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冒険(望見)4
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取り敢えず、邪魔にならないよう細心の注意を払いながら、栗鼠を回収する。
最悪、頭があれば討伐したと認められるらしい。
まあ、首さえあれば、死んでるのは確実だからな……。
栗鼠と言えば、あのフサフサで大きな尻尾が、特徴的だろう。
然し、尻尾を持って行っても、討伐した証にはならないと言われた。
魔物と言っても、元の栗鼠の生態と、大して変わりは無いらしい。
つまり、尻尾は囮として、触っただけで直ぐに切れてしまう作りになっているのだろう。
それなら、確かに、討伐の目安にはならないよな。
フェデルの倒した、この死体は、無惨ではあるが、尻尾は分離していない。尻尾には一切触れずに、仕留めたのだろう。
何度観察しようとしても、速すぎて、見つけた瞬間、見失ってしまう。そんな速度の中、同じくらいの速さで動く生物を、無駄に触れず、仕留めている。
これってかなり凄い事なのでは?
いや、こんなに可愛く、愛らしいのに、あんなに速いのもドン引きだが……。
これも魔力とやらの効果なのだろうか。
そんな風に、余計な事を考えていた所為か、眼前に、何かが近付いてきた事に、気が付かなかった。
真っ先に来たのは衝撃。
然し、何かがぶつかってきた事は分かったものの、そこまで痛くはなかった。と言うか、もふもふ?ふさふさ?もこもこ?
直ぐに離れてしまったものの、物凄く良い肌触りだった。
「だ、大丈夫ですか!?」
直後、フェデルが駆け寄ってくる。
そんなに大声を出すような事か?大して痛くない……というか寧ろ、ふわふわで良かったんだが。
こちらが、無事そうなのが分かったのか、キッと顔を顰め、栗鼠を切り捨てた。
「申し訳ありません……。私が油断したばかりに……」
血塗れの栗鼠を足蹴にしながら、重々しい口調で言う。
いや、なんか重症負ったみたいな言い方してるけど、こちとら擦り傷一つない。
と言うか、今踏みつけられてる栗鼠の方が重症……いや、死んでるし……。
あんな、ただ、もふもふを当てただけで、殺されてしまうとは……、なんと哀れな栗鼠なんだ。
まあ、大袈裟過ぎる気はするが、怪我してるのに、『ぼーっとしてた~ごめーん!』で済まされるよりは、マシか。
それにしても、本当に痛くなかったな……。文字通り、目にも留まらぬ速さで、ぶつかったのに、そんなことあるか?いくら重さがないからと言って、速さの分、衝撃は大きくなる筈。栗鼠の死体を持った感じ、重くはなかったが、それでも、羽のように軽かった訳でもなかった。
この世界では、前の世界と、物理法則が違うのか?と言うか、そもそも、物理法則自体が無いのか?フェデルが、〝攻撃力が殆ど無い〟と言っていたのと、何か関係あるのかもしれない……。
「全然痛くないから、問題ない。それより、依頼の討伐数はクリア出来たし、そろそろ行こうか」
その辺に転がってる死体は、討伐数を遥かに上回っているのは、さておき。
害獣らしいし、倒す分には問題ないと思う。殺されてない栗鼠、まだ沢山居たし。
ただ、これ、多めに討伐したら、追加報酬貰えるのだろうか。
この数の死体を放置するのは、流石にダメだろうしなあ。5匹で良かったのに、何故こんなにも過剰討伐したのか……。まあ、最悪無駄働きだ。
そんな事を思いながら、黙々と袋に栗鼠の死体を詰め込んだ。
・
「はい。討伐数は、29匹ですね。多めに討伐していただいたので、追加報酬をお付けいたします」
と、依頼の報酬よりは少なかったが、それなりの追加報酬を頂いた。どうやら、討伐した魔物を、素材として受け取ることも可能らしい。
あの栗鼠の素材にした所で、微々たる量なのでは?と思ったが、割と素材として優秀なんだと。
皮は防寒性が優れていて、軽い。肉は、少ないながらも、濃厚で柔らかく、美味らしい。尻尾も、魔法素材として優秀なのだとか。
皮や尻尾は兎も角、肉は大変興味がある。
とは言え、今ここで貰っても、保管できないので、持って帰ることはしないが……。機会があれば、いつか、食べてみたい。
「ではこれはお渡ししますね」
そう言って、フェデルは袋を渡してきた。大金が入っている所為で、かなり重い。受け取るのに、少し罪悪感があったが、貰わない選択肢はない。
「じゃあ、帰ろうか」
一歩、踏み出した途端、呼び止められる。
「折角ですし、買い物とか行きませんか?」
何と言うか、声色が少し焦っているように思える。
「買い物?何を買うんだ?」
「え?宝石とか、服とかですかね」
「いや、別に要らん」
今まで私の言動を見てきたのに、何故、それらに興味があると思ったのか。
……いや、宝石は価値が変わりにくいと聞く。なら、買う意味はあるか。まあ、今じゃないが。
「で、でもですね。行ってみたら、楽しいかもしれませんよ?」
何故かは不明だが、必死である。
いや、宝石はないが、服くらい、買った事はある。別に嫌いではないが、この世界で、買う気が起きないんだよな。だって売ってるのって、ヒラヒラしたドレスばかりじゃないか。他にも、普通の服はあるが、デザインがなあ。
ドレス以外の服は、シンプルと言うか、味気ないと言うか、洗練されていない。
貴族男性用服は、まだマシだったが、ちょっとゴテゴテしすぎている。もう少し個性的で、スタイリッシュな物が欲しい。
我ながら、注文が多いと思うが、こればっかりは、どうしようもない。下手に前の世界を知っているからか、どうにも、この世界のデザインが貧層に思えてしまう。
可愛い服を、可愛い女の子に着て貰うのは、好きなんだがなあ。
残念ながら、私の目の前にいるのは、フェデルである。
イケメン万能執事である。
何が悲しくて、服屋なんざに行かねば、ならぬのか。
「いや、服を買うくらいなら、帰りたい」
「ぐっ」
心底悔しそうな顔をしている。何故そこまでして、服屋に行きたいのか……。そんなに変な格好をしているか?今は城から支給された物しか着ていないし、服の質も悪くないと思うんだが。
取り敢えず今度こそ帰ろうと、歩き出す。
「そ、そうだ。カフェに行きません?」
……カフェ、だと……。
「この間、約束しました……よね?」
そう言えばそんな話をしていたな。
ふかふかで、繊細な装飾のされたソファ。それと対になるデザインの、机。
シャンデリアから発される光は、明るくも、不思議と眩しいと思えない。所々ある装飾品まで、気が配られているのが分かる。
そんな中で頂く、入れたての珈琲。
最高過ぎでは?
許される事なら、ずっと店に居座りたい。
「あ、あの……?主様……?」
「ん?」
無意識のうちに、動き出していた足を止め、振り返る。
「どこに行く気なんですか……?」
「どこって、決まってるだろ。カフェ」
ずっと黙っていたから、もしかしたら、私が帰ろうとしている、と勘違いしたのかもな。
初めから話していれば、誤解されることもなかっただろう。然し、それどころではなかったのだ。こう見えて、カフェが楽しみで仕方がないのである。他人を気遣っている余裕などない。
カフェ、という単語を聞いて安心したのか、笑顔になったフェデル。そのまま早足になって、案内をしてくれたのであった。
最悪、頭があれば討伐したと認められるらしい。
まあ、首さえあれば、死んでるのは確実だからな……。
栗鼠と言えば、あのフサフサで大きな尻尾が、特徴的だろう。
然し、尻尾を持って行っても、討伐した証にはならないと言われた。
魔物と言っても、元の栗鼠の生態と、大して変わりは無いらしい。
つまり、尻尾は囮として、触っただけで直ぐに切れてしまう作りになっているのだろう。
それなら、確かに、討伐の目安にはならないよな。
フェデルの倒した、この死体は、無惨ではあるが、尻尾は分離していない。尻尾には一切触れずに、仕留めたのだろう。
何度観察しようとしても、速すぎて、見つけた瞬間、見失ってしまう。そんな速度の中、同じくらいの速さで動く生物を、無駄に触れず、仕留めている。
これってかなり凄い事なのでは?
いや、こんなに可愛く、愛らしいのに、あんなに速いのもドン引きだが……。
これも魔力とやらの効果なのだろうか。
そんな風に、余計な事を考えていた所為か、眼前に、何かが近付いてきた事に、気が付かなかった。
真っ先に来たのは衝撃。
然し、何かがぶつかってきた事は分かったものの、そこまで痛くはなかった。と言うか、もふもふ?ふさふさ?もこもこ?
直ぐに離れてしまったものの、物凄く良い肌触りだった。
「だ、大丈夫ですか!?」
直後、フェデルが駆け寄ってくる。
そんなに大声を出すような事か?大して痛くない……というか寧ろ、ふわふわで良かったんだが。
こちらが、無事そうなのが分かったのか、キッと顔を顰め、栗鼠を切り捨てた。
「申し訳ありません……。私が油断したばかりに……」
血塗れの栗鼠を足蹴にしながら、重々しい口調で言う。
いや、なんか重症負ったみたいな言い方してるけど、こちとら擦り傷一つない。
と言うか、今踏みつけられてる栗鼠の方が重症……いや、死んでるし……。
あんな、ただ、もふもふを当てただけで、殺されてしまうとは……、なんと哀れな栗鼠なんだ。
まあ、大袈裟過ぎる気はするが、怪我してるのに、『ぼーっとしてた~ごめーん!』で済まされるよりは、マシか。
それにしても、本当に痛くなかったな……。文字通り、目にも留まらぬ速さで、ぶつかったのに、そんなことあるか?いくら重さがないからと言って、速さの分、衝撃は大きくなる筈。栗鼠の死体を持った感じ、重くはなかったが、それでも、羽のように軽かった訳でもなかった。
この世界では、前の世界と、物理法則が違うのか?と言うか、そもそも、物理法則自体が無いのか?フェデルが、〝攻撃力が殆ど無い〟と言っていたのと、何か関係あるのかもしれない……。
「全然痛くないから、問題ない。それより、依頼の討伐数はクリア出来たし、そろそろ行こうか」
その辺に転がってる死体は、討伐数を遥かに上回っているのは、さておき。
害獣らしいし、倒す分には問題ないと思う。殺されてない栗鼠、まだ沢山居たし。
ただ、これ、多めに討伐したら、追加報酬貰えるのだろうか。
この数の死体を放置するのは、流石にダメだろうしなあ。5匹で良かったのに、何故こんなにも過剰討伐したのか……。まあ、最悪無駄働きだ。
そんな事を思いながら、黙々と袋に栗鼠の死体を詰め込んだ。
・
「はい。討伐数は、29匹ですね。多めに討伐していただいたので、追加報酬をお付けいたします」
と、依頼の報酬よりは少なかったが、それなりの追加報酬を頂いた。どうやら、討伐した魔物を、素材として受け取ることも可能らしい。
あの栗鼠の素材にした所で、微々たる量なのでは?と思ったが、割と素材として優秀なんだと。
皮は防寒性が優れていて、軽い。肉は、少ないながらも、濃厚で柔らかく、美味らしい。尻尾も、魔法素材として優秀なのだとか。
皮や尻尾は兎も角、肉は大変興味がある。
とは言え、今ここで貰っても、保管できないので、持って帰ることはしないが……。機会があれば、いつか、食べてみたい。
「ではこれはお渡ししますね」
そう言って、フェデルは袋を渡してきた。大金が入っている所為で、かなり重い。受け取るのに、少し罪悪感があったが、貰わない選択肢はない。
「じゃあ、帰ろうか」
一歩、踏み出した途端、呼び止められる。
「折角ですし、買い物とか行きませんか?」
何と言うか、声色が少し焦っているように思える。
「買い物?何を買うんだ?」
「え?宝石とか、服とかですかね」
「いや、別に要らん」
今まで私の言動を見てきたのに、何故、それらに興味があると思ったのか。
……いや、宝石は価値が変わりにくいと聞く。なら、買う意味はあるか。まあ、今じゃないが。
「で、でもですね。行ってみたら、楽しいかもしれませんよ?」
何故かは不明だが、必死である。
いや、宝石はないが、服くらい、買った事はある。別に嫌いではないが、この世界で、買う気が起きないんだよな。だって売ってるのって、ヒラヒラしたドレスばかりじゃないか。他にも、普通の服はあるが、デザインがなあ。
ドレス以外の服は、シンプルと言うか、味気ないと言うか、洗練されていない。
貴族男性用服は、まだマシだったが、ちょっとゴテゴテしすぎている。もう少し個性的で、スタイリッシュな物が欲しい。
我ながら、注文が多いと思うが、こればっかりは、どうしようもない。下手に前の世界を知っているからか、どうにも、この世界のデザインが貧層に思えてしまう。
可愛い服を、可愛い女の子に着て貰うのは、好きなんだがなあ。
残念ながら、私の目の前にいるのは、フェデルである。
イケメン万能執事である。
何が悲しくて、服屋なんざに行かねば、ならぬのか。
「いや、服を買うくらいなら、帰りたい」
「ぐっ」
心底悔しそうな顔をしている。何故そこまでして、服屋に行きたいのか……。そんなに変な格好をしているか?今は城から支給された物しか着ていないし、服の質も悪くないと思うんだが。
取り敢えず今度こそ帰ろうと、歩き出す。
「そ、そうだ。カフェに行きません?」
……カフェ、だと……。
「この間、約束しました……よね?」
そう言えばそんな話をしていたな。
ふかふかで、繊細な装飾のされたソファ。それと対になるデザインの、机。
シャンデリアから発される光は、明るくも、不思議と眩しいと思えない。所々ある装飾品まで、気が配られているのが分かる。
そんな中で頂く、入れたての珈琲。
最高過ぎでは?
許される事なら、ずっと店に居座りたい。
「あ、あの……?主様……?」
「ん?」
無意識のうちに、動き出していた足を止め、振り返る。
「どこに行く気なんですか……?」
「どこって、決まってるだろ。カフェ」
ずっと黙っていたから、もしかしたら、私が帰ろうとしている、と勘違いしたのかもな。
初めから話していれば、誤解されることもなかっただろう。然し、それどころではなかったのだ。こう見えて、カフェが楽しみで仕方がないのである。他人を気遣っている余裕などない。
カフェ、という単語を聞いて安心したのか、笑顔になったフェデル。そのまま早足になって、案内をしてくれたのであった。
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