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ドラコニス公爵家 8
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「ん……」
パチッと目が覚めて起きると、何だか体の自由が効かない。
体に温かい何かが巻き付いてて身を捩ってその拘束から逃れ、布団からはみ出しながら思いっきり身体を伸ばして伸びをする。
「んんーー!、はぁ……寒っ…」
目を薄っすらと開けて横を向くと見慣れない人の胸元があって、寒いし寝惚けてる私は無意識にソレに体を寄せて抱きつく。
がっしりしてるソレはすごく暖かくて気持ち良くて、腕を回して思いっきりギュ~ッと抱きついた。
「ふぁ……温かい…、幸せぇ……」
人肌の感触と温もりにうっとりしながら、またうとうとしてきた。
まだ眠いし、もう一度寝よ……。
「…それは良かったな」
すぐ側から声が聞こえて寝ぼけ眼で顔を上げると、目の前にアルファルドの顔があって一気に目が覚める。
「─え?!……あ、アルファルド!?」
抱きついてた体もすぐに離して正気に戻って、ガバッとベッドから起き上がった。
「や、やべぇ、今何時だ?!」
まだ寝惚けててアカデミアのある日だと勘違いしてる。ベッドの上で上半身だけ起きた状態で、時計を探して部屋の中をキョロキョロする。
「…今日は休みだ」
「え?…あ…ぁ……、そうだったな」
しばらく考えて、ようやく脳みそがついてきた。
いつ寝たかもわからないけど、めちゃくちゃ無防備に寝てたのは間違いない。
隣で寝てたアルファルドも体を起こして自分の膝に頬杖ついて私を見てる。
この様子だと私より早く起きてた感じだな。
「…アルファルド。おはよっ」
「…あぁ。…そろそろ起きるか」
「ん…、うん」
昨日の今日で、かなり気まずいなぁ…恥ずかしくてまともに顔合わせらんないよ。
アルファルドは何ともないんだろうけど、こっちは動揺しまくりだよ!
うーん、何だろう…、夢だったのかな?…昨日のは。
現実味が全くないや。
ふぁ~…と欠伸をしながらベッドから下りて、すぐ脇に置いといた荷物へと手を伸ばした。
その上に畳んであった制服を手に取って、着替えるために寝間着を一枚ずつ脱いでく。
「……見んなよ」
ベッドに座ってるアルファルドが、なぜかこっちをずっと見てて…いくら男の姿でも自分の着替えを見られるのってかなりの羞恥を伴うなぁ。
「…昨日はお前も見てただろ?」
「ゔ…見られるのは趣味じゃないんだ」
そう言われちゃうと完全に拒否できなくて、とにかく素早く着替えてく。
肌着もあるから裸になるわけじゃないんだけど…。
心は女子だから気になってる男に着替え見られるなんて、抵抗あるのは仕方ないよね。
しかし何だろう、昨日のは夢じゃなかったの?アルファルドの開放感が半端なかった気がする。
そうしてるうちにノックがして、朝食の準備が出来たとベッテルさんが呼びにやって来た。
「んー!リタさんの朝食楽しみだなー」
「…リタが聞いたら喜ぶぞ」
着替えた服を畳んで、持ってきた荷物にしまい込む。
「ん。俺はちゃんと直接言うからな」
「…アトリクス」
「ん?…どうした?」
「……いや」
どうしよう…やっぱりアルファルドがまだおかしい。意味もなく名前呼ぶなんて。
私も無駄にドキドキして、顔がまともに見れない。
アルファルドもベッドから降りて着替え始めた。その様子をまたドキドキしながら横目で眺める。
「あ、アルファルドって休日は何してるんだ?」
「…仕事だ」
「仕事…って、…そっか。じゃあ俺、朝食ご馳走になったら帰るな」
「……あぁ」
支度が終わると、同じく着替え終わったアルファルドと並ぶ。
「あ、そうだ!コレ渡して置くよ!遅くなってゴメンなっ!ありがとう、アルファルド」
忘れてた、一番大事なやつ!
そう言って荷物に入ってた袋から、大金の入った袋を渡す。
「…すまん」
「ハハッ、遠慮はいらないぜ。これはお前に対しての真っ当な給金だ!」
「……ちょっと待て、多すぎだ」
中身を開けて確認してアルファルドがこっちを向いてお金の袋を差す。
一応ちゃんと計算して入れたから私としては何の問題もない。
「まぁ、色々な。ベヒモスの件も、薬草作りの件も泊まったのも…全部含めての金額だ」
「…アトリクス」
「正直、お金に興味がないんだ。必要最低限あれば俺はいいと思ってる。だからこそ、自分が納得いくことに使いたいんだ」
「…」
「宝の持ち腐れなんだよ。お前からしたら、贅沢だって思うかもしれないけどさ」
自分の持ってきた荷物も纏めて袋に詰めてく。枕は余計だったなぁ。次があるかわからないけど部屋に置いていこう。
私に差し出してた袋を諦めたみたいに机に置いて、アルファルドが私の近くまで寄ってきた。
「…アトリクス」
「なんだ?」
「…また、来い」
座ってギュッと袋を縛ってたら、上からアルファルドが嬉しい事を言ってくれる。
「うん、そのつもり!すごく楽しかった!ベッテルさんもリタさんも良い人達ばっかだな!」
上を向いて笑顔でアルファルドに話す。
「……あぁ」
「でも一番は、お前と一緒にいれた事だ。アルファルドの事たくさん知る事ができて、すっごく嬉しかった!」
「……そうか」
あんなふうに抱きしめられる事なんてもう無いと思うし、色んな事がどうでも良くなるくらい本当に幸せで、めちゃくちゃ至福の時間だったなぁ。
全て荷物に詰め込んで立ち上がると、また背中に背負った。
「ん……」
パチッと目が覚めて起きると、何だか体の自由が効かない。
体に温かい何かが巻き付いてて身を捩ってその拘束から逃れ、布団からはみ出しながら思いっきり身体を伸ばして伸びをする。
「んんーー!、はぁ……寒っ…」
目を薄っすらと開けて横を向くと見慣れない人の胸元があって、寒いし寝惚けてる私は無意識にソレに体を寄せて抱きつく。
がっしりしてるソレはすごく暖かくて気持ち良くて、腕を回して思いっきりギュ~ッと抱きついた。
「ふぁ……温かい…、幸せぇ……」
人肌の感触と温もりにうっとりしながら、またうとうとしてきた。
まだ眠いし、もう一度寝よ……。
「…それは良かったな」
すぐ側から声が聞こえて寝ぼけ眼で顔を上げると、目の前にアルファルドの顔があって一気に目が覚める。
「─え?!……あ、アルファルド!?」
抱きついてた体もすぐに離して正気に戻って、ガバッとベッドから起き上がった。
「や、やべぇ、今何時だ?!」
まだ寝惚けててアカデミアのある日だと勘違いしてる。ベッドの上で上半身だけ起きた状態で、時計を探して部屋の中をキョロキョロする。
「…今日は休みだ」
「え?…あ…ぁ……、そうだったな」
しばらく考えて、ようやく脳みそがついてきた。
いつ寝たかもわからないけど、めちゃくちゃ無防備に寝てたのは間違いない。
隣で寝てたアルファルドも体を起こして自分の膝に頬杖ついて私を見てる。
この様子だと私より早く起きてた感じだな。
「…アルファルド。おはよっ」
「…あぁ。…そろそろ起きるか」
「ん…、うん」
昨日の今日で、かなり気まずいなぁ…恥ずかしくてまともに顔合わせらんないよ。
アルファルドは何ともないんだろうけど、こっちは動揺しまくりだよ!
うーん、何だろう…、夢だったのかな?…昨日のは。
現実味が全くないや。
ふぁ~…と欠伸をしながらベッドから下りて、すぐ脇に置いといた荷物へと手を伸ばした。
その上に畳んであった制服を手に取って、着替えるために寝間着を一枚ずつ脱いでく。
「……見んなよ」
ベッドに座ってるアルファルドが、なぜかこっちをずっと見てて…いくら男の姿でも自分の着替えを見られるのってかなりの羞恥を伴うなぁ。
「…昨日はお前も見てただろ?」
「ゔ…見られるのは趣味じゃないんだ」
そう言われちゃうと完全に拒否できなくて、とにかく素早く着替えてく。
肌着もあるから裸になるわけじゃないんだけど…。
心は女子だから気になってる男に着替え見られるなんて、抵抗あるのは仕方ないよね。
しかし何だろう、昨日のは夢じゃなかったの?アルファルドの開放感が半端なかった気がする。
そうしてるうちにノックがして、朝食の準備が出来たとベッテルさんが呼びにやって来た。
「んー!リタさんの朝食楽しみだなー」
「…リタが聞いたら喜ぶぞ」
着替えた服を畳んで、持ってきた荷物にしまい込む。
「ん。俺はちゃんと直接言うからな」
「…アトリクス」
「ん?…どうした?」
「……いや」
どうしよう…やっぱりアルファルドがまだおかしい。意味もなく名前呼ぶなんて。
私も無駄にドキドキして、顔がまともに見れない。
アルファルドもベッドから降りて着替え始めた。その様子をまたドキドキしながら横目で眺める。
「あ、アルファルドって休日は何してるんだ?」
「…仕事だ」
「仕事…って、…そっか。じゃあ俺、朝食ご馳走になったら帰るな」
「……あぁ」
支度が終わると、同じく着替え終わったアルファルドと並ぶ。
「あ、そうだ!コレ渡して置くよ!遅くなってゴメンなっ!ありがとう、アルファルド」
忘れてた、一番大事なやつ!
そう言って荷物に入ってた袋から、大金の入った袋を渡す。
「…すまん」
「ハハッ、遠慮はいらないぜ。これはお前に対しての真っ当な給金だ!」
「……ちょっと待て、多すぎだ」
中身を開けて確認してアルファルドがこっちを向いてお金の袋を差す。
一応ちゃんと計算して入れたから私としては何の問題もない。
「まぁ、色々な。ベヒモスの件も、薬草作りの件も泊まったのも…全部含めての金額だ」
「…アトリクス」
「正直、お金に興味がないんだ。必要最低限あれば俺はいいと思ってる。だからこそ、自分が納得いくことに使いたいんだ」
「…」
「宝の持ち腐れなんだよ。お前からしたら、贅沢だって思うかもしれないけどさ」
自分の持ってきた荷物も纏めて袋に詰めてく。枕は余計だったなぁ。次があるかわからないけど部屋に置いていこう。
私に差し出してた袋を諦めたみたいに机に置いて、アルファルドが私の近くまで寄ってきた。
「…アトリクス」
「なんだ?」
「…また、来い」
座ってギュッと袋を縛ってたら、上からアルファルドが嬉しい事を言ってくれる。
「うん、そのつもり!すごく楽しかった!ベッテルさんもリタさんも良い人達ばっかだな!」
上を向いて笑顔でアルファルドに話す。
「……あぁ」
「でも一番は、お前と一緒にいれた事だ。アルファルドの事たくさん知る事ができて、すっごく嬉しかった!」
「……そうか」
あんなふうに抱きしめられる事なんてもう無いと思うし、色んな事がどうでも良くなるくらい本当に幸せで、めちゃくちゃ至福の時間だったなぁ。
全て荷物に詰め込んで立ち上がると、また背中に背負った。
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