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おまけ

おまけ 幸せ

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そして私は聞いた。「アース様…今幸せですか?」と

アース様は答えた。「しあわせ…?なんだそれは??」

ここは笑顔で「うんっ!」って返ってくると思ったのにまさかのよくわかってなかったああああ
そしてトワさんが慣れたように説明する

「まぁ感じ方はそれぞれだけど幸せっていうのは…おいしいものを食べての満足感だったり、誰かと居て居心地がよかったり、心が暖かい状態のことかな」

幸せの説明って難しいのに頑張って説明している。納得したのか早速「幸せ」の言葉を使ったアース様。

「じゃあ俺はトワと居てすっげぇー楽しいから俺は幸せだなっ!もちろんソラにまた出会えたのも幸せだっ!!」

出会えたのは幸せと言わない気が。。。まぁ楽しいそうだからいいけど…トワさんまた訂正するのかな?って思ってたのにもう横には居なくて端っこでうずくまってた。そして「私も幸せです…。」と小さな声で呟いてた。幸せって言われたから恥ずかしいのかな……ってまって?!私の前でめっちゃイチャつくじゃん?!こっちまで恥ずかしくなるじゃん?!

アース様は変わられた。とてもいい方向に。口調も変わっていたし色々あったんだと思う。でも私も変わった。リクの僕は若くして死んだからほぼ何も経験していなかった。まだまだ知らない事が沢山あったんだと今だからわかる事。80年生きてとても幸せな環境に恵まれて私は本当に幸せだった。ここを離れるのが寂しくてここに居られないのが悔しくて転生して行ったけどあの時ここを自ら飛び降りて正解だった。あの時もしアース様の手で転生していたら今この二人を温かい目で見れてなかったのかもしれない。

私は二人が結ばれてほしいから飛び降りた。結局二人は結ばれたの?って聞かれると結ばれてるには入らないと思う。でも幸せそうな二人を見ていたらあの関係でも私は良いと思った。恋愛や人生において正解などはない。自分がこうしたいという欲のまま行動していいと思う。地上でこれは正解だ。それは間違いだっと周りに言われるかもしれない。でもここは私を含めて3人しかいないのだ。自分が思うがままに素直に行動したい。

アース様から神の力は想像だったと言われた。それはつまりアース様は神にも悪魔にもなれた。自分が悪魔だ。人間だという想像は全て現実となる。でも神様と崇められているのはトワ様のおかげだと私は考える。私は聞いただけで全ては想像だけどアース様を神様にしてくれてありがとう。心からそう思う。

私はお二人の邪魔にならない程度でもう少しここに居座ろうと思う。
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