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真祖となった吸血少女
西の豪雨エリア
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ファーストタウンの西に向かい、平原を抜けると、大雨の壁がそこにあった。しっかりと一線引かれている感じだ。昔、ゲリラ豪雨が目の前から迫ってきたのを見た事があるけど
あれと比較にならない豪雨なので、壁としか表現出来なかった。
「こんなの、視界なんて意味を成さないんじゃ……厄介な場所とは聞いていたけど、こうして見ると、よく理解出来る」
先週の日曜日に、アカリから受け取った傘を取り出す。ついでに、ここでスキルの装備も変える。
────────────────────────
ハク:【短剣Lv55】【武闘術Lv1】【真祖Lv5】【血液武装Lv2】【操影Lv3】【使役(蝙蝠)Lv3】【執行者Lv59】【剛力Lv33】【豪腕Lv50】【豪脚Lv25】【駿足Lv20】【防鱗Lv2】【擬態Lv4】【夜霧Lv16】【感知Lv29】
控え:【剣Lv61】【双剣Lv45】【魔法才能Lv46】【水魔法才能Lv8】【支援魔法才能Lv45】【HP強化Lv57】【MP強化Lv12】【物理攻撃強化Lv58】【物理防御強化Lv26】【魔法防御強化Lv21】【神脚Lv34】【器用さ強化Lv21】【運強化Lv48】【視覚強化Lv24】【聴覚強化Lv28】【腕力強化Lv2】【毒耐性Lv25】【麻痺耐性Lv6】【呪い耐性Lv1】【沈黙耐性Lv1】【暗闇耐性Lv1】【怒り耐性Lv5】【眠り耐性Lv1】【混乱耐性Lv1】【気絶耐性Lv1】【消化促進Lv46】【竜血Lv28】【登山Lv6】【毒霧Lv2】【毒液Lv2】【捕食Lv6】【言語学Lv33】
SP:185
────────────────────────
片手で傘を差す都合上、【双剣】は外す。代わりに、まだ夜の時間帯なので、【夜霧】を装備しておく。【毒液】とかの選択肢もあったけど、自分が毒になるのでやめておいた。
「さてと、モンスターは、どんな感じかな」
豪雨エリアに脚を踏み入れると、傘に雨が当たる音が響く。
「うるさっ!? 【聴覚強化】のせいもあるのかなぁ。ホワイトラビットのせいで、【視覚強化】よりも上がってるんだよなぁ」
ホワイトラビットからは、【聴力強化】も貰えるので、経験値に加算される事になる。なので、同時期に取った【視覚強化】よりも成長していた。
「傘を差しているから、【感知】は働く。これは有り難いかな。混乱の状態異常は、どのくらい雨を浴びたらなるんだろう? そこの検証もしておくべきかな。でも、まずは、このまま探索を進めよう」
マップも使える状態なので、このまま探索を続ける。念のため、【使役(蝙蝠)】を使って、周辺警戒をしてもらう。そこで一つ気付いた事があった。
「蝙蝠が移動した場所もマッピングされてる。これは、思っていたよりも良スキルかも」
蝙蝠に探索もお願いしながら歩いていると、【感知】に反応があった。蝙蝠とは、逆方向だから、蝙蝠の知らせはない。あったとしても、この雨じゃ超音波が聞こえるのか分からないけど。
モンスターがいる方に向かって歩いていく。すると、向こうも私に気付いたみたいで、凄い勢いで近づいてきた。雨が強すぎて、影も何も見えないのが厄介かも。
ツイストダガーを抜いて、相手の動きを見る。モンスターは、止まること無く突っ込んできた。ようやく姿見え始める。その姿は、包丁を持った女性だった。でも、ただの女性じゃない。髪を長く伸ばしているけど、雨に濡れて、身体にへばりついている。それだけなら、まだ良いのだけど、片手に包丁を握って、瞳孔が開いたような目をがっつり見開いている。その名前は、狂乱桜。正直言って、滅茶苦茶怖い。
狂乱桜は、叫びながら包丁を振り回してくる。完全に人が出すような声じゃない。
「怖っ!!」
思わず、突っ込んでくる狂乱桜のお腹を蹴り飛ばす。狂乱桜は、くの字に折れ曲がって、吹っ飛んでいった。HPも五割削る事が出来た。そして、脚に雨が当たるけど、混乱状態にはならない。まだ条件は満たしていないみたいだ。
そんな確認もしながら、狂乱桜の攻撃に備える。狂乱桜は、また突っ込んでくる。でも、今度は包丁を振り回してくるのではなく、思いっきり叫んできた。その叫びを聞いた途端、一瞬、身体が硬直した。本当に短い時間だったけど、戦闘中の硬直は命取りだ。狂乱桜の包丁が命中する。でも、直前に硬質化して、【防鱗】で命中箇所を覆ったからか、ノーダメージで済んだ。ただ、その一撃で【防鱗】は、砕け散った。一撃で砕けてしまうけど、ダメージを抑えられるのは大きい。
そして、隣を通り過ぎたタイミングで、硬直が解けたので、背中にツイストダガーを刺して、出血状態にした。同時に、【血液武装】で血を抜き取る。抜き取った血を血染めの短剣に纏わせる。再び突っ込んでくる狂乱桜を、すれ違いざまに斬る。さっきまでの攻撃で、ほとんど削っていたので、この一撃で倒す事が出来た。
ドロップアイテムは、憎悪の心、憎悪の包丁、狂乱桜の血だった。
「うわぁ……これからあんなの戦わないといけないんだ。まぁ、モンスターとしては、別に良いんだけど。問題があるとするなら、予想以上に視界が悪くて、【感知】があっても戦いにくいって事かな。あんなに好戦的なモンスターだと、攻撃タイミングを見極めるのが重要になるのになぁ。まだ、反応出来るだけマシだけど。後は、あの叫びも嫌だな。身体が硬直しちゃうし。スキルは使用可なのが、唯一の救いかな」
私には、防御に使えるスキルが二つもある。特に【防鱗】が、しっかりと防御に利用出来たのは嬉しい。防御面に不安があったけど、これで、その悩みは解消する事が出来たかな。
「後は、混乱の状態異常に関してだけど、今のところは大丈夫そう。これは、アカリに感謝しないとだね」
戦闘で完全に濡れないように戦うというのは難しい。だから、この一戦で、混乱の状態異常になる可能性もあると考えていたけど、そうはならなかった。手脚が少し濡れるだけでは、その判定にはならないみたいだ。
ここから考えられる仮説は、二つ。頭から雨に打たれるか、一定以上の雨に濡れるかのどちらかで、混乱の状態異常になるという事。後者の場合、堆積型だったら、このままちょっとずつ濡れていっても、混乱になるという事になる。そうじゃない事を祈るばかりだ。
そんな風に考えていると、蝙蝠の超音波が聞こえてきた。その方向に意識を向けると、【感知】に反応があった。そのモンスターは、まっすぐに私に向かってきている。
「これ、また狂乱桜じゃないよね……」
私のそんな台詞がフラグになってしまったのか、現れたのは狂乱桜だった。走ってきた勢いのまま包丁を振り回してくる。【血液武装】をしたまま握っていた血染めの短剣で、包丁を弾き、【操影】で脚から縛っていく。身体を影で縛る事に成功した私は、念のため背後に回って、その首に噛み付く。狂乱桜は、藻掻いて影から脱出しようとする。でも、それが成功するよりも、【真祖】の吸血速度の方が早かった。
「うわっ……【操影】便利……」
こうした拘束を利用するために取った【支援魔法才能】が、無駄だったのではと思うくらいには、【操影】の拘束能力は高かった。でも、こちらは物理的な拘束で、支援魔法は状態異常的な拘束なので、その役割と効力は、少し違う。そこら辺で考えれば、無駄とまではいかないかもしれない。
「取り敢えず、狂乱桜は敵じゃないね。問題は、他にもいるであろうモンスターか。雨の中にいるモンスターって、あまり予想が付かないなぁ。蛙とかは、湿地帯とかだし……大きなナメクジとかだったら、無理かも……噛み付く勇気がない」
下水でも何でも来いやって思っていたけど、見た目的な問題は大きい。仮にナメクジのモンスターが出て来ても、【真祖】を使う気になるかは、かなり微妙だった。
でも、【真祖】の有能さをこの一週間とたった今知ってしまったので、もしかしたらはある。頑張れ、私。
あれと比較にならない豪雨なので、壁としか表現出来なかった。
「こんなの、視界なんて意味を成さないんじゃ……厄介な場所とは聞いていたけど、こうして見ると、よく理解出来る」
先週の日曜日に、アカリから受け取った傘を取り出す。ついでに、ここでスキルの装備も変える。
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ハク:【短剣Lv55】【武闘術Lv1】【真祖Lv5】【血液武装Lv2】【操影Lv3】【使役(蝙蝠)Lv3】【執行者Lv59】【剛力Lv33】【豪腕Lv50】【豪脚Lv25】【駿足Lv20】【防鱗Lv2】【擬態Lv4】【夜霧Lv16】【感知Lv29】
控え:【剣Lv61】【双剣Lv45】【魔法才能Lv46】【水魔法才能Lv8】【支援魔法才能Lv45】【HP強化Lv57】【MP強化Lv12】【物理攻撃強化Lv58】【物理防御強化Lv26】【魔法防御強化Lv21】【神脚Lv34】【器用さ強化Lv21】【運強化Lv48】【視覚強化Lv24】【聴覚強化Lv28】【腕力強化Lv2】【毒耐性Lv25】【麻痺耐性Lv6】【呪い耐性Lv1】【沈黙耐性Lv1】【暗闇耐性Lv1】【怒り耐性Lv5】【眠り耐性Lv1】【混乱耐性Lv1】【気絶耐性Lv1】【消化促進Lv46】【竜血Lv28】【登山Lv6】【毒霧Lv2】【毒液Lv2】【捕食Lv6】【言語学Lv33】
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片手で傘を差す都合上、【双剣】は外す。代わりに、まだ夜の時間帯なので、【夜霧】を装備しておく。【毒液】とかの選択肢もあったけど、自分が毒になるのでやめておいた。
「さてと、モンスターは、どんな感じかな」
豪雨エリアに脚を踏み入れると、傘に雨が当たる音が響く。
「うるさっ!? 【聴覚強化】のせいもあるのかなぁ。ホワイトラビットのせいで、【視覚強化】よりも上がってるんだよなぁ」
ホワイトラビットからは、【聴力強化】も貰えるので、経験値に加算される事になる。なので、同時期に取った【視覚強化】よりも成長していた。
「傘を差しているから、【感知】は働く。これは有り難いかな。混乱の状態異常は、どのくらい雨を浴びたらなるんだろう? そこの検証もしておくべきかな。でも、まずは、このまま探索を進めよう」
マップも使える状態なので、このまま探索を続ける。念のため、【使役(蝙蝠)】を使って、周辺警戒をしてもらう。そこで一つ気付いた事があった。
「蝙蝠が移動した場所もマッピングされてる。これは、思っていたよりも良スキルかも」
蝙蝠に探索もお願いしながら歩いていると、【感知】に反応があった。蝙蝠とは、逆方向だから、蝙蝠の知らせはない。あったとしても、この雨じゃ超音波が聞こえるのか分からないけど。
モンスターがいる方に向かって歩いていく。すると、向こうも私に気付いたみたいで、凄い勢いで近づいてきた。雨が強すぎて、影も何も見えないのが厄介かも。
ツイストダガーを抜いて、相手の動きを見る。モンスターは、止まること無く突っ込んできた。ようやく姿見え始める。その姿は、包丁を持った女性だった。でも、ただの女性じゃない。髪を長く伸ばしているけど、雨に濡れて、身体にへばりついている。それだけなら、まだ良いのだけど、片手に包丁を握って、瞳孔が開いたような目をがっつり見開いている。その名前は、狂乱桜。正直言って、滅茶苦茶怖い。
狂乱桜は、叫びながら包丁を振り回してくる。完全に人が出すような声じゃない。
「怖っ!!」
思わず、突っ込んでくる狂乱桜のお腹を蹴り飛ばす。狂乱桜は、くの字に折れ曲がって、吹っ飛んでいった。HPも五割削る事が出来た。そして、脚に雨が当たるけど、混乱状態にはならない。まだ条件は満たしていないみたいだ。
そんな確認もしながら、狂乱桜の攻撃に備える。狂乱桜は、また突っ込んでくる。でも、今度は包丁を振り回してくるのではなく、思いっきり叫んできた。その叫びを聞いた途端、一瞬、身体が硬直した。本当に短い時間だったけど、戦闘中の硬直は命取りだ。狂乱桜の包丁が命中する。でも、直前に硬質化して、【防鱗】で命中箇所を覆ったからか、ノーダメージで済んだ。ただ、その一撃で【防鱗】は、砕け散った。一撃で砕けてしまうけど、ダメージを抑えられるのは大きい。
そして、隣を通り過ぎたタイミングで、硬直が解けたので、背中にツイストダガーを刺して、出血状態にした。同時に、【血液武装】で血を抜き取る。抜き取った血を血染めの短剣に纏わせる。再び突っ込んでくる狂乱桜を、すれ違いざまに斬る。さっきまでの攻撃で、ほとんど削っていたので、この一撃で倒す事が出来た。
ドロップアイテムは、憎悪の心、憎悪の包丁、狂乱桜の血だった。
「うわぁ……これからあんなの戦わないといけないんだ。まぁ、モンスターとしては、別に良いんだけど。問題があるとするなら、予想以上に視界が悪くて、【感知】があっても戦いにくいって事かな。あんなに好戦的なモンスターだと、攻撃タイミングを見極めるのが重要になるのになぁ。まだ、反応出来るだけマシだけど。後は、あの叫びも嫌だな。身体が硬直しちゃうし。スキルは使用可なのが、唯一の救いかな」
私には、防御に使えるスキルが二つもある。特に【防鱗】が、しっかりと防御に利用出来たのは嬉しい。防御面に不安があったけど、これで、その悩みは解消する事が出来たかな。
「後は、混乱の状態異常に関してだけど、今のところは大丈夫そう。これは、アカリに感謝しないとだね」
戦闘で完全に濡れないように戦うというのは難しい。だから、この一戦で、混乱の状態異常になる可能性もあると考えていたけど、そうはならなかった。手脚が少し濡れるだけでは、その判定にはならないみたいだ。
ここから考えられる仮説は、二つ。頭から雨に打たれるか、一定以上の雨に濡れるかのどちらかで、混乱の状態異常になるという事。後者の場合、堆積型だったら、このままちょっとずつ濡れていっても、混乱になるという事になる。そうじゃない事を祈るばかりだ。
そんな風に考えていると、蝙蝠の超音波が聞こえてきた。その方向に意識を向けると、【感知】に反応があった。そのモンスターは、まっすぐに私に向かってきている。
「これ、また狂乱桜じゃないよね……」
私のそんな台詞がフラグになってしまったのか、現れたのは狂乱桜だった。走ってきた勢いのまま包丁を振り回してくる。【血液武装】をしたまま握っていた血染めの短剣で、包丁を弾き、【操影】で脚から縛っていく。身体を影で縛る事に成功した私は、念のため背後に回って、その首に噛み付く。狂乱桜は、藻掻いて影から脱出しようとする。でも、それが成功するよりも、【真祖】の吸血速度の方が早かった。
「うわっ……【操影】便利……」
こうした拘束を利用するために取った【支援魔法才能】が、無駄だったのではと思うくらいには、【操影】の拘束能力は高かった。でも、こちらは物理的な拘束で、支援魔法は状態異常的な拘束なので、その役割と効力は、少し違う。そこら辺で考えれば、無駄とまではいかないかもしれない。
「取り敢えず、狂乱桜は敵じゃないね。問題は、他にもいるであろうモンスターか。雨の中にいるモンスターって、あまり予想が付かないなぁ。蛙とかは、湿地帯とかだし……大きなナメクジとかだったら、無理かも……噛み付く勇気がない」
下水でも何でも来いやって思っていたけど、見た目的な問題は大きい。仮にナメクジのモンスターが出て来ても、【真祖】を使う気になるかは、かなり微妙だった。
でも、【真祖】の有能さをこの一週間とたった今知ってしまったので、もしかしたらはある。頑張れ、私。
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