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調達(暢達)2
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「まあ、落ち着こう」
「落ち着いてますよ!」
声を荒げてる時点で、明らかに落ち着いてないんだよなあ。
取り敢えず、無駄な事を言うのは逆効果か、とさっさと本題に入る。
「髪の毛の問題は解決した。それに異論はないだろ?」
「……そうですね。然し、主様は女性です。そこは如何なさるおつもりで?」
ムスッとしたまま答える。そんなこと聞かずとも、もう結論は出てるような物だろうに。
「そこは問題ない。ヤニックから服を借りれば、何とかなるだろう」
「……いえ、流石に男性には、見えないかと」
「別に男性になろうとはしていない。ただ、女でなければいいなら、少年でも構わんだろう」
「くっ……いや、しかし」
なおも何かを言おうとするフェデルに、畳みかける。
「確かにそれだけでは不安だろう。そこで一つ考えた。私がヤニックの服を着る。そして、お前は敢えて自分用の、明らかに質のいい服を着る。そうすれば、我々を見た誘拐犯は、必ずお前を狙ってくるはずだ」
「そうでしょうか……?」
訝しんでいるのが、目だけで分かる。それはもう一目瞭然だと思うんだがなあ。どうも無自覚らしい。同意を求めるために、ヤニックを見ると、彼も頷く。
「確かに。今まで見た中で言いますが、フェデル様の仕草は、何というか……、何をしていても、こう、やっぱり上流階級の方だなあ。と思わされるものでした。然し、ギボ様は……ええと、親しみを感じると言いますか……何といいますか……」
ヤニックが言いにくそうだったので、手で制する。助けを求めておいて、流石にフォローしない訳にもいかないからな。フェデルの前では言いにくいのも分かる。こういうのは自分で言った方が良いのだろう。
「まあ、私は貴族生まれと言う訳でもないから、普通に市井に混ざれる、と言う訳だ」
「そ、そうなんですか……?」
動揺半分、疑い半分。と言ったところだろう。未だに納得は出来ないが、二人から言われたことで、少し自信を無くしたらしい。
「因みに、どんな所を見て、そう思ったのですか?」
フェデルの切実そうな声に、我々は顔を見合わせる。
どこ……と言われてもなあ。聞くからには、直したいと思っているのかもしれないが、言ったところで治らない事のような気もする。それ以前に、具体的にどこ、と言うのも難しいのだが。
「……うーん。全体的に、ですかね。特にこの場面。と思ったことはないです」
誰も話さないのを、気まずいと思ったのだろう、耐えきれなくなったヤニックがおずおず言う。
「全体的……」
そんな言葉に、怒るでもなく、問いただすでもなく、弱弱しく鸚鵡返しをするフェデル。何だか可哀そうに思えてきた。
「まあ、動作が綺麗だからと言って、気にすることはないだろう。別に今の所、損がある訳でもない」
「主様は、何処が悪いと思いますか……?」
此方の話も聞かずに、縋りつくような目で見られた。
いや……悪いなんて一言も言ってないのだが……。まあ、この状態に何か言っても無駄だろうと、聞かれた事だけに素直に答える。
「良く分からんが、動作が丁寧すぎるんじゃないか」
「なるほど……」
適当なアドバイスに、感心されても困るんだがなあ……。
「別に、動作が丁寧だのなんだのってのは、そこまで気にしなくてもいいだろう。と言うか寧ろ、誉め言葉として受け止められるものだと思ったが」
「何を言いますか!主より、動作が綺麗と言われて喜ぶ執事なんていません!」
お、おう。
まあ、言われてみればその通りなのだが、実際、自分に言われると、猛烈に文句を言いたくなる。
「だからと言って、レベル低い方に合わせるのは、あまり良くないのでは?向上心が足りない」
「……では、主様が、貴族らしい動作を身に着けてくれる、と言う事ですか?」
「いや?そんな面倒なことする訳ないだろう?」
期待の目線を向けてきたフェデルを、ばっさり切り捨てると、切り捨てられた本人だけではなく、ヤニックまでもが、ちょっと引いた顔をしていた。
「では、どうしろと、言うのですか?」
「さっきから、そのままでいい、って言ってるだろ?」
「しかし……」
「もともと我々は、公の場に出てないし、出る予定もない。そんな中、見られ方が、どうこう、は気にする必要があるのか?それよりも、街に出た時に、敵を惑わせられるほうが、現状は利益と言えるんじゃないか?」
彼は、暫く、むむむ、と唸っていたが、やがては、納得したように、頷いた。
「確かにそうですね。然し、貴族の前に顔を出すことになったら、きちんとマナーは学んでくれますよね?」
にっこり。と満面の笑みを、向けられる。ノーとは言わせない、みたいな圧力も感じられた。
そんなことに屈する私ではないが。
「まあ、そうだな。その時に、私が必要と思ったら考えよう」
多分ないと思うけど。
フェデルは、不満そうにしていたが、取り敢えずは、納得してくれたようだった。
ヤニックも、『それでいいのかよ』みたいな表情をしていたが、見なかったことにする。
♱
「くうぅっ!久々の娑婆だぜー!」
流石に、両腕を上げて、ガッツポーズまではしなかったが、何となく言ってみる。
「そんなに、外に出たかったなら、言ってくれれば、いくらでもお供しましたが……?」
困惑気味に、こちらを見られる。この発狂具合の原因を、外に出たかった所為だ、と思いたいらしいが、全くそんなことはない。いい加減、訳もなく、突然変なことを言い出す奴なのだと、理解しろ。私の執事を名乗ってるなら、尚更だ。
「外に出たかったら、お前に何か言うまでもなく、勝手に出ている」
「……さいですか」
呆れられてしまったのか、フェデルは、それだけ言って歩き出そうとする。
「ちょっと待て」
言った瞬間、足を宙に浮かせた状態で、静止したのには、笑った。というか、呆れた。
いや、達磨さんが転んだ、してる訳じゃないんだから、そこまで厳密に止まらなくても、怒らないんだわ……。まあ、そのままの方が面白いから、敢えて何も言わんが。
「街に出る前に、設定をきちんとしておこう」
「設定……、ですか?」
そう。設定だ。
別に一人でやる分には、そんなもの必要ないんだが、今回は二人だからな。打ち合わせは重要だろう。ヤニックの反応を見るに、杞憂な気はするが……。まあ、用心するに越したことはないしな。
「そう。我々は、母親の手伝いをしている平民の兄弟。私が弟で、お前が兄だな」
私が、の所で、自分を指し、お前が、の所で、フェデルを指す。
顔だけをこちらに向けていた、フェデルは、浮かせていた足を地面につけ、此方に戻ってきた。待てっつったのに。まあ、戻るな、とは言ってないが。
「主様が弟なんですか?」
「逆だと、どう見ても可笑しいだろ」
「……なら、せめて、兄弟と言うのは辞めません……?」
「いや、別に辞めてもいいが、兄弟以外で一緒に買い物に行く関係性を考えるのが、面倒くさくないか?」
「それでもです。お願いします……」
……面倒くさい。変えろと言うなら、自分で考えろ。
と言いたかったが、少し考えてみる。
何故、ここまで兄弟を拒否するか、と言う事だが、多分、兄弟なのが嫌なわけではない。立ち位置が、自分より私が下なのが嫌なのだろう……。これが、私が兄だ、と言ったのなら、恐らく反対しなかったことだろう。
分かりやすいのは、良いことだが、もう少し融通が利くようになって欲しい。
「言っておくが、関係性が変わっても、お前を上の立場にすることは変わらないからな」
「な、何故ですか!」
「……いや、見た目的に特殊な設定になるのと、裏設定でも、お前の方が偉い事にしたいんだから、裏そのままの関係性を持ってきた方が、自然だろう」
「ぬ……」
「特殊な設定だと、人に覚えられやすくなるしな。お前の我儘と、私の安全。どちらが大事か比べるまでもないだろう?」
……と言いつつ、危険に関しては、男装して勇者だとバレなければ、大丈夫だとは思うが。フェデルはそうは思ってないようなので。
先の言葉が、最後の後押しになったらしく、フェデルは渋々了承してくれた。
「そんじゃ、にーちゃんだな。よろしく」
ニカッと笑って見せると、何か言いたげな表情を向けられる。
然し、何を言っても無駄だと悟ったのか、深いため息を吐いた。
少し歩くと、何だか賑わっている道路に出た。建物をよく見てみると、看板が出ている。どうやら、店のようだ。……と同時に冷ややかな視線も感じる。
「ここが、城前通り……、主に貴族たちが買い物をする場所ですね」
お上りさんの如く、キョロキョロしている私が気になったのか、小声で教えてくれた。……別に服装は平民なのだから、キョロキョロしたって可笑しくはない。寧ろ自然な筈だが。
「取り敢えず敬語をやめろ」
此方も同じく小声で返す。
小声で話したことは評価するが、私が弟と言う設定を聞いておきながら、敬語で話すのは、咎めざるを得ないだろう。小声だからいい、という話ではない。他の人に聞かれていたら、妙に思われるではないか。
「分かりま……分かった」
特に抵抗を見せることもなく、神妙な顔で頷く。説得が効いているのだろう。
まあ、本人が納得しているからと言って、完璧に敬語なしで話せるとは限らないんだがな。普段から、敬語しか使ってなさそうで、ポロっとミスをしても、可笑しくはない。だから本来なら、あまり、喋らせない様に、サポートをした方が良いのだろうが……まあ、そんなことは知らん。面倒だから却下で。
「落ち着いてますよ!」
声を荒げてる時点で、明らかに落ち着いてないんだよなあ。
取り敢えず、無駄な事を言うのは逆効果か、とさっさと本題に入る。
「髪の毛の問題は解決した。それに異論はないだろ?」
「……そうですね。然し、主様は女性です。そこは如何なさるおつもりで?」
ムスッとしたまま答える。そんなこと聞かずとも、もう結論は出てるような物だろうに。
「そこは問題ない。ヤニックから服を借りれば、何とかなるだろう」
「……いえ、流石に男性には、見えないかと」
「別に男性になろうとはしていない。ただ、女でなければいいなら、少年でも構わんだろう」
「くっ……いや、しかし」
なおも何かを言おうとするフェデルに、畳みかける。
「確かにそれだけでは不安だろう。そこで一つ考えた。私がヤニックの服を着る。そして、お前は敢えて自分用の、明らかに質のいい服を着る。そうすれば、我々を見た誘拐犯は、必ずお前を狙ってくるはずだ」
「そうでしょうか……?」
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ヤニックが言いにくそうだったので、手で制する。助けを求めておいて、流石にフォローしない訳にもいかないからな。フェデルの前では言いにくいのも分かる。こういうのは自分で言った方が良いのだろう。
「まあ、私は貴族生まれと言う訳でもないから、普通に市井に混ざれる、と言う訳だ」
「そ、そうなんですか……?」
動揺半分、疑い半分。と言ったところだろう。未だに納得は出来ないが、二人から言われたことで、少し自信を無くしたらしい。
「因みに、どんな所を見て、そう思ったのですか?」
フェデルの切実そうな声に、我々は顔を見合わせる。
どこ……と言われてもなあ。聞くからには、直したいと思っているのかもしれないが、言ったところで治らない事のような気もする。それ以前に、具体的にどこ、と言うのも難しいのだが。
「……うーん。全体的に、ですかね。特にこの場面。と思ったことはないです」
誰も話さないのを、気まずいと思ったのだろう、耐えきれなくなったヤニックがおずおず言う。
「全体的……」
そんな言葉に、怒るでもなく、問いただすでもなく、弱弱しく鸚鵡返しをするフェデル。何だか可哀そうに思えてきた。
「まあ、動作が綺麗だからと言って、気にすることはないだろう。別に今の所、損がある訳でもない」
「主様は、何処が悪いと思いますか……?」
此方の話も聞かずに、縋りつくような目で見られた。
いや……悪いなんて一言も言ってないのだが……。まあ、この状態に何か言っても無駄だろうと、聞かれた事だけに素直に答える。
「良く分からんが、動作が丁寧すぎるんじゃないか」
「なるほど……」
適当なアドバイスに、感心されても困るんだがなあ……。
「別に、動作が丁寧だのなんだのってのは、そこまで気にしなくてもいいだろう。と言うか寧ろ、誉め言葉として受け止められるものだと思ったが」
「何を言いますか!主より、動作が綺麗と言われて喜ぶ執事なんていません!」
お、おう。
まあ、言われてみればその通りなのだが、実際、自分に言われると、猛烈に文句を言いたくなる。
「だからと言って、レベル低い方に合わせるのは、あまり良くないのでは?向上心が足りない」
「……では、主様が、貴族らしい動作を身に着けてくれる、と言う事ですか?」
「いや?そんな面倒なことする訳ないだろう?」
期待の目線を向けてきたフェデルを、ばっさり切り捨てると、切り捨てられた本人だけではなく、ヤニックまでもが、ちょっと引いた顔をしていた。
「では、どうしろと、言うのですか?」
「さっきから、そのままでいい、って言ってるだろ?」
「しかし……」
「もともと我々は、公の場に出てないし、出る予定もない。そんな中、見られ方が、どうこう、は気にする必要があるのか?それよりも、街に出た時に、敵を惑わせられるほうが、現状は利益と言えるんじゃないか?」
彼は、暫く、むむむ、と唸っていたが、やがては、納得したように、頷いた。
「確かにそうですね。然し、貴族の前に顔を出すことになったら、きちんとマナーは学んでくれますよね?」
にっこり。と満面の笑みを、向けられる。ノーとは言わせない、みたいな圧力も感じられた。
そんなことに屈する私ではないが。
「まあ、そうだな。その時に、私が必要と思ったら考えよう」
多分ないと思うけど。
フェデルは、不満そうにしていたが、取り敢えずは、納得してくれたようだった。
ヤニックも、『それでいいのかよ』みたいな表情をしていたが、見なかったことにする。
♱
「くうぅっ!久々の娑婆だぜー!」
流石に、両腕を上げて、ガッツポーズまではしなかったが、何となく言ってみる。
「そんなに、外に出たかったなら、言ってくれれば、いくらでもお供しましたが……?」
困惑気味に、こちらを見られる。この発狂具合の原因を、外に出たかった所為だ、と思いたいらしいが、全くそんなことはない。いい加減、訳もなく、突然変なことを言い出す奴なのだと、理解しろ。私の執事を名乗ってるなら、尚更だ。
「外に出たかったら、お前に何か言うまでもなく、勝手に出ている」
「……さいですか」
呆れられてしまったのか、フェデルは、それだけ言って歩き出そうとする。
「ちょっと待て」
言った瞬間、足を宙に浮かせた状態で、静止したのには、笑った。というか、呆れた。
いや、達磨さんが転んだ、してる訳じゃないんだから、そこまで厳密に止まらなくても、怒らないんだわ……。まあ、そのままの方が面白いから、敢えて何も言わんが。
「街に出る前に、設定をきちんとしておこう」
「設定……、ですか?」
そう。設定だ。
別に一人でやる分には、そんなもの必要ないんだが、今回は二人だからな。打ち合わせは重要だろう。ヤニックの反応を見るに、杞憂な気はするが……。まあ、用心するに越したことはないしな。
「そう。我々は、母親の手伝いをしている平民の兄弟。私が弟で、お前が兄だな」
私が、の所で、自分を指し、お前が、の所で、フェデルを指す。
顔だけをこちらに向けていた、フェデルは、浮かせていた足を地面につけ、此方に戻ってきた。待てっつったのに。まあ、戻るな、とは言ってないが。
「主様が弟なんですか?」
「逆だと、どう見ても可笑しいだろ」
「……なら、せめて、兄弟と言うのは辞めません……?」
「いや、別に辞めてもいいが、兄弟以外で一緒に買い物に行く関係性を考えるのが、面倒くさくないか?」
「それでもです。お願いします……」
……面倒くさい。変えろと言うなら、自分で考えろ。
と言いたかったが、少し考えてみる。
何故、ここまで兄弟を拒否するか、と言う事だが、多分、兄弟なのが嫌なわけではない。立ち位置が、自分より私が下なのが嫌なのだろう……。これが、私が兄だ、と言ったのなら、恐らく反対しなかったことだろう。
分かりやすいのは、良いことだが、もう少し融通が利くようになって欲しい。
「言っておくが、関係性が変わっても、お前を上の立場にすることは変わらないからな」
「な、何故ですか!」
「……いや、見た目的に特殊な設定になるのと、裏設定でも、お前の方が偉い事にしたいんだから、裏そのままの関係性を持ってきた方が、自然だろう」
「ぬ……」
「特殊な設定だと、人に覚えられやすくなるしな。お前の我儘と、私の安全。どちらが大事か比べるまでもないだろう?」
……と言いつつ、危険に関しては、男装して勇者だとバレなければ、大丈夫だとは思うが。フェデルはそうは思ってないようなので。
先の言葉が、最後の後押しになったらしく、フェデルは渋々了承してくれた。
「そんじゃ、にーちゃんだな。よろしく」
ニカッと笑って見せると、何か言いたげな表情を向けられる。
然し、何を言っても無駄だと悟ったのか、深いため息を吐いた。
少し歩くと、何だか賑わっている道路に出た。建物をよく見てみると、看板が出ている。どうやら、店のようだ。……と同時に冷ややかな視線も感じる。
「ここが、城前通り……、主に貴族たちが買い物をする場所ですね」
お上りさんの如く、キョロキョロしている私が気になったのか、小声で教えてくれた。……別に服装は平民なのだから、キョロキョロしたって可笑しくはない。寧ろ自然な筈だが。
「取り敢えず敬語をやめろ」
此方も同じく小声で返す。
小声で話したことは評価するが、私が弟と言う設定を聞いておきながら、敬語で話すのは、咎めざるを得ないだろう。小声だからいい、という話ではない。他の人に聞かれていたら、妙に思われるではないか。
「分かりま……分かった」
特に抵抗を見せることもなく、神妙な顔で頷く。説得が効いているのだろう。
まあ、本人が納得しているからと言って、完璧に敬語なしで話せるとは限らないんだがな。普段から、敬語しか使ってなさそうで、ポロっとミスをしても、可笑しくはない。だから本来なら、あまり、喋らせない様に、サポートをした方が良いのだろうが……まあ、そんなことは知らん。面倒だから却下で。
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