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ドラコニス公爵家救済計画 13
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アルファルドに言われた言葉がショックで、サッと距離を空けた。
「…アトリクスっ」
「俺はお前を友達だと思ってるのに、お前は俺のことどう思ってんだよ!」
「――」
「……はっ、答えに迷うくらいか……そんなもんか、俺なんて……!」
「…違うっ!」
ひどいよ……!
アルファルドと友達になれたと思ってたのに、やっぱり私の独り善がりだったなんて……バカみたい。
もうこれ以上どうすればいいの……
俯いて、拳をぎゅっと握った。
不甲斐ないようなやるせない気持ちと、落胆したみたいなどんよりした重暗い思いが押し寄せてくる。
「誤解だっ! アトリクス!」
「――!」
下を向いて俯いた私を、焦ったようにアルファルドがガバっと抱きしめてきた。
「違うっ、そうじゃない! 俺が言いたいのはっ……お前を、友達……以上に……思ってる」
「……え?」
抱きしめられてるより、アルファルドに言われた言葉の方が理解できなくて、思考が停止する。
友達以上……??
友達以上ってことは………、親友ってこと!?
アルファルドって、私をそんな風に思ってくれてたの! すごく嬉しい!!
「…俺も、どう言えば良いか……わからないが……」
「親友ってことだろ!?」
「…は?」
「友達以上ってことは、俺のこと……親友だと思ってくれてるってことなんだろ?!」
さっきとは打って変わってパァーと明るい気持ちが溢れてくる。
めちゃくちゃ嬉しい!
やっとアルファルドに親友認定されたんだ!!
「…親……友……?」
「うん! ごめんな、変に勘違いちゃってさ……でも、お前が俺の事認めてくれたってことだろ?」
「…親友……」
「しっくり来ないか? そんな難しく考えるなってっ」
アルファルドは何だか納得出来ないような感じで考えてるけど、親友って呼べる人間が今までいなかったから仕方ないのかもしれない。
嬉しくて隣にいたアルファルドに身体に思いっ切り抱きついた。
はぁ……ようやく辿り着いた! アルファルドの親友の座に!
もう思い残すことはないね!
「すげぇ嬉しい!! アルファルド」
「…そう……か」
「うん! 俺、ずっとお前の親友になりたかったからっ」
顔を上げてアルファルドを見ると、アルファルドは複雑そうで、まだ頭が言葉に追いつかないみたい。
「………お前がいいなら、いいが……」
「ん? 何か違うのか?」
「………俺にも、わからん……」
「ハハッ、そのうちわかるさ!」
ニコニコしてアルファルドを見る。
アルファルドはまだ納得いかない感じだったけど、諦めたみたいにため息をついてた。
「アルファルド?」
「……さぁ、戻るぞ」
「ん? うん……」
あれ? なんだろう……?
アルファルドの様子がおかしい。まだ親友って言葉に慣れないのかな?
でも否定もされなかったし……
とりあえず私達はアルファルドの部屋まで戻って行った。
◇
「わ~い! リタさんのご飯だ~!」
いつも通り席に着いて、晩餐をご馳走になってる。
「ふふっ、アートが来るの待ってたよ! もうさ、うちの子になんなよ! 寮生活なんてやめちまいなっ」
反対側の席で結構過激な勧誘をしてきてる。
静かに食べてるアルファルドとベッテルさんは、黙々と手を動かして食事を口元へと運んでる。
「んー、俺もそうしたいけど……アカデミアの決まりがあるから」
一応アカデミアは全寮制だから。
しかも私は特待生だから、実質寮費も学費も全て免除されてるし。
「そんなのなんとかなるもんさっ。旦那様だって自宅通いだしさ」
「あ、そうだ! アルファルドってなんで自宅通いなの? 俺、アルファルドと同室になりたかったのに……」
「…そう、なのか……」
「うん! 俺、その為に筆記試験頑張ったのに!」
「………筆記試験。…そういえば、入試の首位は500点満点中、750点だったな。…満点以上はアカデミア史上、異例だと騒がれていた……」
「あ、それが俺なんだ」
「「「――!!」」」
3人の視線が一気に私に降り注ぐ。
食事の手も止まって、唖然とした目で私を見てる。
「あー……、でも実技は最下位のE判定だったから、総合では首位にならなかったし。だから大したことないんだ」
んー? アルファルドも止まってるってことは、知らなかったのかな??
まぁアルファルドって他人に興味ないから、私の名前なんて覚えてなかっただろうしね。
相変わらず3人は私を見たまま、時間が停止してるし。
「…お前は試験の時、わりと高い順位にいると思っていたが……」
「ハハッ、俺って筆記試験は毎回首位なんだけど、実技は絶対最下位だからさぁ。総合だとそんなにいかないんだ。面白いだろっ?」
笑って話してる私とは別に、アルファルドは驚きを隠せない様子。
「…お前が多方面で声が掛かっているのが、わかった気がする」
「ん……? うーん……俺、アルファルドにしか興味無いから、正直どうでもいいんだ」
「……」
「アカデミアに入ったのだって、アルファルドと一緒にいたかったからってだけだし」
「……お前はなんで入学前から、俺を知ってるんだ?」
完全に食事の手を止めて私をジッと見てるアルファルド。
まぁそうだよね。
私が会いたい理由なんでわかるわけないし。
「さぁ、なんでだろうな?」
ニッと笑いながらアルファルドを横目で見てる。
「……」
「ま、そんなことはどうでもいいから、食べようぜ!」
「いや、ビックリだよ! アートって、そんなに凄かったのかい?」
「ハハッ、別に凄くないですよ? 人より知ってる事が多いだけです」
「いやはや……わたくしも驚きました。今代の筆記試験はアカデミア史上最難関だと伺っておりましたから……初の落第者も何名かいらっしゃったとか……。旦那様もかなり苦戦したと仰っておりました」
「たまたまですって。俺、総合だとアルファルドより下だったし……結局実力主義ですから、アカデミアは」
いくら私に様々な声がかかっても、卒業後はバックレる予定。
そのために身分も性別も名前も……すべてを偽ってアカデミアに入学した。
もちろん一番はアルファルドの側にいたいって理由だけど。
ラスボスの復活を阻止して、アルファルドが幸せになるのを見届けたら、そこで私の役割は終わるんだ。
アルファルドに言われた言葉がショックで、サッと距離を空けた。
「…アトリクスっ」
「俺はお前を友達だと思ってるのに、お前は俺のことどう思ってんだよ!」
「――」
「……はっ、答えに迷うくらいか……そんなもんか、俺なんて……!」
「…違うっ!」
ひどいよ……!
アルファルドと友達になれたと思ってたのに、やっぱり私の独り善がりだったなんて……バカみたい。
もうこれ以上どうすればいいの……
俯いて、拳をぎゅっと握った。
不甲斐ないようなやるせない気持ちと、落胆したみたいなどんよりした重暗い思いが押し寄せてくる。
「誤解だっ! アトリクス!」
「――!」
下を向いて俯いた私を、焦ったようにアルファルドがガバっと抱きしめてきた。
「違うっ、そうじゃない! 俺が言いたいのはっ……お前を、友達……以上に……思ってる」
「……え?」
抱きしめられてるより、アルファルドに言われた言葉の方が理解できなくて、思考が停止する。
友達以上……??
友達以上ってことは………、親友ってこと!?
アルファルドって、私をそんな風に思ってくれてたの! すごく嬉しい!!
「…俺も、どう言えば良いか……わからないが……」
「親友ってことだろ!?」
「…は?」
「友達以上ってことは、俺のこと……親友だと思ってくれてるってことなんだろ?!」
さっきとは打って変わってパァーと明るい気持ちが溢れてくる。
めちゃくちゃ嬉しい!
やっとアルファルドに親友認定されたんだ!!
「…親……友……?」
「うん! ごめんな、変に勘違いちゃってさ……でも、お前が俺の事認めてくれたってことだろ?」
「…親友……」
「しっくり来ないか? そんな難しく考えるなってっ」
アルファルドは何だか納得出来ないような感じで考えてるけど、親友って呼べる人間が今までいなかったから仕方ないのかもしれない。
嬉しくて隣にいたアルファルドに身体に思いっ切り抱きついた。
はぁ……ようやく辿り着いた! アルファルドの親友の座に!
もう思い残すことはないね!
「すげぇ嬉しい!! アルファルド」
「…そう……か」
「うん! 俺、ずっとお前の親友になりたかったからっ」
顔を上げてアルファルドを見ると、アルファルドは複雑そうで、まだ頭が言葉に追いつかないみたい。
「………お前がいいなら、いいが……」
「ん? 何か違うのか?」
「………俺にも、わからん……」
「ハハッ、そのうちわかるさ!」
ニコニコしてアルファルドを見る。
アルファルドはまだ納得いかない感じだったけど、諦めたみたいにため息をついてた。
「アルファルド?」
「……さぁ、戻るぞ」
「ん? うん……」
あれ? なんだろう……?
アルファルドの様子がおかしい。まだ親友って言葉に慣れないのかな?
でも否定もされなかったし……
とりあえず私達はアルファルドの部屋まで戻って行った。
◇
「わ~い! リタさんのご飯だ~!」
いつも通り席に着いて、晩餐をご馳走になってる。
「ふふっ、アートが来るの待ってたよ! もうさ、うちの子になんなよ! 寮生活なんてやめちまいなっ」
反対側の席で結構過激な勧誘をしてきてる。
静かに食べてるアルファルドとベッテルさんは、黙々と手を動かして食事を口元へと運んでる。
「んー、俺もそうしたいけど……アカデミアの決まりがあるから」
一応アカデミアは全寮制だから。
しかも私は特待生だから、実質寮費も学費も全て免除されてるし。
「そんなのなんとかなるもんさっ。旦那様だって自宅通いだしさ」
「あ、そうだ! アルファルドってなんで自宅通いなの? 俺、アルファルドと同室になりたかったのに……」
「…そう、なのか……」
「うん! 俺、その為に筆記試験頑張ったのに!」
「………筆記試験。…そういえば、入試の首位は500点満点中、750点だったな。…満点以上はアカデミア史上、異例だと騒がれていた……」
「あ、それが俺なんだ」
「「「――!!」」」
3人の視線が一気に私に降り注ぐ。
食事の手も止まって、唖然とした目で私を見てる。
「あー……、でも実技は最下位のE判定だったから、総合では首位にならなかったし。だから大したことないんだ」
んー? アルファルドも止まってるってことは、知らなかったのかな??
まぁアルファルドって他人に興味ないから、私の名前なんて覚えてなかっただろうしね。
相変わらず3人は私を見たまま、時間が停止してるし。
「…お前は試験の時、わりと高い順位にいると思っていたが……」
「ハハッ、俺って筆記試験は毎回首位なんだけど、実技は絶対最下位だからさぁ。総合だとそんなにいかないんだ。面白いだろっ?」
笑って話してる私とは別に、アルファルドは驚きを隠せない様子。
「…お前が多方面で声が掛かっているのが、わかった気がする」
「ん……? うーん……俺、アルファルドにしか興味無いから、正直どうでもいいんだ」
「……」
「アカデミアに入ったのだって、アルファルドと一緒にいたかったからってだけだし」
「……お前はなんで入学前から、俺を知ってるんだ?」
完全に食事の手を止めて私をジッと見てるアルファルド。
まぁそうだよね。
私が会いたい理由なんでわかるわけないし。
「さぁ、なんでだろうな?」
ニッと笑いながらアルファルドを横目で見てる。
「……」
「ま、そんなことはどうでもいいから、食べようぜ!」
「いや、ビックリだよ! アートって、そんなに凄かったのかい?」
「ハハッ、別に凄くないですよ? 人より知ってる事が多いだけです」
「いやはや……わたくしも驚きました。今代の筆記試験はアカデミア史上最難関だと伺っておりましたから……初の落第者も何名かいらっしゃったとか……。旦那様もかなり苦戦したと仰っておりました」
「たまたまですって。俺、総合だとアルファルドより下だったし……結局実力主義ですから、アカデミアは」
いくら私に様々な声がかかっても、卒業後はバックレる予定。
そのために身分も性別も名前も……すべてを偽ってアカデミアに入学した。
もちろん一番はアルファルドの側にいたいって理由だけど。
ラスボスの復活を阻止して、アルファルドが幸せになるのを見届けたら、そこで私の役割は終わるんだ。
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