16 / 51
調理(超利)4
しおりを挟む
「失礼にはならないだろ。意外と勇者って家庭的なのが好きなのも多いし、問題ないんじゃない」
「しかし、急に料理が変わると、勇者様も驚かれるのではないでしょうか?」
私の言葉に心揺れていそうなヤニックに代わり、フェデルが言う。
本当に驚くから、止めたほうがいい、と思っているよりは、勇者にヤニックの料理を出すのは、どうなのか。と思ってて、それを阻止するために反論した。ように見える。
まあ、驚きはするだろうね。いい意味で。
確かに高級な料理は美味しい。けれど、幾ら美味しくても、高級でも、食べなれていない物を、食べ続けることは出来ない。結局は普段食べている物に、回帰すると思うんだよなあ。
その辺が、高級料理に食べなれているであろうフェデルと、高級料理を飽きるほど食べたことが無さそうなヤニックには分かりにくいのかもしれない。
「じゃあ、選択制にすれば良いんじゃないか?」
「選択制……?」
「そう。メニューを公表して、勇者にどっちを食べるのか、選んでもらえばいい。そうすれば、ヤニックの料理を食べたくない人はそもそも注文しないわけだし、選んでくれた人はヤニックの料理が食べたいわけだから、不敬も糞も無いだろ」
「ま、まあ、そうですね……」
「なるほど、それなら」
ヤニックはまだ不安なことがあるのか、顔を曇らせながら、フェデルは感心したように頷きながら、同意する。
「この方法なら、あっちの料理長に文句を言った勇者問題も解決できるんじゃない?」
「出来ますね。私もそのことについて考えていて、問題点が解消された今、いいな、と思いましたが……」
フェデルは、ちらり、とヤニックのほうを見る。彼の表情は相変わらず曇っていた。
「ヤニック様は何か、思うことでもあるのでしょうか?」
「……ああ」
不思議そうに、そして心配そうにヤニックを見るフェデル。難しい顔で、なにやら考えているようだったヤニックは、声をかけられたことで、はっと表情を動かした。
別に聞かなくても、そのままごり押ししてしまえば、事は済んだだろうに……。態々声をかけるとは、暇なのだろうか?
時間の無駄感は否めないが、聞いてから、やっぱなし。と言うわけにも行かず、心の中でフェデルの悪口を言うだけに留める。
「その……、もし誰も希望してくれなかったら、悲しいな……と思いまして」
私とフェデルは自然と、顔を見合わせる。きっと内心思っていたことも、同じだったことだろう。
それを何を勘違いしたのか、ヤニックは目線を逸らし、慌てて口を動かす。
「も、もちろん、僕なんかの料理を、勇者様に食べてもらえる、なんて思うのは傲慢だと思いますが、募集する以上は、どうしても期待してしまいますし、期待して誰も選んでくれなかったら、悲しいです。それだけではなく、一度選んでくれても、それ以降、僕のご飯がまずいから、と言って選ばれない、事もあるでしょうし……とにかく不安で……」
捲くし立てるだけ捲くし立てた後、唇をぎゅっと噛んで俯く。それやると後から口内炎になって痛いぞ……?まあ、彼の場合は血が出るまでは、噛んでいないようだが。それとも、唇も噛みすぎると、頑丈になって、血が出にくくなる……なんて事があるのだろうか?
「私は、ヤニック様の料理、美味しいと思いますよ」
ほわり、と、フェデルは微笑む。
その言葉に、ヤニックは顔を上げ、驚いた顔を見せた。
「初めに選ぶかどうかは分かりませんが、二回目以降は、絶対に次もヤニック様の料理を選んでくれるはずです。それくらい美味しいですから。私が保証します」
……なんだこの茶番。今の私の顔を見たら、十中八九の人間が〝冷たい〟と表現するであろう、表情をしている自覚はある。それぐらいに冷めた気持ちで、彼らのことを見ていた。
フェデルは、乙女ゲームも顔負けな、キラキラ笑顔を振り向いている。
対するヤニックの方は、じぃーっと、フェデルのほうを見つめていた。表情の方は真顔に見えるが、よく見ると瞳が潤んでいる。……そんなに嬉しかったのか。まあ、嬉しいか。
って言うかなに見せられてるんだ。これ。乙女ゲーかよ。いや、男同士だから、ビーエル……?って奴なのか?
何にせよ、男同士のいちゃいちゃなんて見せ付けられても困る。嬉しくもなんとも無い。寧ろ不愉快だ。さっさと消え失せろよ。
「……主様もそう思いますよね、ね……え?」
ニコニコと笑っていたフェデルだが、こちらを見て凍りつく。
何故か?なんて思わない。原因は私なのが明らかだからだ。もっと言うと私の振りまいている不機嫌オーラだろう。隠す意味も無い……寧ろ出してこの茶番を終わらせてくれれば、上々なので、出せる限りの不機嫌を演出している。
腕を組んで、仁王立ちをし、つま先を定期的に床にぶつける様は、さぞかし威圧感のあることだろう。無表情でも顔が怖い、と言われる私がやるのだから、尚更だ。
しかしそんな態度を取られてる側は、なぜ私が怒っているのか、分からないようで、大層困った顔をしている。
まあそりゃ分からないだろうな。理不尽な怒りなのは分かっているので、説明する気もないけども。
不機嫌な態度しか出さないのは、それはそれで理不尽なのかもしれないが、自分の行動くらいは好きにさせて欲しい。なぜ不愉快なのに隠さねばならないのか。
不愉快、といえばこの状況も不愉快である。私を放置して、二人だけの世界を作ったかと思えば、ふとこちらに話を振ってくる、とか惨めなことこの上ないだろう。ぼっちの私をの、気を使ってもらったみたいでな!
まあ今回の場合、まだ料理の自信を持てていないヤニックに自信を持たせるため。
二人目の証言者を作ることで、一人の言葉ではなく、複数の言葉、と認識させ、自身への後押しをしたいのだろう。
こんな風に意図がわかるからこそ、同情やらで話しかけていないことは分かる。分かるのだが、分かっていても、馬鹿にされている……という考えがチラつく。
つまり、どうしようもないわけだ。
苛立ちもそこそこに、不機嫌になって申し訳ないと思う気持ちも無くはないため、乗っかってやることにする。私自身、ヤニックの料理は美味しい、と思ったのは事実だしな。
「料理……だっけ?今貰ったのしか食べてないけど、まあ美味しかったと思う。というかそう思わなかったらそもそもこんな提案してないわ」
確かに……、とヤニックは声を漏らす。
馬鹿なのかこいつは。
わざわざ素直に言葉にしないと分からないとは……。いや、案外そういう人間は多い気がする。つまり私が特殊なのか……?いやいや、そんなことは無い筈だ。
私は首を振って、念の為にもう一押ししておく。
「フェデルに関していえば、以前にも料理を食べたことがあったみたいでな、わざわざ私に紹介してくれたくらいだ。相当、貴方の料理が好きなはずだ。
それに……。
フェデルの舌は知らんが、私の舌はなかなか肥えてる自信がある。その私が美味いと思うのだから、不味いわけが無い。
これでもまだ自分の料理がまずい、と思うのならそれは我々の舌が馬鹿だと言っているのと同義になるが?」
一押しというか、脅しになってしまった。
ガクガクと頷く、ヤニック。
やっちまった。と半ば救いを求めるように、フェデルの方を見ると相変わらずニコニコ微笑んでいた。
なぜこいつはこの状況で笑っていられるんだ……。
こいつに助けを求めるのは癪だが、自分から甘い言葉を吐く訳にも行かず、目で訴えかけてみると、フェデルは笑みを深めた。
「主様は怒っている訳では無いので安心してください。少し、言葉がキツイだけですので」
ね、と同意を求めてくるフェデルに渋々頷く。
同意はしたくないが、同意をしないと面倒になることは目に見えていたからだ。
ほっと息を吐く、ヤニック。どうやら安心したようだ。
いやいや、こんなことで怯えられても困る。どんだけなよなよしてるんだ。こいつは。
こんなことで肉を捌けるのだろうか?心配になってくる。
「じゃあ決まり、ということで」
私の言葉に二人が頷く。
……とは言ってみたものの、こっからどうすれば良いのやら。料理長に話をつければ良いのか……?
それともほかの人に話をつける必要があるのか……?
「ではあとの処理は私にお任せ下さい」
すっと前に出て、お辞儀をするフェデル。相変わらず、使える執事だ。
「では、今日はこの辺にしましょうか」
ヤニックが味見に使った皿を流しに置く。私がスポンジに手を伸ばすと、ヤニックに止められた。
「ああ、いいですよ。皿は洗っておきますので、先にお帰りください」
「しかし……」
こういうのは見習いの仕事ではないか。と言おうとして、またもヤニックに遮られる。
「ほら、フェデルさんも料理の件でやることがあるでしょうし」
彼は彼で律儀な男なので、きっと私がまだ作業をする、と言い出したら、ここに残ろうとするだろう。それでは、勇者にヤニックの料理を食べさせる計画……というか私が彼の料理を食べる計画、が進まないのである。
つまり彼のためにも、私の為にも、ヤニックの為にも、さっさと部屋に行け、ということなのだろう。
私はふう、と息を吐いた。
「ではお言葉に甘えて。今日はありがとうございました」
礼をすると、ヤニックも返してくれる。洗い物をする手は止めないのが、らしい、とも思う。
「また明日もよろしくお願いします」
作業の邪魔にならないように、それだけ言うと、行くぞ、とフェデルに声をかけ、厨房を後にした。
「しかし、急に料理が変わると、勇者様も驚かれるのではないでしょうか?」
私の言葉に心揺れていそうなヤニックに代わり、フェデルが言う。
本当に驚くから、止めたほうがいい、と思っているよりは、勇者にヤニックの料理を出すのは、どうなのか。と思ってて、それを阻止するために反論した。ように見える。
まあ、驚きはするだろうね。いい意味で。
確かに高級な料理は美味しい。けれど、幾ら美味しくても、高級でも、食べなれていない物を、食べ続けることは出来ない。結局は普段食べている物に、回帰すると思うんだよなあ。
その辺が、高級料理に食べなれているであろうフェデルと、高級料理を飽きるほど食べたことが無さそうなヤニックには分かりにくいのかもしれない。
「じゃあ、選択制にすれば良いんじゃないか?」
「選択制……?」
「そう。メニューを公表して、勇者にどっちを食べるのか、選んでもらえばいい。そうすれば、ヤニックの料理を食べたくない人はそもそも注文しないわけだし、選んでくれた人はヤニックの料理が食べたいわけだから、不敬も糞も無いだろ」
「ま、まあ、そうですね……」
「なるほど、それなら」
ヤニックはまだ不安なことがあるのか、顔を曇らせながら、フェデルは感心したように頷きながら、同意する。
「この方法なら、あっちの料理長に文句を言った勇者問題も解決できるんじゃない?」
「出来ますね。私もそのことについて考えていて、問題点が解消された今、いいな、と思いましたが……」
フェデルは、ちらり、とヤニックのほうを見る。彼の表情は相変わらず曇っていた。
「ヤニック様は何か、思うことでもあるのでしょうか?」
「……ああ」
不思議そうに、そして心配そうにヤニックを見るフェデル。難しい顔で、なにやら考えているようだったヤニックは、声をかけられたことで、はっと表情を動かした。
別に聞かなくても、そのままごり押ししてしまえば、事は済んだだろうに……。態々声をかけるとは、暇なのだろうか?
時間の無駄感は否めないが、聞いてから、やっぱなし。と言うわけにも行かず、心の中でフェデルの悪口を言うだけに留める。
「その……、もし誰も希望してくれなかったら、悲しいな……と思いまして」
私とフェデルは自然と、顔を見合わせる。きっと内心思っていたことも、同じだったことだろう。
それを何を勘違いしたのか、ヤニックは目線を逸らし、慌てて口を動かす。
「も、もちろん、僕なんかの料理を、勇者様に食べてもらえる、なんて思うのは傲慢だと思いますが、募集する以上は、どうしても期待してしまいますし、期待して誰も選んでくれなかったら、悲しいです。それだけではなく、一度選んでくれても、それ以降、僕のご飯がまずいから、と言って選ばれない、事もあるでしょうし……とにかく不安で……」
捲くし立てるだけ捲くし立てた後、唇をぎゅっと噛んで俯く。それやると後から口内炎になって痛いぞ……?まあ、彼の場合は血が出るまでは、噛んでいないようだが。それとも、唇も噛みすぎると、頑丈になって、血が出にくくなる……なんて事があるのだろうか?
「私は、ヤニック様の料理、美味しいと思いますよ」
ほわり、と、フェデルは微笑む。
その言葉に、ヤニックは顔を上げ、驚いた顔を見せた。
「初めに選ぶかどうかは分かりませんが、二回目以降は、絶対に次もヤニック様の料理を選んでくれるはずです。それくらい美味しいですから。私が保証します」
……なんだこの茶番。今の私の顔を見たら、十中八九の人間が〝冷たい〟と表現するであろう、表情をしている自覚はある。それぐらいに冷めた気持ちで、彼らのことを見ていた。
フェデルは、乙女ゲームも顔負けな、キラキラ笑顔を振り向いている。
対するヤニックの方は、じぃーっと、フェデルのほうを見つめていた。表情の方は真顔に見えるが、よく見ると瞳が潤んでいる。……そんなに嬉しかったのか。まあ、嬉しいか。
って言うかなに見せられてるんだ。これ。乙女ゲーかよ。いや、男同士だから、ビーエル……?って奴なのか?
何にせよ、男同士のいちゃいちゃなんて見せ付けられても困る。嬉しくもなんとも無い。寧ろ不愉快だ。さっさと消え失せろよ。
「……主様もそう思いますよね、ね……え?」
ニコニコと笑っていたフェデルだが、こちらを見て凍りつく。
何故か?なんて思わない。原因は私なのが明らかだからだ。もっと言うと私の振りまいている不機嫌オーラだろう。隠す意味も無い……寧ろ出してこの茶番を終わらせてくれれば、上々なので、出せる限りの不機嫌を演出している。
腕を組んで、仁王立ちをし、つま先を定期的に床にぶつける様は、さぞかし威圧感のあることだろう。無表情でも顔が怖い、と言われる私がやるのだから、尚更だ。
しかしそんな態度を取られてる側は、なぜ私が怒っているのか、分からないようで、大層困った顔をしている。
まあそりゃ分からないだろうな。理不尽な怒りなのは分かっているので、説明する気もないけども。
不機嫌な態度しか出さないのは、それはそれで理不尽なのかもしれないが、自分の行動くらいは好きにさせて欲しい。なぜ不愉快なのに隠さねばならないのか。
不愉快、といえばこの状況も不愉快である。私を放置して、二人だけの世界を作ったかと思えば、ふとこちらに話を振ってくる、とか惨めなことこの上ないだろう。ぼっちの私をの、気を使ってもらったみたいでな!
まあ今回の場合、まだ料理の自信を持てていないヤニックに自信を持たせるため。
二人目の証言者を作ることで、一人の言葉ではなく、複数の言葉、と認識させ、自身への後押しをしたいのだろう。
こんな風に意図がわかるからこそ、同情やらで話しかけていないことは分かる。分かるのだが、分かっていても、馬鹿にされている……という考えがチラつく。
つまり、どうしようもないわけだ。
苛立ちもそこそこに、不機嫌になって申し訳ないと思う気持ちも無くはないため、乗っかってやることにする。私自身、ヤニックの料理は美味しい、と思ったのは事実だしな。
「料理……だっけ?今貰ったのしか食べてないけど、まあ美味しかったと思う。というかそう思わなかったらそもそもこんな提案してないわ」
確かに……、とヤニックは声を漏らす。
馬鹿なのかこいつは。
わざわざ素直に言葉にしないと分からないとは……。いや、案外そういう人間は多い気がする。つまり私が特殊なのか……?いやいや、そんなことは無い筈だ。
私は首を振って、念の為にもう一押ししておく。
「フェデルに関していえば、以前にも料理を食べたことがあったみたいでな、わざわざ私に紹介してくれたくらいだ。相当、貴方の料理が好きなはずだ。
それに……。
フェデルの舌は知らんが、私の舌はなかなか肥えてる自信がある。その私が美味いと思うのだから、不味いわけが無い。
これでもまだ自分の料理がまずい、と思うのならそれは我々の舌が馬鹿だと言っているのと同義になるが?」
一押しというか、脅しになってしまった。
ガクガクと頷く、ヤニック。
やっちまった。と半ば救いを求めるように、フェデルの方を見ると相変わらずニコニコ微笑んでいた。
なぜこいつはこの状況で笑っていられるんだ……。
こいつに助けを求めるのは癪だが、自分から甘い言葉を吐く訳にも行かず、目で訴えかけてみると、フェデルは笑みを深めた。
「主様は怒っている訳では無いので安心してください。少し、言葉がキツイだけですので」
ね、と同意を求めてくるフェデルに渋々頷く。
同意はしたくないが、同意をしないと面倒になることは目に見えていたからだ。
ほっと息を吐く、ヤニック。どうやら安心したようだ。
いやいや、こんなことで怯えられても困る。どんだけなよなよしてるんだ。こいつは。
こんなことで肉を捌けるのだろうか?心配になってくる。
「じゃあ決まり、ということで」
私の言葉に二人が頷く。
……とは言ってみたものの、こっからどうすれば良いのやら。料理長に話をつければ良いのか……?
それともほかの人に話をつける必要があるのか……?
「ではあとの処理は私にお任せ下さい」
すっと前に出て、お辞儀をするフェデル。相変わらず、使える執事だ。
「では、今日はこの辺にしましょうか」
ヤニックが味見に使った皿を流しに置く。私がスポンジに手を伸ばすと、ヤニックに止められた。
「ああ、いいですよ。皿は洗っておきますので、先にお帰りください」
「しかし……」
こういうのは見習いの仕事ではないか。と言おうとして、またもヤニックに遮られる。
「ほら、フェデルさんも料理の件でやることがあるでしょうし」
彼は彼で律儀な男なので、きっと私がまだ作業をする、と言い出したら、ここに残ろうとするだろう。それでは、勇者にヤニックの料理を食べさせる計画……というか私が彼の料理を食べる計画、が進まないのである。
つまり彼のためにも、私の為にも、ヤニックの為にも、さっさと部屋に行け、ということなのだろう。
私はふう、と息を吐いた。
「ではお言葉に甘えて。今日はありがとうございました」
礼をすると、ヤニックも返してくれる。洗い物をする手は止めないのが、らしい、とも思う。
「また明日もよろしくお願いします」
作業の邪魔にならないように、それだけ言うと、行くぞ、とフェデルに声をかけ、厨房を後にした。
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※

超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる