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何も知らない聖女
サーファとの遊び?
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演習の手伝いをした翌日。クララとリリンの姿は、また演習場にあった。今回は、演習の手伝いではなく、演習場を借りての運動だった。
ここで行う運動は、走り込みだ。これは、クララの体力を付けさせる意味で行われる。だが、体力がゴミレベルのクララは、始めて五分でヘトヘトになり、倒れていた。
「…………」
その結果、リリンは、クララの体力と筋力のなさに頭を悩ませることになっていた。
「クララさん、大丈夫そうですか?」
「ぜん……ぜん……だい……じょう……ぶじゃ……ない……です……!」
「みたいですね。これは、基本的に負け無しだったせいもありそうですね。撤退や逃げるという事もなかったですし」
「よく……ごぞん……じで……」
クララは、頑張って呼吸を整えようとしていた。しかし、限界ギリギリまで頑張っていたので、すぐに整える事が出来ないでいた。
クララが呼吸を整えている間に、リリンは、何とか動き続けられるような運動法はないかと考え込んでいた。
そこに救いの手がやってくる。
「こんにちは。何をして、いらっしゃるんですか?」
リリンの元にやってきたのは、サーファだった。
「サーファですか。何故、ここに? 今日は、休みのはずでは?」
「はい。なので、街を散歩していたのですが、演習場の前を通ったら、クララちゃんの匂いがしたので、気になって来ちゃいました」
サーファは、演習場前に残っていた僅かな匂いから、クララが演習城内にいると分かり、入ってきたらしい。脅威の嗅覚だ。
リリンへの挨拶を終えたサーファは、クララに近寄って、しゃがみ込む。
「クララちゃん、こんにちは」
「こんにち……は……」
さっきよりは呼吸が整っているが、まだまともに挨拶することは出来ていなかった。
「クララちゃん、運動は、苦手なんだね」
サーファはそう言いながら、クララの頭を撫でていた。そんなサーファに、リリンがクララの事を相談する。
「クララさんは、体力と筋力が本当にないので、こうして鍛えようとしているのですが……見て分かるとおり、長時間の運動が出来ないのです。何か、良い方法はありませんか?」
リリンがサーファに相談した理由は、運動に関して言えば、リリンよりもサーファの方が向いていると考えたからだった。
リリンに相談されたサーファは、少し考える。運動が出来ない人でも、長時間動く事が出来るなにかを……
「あっ」
「何か、ありましたか?」
何か思いついた様子のサーファにリリンが問いかける。
「遊びみたいにやるのは如何でしょうか? 子供の時とか、ずっと遊んでいることも出来ましたので、もしかしたら、こっちの方がクララちゃんにも合っているかもしれません」
「なるほど……鍛えないといけないと思っていたので、効率を求めすぎたのかもしれないですね」
「それと、何か目標があるといいかもしれません。ご褒美を用意されては?」
「そうですね……」
褒美という言葉が聞こえ、クララは、ばっと身体を起こす。その瞬間、リリアとサーファの視線がクララに集中する。
「本当に効果がありそうですね」
「ですね」
リリンは若干の呆れ顔をして、サーファは困った子を見るような優しい顔になっていた。
「じゃあ、クララちゃんは、私を捕まえて。それで、ちゃんと捕まえる事が出来たら、ご褒美をあげる。それで大丈夫ですか?」
「ええ、それでいきましょう。クララさん、サーファを捕まえる事が出来たら、今日のご飯は、クララさんの食べたいご飯にしてさしあげます」
「本当ですか!?」
キラキラとした目で、リリンを見るクララ。少しだけよだれも垂れている。リリンは、ポケットに入れておいたハンカチで、クララの口元を拭う。
「本当です」
「じゃあ! ハンバーグとコロッケと野菜炒めとグラタンが良いです!」
「はい。サーファを捕まえられたら、作りましょう」
クララはやる気満々になる。サーファは、クララの要求を聞いて、少し苦笑いをしていた。好きなご飯を作ると言われて、頼むような量では無いと感じたからだった。
「早くやりましょう!」
「では、私が合図をしますので、サーファは少し離れた所に移動してください」
「はい」
リリンの指示にしたがって、サーファはクララから離れた場所に立つ。それを見て、クララはある事に気が付いた。
「あの、サーファさん、ワンピースなんですけど、大丈夫なんですか?」
サーファは、今日が休日だったということもあって、白いワンピース姿だ。つまり、運動着を着ているクララよりも動きにくいということだ。
「クララちゃんは律儀だね。でも、大丈夫だよ。ハンデとして、これくらいないとね」
「むむむ……まぁ、そうですけど……」
普通にやっていたら、絶対にサーファを捕まえる事は出来ないと言われて、クララは少し悔しく思っていた。ただ、これは覆ることがない事実なので、文句を言うことは出来なかった。
「それでは、よーい、ドン!!」
リリンの開始の合図と共に、クララが走り出す。クララは、体力がないだけで、運動が下手というわけではなかった。そのため、サーファが思っていたよりも足は速かった。それでも、クララの年齢の平均ぐらいの速さだが……
クララが近づいてくるまで、サーファは棒立ちで待っていた。そんなサーファの身体にタッチするために、クララが手を伸ばす。その手が触れる前に、サーファが横に軽くステップして避ける。
クララが避けたサーファを見ると、サーファはニコッと笑った。クララは、少しむっとした顔になり、再びサーファに飛びかかる。
それも、サーファに避けられてしまう。
「むぅ!!」
「そのままだと、捕まえられないよ。ほら、こっち、こっち」
さっきまでクララの近くで避けていたサーファが、クララから遠のいていく。クララは、必死にサーファを追い掛けていった。だが、獣族の身体能力は非常に高く、クララは簡単にあしらわれてしまっていた。
そんな様子を、リリンは少し遠くから見ていた。
(サーファの案は正解でしたね。かれこれ、五分以上も動いていますが、クララさんが倒れる兆候などは見られません。疲れてはいるようですが、動くのをやめる雰囲気もありません。次回からは、私がサーファの代わりを……いや、いっそのこと……一応、提案はしておきましょう)
リリンがそんな事を考えている間も、クララとサーファの鬼ごっこは続いていった。時折、クララがサーファに触れそうな事もあったが、それはサーファがわざとそうさせているだけだった。そうでなくては、クララのやる気を削いでしまいかねないからだ。
その思惑は、上手くいった。クララ自身もサーファが考えていた事は分かっているが、それでもチャンスを作ってくれているのならと、頑張って食らいついたのだ。
だが、結局、クララがサーファをタッチすることは出来なかった。そして、サーファとたっぷり遊んだクララは、疲れ果てて、休憩中に眠ってしまった。
「サーファ。今日はありがとうございました」
「いえ、私も楽しかったので。良い息抜きが出来ました」
「そうですか。それは良かったです。クララさんにも伝えておきます」
「はい。では、失礼します」
サーファと別れたリリンは、クララを背負って馬車に乗り、王城へと帰る。そして、眠ってしまったリリンの服を脱がして汗を拭うと、寝間着に着替えさせて、ベッドに寝かせた。
その後、クララの部屋に鍵を掛けて、カタリナの執務室へと向かう。ノックをすると、カタリナからの返事があったので、中へと入っていった。
「どうしたの? クララちゃんに何か問題でもあった?」
「いえ、そちらは何もありません」
「他に何か用があるって事ね」
「はい。クララさんの事で、提案が有り来ました」
リリンがそう言うと、カタリナは聞きながらしていた作業を中断して、しっかりと耳を傾ける。
「演習場を借りての運動の際、サーファをお借りしたいのです」
「サーファを?」
「はい」
リリンは、今日の演習場での出来事をカタリナに伝える。
「なるほどね。確かに、普段運動をしないなら、遊びを交えてやった方が効果的かもしれないわね。こっちから話は通しておくわ。演習場を使うタイミングは、前日までに、私に知らせておいて」
「分かりました。失礼します」
リリンは、カタリナに礼をして部屋を出て行った。そして、クララの部屋に戻る前に、別の場所に寄る。そこは、厨房だ。
(今日は、取りあえずハンバーグにしておきましょう。最初に名前を出していた事ですし)
リリンは、厨房に注文を通しておき、その後にクララの部屋に移動して、クララが起きてくるまで待機した。起きてきたクララが夕飯のメニューを見て、喜んだのは語るまでもない。
ここで行う運動は、走り込みだ。これは、クララの体力を付けさせる意味で行われる。だが、体力がゴミレベルのクララは、始めて五分でヘトヘトになり、倒れていた。
「…………」
その結果、リリンは、クララの体力と筋力のなさに頭を悩ませることになっていた。
「クララさん、大丈夫そうですか?」
「ぜん……ぜん……だい……じょう……ぶじゃ……ない……です……!」
「みたいですね。これは、基本的に負け無しだったせいもありそうですね。撤退や逃げるという事もなかったですし」
「よく……ごぞん……じで……」
クララは、頑張って呼吸を整えようとしていた。しかし、限界ギリギリまで頑張っていたので、すぐに整える事が出来ないでいた。
クララが呼吸を整えている間に、リリンは、何とか動き続けられるような運動法はないかと考え込んでいた。
そこに救いの手がやってくる。
「こんにちは。何をして、いらっしゃるんですか?」
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「サーファですか。何故、ここに? 今日は、休みのはずでは?」
「はい。なので、街を散歩していたのですが、演習場の前を通ったら、クララちゃんの匂いがしたので、気になって来ちゃいました」
サーファは、演習場前に残っていた僅かな匂いから、クララが演習城内にいると分かり、入ってきたらしい。脅威の嗅覚だ。
リリンへの挨拶を終えたサーファは、クララに近寄って、しゃがみ込む。
「クララちゃん、こんにちは」
「こんにち……は……」
さっきよりは呼吸が整っているが、まだまともに挨拶することは出来ていなかった。
「クララちゃん、運動は、苦手なんだね」
サーファはそう言いながら、クララの頭を撫でていた。そんなサーファに、リリンがクララの事を相談する。
「クララさんは、体力と筋力が本当にないので、こうして鍛えようとしているのですが……見て分かるとおり、長時間の運動が出来ないのです。何か、良い方法はありませんか?」
リリンがサーファに相談した理由は、運動に関して言えば、リリンよりもサーファの方が向いていると考えたからだった。
リリンに相談されたサーファは、少し考える。運動が出来ない人でも、長時間動く事が出来るなにかを……
「あっ」
「何か、ありましたか?」
何か思いついた様子のサーファにリリンが問いかける。
「遊びみたいにやるのは如何でしょうか? 子供の時とか、ずっと遊んでいることも出来ましたので、もしかしたら、こっちの方がクララちゃんにも合っているかもしれません」
「なるほど……鍛えないといけないと思っていたので、効率を求めすぎたのかもしれないですね」
「それと、何か目標があるといいかもしれません。ご褒美を用意されては?」
「そうですね……」
褒美という言葉が聞こえ、クララは、ばっと身体を起こす。その瞬間、リリアとサーファの視線がクララに集中する。
「本当に効果がありそうですね」
「ですね」
リリンは若干の呆れ顔をして、サーファは困った子を見るような優しい顔になっていた。
「じゃあ、クララちゃんは、私を捕まえて。それで、ちゃんと捕まえる事が出来たら、ご褒美をあげる。それで大丈夫ですか?」
「ええ、それでいきましょう。クララさん、サーファを捕まえる事が出来たら、今日のご飯は、クララさんの食べたいご飯にしてさしあげます」
「本当ですか!?」
キラキラとした目で、リリンを見るクララ。少しだけよだれも垂れている。リリンは、ポケットに入れておいたハンカチで、クララの口元を拭う。
「本当です」
「じゃあ! ハンバーグとコロッケと野菜炒めとグラタンが良いです!」
「はい。サーファを捕まえられたら、作りましょう」
クララはやる気満々になる。サーファは、クララの要求を聞いて、少し苦笑いをしていた。好きなご飯を作ると言われて、頼むような量では無いと感じたからだった。
「早くやりましょう!」
「では、私が合図をしますので、サーファは少し離れた所に移動してください」
「はい」
リリンの指示にしたがって、サーファはクララから離れた場所に立つ。それを見て、クララはある事に気が付いた。
「あの、サーファさん、ワンピースなんですけど、大丈夫なんですか?」
サーファは、今日が休日だったということもあって、白いワンピース姿だ。つまり、運動着を着ているクララよりも動きにくいということだ。
「クララちゃんは律儀だね。でも、大丈夫だよ。ハンデとして、これくらいないとね」
「むむむ……まぁ、そうですけど……」
普通にやっていたら、絶対にサーファを捕まえる事は出来ないと言われて、クララは少し悔しく思っていた。ただ、これは覆ることがない事実なので、文句を言うことは出来なかった。
「それでは、よーい、ドン!!」
リリンの開始の合図と共に、クララが走り出す。クララは、体力がないだけで、運動が下手というわけではなかった。そのため、サーファが思っていたよりも足は速かった。それでも、クララの年齢の平均ぐらいの速さだが……
クララが近づいてくるまで、サーファは棒立ちで待っていた。そんなサーファの身体にタッチするために、クララが手を伸ばす。その手が触れる前に、サーファが横に軽くステップして避ける。
クララが避けたサーファを見ると、サーファはニコッと笑った。クララは、少しむっとした顔になり、再びサーファに飛びかかる。
それも、サーファに避けられてしまう。
「むぅ!!」
「そのままだと、捕まえられないよ。ほら、こっち、こっち」
さっきまでクララの近くで避けていたサーファが、クララから遠のいていく。クララは、必死にサーファを追い掛けていった。だが、獣族の身体能力は非常に高く、クララは簡単にあしらわれてしまっていた。
そんな様子を、リリンは少し遠くから見ていた。
(サーファの案は正解でしたね。かれこれ、五分以上も動いていますが、クララさんが倒れる兆候などは見られません。疲れてはいるようですが、動くのをやめる雰囲気もありません。次回からは、私がサーファの代わりを……いや、いっそのこと……一応、提案はしておきましょう)
リリンがそんな事を考えている間も、クララとサーファの鬼ごっこは続いていった。時折、クララがサーファに触れそうな事もあったが、それはサーファがわざとそうさせているだけだった。そうでなくては、クララのやる気を削いでしまいかねないからだ。
その思惑は、上手くいった。クララ自身もサーファが考えていた事は分かっているが、それでもチャンスを作ってくれているのならと、頑張って食らいついたのだ。
だが、結局、クララがサーファをタッチすることは出来なかった。そして、サーファとたっぷり遊んだクララは、疲れ果てて、休憩中に眠ってしまった。
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「いえ、私も楽しかったので。良い息抜きが出来ました」
「そうですか。それは良かったです。クララさんにも伝えておきます」
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サーファと別れたリリンは、クララを背負って馬車に乗り、王城へと帰る。そして、眠ってしまったリリンの服を脱がして汗を拭うと、寝間着に着替えさせて、ベッドに寝かせた。
その後、クララの部屋に鍵を掛けて、カタリナの執務室へと向かう。ノックをすると、カタリナからの返事があったので、中へと入っていった。
「どうしたの? クララちゃんに何か問題でもあった?」
「いえ、そちらは何もありません」
「他に何か用があるって事ね」
「はい。クララさんの事で、提案が有り来ました」
リリンがそう言うと、カタリナは聞きながらしていた作業を中断して、しっかりと耳を傾ける。
「演習場を借りての運動の際、サーファをお借りしたいのです」
「サーファを?」
「はい」
リリンは、今日の演習場での出来事をカタリナに伝える。
「なるほどね。確かに、普段運動をしないなら、遊びを交えてやった方が効果的かもしれないわね。こっちから話は通しておくわ。演習場を使うタイミングは、前日までに、私に知らせておいて」
「分かりました。失礼します」
リリンは、カタリナに礼をして部屋を出て行った。そして、クララの部屋に戻る前に、別の場所に寄る。そこは、厨房だ。
(今日は、取りあえずハンバーグにしておきましょう。最初に名前を出していた事ですし)
リリンは、厨房に注文を通しておき、その後にクララの部屋に移動して、クララが起きてくるまで待機した。起きてきたクララが夕飯のメニューを見て、喜んだのは語るまでもない。
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