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吸血少女の歩む道
小さな鳥
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マッドパペットも倒したので、また歩き出そうとすると、耳に沢山の羽ばたきの音が聞こえてきた。音が聞こえる方を見てみると、十数匹の小さな鳥が、私の方に飛んできていた。名前は、アサルトバード。その嘴は、鋭く光っている。
アサルトバードは、空中で急旋回すると、私に向かって突っ込んできた。短剣で反撃しようと思って構えたけど、アサルトバードがどんどんと加速しているのを見て、即座に横に跳んで避けた。アサルトバード達は、地面すれすれで身体を起こしていたので、地面に突っ込む事もなく、また空に上がっていった。
「フレ姉が言っていたのは、こいつらの事かな。確かに、私のスキルだと対応が難しいかも」
小さい相手、集団、空となると、間合いが広い武器や魔法があった方が有利になるはず。私の短剣だと結構厳しいかも。
「いつも通りカウンター狙いでいくしかないけど、上手く当てられるかな。ちょっと心配かも。【スピードエンチャント】【ディフェンスエンチャント】」
MPの二割を消費して、速度と物理防御力を上げる。いつでも動けるように構えるのと同時に、再びアサルトバードが突っ込んできた。どんどんと加速してくるアサルトバードを、ギリギリまで引きつけて、その場で横に倒れながら、短剣を振う。アサルトバードの一匹に命中して、HPを半分まで削ったけど、こっちも一匹のアサルトバードの羽が掠って、HPが少し削れる。
「羽にも攻撃判定がある!?」
てっきり嘴だけだと思っていた私は、羽にも攻撃判定が合った事に驚いた。あのアサルトバードは、嘴だけでなく全身が武器となっていると考えた方が良さそうだ。
「厄介だなぁ……ん?」
私を攻撃してから、また空に上がっていったアサルトバードを見ると、私が攻撃を命中させた一匹だけでなく、もう一匹も二割程HPが削れている事に気が付いた。
「あれは……私に攻撃した個体? あの速度で突撃してくるから、攻撃の反動を受けるって事?」
私に羽を当てた事でダメージを受けているのだとしたら、あの速度自体がアサルトバードの弱点となる。つまり、あの速度で何かしらの物に突っ込ませれば、もしかしたら倒せるかもしれない。
「魔法で壁とかを作り出せたら、楽なんだろうけど……」
周囲を見て、壁代わりになりそうなものを探す。あるのは、木ぐらいのものだ。上手く誘導して、木に当てる事が出来れば、検証も出来るはず。私は、急いで木の方に移動していく。その間に、アサルトバードが二回程攻撃をしてきた。一、二匹にダメージを与える事が出来たけど、まだ倒した個体はいない。でも、ギリギリで避ける事自体は出来ている。
そして、ようやく木の近くまで移動して、木を背後にアサルトバードの突撃を待つ。アサルトバードは、これまでと同じように上空から私に突撃してくる。
本当にギリギリまで引きつけて、横に跳ぶ。すると、次々にアサルトバードがぶつかっていった。結果、ぶつかっていった木がアサルトバードの突撃に耐えきれず、幹の途中でへし折れた。
「うわぁ……木の耐久度じゃ、ここまでか」
アサルトバード達は、三割くらいHPを失っている。つまり、木にぶつかった程度では、私にぶつかったのとほぼ同じくらいのダメージしか与えられないという事だ。
「木にぶつけながら、地道に倒していくしかない。加えて、あの攻撃をまともに受けるのも危険と。フレ姉なら、槍で何匹かまとめて叩き落とすんだろうなぁ……」
この湿地帯で、木は所々にあるかまとめて林があるかしかない。そして、林に関しては現在地からかなり遠い。なので、少しずつ倒していくしかなかった。
「【アタックエンチャント】」
なるべく早く戦闘を終わらせるために、物理攻撃への付加を改めて掛ける。そうして、アサルトバードと私の持久戦が始まった。
アサルトバードの突撃に合わせて、その身体を斬りつける。最初は一匹に当てるのがやっとだったけど、段々と慣れてきて、二匹三匹と当てられるようになった。でも、私も何度かダメージを受ける事になった。最後の一匹になったところで、ふとやってみたい事が出来た。
一匹になっても突撃を止めないアサルトバードの動きを読んで、短剣では無く手を伸ばす。完璧に動きを捉える事が出来ていたので、その身体を掴み取る事が出来た。一割ぐらいHPが持っていかれたけど。
「いっただきま~す」
アサルトバードの小さい身体に魔力の牙を突き立てる。学校にあった鶏の飼育室の匂いを何倍にもしたような匂いが広がってくる。何というか生ゴミとかとは別の感じで吐きそうな匂いだ。それと、鶏肉の生食ってヤバくなかったっけ。まぁ、猪とか兎に噛み付いている時点で今更か。
そんな事を考えながら三十秒程吸血していると、アサルトバードのHPが完全になくなった。三割消耗していた事から考えて、フルでも大体一分近くと考えられる。
「攻撃の間隔は、大体三十秒に一回って感じ。一匹回収して吸血しつつ攻撃されたところでもう一匹捕まえる。そうすれば、順番に倒していけるかも。最初は、かなり危ないかと思ったけど、これなら私でもちゃんと倒せそう。今度フレ姉に自慢しよっと」
アサルトバードへの対処方法も決まったところで、湿地帯の探索を進めていく。
マッドフロッグは、奇襲として飛ばす舌を迎撃するのではなく、掴み取って引っ張る事で、沼から出して思いっきり蹴っ飛ばした後に、【トリプルピアース】を使って倒す。
マッドパペットは、杭による攻撃を避けながら蹴り飛ばしたりして、身体を削りながら近づき、思いっきり身体を蹴り飛ばした後、断面から見えてくる核を破壊する事で倒す。
アサルトバードは、一匹一匹捕まえて【吸血】を使って倒していった。捕まえる際にダメージを負うけど、【吸血】で回復するので何も問題はない。スライムを飲む時同じだ。
「かれこれ百匹飲んでるけど、スキル獲得はなし。アク姉の時で貯まってた運を使い果たした感じかな。もう少し確立が上がると良いけど……【運強化】って、ここの確率にも影響するかな……」
そもそも運がどこまで介入してくるのかが分からないので、不用意に取る事は出来なかった。でも、最近は、スキルポイントに余裕が生まれてきているので、思いつきで一つくらい取って見るのも有りとは思っている。
「よし! 取ってみよう!!」
思い立ったが吉日という事で、【運強化】も取ってみる事にする。
────────────────────────
ハク:【剣Lv26】【短剣Lv21】【格闘Lv10】【魔法才能Lv6】【支援魔法才能Lv5】【吸血Lv29】【夜霧Lv6】【執行者Lv21】
控え:【HP強化Lv20】【物理攻撃強化Lv18】【速度強化Lv19】【運強化Lv1】【脚力強化Lv29】【言語学Lv5】
SP:31
────────────────────────
控えにあっても強化系は育つので、このまま【吸血】と【運強化】の組み合わせを確かめる。アサルトバードという丁度いいモンスターがいるので、検証には困らない。まぁ、上手くいかなかったら、そろそろ夜明けだから、ステータスダウンで倒せなくなったらスライム、ホワイトラビットの交互食べで検証すればいい。
「さてと、どうなるかな」
これで【吸血】のスキル獲得率の悪さを解決出来ると良いな。
アサルトバードは、空中で急旋回すると、私に向かって突っ込んできた。短剣で反撃しようと思って構えたけど、アサルトバードがどんどんと加速しているのを見て、即座に横に跳んで避けた。アサルトバード達は、地面すれすれで身体を起こしていたので、地面に突っ込む事もなく、また空に上がっていった。
「フレ姉が言っていたのは、こいつらの事かな。確かに、私のスキルだと対応が難しいかも」
小さい相手、集団、空となると、間合いが広い武器や魔法があった方が有利になるはず。私の短剣だと結構厳しいかも。
「いつも通りカウンター狙いでいくしかないけど、上手く当てられるかな。ちょっと心配かも。【スピードエンチャント】【ディフェンスエンチャント】」
MPの二割を消費して、速度と物理防御力を上げる。いつでも動けるように構えるのと同時に、再びアサルトバードが突っ込んできた。どんどんと加速してくるアサルトバードを、ギリギリまで引きつけて、その場で横に倒れながら、短剣を振う。アサルトバードの一匹に命中して、HPを半分まで削ったけど、こっちも一匹のアサルトバードの羽が掠って、HPが少し削れる。
「羽にも攻撃判定がある!?」
てっきり嘴だけだと思っていた私は、羽にも攻撃判定が合った事に驚いた。あのアサルトバードは、嘴だけでなく全身が武器となっていると考えた方が良さそうだ。
「厄介だなぁ……ん?」
私を攻撃してから、また空に上がっていったアサルトバードを見ると、私が攻撃を命中させた一匹だけでなく、もう一匹も二割程HPが削れている事に気が付いた。
「あれは……私に攻撃した個体? あの速度で突撃してくるから、攻撃の反動を受けるって事?」
私に羽を当てた事でダメージを受けているのだとしたら、あの速度自体がアサルトバードの弱点となる。つまり、あの速度で何かしらの物に突っ込ませれば、もしかしたら倒せるかもしれない。
「魔法で壁とかを作り出せたら、楽なんだろうけど……」
周囲を見て、壁代わりになりそうなものを探す。あるのは、木ぐらいのものだ。上手く誘導して、木に当てる事が出来れば、検証も出来るはず。私は、急いで木の方に移動していく。その間に、アサルトバードが二回程攻撃をしてきた。一、二匹にダメージを与える事が出来たけど、まだ倒した個体はいない。でも、ギリギリで避ける事自体は出来ている。
そして、ようやく木の近くまで移動して、木を背後にアサルトバードの突撃を待つ。アサルトバードは、これまでと同じように上空から私に突撃してくる。
本当にギリギリまで引きつけて、横に跳ぶ。すると、次々にアサルトバードがぶつかっていった。結果、ぶつかっていった木がアサルトバードの突撃に耐えきれず、幹の途中でへし折れた。
「うわぁ……木の耐久度じゃ、ここまでか」
アサルトバード達は、三割くらいHPを失っている。つまり、木にぶつかった程度では、私にぶつかったのとほぼ同じくらいのダメージしか与えられないという事だ。
「木にぶつけながら、地道に倒していくしかない。加えて、あの攻撃をまともに受けるのも危険と。フレ姉なら、槍で何匹かまとめて叩き落とすんだろうなぁ……」
この湿地帯で、木は所々にあるかまとめて林があるかしかない。そして、林に関しては現在地からかなり遠い。なので、少しずつ倒していくしかなかった。
「【アタックエンチャント】」
なるべく早く戦闘を終わらせるために、物理攻撃への付加を改めて掛ける。そうして、アサルトバードと私の持久戦が始まった。
アサルトバードの突撃に合わせて、その身体を斬りつける。最初は一匹に当てるのがやっとだったけど、段々と慣れてきて、二匹三匹と当てられるようになった。でも、私も何度かダメージを受ける事になった。最後の一匹になったところで、ふとやってみたい事が出来た。
一匹になっても突撃を止めないアサルトバードの動きを読んで、短剣では無く手を伸ばす。完璧に動きを捉える事が出来ていたので、その身体を掴み取る事が出来た。一割ぐらいHPが持っていかれたけど。
「いっただきま~す」
アサルトバードの小さい身体に魔力の牙を突き立てる。学校にあった鶏の飼育室の匂いを何倍にもしたような匂いが広がってくる。何というか生ゴミとかとは別の感じで吐きそうな匂いだ。それと、鶏肉の生食ってヤバくなかったっけ。まぁ、猪とか兎に噛み付いている時点で今更か。
そんな事を考えながら三十秒程吸血していると、アサルトバードのHPが完全になくなった。三割消耗していた事から考えて、フルでも大体一分近くと考えられる。
「攻撃の間隔は、大体三十秒に一回って感じ。一匹回収して吸血しつつ攻撃されたところでもう一匹捕まえる。そうすれば、順番に倒していけるかも。最初は、かなり危ないかと思ったけど、これなら私でもちゃんと倒せそう。今度フレ姉に自慢しよっと」
アサルトバードへの対処方法も決まったところで、湿地帯の探索を進めていく。
マッドフロッグは、奇襲として飛ばす舌を迎撃するのではなく、掴み取って引っ張る事で、沼から出して思いっきり蹴っ飛ばした後に、【トリプルピアース】を使って倒す。
マッドパペットは、杭による攻撃を避けながら蹴り飛ばしたりして、身体を削りながら近づき、思いっきり身体を蹴り飛ばした後、断面から見えてくる核を破壊する事で倒す。
アサルトバードは、一匹一匹捕まえて【吸血】を使って倒していった。捕まえる際にダメージを負うけど、【吸血】で回復するので何も問題はない。スライムを飲む時同じだ。
「かれこれ百匹飲んでるけど、スキル獲得はなし。アク姉の時で貯まってた運を使い果たした感じかな。もう少し確立が上がると良いけど……【運強化】って、ここの確率にも影響するかな……」
そもそも運がどこまで介入してくるのかが分からないので、不用意に取る事は出来なかった。でも、最近は、スキルポイントに余裕が生まれてきているので、思いつきで一つくらい取って見るのも有りとは思っている。
「よし! 取ってみよう!!」
思い立ったが吉日という事で、【運強化】も取ってみる事にする。
────────────────────────
ハク:【剣Lv26】【短剣Lv21】【格闘Lv10】【魔法才能Lv6】【支援魔法才能Lv5】【吸血Lv29】【夜霧Lv6】【執行者Lv21】
控え:【HP強化Lv20】【物理攻撃強化Lv18】【速度強化Lv19】【運強化Lv1】【脚力強化Lv29】【言語学Lv5】
SP:31
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控えにあっても強化系は育つので、このまま【吸血】と【運強化】の組み合わせを確かめる。アサルトバードという丁度いいモンスターがいるので、検証には困らない。まぁ、上手くいかなかったら、そろそろ夜明けだから、ステータスダウンで倒せなくなったらスライム、ホワイトラビットの交互食べで検証すればいい。
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