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アルファルドがイケメンだった件 4
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「…お前……、今日は、変だぞ……」
見上げたアルファルドが私の頬に手を添えて、綺麗なオッドアイを心配そうに揺らしながら私を見つめてる。
「あっ……! いや……」
ま、待ってーー!!
その顔でそんなことされたら、赤面が止まらないよぉ!!
もう顔が熱くて鼓動も早くて、目の前の美貌にクラクラしちゃってまともに顔が見れない。
今までだって何度も同じようなやりとりしてたし、自分からもかなり際どいこともしてきたのに!
ていうか、この顔に今まで私はあんな無体なことしてたの!?
一緒に寝たり抱きついたり上半身ひん剥いて触ったり、はたまた襲ってイケナイ事しちゃったり、嘘ついてキスしたり……なんてことしてきたんだよぉ!?
考えただけで自分がどれだけの過ちを犯してきたことか……、これは反省しないといけないな……
「…俺の顔は嫌いか?」
「大好きだっ!!」
あ……、条件反射みたいな勢いで素直に言っちゃった。
反省も虚しく、その勢いでアルファルドの体に抱きついてるし。
今の質問はダメだよ。そんなの即答だよ!
そんなの大好物に決まってるでしょっ!!
「…そうか」
「――っ!」
ふっ……と、ほんの少し瞳を細めて口角を上げて笑ったアルファルドの顔がもう、鼻血出そうなくらい格好良くてゾクゾクっと鳥肌が立っちゃう!
ふわぁぁ~……!! もうさ、もうっ!!
アルファルドってこんな顔で笑ってたの!?
こんなの悩殺もんだよ!?
今まで見れなかった分が勿体ないよ~!!
色々考えて適正な距離とか適正な関係とか、思ってたのに!
そんなのどうでも良くなるくらい、アルファルドがイケメン過ぎちゃって。
頭ではダメだってわかってるのに、心と体が全く言うことを聞かないんだよ!!
なんでこんなにもイケメンなの?!
反則でしょ? こんな……レグルス様以上の美形が存在するなんて!!
興奮が抑えきれないでアルファルドの体に抱きついたまま、少し見上げて改めてじっくりと顔を観察してる。
とにかく一番先に目につくのが、輝く黄金色と高貴な紫色の瞳。
この瞳で見つめられるだけで、心が鷲掴みにされそう。
金銀彩瞳なんて初めて見たのに、惹き込まれそうなくらい綺麗で目が離せない。
このロイヤルパープルは皇族の瞳、じゃあ黄金色の瞳はドラコニス公爵家のものなのかな?
どっちも綺麗だけど、私はこの黄金色の瞳の方が好きだ。
「…アトリクス……」
頬に手を添えてたアルファルドが、取り憑かれたみたいに上向いて観察してる私の顔を、あの瞳でジッと見てて……
それだけでドキドキして落ち着かない。
はぁ……、好き……
しかもアルファルドの低く響く声とこの美貌が憎いくらいマッチしてて、名前呼ばれるだけで倒れちゃいそう。
「な、に……?」
自分が男だって忘れるくらい、アルファルドに心酔しちゃってる。
顔にも思いっきり好きだって出てるくらい魅了されちゃって、ポーッと惚けた顔してひたすらアルファルドを見てる。
「…そんな顔で、見るな……」
アルファルドの綺麗な顔が近づいてきて、でも顔が反らせなくて。ジッとアルファルド見ながら自然と瞳を閉じた。
――そして、絶妙なタイミングで予鈴が鳴る。
ハッとしてからパチッと目を開けて、目の前に迫る美貌を慌てて手で挟んだ。
「あ……と、アル……ファルド。……そろそろ、戻ろうぜ……」
真っ赤になりながら顎を引いて、間近にあるアルファルドを上目遣いで見てる。
お互いの前髪が当たるくらいすぐ側まで近づいた顔を見て、一気に現実に引き戻されてまたカァーと顔が熱くなっちゃう。
いやっ! ちょっと待てぇぇ!!
アルファルドは今、何を……しようとしてた?
寸前で止めたけど、危なかった! そのままだったら多分キ、キスしてたよ!?
いや、しても良かったけど……や、ダメだよっ!!
もう、心の葛藤が……マズイよ、このままじゃ感情が理性を凌駕しちゃいそうっ!!
「…あぁ、戻るか」
「そう……だな……」
ハァ……、ヤバい。冷静な判断が全然できないよ……
離れたくないけど、無理やり手を離してなるべくアルファルドの顔を見ないように前を向いて歩いた。
「…お前……、今日は、変だぞ……」
見上げたアルファルドが私の頬に手を添えて、綺麗なオッドアイを心配そうに揺らしながら私を見つめてる。
「あっ……! いや……」
ま、待ってーー!!
その顔でそんなことされたら、赤面が止まらないよぉ!!
もう顔が熱くて鼓動も早くて、目の前の美貌にクラクラしちゃってまともに顔が見れない。
今までだって何度も同じようなやりとりしてたし、自分からもかなり際どいこともしてきたのに!
ていうか、この顔に今まで私はあんな無体なことしてたの!?
一緒に寝たり抱きついたり上半身ひん剥いて触ったり、はたまた襲ってイケナイ事しちゃったり、嘘ついてキスしたり……なんてことしてきたんだよぉ!?
考えただけで自分がどれだけの過ちを犯してきたことか……、これは反省しないといけないな……
「…俺の顔は嫌いか?」
「大好きだっ!!」
あ……、条件反射みたいな勢いで素直に言っちゃった。
反省も虚しく、その勢いでアルファルドの体に抱きついてるし。
今の質問はダメだよ。そんなの即答だよ!
そんなの大好物に決まってるでしょっ!!
「…そうか」
「――っ!」
ふっ……と、ほんの少し瞳を細めて口角を上げて笑ったアルファルドの顔がもう、鼻血出そうなくらい格好良くてゾクゾクっと鳥肌が立っちゃう!
ふわぁぁ~……!! もうさ、もうっ!!
アルファルドってこんな顔で笑ってたの!?
こんなの悩殺もんだよ!?
今まで見れなかった分が勿体ないよ~!!
色々考えて適正な距離とか適正な関係とか、思ってたのに!
そんなのどうでも良くなるくらい、アルファルドがイケメン過ぎちゃって。
頭ではダメだってわかってるのに、心と体が全く言うことを聞かないんだよ!!
なんでこんなにもイケメンなの?!
反則でしょ? こんな……レグルス様以上の美形が存在するなんて!!
興奮が抑えきれないでアルファルドの体に抱きついたまま、少し見上げて改めてじっくりと顔を観察してる。
とにかく一番先に目につくのが、輝く黄金色と高貴な紫色の瞳。
この瞳で見つめられるだけで、心が鷲掴みにされそう。
金銀彩瞳なんて初めて見たのに、惹き込まれそうなくらい綺麗で目が離せない。
このロイヤルパープルは皇族の瞳、じゃあ黄金色の瞳はドラコニス公爵家のものなのかな?
どっちも綺麗だけど、私はこの黄金色の瞳の方が好きだ。
「…アトリクス……」
頬に手を添えてたアルファルドが、取り憑かれたみたいに上向いて観察してる私の顔を、あの瞳でジッと見てて……
それだけでドキドキして落ち着かない。
はぁ……、好き……
しかもアルファルドの低く響く声とこの美貌が憎いくらいマッチしてて、名前呼ばれるだけで倒れちゃいそう。
「な、に……?」
自分が男だって忘れるくらい、アルファルドに心酔しちゃってる。
顔にも思いっきり好きだって出てるくらい魅了されちゃって、ポーッと惚けた顔してひたすらアルファルドを見てる。
「…そんな顔で、見るな……」
アルファルドの綺麗な顔が近づいてきて、でも顔が反らせなくて。ジッとアルファルド見ながら自然と瞳を閉じた。
――そして、絶妙なタイミングで予鈴が鳴る。
ハッとしてからパチッと目を開けて、目の前に迫る美貌を慌てて手で挟んだ。
「あ……と、アル……ファルド。……そろそろ、戻ろうぜ……」
真っ赤になりながら顎を引いて、間近にあるアルファルドを上目遣いで見てる。
お互いの前髪が当たるくらいすぐ側まで近づいた顔を見て、一気に現実に引き戻されてまたカァーと顔が熱くなっちゃう。
いやっ! ちょっと待てぇぇ!!
アルファルドは今、何を……しようとしてた?
寸前で止めたけど、危なかった! そのままだったら多分キ、キスしてたよ!?
いや、しても良かったけど……や、ダメだよっ!!
もう、心の葛藤が……マズイよ、このままじゃ感情が理性を凌駕しちゃいそうっ!!
「…あぁ、戻るか」
「そう……だな……」
ハァ……、ヤバい。冷静な判断が全然できないよ……
離れたくないけど、無理やり手を離してなるべくアルファルドの顔を見ないように前を向いて歩いた。
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