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陶酔と罪悪感

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「はっ…!…っ、ぁっ!」

 今、自分の身に起きていることを受け入れられなかった。

 目を見開き、信じられない思いで身体をわなわなと震わせた。
 身体を繋げてしまったジェイデンを見上げる。
 
 暗闇で良くはわからないが、夜目に慣れてきた目にはジェイデンが満たされたように笑って見えた。

「ッ、…はぁ…、素晴…らしいッ…、これ…だっ…!これが…求めて…いたものだッ…」

 ブツブツと熱に浮かされたように呟いていたジェイデンだが、急に腰を動かし始めた。

「~ッ!!」
 
 ズズッと圧倒的な熱量をもった塊が、アリシアの膣内を突き上げる。
 思わず叫びそうになる声をまた両手で抑えた。
 
「ッ!…っ、くっ…、っ!」

「あぁっ…やっと、見つけた…私のっ───」

 ジェイデンが何か話しているが、アリシアにその言葉が届く事はなかった。

 そこからはジェイデンに揺さぶられるがままだった。
 アリシアが初めてだと知るはずもないジェイデンは、欲望の赴くままアリシアの膣内を犯していく。

 上から下から突き上げ、好きなように揺さぶられ…、抗うすべのないアリシアは動かされるまま、ジェイデンの熱り立った男根を受け入れた。

 ジェイデンの熱が、身体の熱さが重なり合い、アリシアは膣内を擦られたまま高みへと達した。

「ふ…、~~~ッッ!!」

 ビクビクッと身体を震わせ、初めて挿入で絶頂を極めたアリシアだが、ジェイデンの動きは止まることなかった。
 激しく収縮する膣内を無理やり押し進めるように足を抱え、ぶつかり合う音が鳴るほど膣内を容赦なく男根で抉っていく。

「やっ…!」

 う、そ…、こんなの…、ダメなのにっ…。
 初めて…会った、ばかりの…人と……こんなっ…!

 ジェイデンは一切の手加減もなく注挿を繰り返し、強引に何度目かの絶頂へと追い上げられた。

「~っ!…っ!~~ンン!!」

 今まで感じた事がない程の全てが蕩けそうな快楽に、アリシアの身体が歓喜に震え、まだ男根で膣内を擦られ終わることのない絶頂感が小刻みに続き、アリシアを甘く苦しめる。

「ひッ…、ぅっ!あっ…!」
 
 抑えきれない喘ぎが、指の間から漏れる。

 だめっ…、おかしくなるッ…!

 そう思うのだが身体は心を裏切り、感じた事がない程の極上の愉悦に、身体も思考も全てが支配されていく。

「ハッ…、出…る…」

 アリシアに体重をかけるように覆い被さり、力を込めながらジェイデンが最後を促していく。
 
「…っ!?…ナカ…は…や…めっ…!」

 咄嗟に我に返り、子種を注がれるという危機感を覚え、焦りに言葉を発した。
 だが、その言葉がジェイデンに届く事はなく、ジェイデンは腰を何度も何度も強く押し付け、アリシアの膣内に大量の精を注ぎながら爆ぜた。

「や、──はぁっ!!」

「く…ぅ、あっ…はぁっ、はぁ!」

 吐精したジェイデン同様に、アリシアもまた身体を震わせ膣内に注がれる熱りを感じながら、目の前が弾ける程の絶頂感に意識を手放した。


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