昇しやすいのとテイム確率の上昇だよ」
結構良いアクセサリーになっていた。テイムに関わるものが増えているのは、私がスノウとレインをテイムしたからだろう。
まぁ、それよりも一番に気になるのは、レインの強化だ。今以上に強化されるって、かなりヤバいと思う。
「レインが最強になっていく……」
「頼もしいね!」
「私よりも強いしね。もし、次のイベントがテイムモンスターを使っても良いってなったら、確実にイベントが壊れるね」
「既に、前回のイベントを壊した人達もいるけどね」
「あははは……」
まぁ、あれは私とソルさん、フレ姉とアク姉の戦闘が原因だっただけ。レインの場合は、一人で全員を倒す素養があるから困る。
「取り敢えず、対人イベントでは控えよ」
「その方がいいかもね。厄介な事になるかもだし」
そもそもテイムモンスターは禁止にしてくれればいい話だけどね。
「レインの強化は嬉しいけど、スノウの方は強化出来ないの?」
スノウは、雪原の氷炎竜という種類のモンスターだ。レインの力で変異した素材を使って、レインの強化装備が出来るという事は、雪原の氷炎竜の素材を使ったら、スノウの強化装備が出来ないかと思い訊いてみた。
「一応、素材は出回っているし、何度か扱ってみたけど、スノウちゃんを強化出来る追加効果はなかったよ。【水霊加護】が特殊な分類なんだと思う」
「そうなんだ」
「他にも精霊がいたら、絶対に仲間にしてね。生産の幅が広がるから!」
「まぁ、さすがに、絶対に仲間に出来るわけじゃないから、出来る限りね」
レインが仲間になったのは、特殊なイベントによるものだし、普通に精霊を仲間にする方法は分からない。似たようなイベントが起こってくれたら良いけど、そこまで都合の良い事が起こるとは限らない。
それに、そもそもレイン以外の精霊を見た事がない。通常で出現するのかすらも謎だ。
「そうだ。これから牛とか羊とかをギルドエリアで育てようと思うんだけど良い?」
「良いけど、何かに使うの?」
「モンスターとは違う素材になるから、初心者用の装備とかに出来るし」
「初心者用? ああ、安い装備って事?」
アカリは首を横に振って答える。
「ううん。実は、最近分かってきた事なんだけど、初心者が私達の使っている装備を着ようとすると、装備に振り回される事になるの。ステータスが足りていないって事だと思う。私達生産職の腕が上がった影響で、追加効果だけじゃなくて、素の防御力とかも上がっているからって考えられてるよ」
「へぇ~、私の時は、一ヶ月も経ってたけど、そんな事なかったよね?」
「あの時は、ベータの事もあって、慎重になっていたってのもあると思うよ。ベータ時代の方が、SPの消費量が多かったから」
「ふ~ん」
生返事をしながら、何の話だったか思い出す。
「あ、そうだ。牛とかを育てるって言ってたけど、牧場はスノウと一緒のところ?」
「ううん。別のところに牧場を建てるつもり」
「それって、世話をするのにスキルは必要なの?」
「ううん。必須じゃないんだけど、【畜産】ってスキルがあった方が良いんだよね。それで、……実は【畜産】って【農作】の派生なんだよね」
「あ~、私に許可取りしてきた理由が分かった。その世話を私に任せたいって事でしょ?」
「ハクちゃんさえ良ければって感じだけど……」
「良いよ。何もかもアカリに任せっぱなしってのも悪いしね。農業の方も、レインがやってくれるから、私がやれる事がほぼ無いし」
ギルドエリア内で、私が出来る事といえば、土を耕して畑を増やす事だけだ。耕すのも【大地操作】で簡単に出来るので、全く苦労しない。さらに、スノウとレインには世話は要らない。本当にやることがない。
なので、牛や羊の世話をするのは、そこまで苦ではない。私が世話を出来る範囲を超えそうになったら、アク姉に【農作】を取らせて、一緒に世話して貰えばいい。
「じゃあ、【農作】のレベルを上げるために、夜中は農作業をしようかな」
「ありがとう、ハクちゃん」
「どういたしまして。一応、アク姉達にも報告しておいて」
「うん。分かってる」
勝手にやっても良いけど、報告しておいた方がアク姉達も混乱せずに済む。
「それじゃあ、私はもう行くね。アクセサリーと防具ありがとう」
「うん。いってらっしゃい。気を付けてね」
アカリに手を振ってから、私はアカリエを出た。
「あっ、ハクちゃん、いらっしゃい」
「受け取りに来たよ」
「うん。裏に来て」
「うん」
受付でも良いのではと思ったけど、多分他の人に見られると困る何かがあるのだろう。
「まずは、これ使って」
そう言って渡されたのは、目薬のような容器だった。
「何これ?」
「目薬。普通に差せばいいから……ハクちゃんって、目薬差せたよね?」
「そりゃまぁ、差せるけど」
ゲーム内で目薬を差す事になるとは思わなかっただけで、自分で目薬が差せないわけじゃない。アカリから受け取った目薬を差す。両目に差したところで、目薬が消える。使い切った判定になったみたいだ。その直後、目の前にウィンドウが出て来た。
『条件を達成したため、【霊峰霊視】のスキルを収得可能になりました』
これを見て、少し固まってしまった。完全に予想外の事だったからだ。
「びっくり?」
「そりゃあね。何これ?」
「霊峰の霊視鏡から作った霊峰の点眼液。色々と下準備だったりが必要だったけど、何とかここまでこぎ着けたよ。これで、一々眼鏡を掛ける必要は無し! いつでも【霊視】が使用可能! 普段眼鏡を掛けないハクちゃんからしたら、こっちの方が有り難いでしょ?」
「確かにね。でも、こんな方法でもスキルが手に入るんだ?」
「本を読んで得られるスキルもあるくらいだしね。後は、これね」
アカリからアクセサリーと雪血姫の装具が渡される。
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血姫のネックレス・改:金から作られているネックレス。蝙蝠のペンダントトップには、血晶石と霊魂石が填められている。【吸血強化++】【MP継続回復】【修復】
蒼緋のブレスレット:蒼霊石と緋霊石が填め込まれたブレスレット。【温暖耐性+】【寒冷耐性+】
神鉄の指輪:神水で清められた鉄を用いた指輪。真ん中に心宝石が填められている。【神聖加護】【水霊加護】【親愛】
雪血姫の装具
インナー:【HP超上昇】【MP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【吸血強化++】【防寒】
上着:【HP超上昇】【MP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【吸血強化++】【防寒】
外套:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【耐久力超上昇】【抵抗軽減】【霊衣】【撥水】
腰:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【速度超上昇】【耐久力超上昇】【軽量化】【撥水】
靴:【HP超上昇】【物理防御超上昇】【魔法防御超上昇】【速度超上昇】【脚力超上昇】【軽量化】【撥水】
下着:【吸血強化++】【HP継続回復】
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一つ見覚えのない指輪が混じっていた。
「ん? 何この指輪?」
「うん。格闘もするハクちゃんからは要らないって言われるかもだけど、せっかくだから作ってみたの。着けてくれる?」
「まぁ、作ってくれたんだから、着けるけど」
取り敢えず、全てのアクセサリーを装備する。
「……えっと、ハクちゃん?」
「ん? 何?」
「指輪は、左の薬指じゃ無くても大丈夫だよ?」
「……確かに」
特に何も考えずに着けたけど、ここに着けるのは、ちょっとあれだったかもしれない。
「まぁ、面倒だからいいや」
「ハクちゃんらしいね。それじゃあ、追加効果の説明をするね」
「うん。お願い」
「【MP継続回復】は、名前の通り。【HP継続回復】と似たような量を回復するよ。【温暖耐性+】と【寒冷耐性+】は、それぞれちょっと強化されたもの。【神聖加護】は、聖属性耐性と聖属性攻撃の強化。【水霊加護】は、水属性耐性とテイムしたウンディーネの強化。つまりレインちゃんの強化ね。因みに、加護の耐性は、普通の耐性よりも強いものになるから。【親愛】は、テイムモンスターの親密度が上昇しやすいのとテイム確率の上昇だよ」
結構良いアクセサリーになっていた。テイムに関わるものが増えているのは、私がスノウとレインをテイムしたからだろう。
まぁ、それよりも一番に気になるのは、レインの強化だ。今以上に強化されるって、かなりヤバいと思う。
「レインが最強になっていく……」
「頼もしいね!」
「私よりも強いしね。もし、次のイベントがテイムモンスターを使っても良いってなったら、確実にイベントが壊れるね」
「既に、前回のイベントを壊した人達もいるけどね」
「あははは……」
まぁ、あれは私とソルさん、フレ姉とアク姉の戦闘が原因だっただけ。レインの場合は、一人で全員を倒す素養があるから困る。
「取り敢えず、対人イベントでは控えよ」
「その方がいいかもね。厄介な事になるかもだし」
そもそもテイムモンスターは禁止にしてくれればいい話だけどね。
「レインの強化は嬉しいけど、スノウの方は強化出来ないの?」
スノウは、雪原の氷炎竜という種類のモンスターだ。レインの力で変異した素材を使って、レインの強化装備が出来るという事は、雪原の氷炎竜の素材を使ったら、スノウの強化装備が出来ないかと思い訊いてみた。
「一応、素材は出回っているし、何度か扱ってみたけど、スノウちゃんを強化出来る追加効果はなかったよ。【水霊加護】が特殊な分類なんだと思う」
「そうなんだ」
「他にも精霊がいたら、絶対に仲間にしてね。生産の幅が広がるから!」
「まぁ、さすがに、絶対に仲間に出来るわけじゃないから、出来る限りね」
レインが仲間になったのは、特殊なイベントによるものだし、普通に精霊を仲間にする方法は分からない。似たようなイベントが起こってくれたら良いけど、そこまで都合の良い事が起こるとは限らない。
それに、そもそもレイン以外の精霊を見た事がない。通常で出現するのかすらも謎だ。
「そうだ。これから牛とか羊とかをギルドエリアで育てようと思うんだけど良い?」
「良いけど、何かに使うの?」
「モンスターとは違う素材になるから、初心者用の装備とかに出来るし」
「初心者用? ああ、安い装備って事?」
アカリは首を横に振って答える。
「ううん。実は、最近分かってきた事なんだけど、初心者が私達の使っている装備を着ようとすると、装備に振り回される事になるの。ステータスが足りていないって事だと思う。私達生産職の腕が上がった影響で、追加効果だけじゃなくて、素の防御力とかも上がっているからって考えられてるよ」
「へぇ~、私の時は、一ヶ月も経ってたけど、そんな事なかったよね?」
「あの時は、ベータの事もあって、慎重になっていたってのもあると思うよ。ベータ時代の方が、SPの消費量が多かったから」
「ふ~ん」
生返事をしながら、何の話だったか思い出す。
「あ、そうだ。牛とかを育てるって言ってたけど、牧場はスノウと一緒のところ?」
「ううん。別のところに牧場を建てるつもり」
「それって、世話をするのにスキルは必要なの?」
「ううん。必須じゃないんだけど、【畜産】ってスキルがあった方が良いんだよね。それで、……実は【畜産】って【農作】の派生なんだよね」
「あ~、私に許可取りしてきた理由が分かった。その世話を私に任せたいって事でしょ?」
「ハクちゃんさえ良ければって感じだけど……」
「良いよ。何もかもアカリに任せっぱなしってのも悪いしね。農業の方も、レインがやってくれるから、私がやれる事がほぼ無いし」
ギルドエリア内で、私が出来る事といえば、土を耕して畑を増やす事だけだ。耕すのも【大地操作】で簡単に出来るので、全く苦労しない。さらに、スノウとレインには世話は要らない。本当にやることがない。
なので、牛や羊の世話をするのは、そこまで苦ではない。私が世話を出来る範囲を超えそうになったら、アク姉に【農作】を取らせて、一緒に世話して貰えばいい。
「じゃあ、【農作】のレベルを上げるために、夜中は農作業をしようかな」
「ありがとう、ハクちゃん」
「どういたしまして。一応、アク姉達にも報告しておいて」
「うん。分かってる」
勝手にやっても良いけど、報告しておいた方がアク姉達も混乱せずに済む。
「それじゃあ、私はもう行くね。アクセサリーと防具ありがとう」
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