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リブラ星夜祭 9 ※
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※R18要素ありです。
「あっ……」
ほんのりした気持ち良さと、体の違和感が襲ってる。
誰かが体を触ってて、特に胸を包まれて揉まれてるような緩い快楽に目を覚ました。
「……っん、……ぁ」
久しぶりに感じる甘い感覚に、つい声が漏れちゃう。
目を開けると横向きで寝てる背後から手が伸びてて、そのまま胸を揉んでるっぽい。
たぶん寝ぼけてやってると思うんだけど、アルファルドの積極的な行動に驚きと嬉しさを隠せないよ。
もっとしてくれていいんだけど、これってアルファルドが気づいたら慌てるなんてもんじゃないよね。
そんな事考えてたらパッと離されて手の動きも止まって、また頭の上から寝息が聞こえてきてる。
んー……、物足りないなぁ……もっと触ってほしいよ。
今なら最後までできるのに……
身体は処女でも心は経験者だから、どうしてもムラムラしてくる。
はぁ……、普通に考えて、ないよね。アルファルドは絶対そんな事しないだろうし。
この状況だけでもあり得ないのに、こんな事エルナト先生にバレたら二度と外出できなくなりそう。
くるっと反対側に体の向きを変えて、正面向いてアルファルドの体にべったりくっついた。
あぁ……至福の時間……
目の前のガウンの合わせから覗く逞しい胸元に、すごく色気を感じる。
アルファルドっていい体してるよね。
逞しいけどムッキムキじゃなくて、細マッチョみたいな感じ?
よく2年でここまで育ったなー。
あんなに小さくてガリガリで肩もすごく細くて……触ったら折れそうなくらいか弱い男の子だったのに。
背中に回した片腕で感触を確かめるように触ってるけど、しっかりした体つきで、こうしてると手に取るようよくわかる。
顔をその逞しい胸元に擦りつけて、背中に回ってる腕にぎゅ~っと力を込めた。
こんなに幸せでいいのかな?
そういえば、アルファルドは私といて、少しは幸せを感じてくれてるのかなぁ?
自分ばっかり幸せで、アルファルドがどう思ってるかなんて改めて聞いたこともないけど。
聞くのが怖いのもあるし。結局振り回してばっかだからなぁ。
「ハァ……、どうなんだろう……」
アルファルドの胸元をジッと見て、くっついたまま何気なくボソッと出た言葉。
「…何がだ」
「だから、アルファルドが――っ!」
その状態のまま首を上に上げると、起きたと思われるアルファルドが私の背中に手を回してくれてる。
もうそれだけで嬉しくて、なんでアルファルドって私をこんなに幸せにできるんだろう。
「…俺が、なんだ?」
「あ……、いや……」
「…言え」
「え……っと、だから、アルファルドって……」
途中まで言って口を噤んだ。
だめ。
いくら自分の気分が恋愛モードに入ってるからって、相手もそうだとは限らない。
この状態で聞く事自体間違ってるよね。
アルファルドは私を友達としか思ってないんだし。
「…アトリクス?」
見上げてた顔をまたアルファルドの胸元に戻して、抑えきれない気持ちのままその体にしがみついた。
「ううん。なんでもない……」
今は、こうしてもらえるだけでいい。これ以上望むのは贅沢だよね。
本来の目的を忘れちゃいけない。
その為に私は、アルファルドをずっと騙し続けてるんだから――
◇
「おはようございます! ベッテルさん、リタさん!」
「おはようございます。旦那様、アートさん」
「おはようアート。なんだい? 朝から随分ご機嫌だね?」
「うん!」
上の階にあるアルファルドの部屋から降りて来たんだけど、ダイニングルームに良い匂いが溢れてて、テーブルの上には美味しそうな料理が並んでた。
上機嫌でにこにこしながら入ってきた私に、リタさんは不思議そうな顔で聞いてくる。
「何か良いことでもあったのかい?」
「ふふっ……、秘密っ!」
「なんだろ? 気になるねぇ。旦那様はなんだか浮かない顔してるけどさ……」
「…っ」
さっきの事を思い出したのか、アルファルドは赤くなりながら顔を片手で押さえて下を向いてる。
「「??」」
領地の公爵邸も中の造りは豪華なのに、部屋には物がほとんどなかった。それは帝都のお屋敷とほぼ一緒。
リタさんとベッテルさんは私とアルファルドを交互に見て、不思議そうな顔してる。
◇
着替える時にいつも通りその場で寝間着を次々脱いでたら、慌てたアルファルドにすかさず止められた。
「待てっ! おま、お前は、恥じらいというものがないのか!?」
「え……? なんで? 着替えなんて、いつも見てるでしょ?」
寝間着を脱いで下着姿になってたんだけど、アルファルドは真っ赤な顔してそっぽを向いてて……
「…今は、女なんだぞっ!」
「んー……、私は別に気にしないし。アルファルドになら見られてもいいよ?」
「…そ、そういう問題じゃないっ。お前は、男の時の方がまだ遠慮があるぞ」
そりゃあ、元々男じゃないし……なんとなく男の方が見られる事に抵抗があるんだよね。
膝丈の薄いピンク色のスリップ型下着だけど、そこまで透けてるわけじゃないから大丈夫だと思うよ?
まぁ胸元はかなり開いてるし、谷間とかも思いっきり見えちゃってるけど。
可愛かったし、久しぶりに女の子って感じの可愛い下着を着けて満喫したかったんだ。
まさかアルファルドにお披露目できるとは思ってなかったから嬉しいっ!
真っ赤になってそっぽ向いてるアルファルド。ここでついつい悪戯心が湧き上がってきちゃった。
「ねぇ、触ってみる?」
「…はっ?」
にっこり笑いながらわざと自分の胸を手で寄せて、見せつけるみたいにベッドの側で立ってるアルファルドにゆっくりと近づいてく。
「アルファルドも興味あるでしょ? 女の身体……」
「…なっ!?」
もう全身真っ赤になったアルファルドは、近づく私から後ずさるように後ろに退いてる。
でも足がベッドの縁に当たってそのままベッドに座り込んでる。
「…っ!」
「ねぇ……、逃げないで? さっきは積極的に触ってたのに」
ブンブンとベッドに腰掛けて首を振ってるアルファルドに迫るように、私もベッドに片膝を掛けてアルファルドの肩に手を当てて迫った。
「…ア、アトリクス……、やめっ……」
サラリと落ちてくる髪がアルファルドの顔に当たってて、手で耳の横に掛けた。
アルファルドの大きな手を取って持ち上げながら、自分の胸にムニュっと押し付ける。
「…っ!!」
「どう? ……どんな感じ?」
「…待っ……、な!」
微笑みながら胸を触らせてる手を、更に押しつけるように動かしてる。
アルファルドの手が自分の胸を触ってるってだけで興奮しちゃうよ。
「ん、ぁ……アルファルドぉ……」
上擦った声が漏れてアルファルドの名前を呼ぶと、アルファルドは真っ赤になりながら触ってる手を離そうと、首を振って抵抗してる。
「っ……、や、やめろ! アトリクス!」
「やぁだ。もっと触って……」
「…ま、待て! お前、急に……」
「んー、待てない……」
座ってたアルファルドの胸を押して、そのままベッドに押し倒した。
「――つっ!」
上から跨ぐようにゆっくり乗り上げて、アルファルドの頬に手を当てた。
「…あ、……アト……」
「嫌ならもっと抵抗して? じゃないと、このまま食べられちゃうよ?」
ニコッと笑って形の良い薄い唇も指でなぞっていく。アルファルドの寝てる位置からだと、屈んでる私の胸も見えちゃってるかもしれないね。
ガウン越しでもはっきりわかる。
アルファルドのアレが大きく反応してるのが。
それがすごく嬉しくて、歯止めが効かなくなっちゃうな。
「…っ!」
「ほら……どうする?」
アルファルドを押し倒して、唇と頬に当ててた手を首すじから開いてる胸元へとスーッと移動させた。
「…くっ!」
ビクッと反応してくれるアルファルドを見てるのが、すっごく楽しい。
「ふふっ……、気持ち良い?」
少しからかってすぐやめようとしてたのに、全然抵抗しないし嫌がらないアルファルドを見てると、ムクムクとイケない欲が湧いてきてしまう。
「感じる? こっちは……?」
アルファルドの下腹部の盛り上がってる部分を指でスッと撫でる。
「――っ!」
「ツラいよね? 今、楽にしてあげる」
「…ま、待てっ」
ギンギンに張り詰めて隆起してるモノを、手で思いっ切り握った。
「ウッ……、ッ!」
手の中の硬いモノが、ビクビクッと反応してるのが布越しでもわかる。
うわあ~! アルファルドのって……すっごく太くて大きい! コレ、入るかな……?
最後までするつもりなんてないけど、大きさから想像して、初めてするにはかなりキツい太さかもしれない。
ゴクリと唾を飲み込んで、ついその先を想像しちゃう。
「ふっ! ……ぅ、アッ……っく!」
握ったまま手を動かしてると、寝ながら身体を震わせて反応してるアルファルドに、自分の下腹部も疼いてきちゃう。
上擦った色っぽい声と熱い吐息が漏れてて、見てるだけでたまらない気持ちになる。
「はっ! あ、……アト……リクスっ」
「ねぇ、アルファルド……私のも触って……」
アルファルドのを扱いてる手とは違う、もう片方の手でアルファルドの手を自分の胸へと押し当てた。
今度は抵抗しないで積極的に触ってくれてる。
「あっ! んっ……アルファルドっ」
すごく大胆に触ったり揉んだりしてくれて、それがすごく気持ちいい。
握り締めてるアルファルドの雄もすごく大きく勃ち上がってて、もうすぐにでも弾けちゃいそう。
「ふッ、……ハッ! ……アトリクス……離せっ」
「やだ。イクならちゃんと言って」
布越しに擦ってる手の動きを更に激しく上下動かして、最後を促していく。
「ッ! ダ……メだっ……も……ぅ……!」
「いいよ? イッても……」
アルファルドの大きなモノが更に固く大きく膨らんで、身体も激しくビクビク震えて吐精しちゃった。
「グッ……ぁ、ハァッ!」
そんなに触ってないのにアルファルドは呆気ないくらい早く達しちゃって……やっぱりこうされるのも初めてみたい。
その反応が私にはすごく嬉しい!
アルファルドの初めてを私が奪った気分で、高揚感と満足感がすごく満たされた。
「上手にイケたね……、アルファルド」
ベッドに横たわって荒い息をしてるアルファルドに、にっこり微笑んで覆いかぶさるように頬にキスした。
「…~っ!」
「ねぇ……、もっと先までしたい?」
耳元で囁やきながらさらなる誘惑をかけていく。
耳朶を軽く甘噛みしたら、アルファルドはビクッと身体を震わせてた。
あぁ、最後まで教えてあげたいな。
もっともっと気持ち良くてスゴいこと、沢山してあげたい……けど、さすがにこれ以上は無理だよね。
トマトみたいに真っ赤になった顔に腕を乗せて、力なくフルフルと首を横に振ってる。
なんだか幼気な男の子に、無理やりイケない事しちゃった気分だな……
「あっ……」
ほんのりした気持ち良さと、体の違和感が襲ってる。
誰かが体を触ってて、特に胸を包まれて揉まれてるような緩い快楽に目を覚ました。
「……っん、……ぁ」
久しぶりに感じる甘い感覚に、つい声が漏れちゃう。
目を開けると横向きで寝てる背後から手が伸びてて、そのまま胸を揉んでるっぽい。
たぶん寝ぼけてやってると思うんだけど、アルファルドの積極的な行動に驚きと嬉しさを隠せないよ。
もっとしてくれていいんだけど、これってアルファルドが気づいたら慌てるなんてもんじゃないよね。
そんな事考えてたらパッと離されて手の動きも止まって、また頭の上から寝息が聞こえてきてる。
んー……、物足りないなぁ……もっと触ってほしいよ。
今なら最後までできるのに……
身体は処女でも心は経験者だから、どうしてもムラムラしてくる。
はぁ……、普通に考えて、ないよね。アルファルドは絶対そんな事しないだろうし。
この状況だけでもあり得ないのに、こんな事エルナト先生にバレたら二度と外出できなくなりそう。
くるっと反対側に体の向きを変えて、正面向いてアルファルドの体にべったりくっついた。
あぁ……至福の時間……
目の前のガウンの合わせから覗く逞しい胸元に、すごく色気を感じる。
アルファルドっていい体してるよね。
逞しいけどムッキムキじゃなくて、細マッチョみたいな感じ?
よく2年でここまで育ったなー。
あんなに小さくてガリガリで肩もすごく細くて……触ったら折れそうなくらいか弱い男の子だったのに。
背中に回した片腕で感触を確かめるように触ってるけど、しっかりした体つきで、こうしてると手に取るようよくわかる。
顔をその逞しい胸元に擦りつけて、背中に回ってる腕にぎゅ~っと力を込めた。
こんなに幸せでいいのかな?
そういえば、アルファルドは私といて、少しは幸せを感じてくれてるのかなぁ?
自分ばっかり幸せで、アルファルドがどう思ってるかなんて改めて聞いたこともないけど。
聞くのが怖いのもあるし。結局振り回してばっかだからなぁ。
「ハァ……、どうなんだろう……」
アルファルドの胸元をジッと見て、くっついたまま何気なくボソッと出た言葉。
「…何がだ」
「だから、アルファルドが――っ!」
その状態のまま首を上に上げると、起きたと思われるアルファルドが私の背中に手を回してくれてる。
もうそれだけで嬉しくて、なんでアルファルドって私をこんなに幸せにできるんだろう。
「…俺が、なんだ?」
「あ……、いや……」
「…言え」
「え……っと、だから、アルファルドって……」
途中まで言って口を噤んだ。
だめ。
いくら自分の気分が恋愛モードに入ってるからって、相手もそうだとは限らない。
この状態で聞く事自体間違ってるよね。
アルファルドは私を友達としか思ってないんだし。
「…アトリクス?」
見上げてた顔をまたアルファルドの胸元に戻して、抑えきれない気持ちのままその体にしがみついた。
「ううん。なんでもない……」
今は、こうしてもらえるだけでいい。これ以上望むのは贅沢だよね。
本来の目的を忘れちゃいけない。
その為に私は、アルファルドをずっと騙し続けてるんだから――
◇
「おはようございます! ベッテルさん、リタさん!」
「おはようございます。旦那様、アートさん」
「おはようアート。なんだい? 朝から随分ご機嫌だね?」
「うん!」
上の階にあるアルファルドの部屋から降りて来たんだけど、ダイニングルームに良い匂いが溢れてて、テーブルの上には美味しそうな料理が並んでた。
上機嫌でにこにこしながら入ってきた私に、リタさんは不思議そうな顔で聞いてくる。
「何か良いことでもあったのかい?」
「ふふっ……、秘密っ!」
「なんだろ? 気になるねぇ。旦那様はなんだか浮かない顔してるけどさ……」
「…っ」
さっきの事を思い出したのか、アルファルドは赤くなりながら顔を片手で押さえて下を向いてる。
「「??」」
領地の公爵邸も中の造りは豪華なのに、部屋には物がほとんどなかった。それは帝都のお屋敷とほぼ一緒。
リタさんとベッテルさんは私とアルファルドを交互に見て、不思議そうな顔してる。
◇
着替える時にいつも通りその場で寝間着を次々脱いでたら、慌てたアルファルドにすかさず止められた。
「待てっ! おま、お前は、恥じらいというものがないのか!?」
「え……? なんで? 着替えなんて、いつも見てるでしょ?」
寝間着を脱いで下着姿になってたんだけど、アルファルドは真っ赤な顔してそっぽを向いてて……
「…今は、女なんだぞっ!」
「んー……、私は別に気にしないし。アルファルドになら見られてもいいよ?」
「…そ、そういう問題じゃないっ。お前は、男の時の方がまだ遠慮があるぞ」
そりゃあ、元々男じゃないし……なんとなく男の方が見られる事に抵抗があるんだよね。
膝丈の薄いピンク色のスリップ型下着だけど、そこまで透けてるわけじゃないから大丈夫だと思うよ?
まぁ胸元はかなり開いてるし、谷間とかも思いっきり見えちゃってるけど。
可愛かったし、久しぶりに女の子って感じの可愛い下着を着けて満喫したかったんだ。
まさかアルファルドにお披露目できるとは思ってなかったから嬉しいっ!
真っ赤になってそっぽ向いてるアルファルド。ここでついつい悪戯心が湧き上がってきちゃった。
「ねぇ、触ってみる?」
「…はっ?」
にっこり笑いながらわざと自分の胸を手で寄せて、見せつけるみたいにベッドの側で立ってるアルファルドにゆっくりと近づいてく。
「アルファルドも興味あるでしょ? 女の身体……」
「…なっ!?」
もう全身真っ赤になったアルファルドは、近づく私から後ずさるように後ろに退いてる。
でも足がベッドの縁に当たってそのままベッドに座り込んでる。
「…っ!」
「ねぇ……、逃げないで? さっきは積極的に触ってたのに」
ブンブンとベッドに腰掛けて首を振ってるアルファルドに迫るように、私もベッドに片膝を掛けてアルファルドの肩に手を当てて迫った。
「…ア、アトリクス……、やめっ……」
サラリと落ちてくる髪がアルファルドの顔に当たってて、手で耳の横に掛けた。
アルファルドの大きな手を取って持ち上げながら、自分の胸にムニュっと押し付ける。
「…っ!!」
「どう? ……どんな感じ?」
「…待っ……、な!」
微笑みながら胸を触らせてる手を、更に押しつけるように動かしてる。
アルファルドの手が自分の胸を触ってるってだけで興奮しちゃうよ。
「ん、ぁ……アルファルドぉ……」
上擦った声が漏れてアルファルドの名前を呼ぶと、アルファルドは真っ赤になりながら触ってる手を離そうと、首を振って抵抗してる。
「っ……、や、やめろ! アトリクス!」
「やぁだ。もっと触って……」
「…ま、待て! お前、急に……」
「んー、待てない……」
座ってたアルファルドの胸を押して、そのままベッドに押し倒した。
「――つっ!」
上から跨ぐようにゆっくり乗り上げて、アルファルドの頬に手を当てた。
「…あ、……アト……」
「嫌ならもっと抵抗して? じゃないと、このまま食べられちゃうよ?」
ニコッと笑って形の良い薄い唇も指でなぞっていく。アルファルドの寝てる位置からだと、屈んでる私の胸も見えちゃってるかもしれないね。
ガウン越しでもはっきりわかる。
アルファルドのアレが大きく反応してるのが。
それがすごく嬉しくて、歯止めが効かなくなっちゃうな。
「…っ!」
「ほら……どうする?」
アルファルドを押し倒して、唇と頬に当ててた手を首すじから開いてる胸元へとスーッと移動させた。
「…くっ!」
ビクッと反応してくれるアルファルドを見てるのが、すっごく楽しい。
「ふふっ……、気持ち良い?」
少しからかってすぐやめようとしてたのに、全然抵抗しないし嫌がらないアルファルドを見てると、ムクムクとイケない欲が湧いてきてしまう。
「感じる? こっちは……?」
アルファルドの下腹部の盛り上がってる部分を指でスッと撫でる。
「――っ!」
「ツラいよね? 今、楽にしてあげる」
「…ま、待てっ」
ギンギンに張り詰めて隆起してるモノを、手で思いっ切り握った。
「ウッ……、ッ!」
手の中の硬いモノが、ビクビクッと反応してるのが布越しでもわかる。
うわあ~! アルファルドのって……すっごく太くて大きい! コレ、入るかな……?
最後までするつもりなんてないけど、大きさから想像して、初めてするにはかなりキツい太さかもしれない。
ゴクリと唾を飲み込んで、ついその先を想像しちゃう。
「ふっ! ……ぅ、アッ……っく!」
握ったまま手を動かしてると、寝ながら身体を震わせて反応してるアルファルドに、自分の下腹部も疼いてきちゃう。
上擦った色っぽい声と熱い吐息が漏れてて、見てるだけでたまらない気持ちになる。
「はっ! あ、……アト……リクスっ」
「ねぇ、アルファルド……私のも触って……」
アルファルドのを扱いてる手とは違う、もう片方の手でアルファルドの手を自分の胸へと押し当てた。
今度は抵抗しないで積極的に触ってくれてる。
「あっ! んっ……アルファルドっ」
すごく大胆に触ったり揉んだりしてくれて、それがすごく気持ちいい。
握り締めてるアルファルドの雄もすごく大きく勃ち上がってて、もうすぐにでも弾けちゃいそう。
「ふッ、……ハッ! ……アトリクス……離せっ」
「やだ。イクならちゃんと言って」
布越しに擦ってる手の動きを更に激しく上下動かして、最後を促していく。
「ッ! ダ……メだっ……も……ぅ……!」
「いいよ? イッても……」
アルファルドの大きなモノが更に固く大きく膨らんで、身体も激しくビクビク震えて吐精しちゃった。
「グッ……ぁ、ハァッ!」
そんなに触ってないのにアルファルドは呆気ないくらい早く達しちゃって……やっぱりこうされるのも初めてみたい。
その反応が私にはすごく嬉しい!
アルファルドの初めてを私が奪った気分で、高揚感と満足感がすごく満たされた。
「上手にイケたね……、アルファルド」
ベッドに横たわって荒い息をしてるアルファルドに、にっこり微笑んで覆いかぶさるように頬にキスした。
「…~っ!」
「ねぇ……、もっと先までしたい?」
耳元で囁やきながらさらなる誘惑をかけていく。
耳朶を軽く甘噛みしたら、アルファルドはビクッと身体を震わせてた。
あぁ、最後まで教えてあげたいな。
もっともっと気持ち良くてスゴいこと、沢山してあげたい……けど、さすがにこれ以上は無理だよね。
トマトみたいに真っ赤になった顔に腕を乗せて、力なくフルフルと首を横に振ってる。
なんだか幼気な男の子に、無理やりイケない事しちゃった気分だな……
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