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吸血少女の歩む道
隠れ里
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通路を進んで行くと、また広い空間に出た。そこの中央には、天井から光が差している。照らされている場所には、まばらに石の家が建っている。継ぎ目のない石だから、削り出して作ったのかもしれない。それに、少ないけど、人が住んでいた。
その人達は、私を見て驚いたように目を見開いている。これを見るに、他に沢山のプレイヤーが来ているわけじゃないみたい。初めて来た人になるのかな。
「えっと……すみません。ここは、どこなんですか?」
洞窟の中という事は分かるけど、それ以外の情報がないので、取り敢えず訊いてみる事にした。
「双刀の隠れ里です。入口は閉じているはずなのですが、どこからお入りに?」
「洞窟の床が脆くなっていて、そこの池に落ちてきました」
「それは災難でしたね。良ければ、最奥の師範に会っていかれませんか?」
「師範?」
唐突に言われたから、少し戸惑ってしまう。最奥って事は、この場所で一番偉い人なのかもしれない。そう考えれば、せっかくだから、村長に挨拶しないかと言われている感じなので、少し納得がいく。
「はい。ここを訪れる方は、基本的に師範に用件がある方ですので。それでも、滅多に訪れませんが」
「そうなんですか。では、せっかくですので、挨拶に行ってみようと思います」
「はい。一番大きな建物ですので、すぐにお分かりになるかと」
「ありがとうございます」
親切に教えてくれたので、師範と呼ばれる人がいる場所に向かう。建物の数が少ないので、すぐに目的の家が分かった。本当に他の家よりも大きい。師範と呼ばれているから、道場みたいなのも併設されているのかもしれない。周囲の視線が、多少気になるけど、よそから来た人が珍しいみたいだから、仕方ないかな。
大きな家の前に来て、扉をノックしようとすると、その前に扉が開いた。そこにいたのは、身体ががっしりとした年老いた男性だった。背筋がしっかりとしているから、
「ふむ。闇に属する者か」
「へ?」
一瞬意味が分からなかったけど、自分が【吸血鬼】を持っている事を思い出して、納得する。
「何かまずいでしょうか?」
「いや、近くに禊ぎの水があるが、身体に不調はないか?」
「その中に落ちましたけど、身体がピリピリしたくらいですよ?」
「そうか。麻痺とダメージが来るはずだが、麻痺はなかったみたいだな」
「あっ、耐性スキルがあるからかな」
悪しき者は去れみたいに言われるかと思ったけど、そんな事はなかった。普通に心配してくれただけだった。本当は、あれに触ると麻痺も追加されるみたいだけど、ちょうど耐性を取ったおかげで、無効化したみたい。
「ん? いや、耐性スキルだけではないな。吸血鬼か?」
「あ、はい。吸血鬼です」
「なるほどな。エルフから血を飲んだか?」
「飲みました。それが関係しているんですか?」
「エルフの血は、清らかなものと言われている。自然の中で生きていたためだろうな。それを飲んだおかげで、浄化系統のものへ耐性が付いたのだろう」
スキルとしては獲得していないけど、耐性としては持っているみたい。
「運が良かったな。下手をすれば、自分が死んでいたかもしれんぞ」
「へぇ~……でも、その時は吸血が出来るだけで、吸血鬼ではなかったですよ?」
「なるほどな。それも生きていた要因の一つかもしれんな」
「なるほど」
ちょっと後で、アカリと試してみる事にする。そんな事を考えていると、師範が親指で家の中を指す。
「取り敢えず、中に入れ。暇をしていたところだ。稽古を付けてやる」
「え? あ、はい。えっと、何のですか?」
「剣だ」
「私が持っているの短剣ですけど……」
「そこは関係ないから安心しろ」
「分かりました」
そのまま師範の後に続いて進んで行くと、道場的な場所に着いた。師範は近くに掛けられている短剣を二本手に取った。
「それでは始めよう」
そう言われて、私も短剣を抜く。
それと同時に、師範が動いた。私と似たような動きで、一気に私の背後に移動してきた。振られる短剣に合わせて、私も短剣を振う。それで防げたのは一本だけ。もう一本が、私の胴体に向かって振われる。それを【硬質化】する事で防ぐ。血姫の装具も合わさって、ダメージは受けていない。
「ほう?」
師範は、面白いものを見るように、私を見ていた。そんな師範の顔面に向かって、拳を振う。でも、私の攻撃は、すぐに空振りで終わった。師範が、再び私の後ろに移動したからだ。
私よりも小回りが利く高速移動だ。再び振われる二本の短剣を、短剣を使って連続で防ぐ。
「ふむ。反応や良し」
再び師範の姿が消えて、私の背後に移動してくる。師範が消えたタイミングで、後ろに向かって蹴りを繰り出した。師範は、短剣をクロスさせて防いだ。そのまま蹴り抜いて、距離を取らせる。
そこで開いた距離を、いつもの高速移動で詰めて、短剣を振う。師範は焦った様子もなく、一本の短剣で受け流してくる。もう片方の短剣で、短剣を握る私の右手を斬ろうとしてくるので、【硬質化】で防ぐ。
そのまま臆せず、もう一歩踏み込んで後ろ回し蹴りをする。師範は、それを受けずに、また私の背後に回っていた。そして、短剣を突き刺してくる。短剣もしくは【硬質化】で防げれば良かったけど、腕に【硬質化】を使った後で、すぐに身体に回す事が出来ない。
HPが七割持っていかれる。それと同時に出血状態になったので、即座に【操血】を使って、自分の血を吸い回復する。それでも、まだ五割しかない。
自分から動いて、刺さっていた短剣を抜き、そのまま距離を取る。血を取り出して回復したいけど、その前に師範が動く。今度は背後じゃなくて、真正面から向かってきた。連続で振われる短剣を、【硬質化】を続けている右手と左手に持ち替えた短剣で防いでいく。
それでも、身体や足、顔に攻撃が掠ってしまい、HPが少しずつ削れていってしまう。ここから打開する方法が必要だ。でも、それがない。ここから逆転出来るような技もスキルもない。
だから、攻撃を受けるのを覚悟で、相手側に踏み込む。右肩と左脇腹を斬られて、HPが一割以下になる。でも、こっちの攻撃を繰り出せるタイミングが来た。左手に握った短剣は間に合わない。なので、【硬質化】が掛かった右手でぶん殴る。
私の攻撃が当たる寸前に、師範の姿が消えて、背後に現れた。間に合わないと思いつつ蹴りを繰り出すと、それを避けて師範が離れた。
「ふむ。まぁまぁだな。だが、可能性は持っている。また来ると良い。儂を満足させる事が出来たのなら、新しい力を授けてやろう」
「えっと、ありがとうございます」
「うむ」
師範はそう言うと、道場を出て行く。血を飲みながら、私も後ろを付いていった。
「ここの出入りを認める。それと、稽古は一日一回だ。儂も歳だからな」
「あっ、はい。分かりました」
そう返事をしたのと同時に、私の目の前にウィンドウが二つ現れた。
『双刀の隠れ里への転移が可能になりました。街の広場から転移が可能になります』
『クエスト『【双剣】の会得』を受注しました』
ここへの転移が出来るようになったのと同時に、スキルを獲得出来るであろうクエストを受注した。強くなるきっかけになると良いな。
その人達は、私を見て驚いたように目を見開いている。これを見るに、他に沢山のプレイヤーが来ているわけじゃないみたい。初めて来た人になるのかな。
「えっと……すみません。ここは、どこなんですか?」
洞窟の中という事は分かるけど、それ以外の情報がないので、取り敢えず訊いてみる事にした。
「双刀の隠れ里です。入口は閉じているはずなのですが、どこからお入りに?」
「洞窟の床が脆くなっていて、そこの池に落ちてきました」
「それは災難でしたね。良ければ、最奥の師範に会っていかれませんか?」
「師範?」
唐突に言われたから、少し戸惑ってしまう。最奥って事は、この場所で一番偉い人なのかもしれない。そう考えれば、せっかくだから、村長に挨拶しないかと言われている感じなので、少し納得がいく。
「はい。ここを訪れる方は、基本的に師範に用件がある方ですので。それでも、滅多に訪れませんが」
「そうなんですか。では、せっかくですので、挨拶に行ってみようと思います」
「はい。一番大きな建物ですので、すぐにお分かりになるかと」
「ありがとうございます」
親切に教えてくれたので、師範と呼ばれる人がいる場所に向かう。建物の数が少ないので、すぐに目的の家が分かった。本当に他の家よりも大きい。師範と呼ばれているから、道場みたいなのも併設されているのかもしれない。周囲の視線が、多少気になるけど、よそから来た人が珍しいみたいだから、仕方ないかな。
大きな家の前に来て、扉をノックしようとすると、その前に扉が開いた。そこにいたのは、身体ががっしりとした年老いた男性だった。背筋がしっかりとしているから、
「ふむ。闇に属する者か」
「へ?」
一瞬意味が分からなかったけど、自分が【吸血鬼】を持っている事を思い出して、納得する。
「何かまずいでしょうか?」
「いや、近くに禊ぎの水があるが、身体に不調はないか?」
「その中に落ちましたけど、身体がピリピリしたくらいですよ?」
「そうか。麻痺とダメージが来るはずだが、麻痺はなかったみたいだな」
「あっ、耐性スキルがあるからかな」
悪しき者は去れみたいに言われるかと思ったけど、そんな事はなかった。普通に心配してくれただけだった。本当は、あれに触ると麻痺も追加されるみたいだけど、ちょうど耐性を取ったおかげで、無効化したみたい。
「ん? いや、耐性スキルだけではないな。吸血鬼か?」
「あ、はい。吸血鬼です」
「なるほどな。エルフから血を飲んだか?」
「飲みました。それが関係しているんですか?」
「エルフの血は、清らかなものと言われている。自然の中で生きていたためだろうな。それを飲んだおかげで、浄化系統のものへ耐性が付いたのだろう」
スキルとしては獲得していないけど、耐性としては持っているみたい。
「運が良かったな。下手をすれば、自分が死んでいたかもしれんぞ」
「へぇ~……でも、その時は吸血が出来るだけで、吸血鬼ではなかったですよ?」
「なるほどな。それも生きていた要因の一つかもしれんな」
「なるほど」
ちょっと後で、アカリと試してみる事にする。そんな事を考えていると、師範が親指で家の中を指す。
「取り敢えず、中に入れ。暇をしていたところだ。稽古を付けてやる」
「え? あ、はい。えっと、何のですか?」
「剣だ」
「私が持っているの短剣ですけど……」
「そこは関係ないから安心しろ」
「分かりました」
そのまま師範の後に続いて進んで行くと、道場的な場所に着いた。師範は近くに掛けられている短剣を二本手に取った。
「それでは始めよう」
そう言われて、私も短剣を抜く。
それと同時に、師範が動いた。私と似たような動きで、一気に私の背後に移動してきた。振られる短剣に合わせて、私も短剣を振う。それで防げたのは一本だけ。もう一本が、私の胴体に向かって振われる。それを【硬質化】する事で防ぐ。血姫の装具も合わさって、ダメージは受けていない。
「ほう?」
師範は、面白いものを見るように、私を見ていた。そんな師範の顔面に向かって、拳を振う。でも、私の攻撃は、すぐに空振りで終わった。師範が、再び私の後ろに移動したからだ。
私よりも小回りが利く高速移動だ。再び振われる二本の短剣を、短剣を使って連続で防ぐ。
「ふむ。反応や良し」
再び師範の姿が消えて、私の背後に移動してくる。師範が消えたタイミングで、後ろに向かって蹴りを繰り出した。師範は、短剣をクロスさせて防いだ。そのまま蹴り抜いて、距離を取らせる。
そこで開いた距離を、いつもの高速移動で詰めて、短剣を振う。師範は焦った様子もなく、一本の短剣で受け流してくる。もう片方の短剣で、短剣を握る私の右手を斬ろうとしてくるので、【硬質化】で防ぐ。
そのまま臆せず、もう一歩踏み込んで後ろ回し蹴りをする。師範は、それを受けずに、また私の背後に回っていた。そして、短剣を突き刺してくる。短剣もしくは【硬質化】で防げれば良かったけど、腕に【硬質化】を使った後で、すぐに身体に回す事が出来ない。
HPが七割持っていかれる。それと同時に出血状態になったので、即座に【操血】を使って、自分の血を吸い回復する。それでも、まだ五割しかない。
自分から動いて、刺さっていた短剣を抜き、そのまま距離を取る。血を取り出して回復したいけど、その前に師範が動く。今度は背後じゃなくて、真正面から向かってきた。連続で振われる短剣を、【硬質化】を続けている右手と左手に持ち替えた短剣で防いでいく。
それでも、身体や足、顔に攻撃が掠ってしまい、HPが少しずつ削れていってしまう。ここから打開する方法が必要だ。でも、それがない。ここから逆転出来るような技もスキルもない。
だから、攻撃を受けるのを覚悟で、相手側に踏み込む。右肩と左脇腹を斬られて、HPが一割以下になる。でも、こっちの攻撃を繰り出せるタイミングが来た。左手に握った短剣は間に合わない。なので、【硬質化】が掛かった右手でぶん殴る。
私の攻撃が当たる寸前に、師範の姿が消えて、背後に現れた。間に合わないと思いつつ蹴りを繰り出すと、それを避けて師範が離れた。
「ふむ。まぁまぁだな。だが、可能性は持っている。また来ると良い。儂を満足させる事が出来たのなら、新しい力を授けてやろう」
「えっと、ありがとうございます」
「うむ」
師範はそう言うと、道場を出て行く。血を飲みながら、私も後ろを付いていった。
「ここの出入りを認める。それと、稽古は一日一回だ。儂も歳だからな」
「あっ、はい。分かりました」
そう返事をしたのと同時に、私の目の前にウィンドウが二つ現れた。
『双刀の隠れ里への転移が可能になりました。街の広場から転移が可能になります』
『クエスト『【双剣】の会得』を受注しました』
ここへの転移が出来るようになったのと同時に、スキルを獲得出来るであろうクエストを受注した。強くなるきっかけになると良いな。
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