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淑女作法部 4
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「ではこれより、淑女作法部改め殿方達を鑑賞する会を始めさせていただきますわ…」
初めに口を開いたのは議長であるモブ令嬢A。
広くはないサークル部屋の四角いテーブルを挟み、アカデミアの制服に身を包んだ彼女たちは四方向に座っている。
「それでは、恒例の近状報告と参りましょう。いつも通り順次お願い致しますわ」
上座に座ったモブ令嬢Aが静かに議会が進んでいく。
「はい、議長。わたくしから報告致しますわ」
手を挙げたのはモブ令嬢B。
「えぇ、お願い致します」
モブ令嬢Aが頷くとモブ令嬢Bはその場で立ち上がる。
「レグルス様とルリオン様ですが、お互いのご婚約者様とのお時間を大切になさっていらっしゃるのか、お二人での場面はめっきり少なくなってしまいましたわ。ですが、最近ですとレグルス様とルリオン様の密談が多くなり、お二人でお顔を近づけながらお話されているご様子が拝見されまして…思わず釘付けになってしまいましたわ…」
モブ令嬢Bは頬を染めてその場面を思い返している。
「まぁ…あのお二人の密談現場でしたら、さぞや麗しく映りますわね…」
「はい、仰る通りですわ」
「その調子で引き続きお願い致しますわ。では、次の方」
ポーッしているモブ令嬢Bを横目に、次に手を挙げたのはモブ令嬢C。
「議長。次はわたくしが報告致します」
「えぇ、どうぞ」
モブ令嬢Cが立ち上がり報告していく。
「近頃のリゲル様とアケルナー様ですが…スピカ侯爵令嬢が留学されてペアでお一人になられ、アケルナー様とペアをお組みになり、だいぶ落ち着かれたようですわ。お二人で楽しげに会話を楽しまれてまして…特にリゲル様は時折アケルナー様を切ない表情で見ている場面がございますの!アケルナー様に構って頂きたいのか、わざと怒って見せてはアケルナー様に慰めて貰っておりますわ」
「まっ、そうなんですの?リゲル様もついにそちら側に目覚められたのかしらっ!」
「えぇ。おそらく…あのリゲル様の表情からは恋する者の気配しかしませんわ!」
モブ令嬢Cは頬に手を当て、うっとりと目を閉じている。
「まぁ!リゲル様がアケルナー様に…あのお二人ももう少しですわね。」
「仰る通りですわ!あのお二人のご様子ですと、時間の問題かと思われますわっ」
「素晴らしい展開ですわ。ついにあのお二人が…」
モブ令嬢Aとモブ令嬢Bがうっとりとしていると、モブ令嬢Dが元気良く挙手をする。
「はい!議長!」
「─はっ!」
すでに立ち上がり、片手をピンと伸ばしてまた声を上げる。すでに興奮気味なのか、机をバンバン叩いている。
「はい、はいっ!議長っ!!」
「し、失礼致しましたわ。次の方どうぞ」
気を取り直してモブ令嬢Aがモブ令嬢Dを促す。
「大変なっ…大変な事件が起こりましたわっ!!」
鼻息も荒くモブ令嬢Dが顔を真っ赤にして拳握り締めている。
「ま、まぁ…どうかなさいましたの……?」
興奮冷めやらぬモブ令嬢Dに、周りのご令嬢達も若干引き気味になっている。
「皆様ご存知の通り、近頃ではアトリクス君と公爵の触れ合う姿が当たり前のようになってまして、公爵は隙あらばアトリクス君を抱きしめ愛を深めてまいりました。ところが、アトリクス君の不在時にリリー王女殿下が現れ、ドラコニス公爵に猛アプローチを掛けていました。ですが、ドラコニス公爵は全くご興味のないご様子で、歯牙にもかけておりませんでした!」
バンッと卓上を叩き、握った拳を震わせて力説している。
「アトリクス君がアカデミアに戻って王女殿下と対峙したときも、アトリクス君は余裕の表情で王女殿下とお話ししてましたわ。公爵はやはりアトリクス君しか見えていないご様子で、再会を喜ぶように講堂内で熱く抱擁されて、王女殿下と3人で庭園で話されていた時にも、アトリクス君を片時も話さず抱き寄せてまして…」
一気に話し過ぎ過呼吸気味なのか…、モブ令嬢Dはそのまま机に倒れ込んだ。
「しっかりなさって!ここは淑女作法部ですのよ!」
「も、申し訳御座いませんわっ!」
再びよろけながら立ち上がったモブ令嬢D。
「コホン。お話の内容までは聞き取れませんでしたが、王女殿下とお友達になったアトリクス君に公爵はお気に召さないご様子で…、お二人の仲の良いご様子に敵意を顕にし、なんとっ、公爵がアトリクス君を引き寄せて…くっ、口付けを交わしましたの!!」
モブ令嬢Dは両手を握り頬を上気させると、目を輝かせながらぷるぷると震えている。
「「「──!!」」」
周りにいたモブ令嬢A、B、Cも衝撃を受けたように顔付きが劇画タッチになり、口を開けたまま固まっている。
「く、く、口付け…」
「あ、あのお二人が…」
「あのような、人目の多い場で…」
「えぇ!その通りですわ!!わたくしも影で見ていて衝撃を受けましたのっ!しかもリリー王女殿下の見ている目の前で見せつけるかのように口付けされてまして…真っ赤になりながら必死に抵抗しているアトリクス君を気にもせず、公爵は更に唇を深く重ねて…大声では言えませんが、おそらく舌も…キャ~っ!!もうっ、見ていたわたくしの方が興奮で倒れそうでしたわっ!!」
興奮状態のモブ令嬢Dに、赤面したモブ令嬢Bとモブ令嬢Cも口元を押さえ瞳をうるうるさせている。
「あの麗しいお二人のキスシーン…さぞや眼福だったでしょう…わたくしも拝見したかったですわ…」
「えぇ、それはわたくしも同意見ですわ。今度は是非とも…」
「あれは必見でしたわっ!!公爵の唇に翻弄されているアトリクス君が大変色っぽくて、嫌がりながらも拒絶できないで公爵の口付けを懸命に受け止めてらっしゃる姿がもうっ、もうッ!!」
モブ令嬢Dがまたまた興奮に震えながら拳を握って声を荒げている。
「静粛にっ!静粛にー!!」
「─ハッ!わたくしとしたことが…また取り乱してしまいましたわ…」
モブ令嬢Aの言葉にモブ令嬢Dが席に座り、ハンカチを出して額の汗を拭っている。
「お気持ちは察しますが、ここは作法部ですのでお淑やかに参りましょう」
「はい、申し訳御座いませんわ」
「…次回は…わたくしにもお声掛けをお願い致しますわ…」
「はい?」
コソッと囁かれたモブ令嬢Aの声に、モブ令嬢Dが顔を上げた。
「さて今回も大変充実した収穫がございましたわ!引き続き皆様の報告を楽しみにしております。ではこれにて本日の殿方達を見守る会改め、殿方達を鑑賞する会を終了致しますわ!」
机を囲んでパチパチと盛大な拍手が起こり、日々変化を遂げる淑女作法部は閉幕した。
◇
サークル活動中のアトリクス達。
ポーションをかき混ぜている最中、またまた背後から悪寒が走り、連続でクシャミをしている。
「アート、君。んと…また?」
「んー…またかぁ?…勘弁してくれよ」
「…どうした?アトリクス…」
「あっ…、アルファルドっ!…首は、やめろって」
「…首以外ならいいのか?」
「~~っ、そーゆー問題じゃないってば!」
「ではこれより、淑女作法部改め殿方達を鑑賞する会を始めさせていただきますわ…」
初めに口を開いたのは議長であるモブ令嬢A。
広くはないサークル部屋の四角いテーブルを挟み、アカデミアの制服に身を包んだ彼女たちは四方向に座っている。
「それでは、恒例の近状報告と参りましょう。いつも通り順次お願い致しますわ」
上座に座ったモブ令嬢Aが静かに議会が進んでいく。
「はい、議長。わたくしから報告致しますわ」
手を挙げたのはモブ令嬢B。
「えぇ、お願い致します」
モブ令嬢Aが頷くとモブ令嬢Bはその場で立ち上がる。
「レグルス様とルリオン様ですが、お互いのご婚約者様とのお時間を大切になさっていらっしゃるのか、お二人での場面はめっきり少なくなってしまいましたわ。ですが、最近ですとレグルス様とルリオン様の密談が多くなり、お二人でお顔を近づけながらお話されているご様子が拝見されまして…思わず釘付けになってしまいましたわ…」
モブ令嬢Bは頬を染めてその場面を思い返している。
「まぁ…あのお二人の密談現場でしたら、さぞや麗しく映りますわね…」
「はい、仰る通りですわ」
「その調子で引き続きお願い致しますわ。では、次の方」
ポーッしているモブ令嬢Bを横目に、次に手を挙げたのはモブ令嬢C。
「議長。次はわたくしが報告致します」
「えぇ、どうぞ」
モブ令嬢Cが立ち上がり報告していく。
「近頃のリゲル様とアケルナー様ですが…スピカ侯爵令嬢が留学されてペアでお一人になられ、アケルナー様とペアをお組みになり、だいぶ落ち着かれたようですわ。お二人で楽しげに会話を楽しまれてまして…特にリゲル様は時折アケルナー様を切ない表情で見ている場面がございますの!アケルナー様に構って頂きたいのか、わざと怒って見せてはアケルナー様に慰めて貰っておりますわ」
「まっ、そうなんですの?リゲル様もついにそちら側に目覚められたのかしらっ!」
「えぇ。おそらく…あのリゲル様の表情からは恋する者の気配しかしませんわ!」
モブ令嬢Cは頬に手を当て、うっとりと目を閉じている。
「まぁ!リゲル様がアケルナー様に…あのお二人ももう少しですわね。」
「仰る通りですわ!あのお二人のご様子ですと、時間の問題かと思われますわっ」
「素晴らしい展開ですわ。ついにあのお二人が…」
モブ令嬢Aとモブ令嬢Bがうっとりとしていると、モブ令嬢Dが元気良く挙手をする。
「はい!議長!」
「─はっ!」
すでに立ち上がり、片手をピンと伸ばしてまた声を上げる。すでに興奮気味なのか、机をバンバン叩いている。
「はい、はいっ!議長っ!!」
「し、失礼致しましたわ。次の方どうぞ」
気を取り直してモブ令嬢Aがモブ令嬢Dを促す。
「大変なっ…大変な事件が起こりましたわっ!!」
鼻息も荒くモブ令嬢Dが顔を真っ赤にして拳握り締めている。
「ま、まぁ…どうかなさいましたの……?」
興奮冷めやらぬモブ令嬢Dに、周りのご令嬢達も若干引き気味になっている。
「皆様ご存知の通り、近頃ではアトリクス君と公爵の触れ合う姿が当たり前のようになってまして、公爵は隙あらばアトリクス君を抱きしめ愛を深めてまいりました。ところが、アトリクス君の不在時にリリー王女殿下が現れ、ドラコニス公爵に猛アプローチを掛けていました。ですが、ドラコニス公爵は全くご興味のないご様子で、歯牙にもかけておりませんでした!」
バンッと卓上を叩き、握った拳を震わせて力説している。
「アトリクス君がアカデミアに戻って王女殿下と対峙したときも、アトリクス君は余裕の表情で王女殿下とお話ししてましたわ。公爵はやはりアトリクス君しか見えていないご様子で、再会を喜ぶように講堂内で熱く抱擁されて、王女殿下と3人で庭園で話されていた時にも、アトリクス君を片時も話さず抱き寄せてまして…」
一気に話し過ぎ過呼吸気味なのか…、モブ令嬢Dはそのまま机に倒れ込んだ。
「しっかりなさって!ここは淑女作法部ですのよ!」
「も、申し訳御座いませんわっ!」
再びよろけながら立ち上がったモブ令嬢D。
「コホン。お話の内容までは聞き取れませんでしたが、王女殿下とお友達になったアトリクス君に公爵はお気に召さないご様子で…、お二人の仲の良いご様子に敵意を顕にし、なんとっ、公爵がアトリクス君を引き寄せて…くっ、口付けを交わしましたの!!」
モブ令嬢Dは両手を握り頬を上気させると、目を輝かせながらぷるぷると震えている。
「「「──!!」」」
周りにいたモブ令嬢A、B、Cも衝撃を受けたように顔付きが劇画タッチになり、口を開けたまま固まっている。
「く、く、口付け…」
「あ、あのお二人が…」
「あのような、人目の多い場で…」
「えぇ!その通りですわ!!わたくしも影で見ていて衝撃を受けましたのっ!しかもリリー王女殿下の見ている目の前で見せつけるかのように口付けされてまして…真っ赤になりながら必死に抵抗しているアトリクス君を気にもせず、公爵は更に唇を深く重ねて…大声では言えませんが、おそらく舌も…キャ~っ!!もうっ、見ていたわたくしの方が興奮で倒れそうでしたわっ!!」
興奮状態のモブ令嬢Dに、赤面したモブ令嬢Bとモブ令嬢Cも口元を押さえ瞳をうるうるさせている。
「あの麗しいお二人のキスシーン…さぞや眼福だったでしょう…わたくしも拝見したかったですわ…」
「えぇ、それはわたくしも同意見ですわ。今度は是非とも…」
「あれは必見でしたわっ!!公爵の唇に翻弄されているアトリクス君が大変色っぽくて、嫌がりながらも拒絶できないで公爵の口付けを懸命に受け止めてらっしゃる姿がもうっ、もうッ!!」
モブ令嬢Dがまたまた興奮に震えながら拳を握って声を荒げている。
「静粛にっ!静粛にー!!」
「─ハッ!わたくしとしたことが…また取り乱してしまいましたわ…」
モブ令嬢Aの言葉にモブ令嬢Dが席に座り、ハンカチを出して額の汗を拭っている。
「お気持ちは察しますが、ここは作法部ですのでお淑やかに参りましょう」
「はい、申し訳御座いませんわ」
「…次回は…わたくしにもお声掛けをお願い致しますわ…」
「はい?」
コソッと囁かれたモブ令嬢Aの声に、モブ令嬢Dが顔を上げた。
「さて今回も大変充実した収穫がございましたわ!引き続き皆様の報告を楽しみにしております。ではこれにて本日の殿方達を見守る会改め、殿方達を鑑賞する会を終了致しますわ!」
机を囲んでパチパチと盛大な拍手が起こり、日々変化を遂げる淑女作法部は閉幕した。
◇
サークル活動中のアトリクス達。
ポーションをかき混ぜている最中、またまた背後から悪寒が走り、連続でクシャミをしている。
「アート、君。んと…また?」
「んー…またかぁ?…勘弁してくれよ」
「…どうした?アトリクス…」
「あっ…、アルファルドっ!…首は、やめろって」
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