1 / 1
明ける夜空と私の心
しおりを挟む
私の中で
何かをひとつ失うたびに
あなたから一歩遠ざかる
失っていく私は
どんどん小さくなって
いつかは
消えてしまうだろう
あなたに近づきたかった
でも
何も持たなくなっていく私は
生きている意味を
見つけられない
けれど
そんな私を知られたくないから
私は微笑
そして
誰にも気づかれないように
私は
淋しく明けていく夜空を
眺めている
叶えられない想いを抱えて
眺めている
何かをひとつ失うたびに
あなたから一歩遠ざかる
失っていく私は
どんどん小さくなって
いつかは
消えてしまうだろう
あなたに近づきたかった
でも
何も持たなくなっていく私は
生きている意味を
見つけられない
けれど
そんな私を知られたくないから
私は微笑
そして
誰にも気づかれないように
私は
淋しく明けていく夜空を
眺めている
叶えられない想いを抱えて
眺めている
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
こぼれる、
小槻みしろ
現代文学
カップに残ったココアを流している間、ひなは、母との記憶をひもといていた。
私の母は、私をかわいがった。
私のことをなんでも知りたがったし、なんでも知っていた。
母は私を愛してくれた。息苦しいほど――
切り離せない気持ちを、流すにはどうしたらいいのだろう。
少し切ない家族の短編です。
【ショートショート】雨のおはなし
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
青春
◆こちらは声劇、朗読用台本になりますが普通に読んで頂ける作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる