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二人の想い 20
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私はなんていうか……、まだ信じられない……
えっ……と、これは夢とか??
私の願望を都合良く捻じ曲げて白昼夢でも見せられてるの?
「本当に……、本当に、私でいいの? 今のアルファルドなら、私じゃなくても――!」
私の頬に手を添えてたアルファルドが、言葉の途中で顔を近づけて、そのまま遮るようにキスされた。
「……ん」
ゆっくり唇が離れて、はぁ……と甘い吐息が漏れた。
ヤバい……
女の姿でキスされると興奮が半端ないな。
「…うるさい。お前がなんと言おうと俺の気持ちは変わらない。…お前がいいんだ……」
鋭く見つめられる魅惑的なオッドアイが私を射すくめて、吐き出された言葉が私の心を鷲掴みする。
うわあぁぁぁ~~~!!
や……、え……? ちょっと、展開があぁぁーー!!
いつもいつも早いんだよっ! ちょっと待ってよ! こっちの気持ちが追い付かないよ!!
追い付かないのにアルファルドはまた唇を重ねてきて、深く重なり合った唇の隙間から当たり前のように舌も入れてきて……貪るような長いキスに身体が熱くなる。
「んッ……はぁ……」
唇は離れたのに、アルファルドはまた私の顔をジッと見てて、身体が熱くて仕方ないし私も潤んだ目でアルファルドを見つめてる。
「…アトリクス……」
アルファルドもすごく艶っぽい熱に浮かされたみたいな顔してて……めちゃくちゃ色っぽくて襲いたくなっちゃうよ。
ん? 待てよ……今気付いたけど、このままアルファルドと最後までイケちゃうじゃん。女の姿だし……
今までずっとアルファルドに我慢させてたけど、もうその必要もないし、ここは確認しとくべきだよね。
「ねぇ、アルファルド……もしかして誘ってる?」
「…誘う?」
アルファルドの頬に両手を添えて、わかってない顔してるアルファルドに問いかける。
「うん。私と最後までしたいのかってこと」
「…最後?」
「もうっ! だからっ……」
頬から手を離して座ってたアルファルドの胸元を押して、そのままベッドに押し倒した。
「…っ、アト……リクス……?」
倒れたアルファルドは驚いた顔して上に乗ってきた私を見上げてる。
私はアルファルドのローブと制服の詰め襟を外して前を開いてから、中のシャツのボタンをどんどん外していく。
「…アトリクス? …何をしてる?」
馬乗りになってアルファルドのボタンを最後まで外すと、隠れてたアルファルドの肌が暴かれて、もうめちゃくちゃ色っぽくて興奮してる。
「何って? 男女がベッドですることなんて、一つしかないでしょ?」
筋肉の浮き出てる滑らかな腹筋をスッと手で撫でて話すと、ようやく理解したみたいにアルファルドの顔が僅かに赤くなった。
「――っ! ……だが、お前は…そういった…ことはできないと……」
「それは、男の時の話。今は女だから全く問題ないんだよね」
ニコッと笑って屈みながらアルファルドの首元に吸いつく。
「ッ……」
ピクッと身体を震わせるアルファルドの反応が嬉しい。
そのまま下にズレながら、アルファルドの首筋にどんどん痕を残していく。
首元まで下りてきて綺麗に出てる鎖骨に歯を立てるとアルファルドはまたまたビクッて反応してくれて、もうたまらない気持ちになって止まらない。
ずっとずっとずう~っと、アルファルドのこと襲いたくて仕方なかったし、女であることも受け入れてもらえたし……これ以上我慢するなんて無理だよ。
「それで……お前はどうなの?」
一応アルファルドの同意も得ないと先には進めないから、上から顔を覗き込んで聞いてみる。
アルファルドは赤い顔して恥ずかしそうに視線を逸しながら呟いた。
「……俺も、お前と……し……たい……」
「~~ッッ!!」
アルファルドが恥じらいながらした、したいってぇ~!?
もう、もう、もうっ~!!
むしゃぶりつきたくなるくらい綺麗な顔を真っ赤に染めてこんなこと言われちゃったら、もう襲うしかないよね!?
初めてのアルファルドには悪いけど手加減できないよ。
自分の唇を舌で舐めながら、着てたローブをまた脱ぎ捨てて、詰め襟のホックを片手で緩めた。
「お前が求めてくれてすげぇ嬉しい……アルファルドが後悔しないように、めちゃくちゃ気持ち良くして、空っぽになるくらい何度もイカせてやるからな……」
獲物を狙うように微笑みながらアルファルドを見下ろして、自分の制服のボタンもどんどん外して邪魔な衣類を脱いでいく。
「…ア、ト、リクス……」
アルファルドが頬を染めて、ゴクリと唾を飲み込んだのがわかる。
「覚悟してね? 私を、本気にさせたんだから……」
屈んで耳元で挑発するように囁いてから、アルファルドの耳を甘噛みしてる。
「…くッ」
私は見惚れるような逞しい身体に乗り上げたまま目の前でニッコリ笑って、アルファルドの唇を貪るように奪った。
私はなんていうか……、まだ信じられない……
えっ……と、これは夢とか??
私の願望を都合良く捻じ曲げて白昼夢でも見せられてるの?
「本当に……、本当に、私でいいの? 今のアルファルドなら、私じゃなくても――!」
私の頬に手を添えてたアルファルドが、言葉の途中で顔を近づけて、そのまま遮るようにキスされた。
「……ん」
ゆっくり唇が離れて、はぁ……と甘い吐息が漏れた。
ヤバい……
女の姿でキスされると興奮が半端ないな。
「…うるさい。お前がなんと言おうと俺の気持ちは変わらない。…お前がいいんだ……」
鋭く見つめられる魅惑的なオッドアイが私を射すくめて、吐き出された言葉が私の心を鷲掴みする。
うわあぁぁぁ~~~!!
や……、え……? ちょっと、展開があぁぁーー!!
いつもいつも早いんだよっ! ちょっと待ってよ! こっちの気持ちが追い付かないよ!!
追い付かないのにアルファルドはまた唇を重ねてきて、深く重なり合った唇の隙間から当たり前のように舌も入れてきて……貪るような長いキスに身体が熱くなる。
「んッ……はぁ……」
唇は離れたのに、アルファルドはまた私の顔をジッと見てて、身体が熱くて仕方ないし私も潤んだ目でアルファルドを見つめてる。
「…アトリクス……」
アルファルドもすごく艶っぽい熱に浮かされたみたいな顔してて……めちゃくちゃ色っぽくて襲いたくなっちゃうよ。
ん? 待てよ……今気付いたけど、このままアルファルドと最後までイケちゃうじゃん。女の姿だし……
今までずっとアルファルドに我慢させてたけど、もうその必要もないし、ここは確認しとくべきだよね。
「ねぇ、アルファルド……もしかして誘ってる?」
「…誘う?」
アルファルドの頬に両手を添えて、わかってない顔してるアルファルドに問いかける。
「うん。私と最後までしたいのかってこと」
「…最後?」
「もうっ! だからっ……」
頬から手を離して座ってたアルファルドの胸元を押して、そのままベッドに押し倒した。
「…っ、アト……リクス……?」
倒れたアルファルドは驚いた顔して上に乗ってきた私を見上げてる。
私はアルファルドのローブと制服の詰め襟を外して前を開いてから、中のシャツのボタンをどんどん外していく。
「…アトリクス? …何をしてる?」
馬乗りになってアルファルドのボタンを最後まで外すと、隠れてたアルファルドの肌が暴かれて、もうめちゃくちゃ色っぽくて興奮してる。
「何って? 男女がベッドですることなんて、一つしかないでしょ?」
筋肉の浮き出てる滑らかな腹筋をスッと手で撫でて話すと、ようやく理解したみたいにアルファルドの顔が僅かに赤くなった。
「――っ! ……だが、お前は…そういった…ことはできないと……」
「それは、男の時の話。今は女だから全く問題ないんだよね」
ニコッと笑って屈みながらアルファルドの首元に吸いつく。
「ッ……」
ピクッと身体を震わせるアルファルドの反応が嬉しい。
そのまま下にズレながら、アルファルドの首筋にどんどん痕を残していく。
首元まで下りてきて綺麗に出てる鎖骨に歯を立てるとアルファルドはまたまたビクッて反応してくれて、もうたまらない気持ちになって止まらない。
ずっとずっとずう~っと、アルファルドのこと襲いたくて仕方なかったし、女であることも受け入れてもらえたし……これ以上我慢するなんて無理だよ。
「それで……お前はどうなの?」
一応アルファルドの同意も得ないと先には進めないから、上から顔を覗き込んで聞いてみる。
アルファルドは赤い顔して恥ずかしそうに視線を逸しながら呟いた。
「……俺も、お前と……し……たい……」
「~~ッッ!!」
アルファルドが恥じらいながらした、したいってぇ~!?
もう、もう、もうっ~!!
むしゃぶりつきたくなるくらい綺麗な顔を真っ赤に染めてこんなこと言われちゃったら、もう襲うしかないよね!?
初めてのアルファルドには悪いけど手加減できないよ。
自分の唇を舌で舐めながら、着てたローブをまた脱ぎ捨てて、詰め襟のホックを片手で緩めた。
「お前が求めてくれてすげぇ嬉しい……アルファルドが後悔しないように、めちゃくちゃ気持ち良くして、空っぽになるくらい何度もイカせてやるからな……」
獲物を狙うように微笑みながらアルファルドを見下ろして、自分の制服のボタンもどんどん外して邪魔な衣類を脱いでいく。
「…ア、ト、リクス……」
アルファルドが頬を染めて、ゴクリと唾を飲み込んだのがわかる。
「覚悟してね? 私を、本気にさせたんだから……」
屈んで耳元で挑発するように囁いてから、アルファルドの耳を甘噛みしてる。
「…くッ」
私は見惚れるような逞しい身体に乗り上げたまま目の前でニッコリ笑って、アルファルドの唇を貪るように奪った。
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