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甘く滴る蜜

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 ジェイデンに翻弄され、気づくとアリシアはベッドの上に横たわっていた。
 いつの間に脱がされたのか、一糸まとわぬ姿だった。暗闇のせいか、痣だらけの身体が浮き彫りになる事はなかった。
 
 だが、そんなことを気にしている余裕はなかった。
 ジェイデンは性急にアリシアの身体に覆いかぶさり、獣のように荒い呼吸を吐き、餓えたようにアリシアの肌を貪っている。

「…っ、ぅ……ぅ……」

 ジェイデンの指先が、アリシアも知らなかった敏感な箇所を見つけ出し、淫らな部分を次々と暴いていく。

 大きな手のひらが火照る身体を伝い、指先が性急に熱を煽る。

 乳房から脇腹を通り、腹からさらに下へと降りたジェイデンの顔をアリシアの下腹部へと近づいた。
 力の抜けた両足を左右に広げ、ジェイデンの顔がアリシアの秘部へと寄せられた。
 
「──っ!?」

 ハッと慌てて足を閉じようとしたが、ジェイデンの力にはかなわなかった。

「~ッ!」

 舌先がアリシアの秘部を遠慮なく舐め、ぬるりとした生暖かい感覚にビクっと身体が震える。
 思わず出そうになる声を両手で何とか押し留め、ガクガクと未知の快楽に耐えるように身体に力を入れた。

 そんなアリシアの努力も虚しく、ジェイデンは愛撫の手を止めようとはしない。
 
「…甘い…、なんて…甘美な味だ…」

 そのままアリシアの秘部を舌先で容赦なく舐め、口をつけて溢れる蜜を啜る。

「んッ…、~~っ!!」

 秘部を吸われる感覚にビクビクと身体が跳ねた。
 他の事など何も考えらず、ジェイデンの与える蕩けそうな口淫に酔いしれた。

「は……ぅッ」    

 変わらずジェイデンはアリシアの秘部へと顔を埋め、取り憑かれたようにアリシアの蜜を美味そうに味わっている。

「はぁ、もっと…欲しい…」

 アリシアのプクリと膨れた敏感な粒に唇を寄せ、舌先で刺激しながら歯で優しく刺激する。

 急な強い刺激に一気に追い詰められ、持て余していた熱を解放するように初めて味わう絶頂へと導かれた。

 な…に?何か…自分のナカの熱が…弾けそう…っ!怖いっ…!

「ひッ!━━ッッ!!」

 プシュッとさらに蜜が溢れ、それを狙ったようにジェイデンがまた唇を寄せて舐め取っていく。
 
 す…ごいッ…、こんな…の…おかしくなるっ!

 ガクガクと身体が強すぎる快楽に痙攣している。力が抜け初めて知った感覚に戸惑う暇もなく、ジェイデンが与え続ける口淫に続けざまに腰を震わせ、2度目の絶頂に達した。

「~ッ!!…っ!…ッ、…は…ぁ……」

 身体を仰け反らせ、足先がピンと突っ張る。程なく弛緩した身体は力など入らない。
 小刻みに痙攣しているアリシアの蜜を味わっていたジェイデンは、ようやく秘部から顔を上げた。


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