29 / 67
執拗
しおりを挟む
「……っ、ぁ、……ん!」
「はぁ……、甘いっ、アリシア……もっと、欲しい……」
皇宮の部屋に呼ばれ、ジェイデンのベッドで裸にされ、秘部を執拗に攻められている。
ぬめりを帯びた舌先がアリシアの敏感で膨れた粒を、容赦なく愛撫している。
アリシアは二度目の絶頂に達した。
「~~っ!!」
びくびくっと快楽に震える身体を知ってか知らずか、ジェイデンは秘部から溢れる蜜を美味そうに舐めている。
「やぁ…っ!」
苦、しい……。
地の底に堕ちそうな程の深く甘い過ぎる悦楽に、アリシアの思考が麻痺していく。
「っ……、ッ、……っ……」
この日のジェイデンは特に執拗にアリシアの秘部を攻めた。
仰け反り嫌がるアリシアを気にする事もせず、足を抱え込み、秘部から滴る甘い蜜を求めて蜜口に舌先を挿し込む。
「やッ……!」
だめっ……、舌が、ナカに入って来るっ……!
ベッドで裸の身体をしならせ、懸命にジェイデンの頭を手で押した。
「はっ……、ッ、……ゃ……!」
ここでも、アリシアは極力声を抑えた。
ジェイデンとの関係を詮索されたくない。その思いで、漏れそうになる甘い嬌声を何とか抑えた。
そんなアリシアの思いなど、露ほども知らないジェイデンは指先を伸ばし、アリシアの立ち上がった乳首をきゅっと摘む。
「……っ!……ッ……んんっ…!!」
もう……、何度睦み合ったか……。
ジェイデンは僅かな反応を見せるアリシアの感じる部分を、正確に熟知していた。
そしてまた、甘く罪深い快楽の渦がアリシアを襲う。
「……はっ、あ、……~ッ!!」
アリシアの足のつま先がピンと痙攣し、次第に弛緩していく。
全身から汗が吹き出し、度重なる絶頂にベッドへ身体をだらしなく投げ出していた。
もぅ……、だ……め……。
おかしく……な……る……。
いつもより激しく攻められ、アリシアの思考が削られていく。正常な理性が失われ、頭の中が行為の事しか考えられなくなっている。
ジェイデンはようやく身体を起こし、蜜に濡れた口元を舌で舐め取る。
「アリシア、挿れるぞ……」
濡れた蜜口にジェイデンの熱り立ったモノが当てられ、アリシアは次に来るであろう衝撃を予想し、ぎゅっと目を瞑る。
「……っ、……ん――!!」
狭い隘路を太い切っ先がズズッと侵入していく。狭まる肉壁を犯される感覚に、アリシアは抵抗と恍惚を同時に感じる。
近頃は、声を抑えられなくなっていた。
もう、抱かれる事に慣れてしまったのか、慣れが生じていた。しかもここは皇宮。大公家のように、知り合いがいるわけでもない。そう思ってしまうと抑えが効かない。
ジェイデンとの交わりは狂いそうな程、いい。
アリシアが何故、こんなにも悩んでいるか。
それは背徳と共に感じる快楽が、地の底に堕ちそうなほど気持ち良いからだ。
好きでも何でもない相手。
おそらくお互いの事もほとんど知らない。
なのに、こうして身体を繋いでいる。
膣内をジェイデンの太い男根で擦られる事が、全てを忘れられるくらいアリシアを夢中にさせている。
だが、相手はこの帝国の大公。皇帝と肩を並べる程の権力者。
加えて言うのなら、アリシアは一時の相手にしか過ぎない……。
ジェイデンの症状を抑える為の……、謂わば、安定剤のようなもの。
所詮は、利用するだけして……元夫のように捨てられる。
男など、皆、同じだ。
「ふっ、ん……!ぁ……っ!」
相変わらずジェイデンは獣のようにアリシアを求める。
アリシアの足を抱え、腰を激しく穿ち、アリシアの膣内を太い男根で抉っていく。
抑えなければいけない声が、次第に漏れ始める。
「くっ……ふ……、んっ!」
ベッドの軋む音が響き、暗闇に浮かぶ宝石眼が美しく煌めき、アリシアを見つめる。
「アリ……シア……、アリシア……」
まるで愛しい者でも呼ぶような切ない声の響きに、アリシアはぎゅっと目を瞑った。
やめて……、お願い…、私の心を、弄ばないでっ……!
「やぁッ……!」
アリシアの最奥をジェイデンの亀頭が勢いをつけ、激しく突いていく。
「っ、……ッ……、ん、ん……、んくっ!」
ツラい…、抑えられない…、いやなのにっ…!どうしてこんなにも、気持ち良いのッ…?
最奥を突かれる甘美な悦楽に、アリシアは身体を仰け反り、また上り詰める感覚に涙を流している。
「はっ、あ……っ!」
「くッ、いいか……?アリシア……私の……愛しい――」
「っ……!~~ッッ!!」
膣内を攻められ、呆気ないほど早くアリシアは絶頂に達する。
まだ膣内を抉っているジェイデンの男根を締め上げながら、何度も迫りくる深い快楽に頭を横に振る。
「やぁ……も、……やめてッ!」
まだ達していないジェイデンは構う事もなくアリシアの扇動する膣内を、楽しむように突いている。
アリシアは何度も襲う絶頂の波に涙を流し、ジェイデンの動きを止めようとする。
「アリシア……、良いかい?」
「う……ぁっ、や……イヤッ……」
「くくっ……、いい顔だ……」
またジェイデンの瞳が蛇のように瞳孔が細く、アリシアを呑み込むように妖艶に笑い、腰を動かしながら涙を流す様子を楽しげに見つめていた。
「はぁ……、甘いっ、アリシア……もっと、欲しい……」
皇宮の部屋に呼ばれ、ジェイデンのベッドで裸にされ、秘部を執拗に攻められている。
ぬめりを帯びた舌先がアリシアの敏感で膨れた粒を、容赦なく愛撫している。
アリシアは二度目の絶頂に達した。
「~~っ!!」
びくびくっと快楽に震える身体を知ってか知らずか、ジェイデンは秘部から溢れる蜜を美味そうに舐めている。
「やぁ…っ!」
苦、しい……。
地の底に堕ちそうな程の深く甘い過ぎる悦楽に、アリシアの思考が麻痺していく。
「っ……、ッ、……っ……」
この日のジェイデンは特に執拗にアリシアの秘部を攻めた。
仰け反り嫌がるアリシアを気にする事もせず、足を抱え込み、秘部から滴る甘い蜜を求めて蜜口に舌先を挿し込む。
「やッ……!」
だめっ……、舌が、ナカに入って来るっ……!
ベッドで裸の身体をしならせ、懸命にジェイデンの頭を手で押した。
「はっ……、ッ、……ゃ……!」
ここでも、アリシアは極力声を抑えた。
ジェイデンとの関係を詮索されたくない。その思いで、漏れそうになる甘い嬌声を何とか抑えた。
そんなアリシアの思いなど、露ほども知らないジェイデンは指先を伸ばし、アリシアの立ち上がった乳首をきゅっと摘む。
「……っ!……ッ……んんっ…!!」
もう……、何度睦み合ったか……。
ジェイデンは僅かな反応を見せるアリシアの感じる部分を、正確に熟知していた。
そしてまた、甘く罪深い快楽の渦がアリシアを襲う。
「……はっ、あ、……~ッ!!」
アリシアの足のつま先がピンと痙攣し、次第に弛緩していく。
全身から汗が吹き出し、度重なる絶頂にベッドへ身体をだらしなく投げ出していた。
もぅ……、だ……め……。
おかしく……な……る……。
いつもより激しく攻められ、アリシアの思考が削られていく。正常な理性が失われ、頭の中が行為の事しか考えられなくなっている。
ジェイデンはようやく身体を起こし、蜜に濡れた口元を舌で舐め取る。
「アリシア、挿れるぞ……」
濡れた蜜口にジェイデンの熱り立ったモノが当てられ、アリシアは次に来るであろう衝撃を予想し、ぎゅっと目を瞑る。
「……っ、……ん――!!」
狭い隘路を太い切っ先がズズッと侵入していく。狭まる肉壁を犯される感覚に、アリシアは抵抗と恍惚を同時に感じる。
近頃は、声を抑えられなくなっていた。
もう、抱かれる事に慣れてしまったのか、慣れが生じていた。しかもここは皇宮。大公家のように、知り合いがいるわけでもない。そう思ってしまうと抑えが効かない。
ジェイデンとの交わりは狂いそうな程、いい。
アリシアが何故、こんなにも悩んでいるか。
それは背徳と共に感じる快楽が、地の底に堕ちそうなほど気持ち良いからだ。
好きでも何でもない相手。
おそらくお互いの事もほとんど知らない。
なのに、こうして身体を繋いでいる。
膣内をジェイデンの太い男根で擦られる事が、全てを忘れられるくらいアリシアを夢中にさせている。
だが、相手はこの帝国の大公。皇帝と肩を並べる程の権力者。
加えて言うのなら、アリシアは一時の相手にしか過ぎない……。
ジェイデンの症状を抑える為の……、謂わば、安定剤のようなもの。
所詮は、利用するだけして……元夫のように捨てられる。
男など、皆、同じだ。
「ふっ、ん……!ぁ……っ!」
相変わらずジェイデンは獣のようにアリシアを求める。
アリシアの足を抱え、腰を激しく穿ち、アリシアの膣内を太い男根で抉っていく。
抑えなければいけない声が、次第に漏れ始める。
「くっ……ふ……、んっ!」
ベッドの軋む音が響き、暗闇に浮かぶ宝石眼が美しく煌めき、アリシアを見つめる。
「アリ……シア……、アリシア……」
まるで愛しい者でも呼ぶような切ない声の響きに、アリシアはぎゅっと目を瞑った。
やめて……、お願い…、私の心を、弄ばないでっ……!
「やぁッ……!」
アリシアの最奥をジェイデンの亀頭が勢いをつけ、激しく突いていく。
「っ、……ッ……、ん、ん……、んくっ!」
ツラい…、抑えられない…、いやなのにっ…!どうしてこんなにも、気持ち良いのッ…?
最奥を突かれる甘美な悦楽に、アリシアは身体を仰け反り、また上り詰める感覚に涙を流している。
「はっ、あ……っ!」
「くッ、いいか……?アリシア……私の……愛しい――」
「っ……!~~ッッ!!」
膣内を攻められ、呆気ないほど早くアリシアは絶頂に達する。
まだ膣内を抉っているジェイデンの男根を締め上げながら、何度も迫りくる深い快楽に頭を横に振る。
「やぁ……も、……やめてッ!」
まだ達していないジェイデンは構う事もなくアリシアの扇動する膣内を、楽しむように突いている。
アリシアは何度も襲う絶頂の波に涙を流し、ジェイデンの動きを止めようとする。
「アリシア……、良いかい?」
「う……ぁっ、や……イヤッ……」
「くくっ……、いい顔だ……」
またジェイデンの瞳が蛇のように瞳孔が細く、アリシアを呑み込むように妖艶に笑い、腰を動かしながら涙を流す様子を楽しげに見つめていた。
21
お気に入りに追加
587
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
一年で死ぬなら
朝山みどり
恋愛
一族のお食事会の主な話題はクレアをばかにする事と同じ年のいとこを褒めることだった。
理不尽と思いながらもクレアはじっと下を向いていた。
そんなある日、体の不調が続いたクレアは医者に行った。
そこでクレアは心臓が弱っていて、余命一年とわかった。
一年、我慢しても一年。好きにしても一年。吹っ切れたクレアは・・・・・
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
家出したとある辺境夫人の話
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる