25 / 26
さすが魔法大国って感じだね
しおりを挟む
光の輪が私たちの体を何度も通り過ぎて、光が収まったと思ったら別世界へ到着してた。
「スゴい魔法だ」
これが移動魔法。
初めて見たけどこれがあれば遠い場所も一瞬で行ける。
でも、これってもしかしてあれだよね?
この技術をどうにかアルファ商会で開発できないかなぁ。
問題が解決したら、ちょっと聖王様と相談してみよう。
って考えてたら、隣からうめき声が聞こえてきた。
「うっぷ!」
「うぇぇ……き、気持ちわるっ……!」
私の両脇にいたカテリーナとハダルが着いた途端、地面に座り込んでる。
「ん? どうした?」
屈んで二人の様子を伺うけど、顔色が悪くて気分が悪いみたい。
これもワープの影響なのかな。
「うぅっ……、公妃殿下は……大丈夫、なのですか……?」
「うーん、とくに変化はないぞ?」
真っ青な顔したハダルに言われて、一応手をグーパーしてみるけど、私の異常は見当たらない。
「ワープゲートを潜る際に、大抵の魔法使いはこうして魔力が不安定になるのです。それが不調として体に現れてしまいます」
同じく平気そうな聖王様が不調の原因を答えてくれてる。
「なるほど。ご説明ありがとうございます」
魔力酔いみたいな感じ?
私は全然平気だったけど、聖王様も平気そうだし、個人差があるってことなのかな?
「さすがはシリウス様ですね。ここまで魔法の干渉を受けない方も初めて拝見いたしました」
私の場合、ただ単に属性が特殊だからだと思うなぁ。
普通の八大元素とかじゃないし、無力化もできるから干渉は受けないっぽいね。
「お褒めにあずかり光栄ですが……ここがジュピター神聖国でお間違えないですか?」
ワープで辿り着いた場所は光に溢れた場所だった。
「えぇ、我がジュピター神聖国へようこそ! シリウス様」
錫杖を地面にさした聖王様が見目麗しい笑顔で歓迎してくれてる。
馬車で最低でも片道一ヶ月の道のりを、数秒で移動したなんて信じられないけど、ここがジュピター神聖国あってるみたい。
私も初めてきたから確信はないけど、民家とか露店とか建物全部が真っ白で、ガラス張りの教会とか、緑も多いんだけどとにかく眩しい。
「素晴らしい景観ですね。まさに神聖国と呼ぶのに相応しい神秘的で荘厳な景色です」
「シリウス様にそう言っていただけると、我が神聖国を誇らしく思います」
にこにこしてる聖王様を横目に、思ったことを率直に話してる。
「ですが……やはり人出は少ないですね」
多分、周りの景色からして都心部なんだろうけど、全然人がいない。
キョロキョロ見渡すけど、数えたほうが早いくらい人の往来が少ない。
「はい……普段ならばこの通りは多くの人々で賑わっています。それが今ではこの有様です」
周りで話を聞いてた神聖国の人たちもなんとなく沈んだ表情で俯いてた。
神聖国の人たちも具合が悪そうな人と、そうでない人で分かれてるらしく、魔法使いと普通の兵士とかじゃやっぱり魔力の有無で違うみたい。
「現状は城に戻ってからご説明いたします。ひとまず馬車で移動いたしましょう」
「わかりました。……ほら、二人ともしっかりしろ」
移動すると聞いて地面で座り込んでた二人に声をかけた。
「はい……」
「うっ、かしこまり、ましたわ……」
まだ気分は回復しないようだけど、無理やり立ち上がらせてとりあえず馬車に押し込んだ。
◇◇
神聖国のお城まで馬車でついていくんだけど、とにかく凄い。
何がって全部言ってたらキリがないけど、一言でいうならめちゃくちゃ神秘的。
お城に向かう途中に遺跡とかもいっぱい残ってて、崩れはしてるんだけど綺麗に残ってる。
すべてにちゃんと人の手が加わってて、古代の建物とかも風化しないように、その都度修繕してるのが見ててよくわかる。
「公妃殿下、申し訳ございません。ハイポーションまで分けていただいて……」
あまりに具合が悪そうだから二人にハイポーション渡しといた。
さっきまでの状態じゃ、来てもらった意味がなくなっちゃうし。
「んー? まぁ、気にしなくていいよ。二人は俺の護衛なんだから、しっかりサポートしてもらわなきゃ困るしな」
にこりと笑った私に、ハダルは縮こまって椅子に座ってる。
「もう回復いたしましたからご心配には及びませんわ! わたくしが如何なる時でもシリウス公妃様をお守りいたしますわ! お任せくださいませっ!」
「は、ハハッ……よろしく、頼むよ」
カテリーナはハイポーション渡さなくても良かったかも。
ハダルの隣で声高らかに宣言しちゃってる。
さっきまでいい感じで大人しかったのに、すっかり元通りになっちゃったよ。
「さぁ、そろそろお城に着きそうだ」
「神聖国ではホワイトクリスタル城と呼ばれているそうですわ」
カテリーナが調べたのか説明してくれてる。
目の前に近づいてるのはキラキラと光り輝く巨大なお城。
これだけで別世界に来たって実感が湧いてくる。
「す、すごいッ!」
「まぁ! なんて素晴らしいのでしょう! 美しいですわっ」
「ホワイト、クリスタル城か……まさにその名に相応しい外観だな」
見た感じ、白い水晶みたいな鉱物で建てられてる。
このお城自体にも何らかの魔力が宿ってそうな感じがする。
これだけ大きな建物をこの水晶で造ったんだから、先人たちの技術ってホント素晴らしいよ。
「ようこそ我が城へ。では早速、我が神聖国の城内をご案内いたします」
着いてすぐに聖王様とアレクセイって側近が二人並んで待っててくれてた。
その後ろにも神官みたいな白と金色の刺繍が特徴の服着た人たちがたくさん控えてる。
数十人……いや、百人以上はいそうな感じだよ。
「えぇ、よろしくお願いします」
数が多すぎてちょっと圧倒されちゃうけど、みんな笑顔っていうか、興味深そうな感じで私たちを見に来てる。
「そういえばここにいる方々は原因不明の病にかからないのですか?」
「えぇ。不思議なことに病を患う者たちは決まって一般庶民なのです。魔法使いや魔法剣士たちは病にかかることはございません」
「そう、ですか」
聖王様の話を聞いて、やっぱりなって確信してる。
「お疲れでしょうから、ひとまず中へご案内いたします」
そう言われたから聖王様に着いて後ろを歩いてるんだけど、左右に分かれて道を空けてくれた人たちの好奇の視線が痛かった。
「申し訳ございません。まさかシリウス様がジュピター神聖国まで来ていただけるとは夢にも思わず、城にいた全員がシリウス様を一目見たいと出てきてしまいました」
「あぁ……なるほど。皆さんに歓迎していただいているようで良かったです」
見世物にでもなった気分だけど、こういった視線には慣れてるし、気にしててもしょうがない。
「スゴい魔法だ」
これが移動魔法。
初めて見たけどこれがあれば遠い場所も一瞬で行ける。
でも、これってもしかしてあれだよね?
この技術をどうにかアルファ商会で開発できないかなぁ。
問題が解決したら、ちょっと聖王様と相談してみよう。
って考えてたら、隣からうめき声が聞こえてきた。
「うっぷ!」
「うぇぇ……き、気持ちわるっ……!」
私の両脇にいたカテリーナとハダルが着いた途端、地面に座り込んでる。
「ん? どうした?」
屈んで二人の様子を伺うけど、顔色が悪くて気分が悪いみたい。
これもワープの影響なのかな。
「うぅっ……、公妃殿下は……大丈夫、なのですか……?」
「うーん、とくに変化はないぞ?」
真っ青な顔したハダルに言われて、一応手をグーパーしてみるけど、私の異常は見当たらない。
「ワープゲートを潜る際に、大抵の魔法使いはこうして魔力が不安定になるのです。それが不調として体に現れてしまいます」
同じく平気そうな聖王様が不調の原因を答えてくれてる。
「なるほど。ご説明ありがとうございます」
魔力酔いみたいな感じ?
私は全然平気だったけど、聖王様も平気そうだし、個人差があるってことなのかな?
「さすがはシリウス様ですね。ここまで魔法の干渉を受けない方も初めて拝見いたしました」
私の場合、ただ単に属性が特殊だからだと思うなぁ。
普通の八大元素とかじゃないし、無力化もできるから干渉は受けないっぽいね。
「お褒めにあずかり光栄ですが……ここがジュピター神聖国でお間違えないですか?」
ワープで辿り着いた場所は光に溢れた場所だった。
「えぇ、我がジュピター神聖国へようこそ! シリウス様」
錫杖を地面にさした聖王様が見目麗しい笑顔で歓迎してくれてる。
馬車で最低でも片道一ヶ月の道のりを、数秒で移動したなんて信じられないけど、ここがジュピター神聖国あってるみたい。
私も初めてきたから確信はないけど、民家とか露店とか建物全部が真っ白で、ガラス張りの教会とか、緑も多いんだけどとにかく眩しい。
「素晴らしい景観ですね。まさに神聖国と呼ぶのに相応しい神秘的で荘厳な景色です」
「シリウス様にそう言っていただけると、我が神聖国を誇らしく思います」
にこにこしてる聖王様を横目に、思ったことを率直に話してる。
「ですが……やはり人出は少ないですね」
多分、周りの景色からして都心部なんだろうけど、全然人がいない。
キョロキョロ見渡すけど、数えたほうが早いくらい人の往来が少ない。
「はい……普段ならばこの通りは多くの人々で賑わっています。それが今ではこの有様です」
周りで話を聞いてた神聖国の人たちもなんとなく沈んだ表情で俯いてた。
神聖国の人たちも具合が悪そうな人と、そうでない人で分かれてるらしく、魔法使いと普通の兵士とかじゃやっぱり魔力の有無で違うみたい。
「現状は城に戻ってからご説明いたします。ひとまず馬車で移動いたしましょう」
「わかりました。……ほら、二人ともしっかりしろ」
移動すると聞いて地面で座り込んでた二人に声をかけた。
「はい……」
「うっ、かしこまり、ましたわ……」
まだ気分は回復しないようだけど、無理やり立ち上がらせてとりあえず馬車に押し込んだ。
◇◇
神聖国のお城まで馬車でついていくんだけど、とにかく凄い。
何がって全部言ってたらキリがないけど、一言でいうならめちゃくちゃ神秘的。
お城に向かう途中に遺跡とかもいっぱい残ってて、崩れはしてるんだけど綺麗に残ってる。
すべてにちゃんと人の手が加わってて、古代の建物とかも風化しないように、その都度修繕してるのが見ててよくわかる。
「公妃殿下、申し訳ございません。ハイポーションまで分けていただいて……」
あまりに具合が悪そうだから二人にハイポーション渡しといた。
さっきまでの状態じゃ、来てもらった意味がなくなっちゃうし。
「んー? まぁ、気にしなくていいよ。二人は俺の護衛なんだから、しっかりサポートしてもらわなきゃ困るしな」
にこりと笑った私に、ハダルは縮こまって椅子に座ってる。
「もう回復いたしましたからご心配には及びませんわ! わたくしが如何なる時でもシリウス公妃様をお守りいたしますわ! お任せくださいませっ!」
「は、ハハッ……よろしく、頼むよ」
カテリーナはハイポーション渡さなくても良かったかも。
ハダルの隣で声高らかに宣言しちゃってる。
さっきまでいい感じで大人しかったのに、すっかり元通りになっちゃったよ。
「さぁ、そろそろお城に着きそうだ」
「神聖国ではホワイトクリスタル城と呼ばれているそうですわ」
カテリーナが調べたのか説明してくれてる。
目の前に近づいてるのはキラキラと光り輝く巨大なお城。
これだけで別世界に来たって実感が湧いてくる。
「す、すごいッ!」
「まぁ! なんて素晴らしいのでしょう! 美しいですわっ」
「ホワイト、クリスタル城か……まさにその名に相応しい外観だな」
見た感じ、白い水晶みたいな鉱物で建てられてる。
このお城自体にも何らかの魔力が宿ってそうな感じがする。
これだけ大きな建物をこの水晶で造ったんだから、先人たちの技術ってホント素晴らしいよ。
「ようこそ我が城へ。では早速、我が神聖国の城内をご案内いたします」
着いてすぐに聖王様とアレクセイって側近が二人並んで待っててくれてた。
その後ろにも神官みたいな白と金色の刺繍が特徴の服着た人たちがたくさん控えてる。
数十人……いや、百人以上はいそうな感じだよ。
「えぇ、よろしくお願いします」
数が多すぎてちょっと圧倒されちゃうけど、みんな笑顔っていうか、興味深そうな感じで私たちを見に来てる。
「そういえばここにいる方々は原因不明の病にかからないのですか?」
「えぇ。不思議なことに病を患う者たちは決まって一般庶民なのです。魔法使いや魔法剣士たちは病にかかることはございません」
「そう、ですか」
聖王様の話を聞いて、やっぱりなって確信してる。
「お疲れでしょうから、ひとまず中へご案内いたします」
そう言われたから聖王様に着いて後ろを歩いてるんだけど、左右に分かれて道を空けてくれた人たちの好奇の視線が痛かった。
「申し訳ございません。まさかシリウス様がジュピター神聖国まで来ていただけるとは夢にも思わず、城にいた全員がシリウス様を一目見たいと出てきてしまいました」
「あぁ……なるほど。皆さんに歓迎していただいているようで良かったです」
見世物にでもなった気分だけど、こういった視線には慣れてるし、気にしててもしょうがない。
8
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる