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吸血少女と最悪な環境
少し不機嫌
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デザートスコーピオンへのリベンジも果たして、昼間でも倒せるようになったので、探索を進める事が出来ていた。まぁ、それでも順調に進められているかと言われたら否って答えるしかないのだけどね。
その理由が、ステータスの低下だ。昼間でも群れを成したデザートスコーピオンに勝てるというだけで、素早く倒せるという訳では無い。だから、探索が進む速度は遅い。
「それにしても、本当に何もないなぁ。流砂か何かに飲まれて、新しい場所に行ければ良いのに」
そんな事を言いながら探索を進めていき、キリの良いところで、切り上げた。結局成果と言えば、デザートスコーピオンに勝てたくらいしかなかった。それでも、私にとっては十分な成果だけど。
「さてと、アカリエに行かないと」
オアシスタウンに戻った私は、ファーストタウンに転移した。そして、まっすぐアカリエに向かう。店員NPCに裏に通して貰うと、作業をしているアカリがいた。
「アカリ、来たよ」
「……」
作業をしていたアカリは、手を止めてむすっとした顔で私を見る。平日の二日間も同じようにむすっとしたままだった。まぁ、こんな状態でも、一緒にご飯を食べたり登下校はしてはいたけど。
「まだ、怒ってるの?」
「むぅ……怒ってない……」
アカリが怒っていた理由は、私がアカリエに来なかったからだ。いや、これだとちょっと間違いか。アカリが怒っているのは、私が来なかった理由が、アカリエに入り浸りすぎて、迷惑になるかもと思ったからだ。それを、連休明けの学校で言ったら、
『迷惑なわけないでしょ!!』
って言い返された。そこから、ずっと黙りを貫いていた。何度も謝って、頭を撫でたりして機嫌を取り、ようやくここまで行き着いた。
取り敢えず、話をしてくれるので、ソファに座る。すると、アカリが近づいて来て、私の膝の上に対面となるように座った。この前、アカリの血を吸った時と逆だ。アカリは、その状態から抱きしめてくる。
「別に作業をしてても、ハクちゃんを迷惑だなんて思わないから、いつでも来てよ。昔は、そんな遠慮なんてしなかったじゃん」
「そんな考え方も出来ない子供の頃でしょ」
「中学生だよ!?」
中学生時代って、そんな遠慮無しの塊だったかな。うん。塊だった。多少の遠慮はあったけど、そこまで気の回るような人間ではなかった。大人になるって、こういう事を言うのかな。
「まぁ、私が馬鹿だったという話は置いておいて、アカリも昔よりも、かなり面倒くさくなったよね」
「さっきまであった申し訳なさは、どこに行ったの? 変なところだけ変わらずに残っているのは何故?」
「根っこは変わらないって事。アカリは、根っこが変わったみたいだけど」
時折、アカリが甘えてくる事はあったし、若干面倒くさい事もあったけど、ここ最近は、昔よりもそう思う事が格段に増えた。前は、高校に入って人間関係が大きく変わったから、そのストレスとかだと思っていたけど、何だか違う気がしてきた。
「私に話せる事だったら、話して欲しいんだけど」
アカリの悩みなら、全部聞く。アカリが、何か困っているのであれば、全て解決する。アカリに害を与えている者がいるなら、排除する。そのくらいの気概はあるつもりだ。ずっと仲良く過ごしている幼馴染みで親友なのだから。
「うん……」
アカリは、言いにくそうにしている。どうやら、私には言えない事みたいだ。その事に、少し寂しさを覚えつつも、私から抱きしめる。
「まぁ、言えないならいいや」
「うん。そういえば、砂漠の探索はどう?」
アカリが話題を変えてきた。アクセサリーを作ってくれたのもあった、私の砂漠攻略の進捗が気になるみたい。
「アク姉達やフレ姉達とPvPで修行して、スキルレベルを上げたから、昼間でも何とか探索を続けられるようになったよ」
「防御力足りなかった?」
アカリは、少し目を伏せ気味に訊いてきた。私の防具を作っているのは、アカリだからこその反応だろう。
「ううん。今のところは、そうでもないよ。あれは、私が攻撃を避けきれなかったのが悪かった。あっ、そうだ。ちょうど良いから、防具の修理をお願いしてもいい? 結構ダメージを負ったから、耐久度も消耗していると思うんだ」
「うん。良いよ」
その場で、服を入れ替えて、アカリに血姫の装具を渡す。砂漠での戦闘を抜いても、PvPで、結構ダメージを食らっていたから、耐久度は下がっているはず。
「前に強化したから、耐久度は、思ったよりも余裕があるよ。でも、これ以上減ると、心配になるレベルかな」
「それなら良かった。早めに直した方が良いし」
「うん。それじゃあ、明日のお昼までに直しておくね」
「ありがとう」
アカリは、笑顔で頷いて、私の手に指を絡めてくる。俗に言う恋人繋ぎだ。別に恥ずかしいとか感じる事はない。恋人じゃなくてもするだろうし。アカリも、嬉しそうだし。
「砂漠って、本当に何もないのね。ずっと、何か無いかって探してるけど、全然見付からない」
「う~ん……何かあったかな……?」
アカリも何も思い出せないくらいには、砂漠には何もないみたい。
「特に流砂があるみたいな話も聞かないし、ただただ暑い場所って感じかな。一番厄介なデザートスコーピオンも倒せるなら、もう大丈夫だと思うよ。私としては、デザートアルマジロが嫌だったけど」
「へ? あれ雑魚でしょ? サッカーボールみたいに蹴り上げたら倒せるし」
「え?」
私とアカリは、互いに顔を見合わせる。互いの意見が、真逆だったからだ。この違いを生んでいる原因は、ほぼ確実に【神脚】だ。【神脚】のおかげで、蹴りの威力が馬鹿高くなっている。だからこそ、デザートアルマジロが雑魚に感じられるのだと思う。
「良いなぁ。そういえば、話は変わるんだけど、霊峰の霊視鏡は使った?」
「あっ……」
デザートスコーピオンに負けた事で、ムキになって、アカリに作って貰った霊峰の霊視鏡をすっかり忘れていた。
それを思い出して、視線を逸らしてしまう。
「忘れてたね?」
「うん……今日の夜、ちょっと街を歩いてみる」
「まぁ、ハクちゃんが使いたい時に使ってくれれば良いけど」
アカリとしても効果が気になっていたみたい。見えないものを見るっていうのは、確かに気になるスキルだしね。
「それじゃあ、私は、そろそろログアウトするね」
「えっ、もう行っちゃうの?」
アカリが、少し悲しげな目をする。でも、私も譲れない理由がある。
「そりゃ、夕飯の時間だし」
「確かに……」
アカリも夕飯の時間が近い事に気付いたみたい。渋々上を退いてくれたアカリの頭を撫でる。すると、アカリは、少しだけ嬉しそうに顔を綻ばせた。アカリの機嫌は、完全に戻っていた。
「それじゃあ、また明日ね」
「うん。明日ね」
アカリと別れて、一度ログアウトした。夕食を食べて、夜に再びログインする。昼間でも探索は進められるので、すっかり忘れていた霊峰の霊視鏡の効果を確かめるのが、目的だ。
その理由が、ステータスの低下だ。昼間でも群れを成したデザートスコーピオンに勝てるというだけで、素早く倒せるという訳では無い。だから、探索が進む速度は遅い。
「それにしても、本当に何もないなぁ。流砂か何かに飲まれて、新しい場所に行ければ良いのに」
そんな事を言いながら探索を進めていき、キリの良いところで、切り上げた。結局成果と言えば、デザートスコーピオンに勝てたくらいしかなかった。それでも、私にとっては十分な成果だけど。
「さてと、アカリエに行かないと」
オアシスタウンに戻った私は、ファーストタウンに転移した。そして、まっすぐアカリエに向かう。店員NPCに裏に通して貰うと、作業をしているアカリがいた。
「アカリ、来たよ」
「……」
作業をしていたアカリは、手を止めてむすっとした顔で私を見る。平日の二日間も同じようにむすっとしたままだった。まぁ、こんな状態でも、一緒にご飯を食べたり登下校はしてはいたけど。
「まだ、怒ってるの?」
「むぅ……怒ってない……」
アカリが怒っていた理由は、私がアカリエに来なかったからだ。いや、これだとちょっと間違いか。アカリが怒っているのは、私が来なかった理由が、アカリエに入り浸りすぎて、迷惑になるかもと思ったからだ。それを、連休明けの学校で言ったら、
『迷惑なわけないでしょ!!』
って言い返された。そこから、ずっと黙りを貫いていた。何度も謝って、頭を撫でたりして機嫌を取り、ようやくここまで行き着いた。
取り敢えず、話をしてくれるので、ソファに座る。すると、アカリが近づいて来て、私の膝の上に対面となるように座った。この前、アカリの血を吸った時と逆だ。アカリは、その状態から抱きしめてくる。
「別に作業をしてても、ハクちゃんを迷惑だなんて思わないから、いつでも来てよ。昔は、そんな遠慮なんてしなかったじゃん」
「そんな考え方も出来ない子供の頃でしょ」
「中学生だよ!?」
中学生時代って、そんな遠慮無しの塊だったかな。うん。塊だった。多少の遠慮はあったけど、そこまで気の回るような人間ではなかった。大人になるって、こういう事を言うのかな。
「まぁ、私が馬鹿だったという話は置いておいて、アカリも昔よりも、かなり面倒くさくなったよね」
「さっきまであった申し訳なさは、どこに行ったの? 変なところだけ変わらずに残っているのは何故?」
「根っこは変わらないって事。アカリは、根っこが変わったみたいだけど」
時折、アカリが甘えてくる事はあったし、若干面倒くさい事もあったけど、ここ最近は、昔よりもそう思う事が格段に増えた。前は、高校に入って人間関係が大きく変わったから、そのストレスとかだと思っていたけど、何だか違う気がしてきた。
「私に話せる事だったら、話して欲しいんだけど」
アカリの悩みなら、全部聞く。アカリが、何か困っているのであれば、全て解決する。アカリに害を与えている者がいるなら、排除する。そのくらいの気概はあるつもりだ。ずっと仲良く過ごしている幼馴染みで親友なのだから。
「うん……」
アカリは、言いにくそうにしている。どうやら、私には言えない事みたいだ。その事に、少し寂しさを覚えつつも、私から抱きしめる。
「まぁ、言えないならいいや」
「うん。そういえば、砂漠の探索はどう?」
アカリが話題を変えてきた。アクセサリーを作ってくれたのもあった、私の砂漠攻略の進捗が気になるみたい。
「アク姉達やフレ姉達とPvPで修行して、スキルレベルを上げたから、昼間でも何とか探索を続けられるようになったよ」
「防御力足りなかった?」
アカリは、少し目を伏せ気味に訊いてきた。私の防具を作っているのは、アカリだからこその反応だろう。
「ううん。今のところは、そうでもないよ。あれは、私が攻撃を避けきれなかったのが悪かった。あっ、そうだ。ちょうど良いから、防具の修理をお願いしてもいい? 結構ダメージを負ったから、耐久度も消耗していると思うんだ」
「うん。良いよ」
その場で、服を入れ替えて、アカリに血姫の装具を渡す。砂漠での戦闘を抜いても、PvPで、結構ダメージを食らっていたから、耐久度は下がっているはず。
「前に強化したから、耐久度は、思ったよりも余裕があるよ。でも、これ以上減ると、心配になるレベルかな」
「それなら良かった。早めに直した方が良いし」
「うん。それじゃあ、明日のお昼までに直しておくね」
「ありがとう」
アカリは、笑顔で頷いて、私の手に指を絡めてくる。俗に言う恋人繋ぎだ。別に恥ずかしいとか感じる事はない。恋人じゃなくてもするだろうし。アカリも、嬉しそうだし。
「砂漠って、本当に何もないのね。ずっと、何か無いかって探してるけど、全然見付からない」
「う~ん……何かあったかな……?」
アカリも何も思い出せないくらいには、砂漠には何もないみたい。
「特に流砂があるみたいな話も聞かないし、ただただ暑い場所って感じかな。一番厄介なデザートスコーピオンも倒せるなら、もう大丈夫だと思うよ。私としては、デザートアルマジロが嫌だったけど」
「へ? あれ雑魚でしょ? サッカーボールみたいに蹴り上げたら倒せるし」
「え?」
私とアカリは、互いに顔を見合わせる。互いの意見が、真逆だったからだ。この違いを生んでいる原因は、ほぼ確実に【神脚】だ。【神脚】のおかげで、蹴りの威力が馬鹿高くなっている。だからこそ、デザートアルマジロが雑魚に感じられるのだと思う。
「良いなぁ。そういえば、話は変わるんだけど、霊峰の霊視鏡は使った?」
「あっ……」
デザートスコーピオンに負けた事で、ムキになって、アカリに作って貰った霊峰の霊視鏡をすっかり忘れていた。
それを思い出して、視線を逸らしてしまう。
「忘れてたね?」
「うん……今日の夜、ちょっと街を歩いてみる」
「まぁ、ハクちゃんが使いたい時に使ってくれれば良いけど」
アカリとしても効果が気になっていたみたい。見えないものを見るっていうのは、確かに気になるスキルだしね。
「それじゃあ、私は、そろそろログアウトするね」
「えっ、もう行っちゃうの?」
アカリが、少し悲しげな目をする。でも、私も譲れない理由がある。
「そりゃ、夕飯の時間だし」
「確かに……」
アカリも夕飯の時間が近い事に気付いたみたい。渋々上を退いてくれたアカリの頭を撫でる。すると、アカリは、少しだけ嬉しそうに顔を綻ばせた。アカリの機嫌は、完全に戻っていた。
「それじゃあ、また明日ね」
「うん。明日ね」
アカリと別れて、一度ログアウトした。夕食を食べて、夜に再びログインする。昼間でも探索は進められるので、すっかり忘れていた霊峰の霊視鏡の効果を確かめるのが、目的だ。
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