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「……ではそのように処理します。もっとも、間諜全員がこちらにつくという確信がなければ行動は起こせません」
「それは……」
「おそらく大丈夫だろうという気分ではありますが」
言い淀むデイルにかぶせて、カッシュが言った。
「さっきの芋づるだ、デイルがドリザンドにつくといえば、大半のやつらは寝返ります」
「……ねえ、なんでそこまで僕のことを……」
信じられない話だった。
幼い頃から親切にしてくれて、仲間だと思っていてくれるだろうとは考えていたけれど。
カッシュはなんだか泣きそうな顔だった。
「だから、勝手な思いだと言っただろ。家族がいる俺もだが、マーリーは、あいつは、お前くらいの弟がいるらしい。……自決の毒薬を知られて検査されたとき、取り乱して泣いてたぞ、お前が使ったんじゃないかって」
「ごふっ」
王太子が咳き込んだ。
「息を止めなさい、口を塞いどけ」
レイリーの鋭い叱咤に、王太子は必死に咳を止めようとするが、まあ無理だろう。
「……おい、本当に何をされたんだ」
もう黙ってられないとばかりに怒りをにじませるカッシュに、デイルは妙に凪いだ気持ちで首を振った。
「いいよ、話が進まない」
「……」
射殺しそうな目でカッシュが王太子を見ている。
ベイディは話についていけないのだろう、おろおろとしているが、従者なので口を閉じて待機するという職務を全うしていた。
「ともかく、僕たちが説得します。もともと問題は本国への忠誠心じゃなくて縛られている人質だったり未練だったりだ、それを解消するという約束と……信用だ」
間諜たちの不安は、自分の生命もだが、裏切りだ。
すでに本国には裏切られているようなものだ、だからこそ敵国を信用するということも難しい。
「貴方は誰を人質にされているんです?」
レイリーはそっと尋ねてきた。
表情はいつもの硬いものだが、目はデイルを心配しているような。
「……さっきカッシュが言った、生き残ったふたりの……ダーニャという女の子です。小さな頃から一緒に育ってきて、兄妹のような親友のような……ともかく、大事なんです」
まだデイルの動向は本国が知るわけがないだろうが、もしこのあとばれてしまったら。
そう思うと、腹の底が冷えた気がした。
「そして、ダーニャの人質は僕です。おたがいがおたがいを縛っている……その罪悪感もたぶん利用されてるんだと」
デイルが外に出ているあいだ、ダーニャは本国にいて、組織の監視がつく。逆もそうだ。それを直接上から言われたことはないが、もう彼女とは数年会っていないし、周りの仲間からの話で想像はつく。
だから、グレオルに犯されたあの時、判断力が低下していたデイルは死を選ぼうとした。
デイルが死ねば、ダーニャは解放される。
……そんな都合よく、本国がダーニャを手放すことはないと、今なら理解できるが。
膝の上に置いた手が震える。
怖い。
ダーニャに何かあったら、自分は――
ダンッ!と大きな音が、デイルの沈み込もうとした思考を引き上げた。
「グレオル様?」
レイリーがぎょっとして腰を上げた。
王太子が、壁に握った拳を突きつけていた。さっきの音は、グレオルが壁を殴った音か。
「……レイリー、計画の変更だ、侵攻でいく」
「……、お聞きしても?」
さっとレイリーがグレオルのそばに行く。
「腹が立つからだ」
グレオルは怒りを抑えようとしているらしいが、怒気は漏れ出ている。
「卑怯な、薄汚いカディラル、一度痛い目を見るべきだ」
「……それは私怨ではないのですか」
レイリーは呆れたような口調だが、緊張しているようだった。その自分の副官に、王太子は険のある目を向ける。
「だとしたらなんだ?問題はない、だいたい陛下が推奨している」
「ええ、それを我々が止めました。カディラルに侵攻しても何の益もない」
「今は、だろう、あと数年黙らせられるなら実益だ」
「本音は?」
「人を人とも思わないあの国をぶっ潰したい」
「……逆恨みは?」
「あるに決まってるだろう!」
鋭く叫ぶと、王太子はキッとデイルを睨んだ。
その目の鋭さにびくりとするが、カッシュがすぐに割り込んできて見えなくなる。
王太子の声だけが聞こえた。
「必ずダーニャを救う、待っていろ」
「……え?」
思わぬ言葉に、デイルは目を見開く。
「お待ち下さい、どこへ」
「執務室だ、計画を調整している。お前は話が終わったら来い」
「……かしこまりました。後にお伺いします」
カッシュの背を見ながら、グレオルとレイリーの会話だけを聞いている。すぐにドアの開閉の音がした。
「お騒がせしました」
何でもないようなレイリーの声と一緒に、カッシュが退いたので視界が開けた。
椅子に座り直しているレイリーはいつもの硬い表情だ。
「今のは、こちらの事情の漏れですね。どうやら当初の予定から変更になります」
「侵攻……?カディラルに、ですか?」
「はい。そうなりそうです」
レイリーは肩にかかっていた髪を、後ろへ払う。
「もともと、国王陛下がこの件は大変厳しい目を向けられていて、侵攻案が推奨されていました。それを、私が留めました。今の今までは秘密裏の取引、もとい脅迫でデーデンへの侵攻取りやめと一部軍と諜報機関の解散を求める予定でした。ですが、」
レイリーは苦笑した。
「計画の主宰である王太子殿下がああなってしまわれたので。まあ、私も、国の頂点のおふたりが決めてしまわれたので、異を唱えるなんて恐ろしいことは出来ません」
「はあ」
「国王陛下も向こう見ずではないんです。これは貴方がたも理解できると思いますが……我が国は長年、カディラルの鼠に悩まされておりまして」
「あ……はは」
「あー……」
デイル(ねずみ)たちも笑うしかない。
そう、長い間カディラルはドリザンドに間諜を送り続けている。
元はカディラルの5代前の王が、妙に対抗心を燃やしてドリザンドに突っかかっていたことによる。当時ドリザンドの王は善政を敷いてめきめきと国力を上げていた。それを妬ましく思っていたらしいカディラル王は、あれやこれやとドリザンドに敵意をむき出しだった。
間諜もちょっかいのひとつ。もちろん賢い人間が多いドリザンドのロタニンズ王家は、知りながら適当に追い払ったりあしらったり利用したりしていたが。
「先のカディラルの長雨の被害でも、支援の関係で揉めたのです。くわえて、ドリザンドの領地を狙う侵攻計画。陛下の堪忍袋の緒が切れたということでしょう。お気持ちは分かりますし、侵攻し返しというのも不思議ではないですが」
問題は、周辺国への影響だという。
「強国の部類であるドリザンドが突然の隣国への侵攻。軍事傾倒したかと疑われても困るので」
「世間体ってやつですか」
カッシュが軽く息をついた。
「難しいもんですね」
「ええ。それに、今軍を動かしても、貧窮するカディラルから得られるものはありません。いたずらに隣国の民を脅かしたくもないですし……まあ、ですが、こうなるのではという気がしていたので、私の予備の計画書を出せばいい話です」
「予備の計画書」
「さすがレイリー様!」
次の手どころか、三手四手も見通すその準備の良さ。痺れる憧れる。
自分の国への戦争の話だというのに、デイルももう乗り気だった。
単純といえばいい。レイリーのその手際の良さと、王太子の(よく分からないけれど)やる気に、信じても大丈夫だという気がしてくる。
(ダーニャを助けてくれるって言った)
不信はまだあるけれど……その言葉だけは、信じられる気がした。
レイリーはふっと軽く微笑した。
「忙しくなりそうです。まずは――」
すうっと青い目が細まった。
「カディラルへの虚偽報告の作成です。デイル、いいですか」
「はい、任せてください」
今は、彼らを信じて。
「それは……」
「おそらく大丈夫だろうという気分ではありますが」
言い淀むデイルにかぶせて、カッシュが言った。
「さっきの芋づるだ、デイルがドリザンドにつくといえば、大半のやつらは寝返ります」
「……ねえ、なんでそこまで僕のことを……」
信じられない話だった。
幼い頃から親切にしてくれて、仲間だと思っていてくれるだろうとは考えていたけれど。
カッシュはなんだか泣きそうな顔だった。
「だから、勝手な思いだと言っただろ。家族がいる俺もだが、マーリーは、あいつは、お前くらいの弟がいるらしい。……自決の毒薬を知られて検査されたとき、取り乱して泣いてたぞ、お前が使ったんじゃないかって」
「ごふっ」
王太子が咳き込んだ。
「息を止めなさい、口を塞いどけ」
レイリーの鋭い叱咤に、王太子は必死に咳を止めようとするが、まあ無理だろう。
「……おい、本当に何をされたんだ」
もう黙ってられないとばかりに怒りをにじませるカッシュに、デイルは妙に凪いだ気持ちで首を振った。
「いいよ、話が進まない」
「……」
射殺しそうな目でカッシュが王太子を見ている。
ベイディは話についていけないのだろう、おろおろとしているが、従者なので口を閉じて待機するという職務を全うしていた。
「ともかく、僕たちが説得します。もともと問題は本国への忠誠心じゃなくて縛られている人質だったり未練だったりだ、それを解消するという約束と……信用だ」
間諜たちの不安は、自分の生命もだが、裏切りだ。
すでに本国には裏切られているようなものだ、だからこそ敵国を信用するということも難しい。
「貴方は誰を人質にされているんです?」
レイリーはそっと尋ねてきた。
表情はいつもの硬いものだが、目はデイルを心配しているような。
「……さっきカッシュが言った、生き残ったふたりの……ダーニャという女の子です。小さな頃から一緒に育ってきて、兄妹のような親友のような……ともかく、大事なんです」
まだデイルの動向は本国が知るわけがないだろうが、もしこのあとばれてしまったら。
そう思うと、腹の底が冷えた気がした。
「そして、ダーニャの人質は僕です。おたがいがおたがいを縛っている……その罪悪感もたぶん利用されてるんだと」
デイルが外に出ているあいだ、ダーニャは本国にいて、組織の監視がつく。逆もそうだ。それを直接上から言われたことはないが、もう彼女とは数年会っていないし、周りの仲間からの話で想像はつく。
だから、グレオルに犯されたあの時、判断力が低下していたデイルは死を選ぼうとした。
デイルが死ねば、ダーニャは解放される。
……そんな都合よく、本国がダーニャを手放すことはないと、今なら理解できるが。
膝の上に置いた手が震える。
怖い。
ダーニャに何かあったら、自分は――
ダンッ!と大きな音が、デイルの沈み込もうとした思考を引き上げた。
「グレオル様?」
レイリーがぎょっとして腰を上げた。
王太子が、壁に握った拳を突きつけていた。さっきの音は、グレオルが壁を殴った音か。
「……レイリー、計画の変更だ、侵攻でいく」
「……、お聞きしても?」
さっとレイリーがグレオルのそばに行く。
「腹が立つからだ」
グレオルは怒りを抑えようとしているらしいが、怒気は漏れ出ている。
「卑怯な、薄汚いカディラル、一度痛い目を見るべきだ」
「……それは私怨ではないのですか」
レイリーは呆れたような口調だが、緊張しているようだった。その自分の副官に、王太子は険のある目を向ける。
「だとしたらなんだ?問題はない、だいたい陛下が推奨している」
「ええ、それを我々が止めました。カディラルに侵攻しても何の益もない」
「今は、だろう、あと数年黙らせられるなら実益だ」
「本音は?」
「人を人とも思わないあの国をぶっ潰したい」
「……逆恨みは?」
「あるに決まってるだろう!」
鋭く叫ぶと、王太子はキッとデイルを睨んだ。
その目の鋭さにびくりとするが、カッシュがすぐに割り込んできて見えなくなる。
王太子の声だけが聞こえた。
「必ずダーニャを救う、待っていろ」
「……え?」
思わぬ言葉に、デイルは目を見開く。
「お待ち下さい、どこへ」
「執務室だ、計画を調整している。お前は話が終わったら来い」
「……かしこまりました。後にお伺いします」
カッシュの背を見ながら、グレオルとレイリーの会話だけを聞いている。すぐにドアの開閉の音がした。
「お騒がせしました」
何でもないようなレイリーの声と一緒に、カッシュが退いたので視界が開けた。
椅子に座り直しているレイリーはいつもの硬い表情だ。
「今のは、こちらの事情の漏れですね。どうやら当初の予定から変更になります」
「侵攻……?カディラルに、ですか?」
「はい。そうなりそうです」
レイリーは肩にかかっていた髪を、後ろへ払う。
「もともと、国王陛下がこの件は大変厳しい目を向けられていて、侵攻案が推奨されていました。それを、私が留めました。今の今までは秘密裏の取引、もとい脅迫でデーデンへの侵攻取りやめと一部軍と諜報機関の解散を求める予定でした。ですが、」
レイリーは苦笑した。
「計画の主宰である王太子殿下がああなってしまわれたので。まあ、私も、国の頂点のおふたりが決めてしまわれたので、異を唱えるなんて恐ろしいことは出来ません」
「はあ」
「国王陛下も向こう見ずではないんです。これは貴方がたも理解できると思いますが……我が国は長年、カディラルの鼠に悩まされておりまして」
「あ……はは」
「あー……」
デイル(ねずみ)たちも笑うしかない。
そう、長い間カディラルはドリザンドに間諜を送り続けている。
元はカディラルの5代前の王が、妙に対抗心を燃やしてドリザンドに突っかかっていたことによる。当時ドリザンドの王は善政を敷いてめきめきと国力を上げていた。それを妬ましく思っていたらしいカディラル王は、あれやこれやとドリザンドに敵意をむき出しだった。
間諜もちょっかいのひとつ。もちろん賢い人間が多いドリザンドのロタニンズ王家は、知りながら適当に追い払ったりあしらったり利用したりしていたが。
「先のカディラルの長雨の被害でも、支援の関係で揉めたのです。くわえて、ドリザンドの領地を狙う侵攻計画。陛下の堪忍袋の緒が切れたということでしょう。お気持ちは分かりますし、侵攻し返しというのも不思議ではないですが」
問題は、周辺国への影響だという。
「強国の部類であるドリザンドが突然の隣国への侵攻。軍事傾倒したかと疑われても困るので」
「世間体ってやつですか」
カッシュが軽く息をついた。
「難しいもんですね」
「ええ。それに、今軍を動かしても、貧窮するカディラルから得られるものはありません。いたずらに隣国の民を脅かしたくもないですし……まあ、ですが、こうなるのではという気がしていたので、私の予備の計画書を出せばいい話です」
「予備の計画書」
「さすがレイリー様!」
次の手どころか、三手四手も見通すその準備の良さ。痺れる憧れる。
自分の国への戦争の話だというのに、デイルももう乗り気だった。
単純といえばいい。レイリーのその手際の良さと、王太子の(よく分からないけれど)やる気に、信じても大丈夫だという気がしてくる。
(ダーニャを助けてくれるって言った)
不信はまだあるけれど……その言葉だけは、信じられる気がした。
レイリーはふっと軽く微笑した。
「忙しくなりそうです。まずは――」
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