4 / 429
吸血少女の始まり
初戦闘と検証
しおりを挟む
森の中では、戦闘音が響き渡っている。初心者達が狩りをしているってところかな。平原に人が全くいなかったのは、あそこが狩りとしては不十分な成果しか得られないからだと思う。実際、そこで何度か剣を振って、吸血もしてきたけど、スキルは、そこまで育っていない。
────────────────────────
ハク:【剣Lv2】【吸血Lv2】
控え:なし
SP:0
────────────────────────
たったの1レベル上がったくらいだ。それだけ得られる経験値が低いという事が分かる。
「強敵と戦えば戦う程、経験値が貰えるって感じかな」
スキルに関しては、少し調べたけど、他の情報はなるべく調べないようにしていた。自分で探りながらやるのもゲームの醍醐味だからね。
森を見回しながら歩いていると、林檎みたいな赤い実が成っているのを見つける。
「口直しになるかな」
ちょっと高いところになるので、木を登って実をもぎ取り、そのまま齧り付く。甘酸っぱい味と芳醇な香りが口の中に広がって、鼻を抜ける。
「ただの木の実が、ものすごく美味しく感じる……」
この木の実は、甘酸林檎という名前らしい。林檎の一種かな。美味しいので、いくつか採っておく。そんな事をしていると、私が登っている木の下に、一頭のイノシシがやって来た。名前は、ワイルドボアという名前みたい。そのままイノシシだ。
私は、上から飛び降りて、ワイルドボアの首に剣を刺す。急所への一撃だと思ったけど、ワイルドボアのHPを削り切る事は出来なかった。この事から、急所を外している事が分かる。攻撃の正確性も問題だ。
ワイルドボアは、私の攻撃を受けた事で、暴れ始める。
「おぉ、ロデオみたい」
倒しきれなかったのは、ちょっと不本意だったけど、今は、これが有り難かったりもする。
「それじゃあ、いただきます」
ワイルドボアに乗りながら、その身体に噛み付く。
ホワイトラビットの味と匂いに加えて、もの凄い獣臭がする。ここだけ、ホワイトラビットと桁違いだ。でも、そのまま飲み続ける。かなり暴れていたけど、段々と動かなくなってきて、そのままポリゴンになった。
「うっ……」
吐き戻しそうになるのを、全身全霊で押しとどめて飲み込む。目の前に出て来るドロップアイテムのウィンドウに集中する。書いてあるのは、ワイルドボアの毛皮とワイルドボアの肉。獣系のモンスターを倒すと、肉と皮のドロップが確実に落ちるのかもしれない。もっと違う倒し方をしたら、他のアイテムも手に入るかもしれないけど、現状何か他の倒し方を思いつかないので、みず姉とかに会ったら訊いてみようかな。
「ふぅ……」
吐き戻す事なく受け入れる事が出来たので、口直しに甘酸林檎を齧る。獣系のモンスターで、この感じって事は、ゴブリンとかが出て来たら、どうなるんだろう。別の匂いとか味がするのかな。不人気の理由が、どんどんと出て来る。
「それにしても、本当にスキルは手に入らないなぁ。一割以下っていう話だけど、一パーセント以下なんじゃないの……」
さすがに、そんな頻度でスキル獲得させる気はないみたい。まぁ、スキル制ゲームで、安定してスキルを奪えるってなったら、かなり壊れスキルになるだろうから仕方ないのだけどね。
「よし。次は、吸血せずに倒そう」
次のモンスターを探して歩いていると、正面にワイルドボアが歩いてきた。ワイルドボアは、私を見つけると、一気に突進してきた。
「敵意あり過ぎでしょ!?」
横に飛んで避けた私は、その脇腹に剣を突き刺す。そのまま上に振り抜く。
「よいしょっと!!」
肉の重みと骨の硬さを感じる。これは、もっと強敵になったら、これ以上に硬いだろうから、【攻撃強化】は必須かな。
ワイルドボアは、大きなダメージエフェクトを撒き散らして倒れた。すると、ドロップアイテムに、ワイルドボアの血が追加された。
「吸血した時は、血を全部飲み干しているから、血がドロップしないのかな?」
念のため、もう一体のワイルドボアを倒して確かめると、血はドロップしなかった。
「血のドロップは、確率ドロップか。確定ドロップと確率ドロップがあって、全損したものはドロップしないという事か。確率ドロップか全損したのかの判別を付けられるようにならないとかな。これは、おいおい出来るようになればいいや」
剣を仕舞って、また森を歩く。そこらかしこで戦闘の音がするので、多分モンスターのリポップが追いついていないのだと思う。モンスターが湧く数よりも、倒される数の方が早いとこうなってしまう。私みたいに、遅れて始めた人が多いみたいだ。
ちょっと夜の森を散歩していると、目の前に私の胸くらいの二足歩行の狼が現れた。片手にボロボロのナイフを持っている。名前は、コボルトだった。
私を見つけたコボルトは、牙を剥き出しにして、すぐに襲い掛かってきた。振われるナイフを、剣の抜く過程で防いで、振り抜いてコボルトを弾き飛ばす。
NPCのおじさんを除いたら、武器持ちとの初めての戦いだ。あの人は防戦だけだったからね。
油断なく剣を構えて、相手の行動を見る。コボルトは、また飛びかかってきた。ワンパターンな攻撃なので、こっちも対応がしやすい。ナイフを弾いて、大振りでその首を刎ねる。クリティカル判定を与えられたので、一撃で倒す事が出来た。
ドロップアイテムは、コボルトの毛皮とボロのナイフ、コボルトの血だった。ボロのナイフは、本当にボロボロで使い物にならないようなナイフだった。鋳潰す用なのかも。
「また血だ。この血を飲んでも、スキル獲得出来るのかな? 今は、ダメージも受けてないし、効果の確認をするためには……スライム飲むか」
唯一安全にダメージを受けられる方法がスライムを触る事だったので、ついでにスライムを飲むために、平原に戻る事にした。途中で、またワイルドボアを見つけたので、剣で突き刺して上に乗ってから、吸血して倒す。これでもスキルは手に入らなかった。
平原に来た私は、スライムを持ち上げて、核を残しながら飲んでいく。手で持っているので、少しずつダメージを受ける。目に見えてHPが減ったところで、ワイルドボアの血を飲む。いつも通りの吐き気を伴うけど、我慢して飲み込んだ。
すると、HPが回復した。つまり、ドロップの血でも【吸血】の効果が発動する事が分かった。
「これでも【吸血】は使えるって事は、【吸血】持ちにとって、血は回復アイテムと同じ扱いに出来るって事か。それに戦いながら相手の血を飲めれば、回復を交えて戦えるって事かな。まぁ、コボルトと戦った感じ、結構難しそうだけど」
まだ戦いの中で吸血するのは、かなり難しい。相手が動ける状態なら、吸血している間に倒される可能性もあるから。ワイルドボアは、上に乗れば、ある程度安全だから出来たって感じだったし。ここら辺は、慣れてきてから考えた方が良いと思う。
「そろそろ夜明けか……ステータスダウンが心配だし、平原でホワイトラビットの血を吸いながら、口直しにスライム食べよ」
スキル獲得がどのくらいで出来るのかの検証も含めて、スキルレベルを上げるためにホワイトラビットから血を吸って、その味を誤魔化すためにスライムを食べるという行為を三十回程繰り返した。すると、私の目の前にウィンドウが現れた。
『【吸血】により、ホワイトラビットから【脚力強化】のスキルを獲得』
【吸血】によるスキル獲得のお知らせだった。
「やった! 大体三十回くらいやって一回だから、約三パーセントかな。後は、何度か繰り返して、平均値を出していかないと」
【吸血】のスキル検証は、まだまだ続きそうだ。
────────────────────────
ハク:【剣Lv2】【吸血Lv2】
控え:なし
SP:0
────────────────────────
たったの1レベル上がったくらいだ。それだけ得られる経験値が低いという事が分かる。
「強敵と戦えば戦う程、経験値が貰えるって感じかな」
スキルに関しては、少し調べたけど、他の情報はなるべく調べないようにしていた。自分で探りながらやるのもゲームの醍醐味だからね。
森を見回しながら歩いていると、林檎みたいな赤い実が成っているのを見つける。
「口直しになるかな」
ちょっと高いところになるので、木を登って実をもぎ取り、そのまま齧り付く。甘酸っぱい味と芳醇な香りが口の中に広がって、鼻を抜ける。
「ただの木の実が、ものすごく美味しく感じる……」
この木の実は、甘酸林檎という名前らしい。林檎の一種かな。美味しいので、いくつか採っておく。そんな事をしていると、私が登っている木の下に、一頭のイノシシがやって来た。名前は、ワイルドボアという名前みたい。そのままイノシシだ。
私は、上から飛び降りて、ワイルドボアの首に剣を刺す。急所への一撃だと思ったけど、ワイルドボアのHPを削り切る事は出来なかった。この事から、急所を外している事が分かる。攻撃の正確性も問題だ。
ワイルドボアは、私の攻撃を受けた事で、暴れ始める。
「おぉ、ロデオみたい」
倒しきれなかったのは、ちょっと不本意だったけど、今は、これが有り難かったりもする。
「それじゃあ、いただきます」
ワイルドボアに乗りながら、その身体に噛み付く。
ホワイトラビットの味と匂いに加えて、もの凄い獣臭がする。ここだけ、ホワイトラビットと桁違いだ。でも、そのまま飲み続ける。かなり暴れていたけど、段々と動かなくなってきて、そのままポリゴンになった。
「うっ……」
吐き戻しそうになるのを、全身全霊で押しとどめて飲み込む。目の前に出て来るドロップアイテムのウィンドウに集中する。書いてあるのは、ワイルドボアの毛皮とワイルドボアの肉。獣系のモンスターを倒すと、肉と皮のドロップが確実に落ちるのかもしれない。もっと違う倒し方をしたら、他のアイテムも手に入るかもしれないけど、現状何か他の倒し方を思いつかないので、みず姉とかに会ったら訊いてみようかな。
「ふぅ……」
吐き戻す事なく受け入れる事が出来たので、口直しに甘酸林檎を齧る。獣系のモンスターで、この感じって事は、ゴブリンとかが出て来たら、どうなるんだろう。別の匂いとか味がするのかな。不人気の理由が、どんどんと出て来る。
「それにしても、本当にスキルは手に入らないなぁ。一割以下っていう話だけど、一パーセント以下なんじゃないの……」
さすがに、そんな頻度でスキル獲得させる気はないみたい。まぁ、スキル制ゲームで、安定してスキルを奪えるってなったら、かなり壊れスキルになるだろうから仕方ないのだけどね。
「よし。次は、吸血せずに倒そう」
次のモンスターを探して歩いていると、正面にワイルドボアが歩いてきた。ワイルドボアは、私を見つけると、一気に突進してきた。
「敵意あり過ぎでしょ!?」
横に飛んで避けた私は、その脇腹に剣を突き刺す。そのまま上に振り抜く。
「よいしょっと!!」
肉の重みと骨の硬さを感じる。これは、もっと強敵になったら、これ以上に硬いだろうから、【攻撃強化】は必須かな。
ワイルドボアは、大きなダメージエフェクトを撒き散らして倒れた。すると、ドロップアイテムに、ワイルドボアの血が追加された。
「吸血した時は、血を全部飲み干しているから、血がドロップしないのかな?」
念のため、もう一体のワイルドボアを倒して確かめると、血はドロップしなかった。
「血のドロップは、確率ドロップか。確定ドロップと確率ドロップがあって、全損したものはドロップしないという事か。確率ドロップか全損したのかの判別を付けられるようにならないとかな。これは、おいおい出来るようになればいいや」
剣を仕舞って、また森を歩く。そこらかしこで戦闘の音がするので、多分モンスターのリポップが追いついていないのだと思う。モンスターが湧く数よりも、倒される数の方が早いとこうなってしまう。私みたいに、遅れて始めた人が多いみたいだ。
ちょっと夜の森を散歩していると、目の前に私の胸くらいの二足歩行の狼が現れた。片手にボロボロのナイフを持っている。名前は、コボルトだった。
私を見つけたコボルトは、牙を剥き出しにして、すぐに襲い掛かってきた。振われるナイフを、剣の抜く過程で防いで、振り抜いてコボルトを弾き飛ばす。
NPCのおじさんを除いたら、武器持ちとの初めての戦いだ。あの人は防戦だけだったからね。
油断なく剣を構えて、相手の行動を見る。コボルトは、また飛びかかってきた。ワンパターンな攻撃なので、こっちも対応がしやすい。ナイフを弾いて、大振りでその首を刎ねる。クリティカル判定を与えられたので、一撃で倒す事が出来た。
ドロップアイテムは、コボルトの毛皮とボロのナイフ、コボルトの血だった。ボロのナイフは、本当にボロボロで使い物にならないようなナイフだった。鋳潰す用なのかも。
「また血だ。この血を飲んでも、スキル獲得出来るのかな? 今は、ダメージも受けてないし、効果の確認をするためには……スライム飲むか」
唯一安全にダメージを受けられる方法がスライムを触る事だったので、ついでにスライムを飲むために、平原に戻る事にした。途中で、またワイルドボアを見つけたので、剣で突き刺して上に乗ってから、吸血して倒す。これでもスキルは手に入らなかった。
平原に来た私は、スライムを持ち上げて、核を残しながら飲んでいく。手で持っているので、少しずつダメージを受ける。目に見えてHPが減ったところで、ワイルドボアの血を飲む。いつも通りの吐き気を伴うけど、我慢して飲み込んだ。
すると、HPが回復した。つまり、ドロップの血でも【吸血】の効果が発動する事が分かった。
「これでも【吸血】は使えるって事は、【吸血】持ちにとって、血は回復アイテムと同じ扱いに出来るって事か。それに戦いながら相手の血を飲めれば、回復を交えて戦えるって事かな。まぁ、コボルトと戦った感じ、結構難しそうだけど」
まだ戦いの中で吸血するのは、かなり難しい。相手が動ける状態なら、吸血している間に倒される可能性もあるから。ワイルドボアは、上に乗れば、ある程度安全だから出来たって感じだったし。ここら辺は、慣れてきてから考えた方が良いと思う。
「そろそろ夜明けか……ステータスダウンが心配だし、平原でホワイトラビットの血を吸いながら、口直しにスライム食べよ」
スキル獲得がどのくらいで出来るのかの検証も含めて、スキルレベルを上げるためにホワイトラビットから血を吸って、その味を誤魔化すためにスライムを食べるという行為を三十回程繰り返した。すると、私の目の前にウィンドウが現れた。
『【吸血】により、ホワイトラビットから【脚力強化】のスキルを獲得』
【吸血】によるスキル獲得のお知らせだった。
「やった! 大体三十回くらいやって一回だから、約三パーセントかな。後は、何度か繰り返して、平均値を出していかないと」
【吸血】のスキル検証は、まだまだ続きそうだ。
33
お気に入りに追加
165
あなたにおすすめの小説
ビースト・オンライン 〜追憶の道しるべ。操作ミスで兎になった俺は、仲間の記憶を辿り世界を紐解く〜
八ッ坂千鶴
SF
普通の高校生の少年は高熱と酷い風邪に悩まされていた。くしゃみが止まらず学校にも行けないまま1週間。そんな彼を心配して、母親はとあるゲームを差し出す。
そして、そのゲームはやがて彼を大事件に巻き込んでいく……!
後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
チート級スキルを得たゲーマーのやりたいことだけするVRMMO!
しりうす。
ファンタジー
VRゲーム【Another world・Online】βテストをソロでクリアした主人公──────雲母八雲。
βテスト最後のボスを倒すと、謎のアイテム【スキルの素】を入手する。不思議に思いつつも、もうこのゲームの中に居る必要はないためアイテムの事を深く考えずにログアウトする。
そして、本サービス開始時刻と同時に【Another world・Online】にダイブし、そこで謎アイテム【スキルの素】が出てきてチート級スキルを10個作ることに。
そこで作ったチート級スキルを手に、【Another world・Online】の世界をやりたいことだけ謳歌する!
※ゆるーくやっていくので、戦闘シーンなどの描写には期待しないでください。
※処女作ですので、誤字脱字、設定の矛盾などがあると思います。あったら是非教えてください!
※感想は出来るだけ返信します。わからない点、意味不明な点があったら教えてください。(アンチコメはスルーします)
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
【VRMMO】イースターエッグ・オンライン【RPG】
一樹
SF
ちょっと色々あって、オンラインゲームを始めることとなった主人公。
しかし、オンラインゲームのことなんてほとんど知らない主人公は、スレ立てをしてオススメのオンラインゲームを、スレ民に聞くのだった。
ゲーム初心者の活字中毒高校生が、オンラインゲームをする話です。
以前投稿した短編
【緩募】ゲーム初心者にもオススメのオンラインゲーム教えて
の連載版です。
連載するにあたり、短編は削除しました。
関白の息子!
アイム
SF
天下一の出世人、豊臣秀吉の子―豊臣秀頼。
それが俺だ。
産まれて直ぐに父上(豊臣秀吉)が母上(茶々)に覆いかぶさり、アンアンしているのを見たショックで、なんと前世の記憶(平成の日本)を取り戻してしまった!
関白の息子である俺は、なんでもかんでもやりたい放題。
絶世の美少女・千姫とのラブラブイチャイチャや、大阪城ハーレム化計画など、全ては思い通り!
でも、忘れてはいけない。
その日は確実に近づいているのだから。
※こちらはR18作品になります。18歳未満の方は「小説家になろう」投稿中の全年齢対応版「だって天下人だもん! ー豊臣秀頼の世界征服ー」をご覧ください。
大分歴史改変が進んでおります。
苦手な方は読まれないことをお勧めします。
特に中国・韓国に思い入れのある方はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる