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だってしょうがないじゃん。私の原動力なんだもん
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聖王様を見送って、部屋に私とアルファルドだけになった。
「…ミラっ、肝を冷やしたぞ! いくらなんでも、神聖国の聖王聖下相手にあんな態度はっ――」
アルファルドもずっと抑えてたのか、使節団の人達がいなくなって急に態度を一変させてる。
「大丈夫だって。そんなに心配しなくて平気だよ」
「…しかしっ!」
切羽詰まったように眉間にシワ寄せてるアルファルドに、私も笑顔で落ち着かせるように話していく。
「いーい? アルファルド。これは必要なことだったの」
「………必要?」
「うん。いくら大国でも神聖国でも、舐められたらダメ。こういう時こそ堂々として、見くだされないようにしないとね。そうじゃないと搾取される側になっちゃうから」
淡々と説明してる私に、アルファルドがあ然として閉口しちゃってる。
「……」
「嘘でもハッタリでもなんでもいいんだ。自分達は絶対屈しないんだっていう、確固たる態度でいくことが大事だからさ」
いつもみたいにニコッと笑ったら、アルファルドはめちゃくちゃ長いため息ついてる。
「………お前には、相変わらず驚かされる」
「ハハッ、大したことじゃないよ。でも、アルファルドが冷静な態度を崩さなかったから、私も強気でいけたし。やっぱりアルファルドって、そういうトコちゃんとわかってるよね~。さっすが私の旦那さまっ! だから大好きっ」
嬉しくって、立ち上がってアルファルドの膝の上に座った。そのまま首に手を回して、チュッと薄い唇に軽くキスする。
「…そう、なのか……?」
「うん! やっぱさ、何事も第一印象が大事だから! アルファルドはもっとどーんと構えてくれていいんだよ。なんたって私の旦那さまなんだしっ。聖下も言ってたでしょ? 生ける伝説、な~んて大層な呼び方は嫌だけど、そんな私を従えさせられるのって、お前しかいないんだからさ!」
ニッと笑った私に、アルファルドが目を細めて頬に片手を添えてくれてる。
「…ミラ」
そのままアルファルドも綺麗なオッドアイを閉じて、もう片手で腰を引き寄せて深く唇を奪ってくれる。
「んッ……、んん……!」
唇が離れて、はぁ……って熱い吐息が漏れちゃう。
アルファルドも熱の籠もった瞳で私を見てて、それだけでまたムラムラしてきちゃうよ。
「ねぇ、アルファルド。ちゃんと対処できたから、ご褒美ちょうだい?」
アルファルドの首に腕回したまま、にっこり微笑んでさっきの成果を催促してる。
すぐ言葉の意図に気づいたのか、さすがのアルファルドも驚いた顔して目を見張ってた。
「…っ! い、今か? …今朝も、やっただろ」
腰に回してた手で、グッと私の体を掴んで若干引き気味に話してる。
「えぇ~! ポーション飲んじゃったし、頭使って話してたら全部リセットされちゃったよ!」
「…お前、視察はどうするんだ」
「んー……? だって聖下も来てるし、客人ほっといて外出できないでしょ?」
「…そんな時に、ヤるのはいいのか?」
「いいに決まってるだろ! 俺の頑張りに対する対価をくれよっ」
まだ渋ってるアルファルドに、とりあえず強行突破してみる。
視察に行く予定だったから、他所行き用の服着てたアルファルドの上着とシャツをプチプチ外して、外しながら露出してく首元や胸元に次々唇を落としてる。
「…ッ、……くッ! …おい……、ミラ、っ……」
「大丈夫。アルファルドは何もしなくていいから」
アルファルドの座ってる上に乗り上げて、唇と舌を使ってどんどんアルファルドのスベスベ肌に自分の痕を刻んでる。
アルファルドって、こうして攻められるのも嫌いじゃないから、もうズボンの前が盛り上がってきてる。
「ハハッ、なんだかんだ言ってお前も乗り気だよな~」
からかうように言ってから、主張してるアルファルドの雄をキュッと手のひらで握り締めた。
「…ぅッ! く、ぁ……お前が、触るから、だ、ろっ……」
キュッ、キュッって手の力を絶妙に込めながら、手を上下に動かしてアルファルドの雄を刺激してる。
そのたびにアルファルドの口から切なげな吐息が漏れて、見惚れるくらい綺麗な顔が快楽に歪んでて……その顔見てるだけで、キュンとしてたまらない気持ちになっちゃうよ。
「いいか……? アルファルド……」
アルファルドに乗ったままペロッと自分の唇舐めて、握ってた手の動きを早くする。
「…あッ、ふ、ぅ……!」
どんどんアルファルドの雄も固く大きくなってきて、私が手を動かすとピクピク脈打ってるのがよくわかる。
アルファルドの痴態を見てるだけで、私の子宮もキュンと疼いて体が熱くなってる。
もう我慢できなくてズボンのボタンを急いで外して、下着も下ろして、勢いよく出てきたアルファルドの太くて大っきな雄を直接手でぎゅっと掴んだ。
「…うっ、ぁッ」
「ったく! ……お前って、色っぽすぎなんだよ! そんな顔されたら、抑えられるわけないだろッ」
「…ミラ……」
アルファルドの膝から降りて、長い足の間に体を滑り込ませて床に跪いてアルファルドの雄に顔を近づけた。
「…ミラっ、肝を冷やしたぞ! いくらなんでも、神聖国の聖王聖下相手にあんな態度はっ――」
アルファルドもずっと抑えてたのか、使節団の人達がいなくなって急に態度を一変させてる。
「大丈夫だって。そんなに心配しなくて平気だよ」
「…しかしっ!」
切羽詰まったように眉間にシワ寄せてるアルファルドに、私も笑顔で落ち着かせるように話していく。
「いーい? アルファルド。これは必要なことだったの」
「………必要?」
「うん。いくら大国でも神聖国でも、舐められたらダメ。こういう時こそ堂々として、見くだされないようにしないとね。そうじゃないと搾取される側になっちゃうから」
淡々と説明してる私に、アルファルドがあ然として閉口しちゃってる。
「……」
「嘘でもハッタリでもなんでもいいんだ。自分達は絶対屈しないんだっていう、確固たる態度でいくことが大事だからさ」
いつもみたいにニコッと笑ったら、アルファルドはめちゃくちゃ長いため息ついてる。
「………お前には、相変わらず驚かされる」
「ハハッ、大したことじゃないよ。でも、アルファルドが冷静な態度を崩さなかったから、私も強気でいけたし。やっぱりアルファルドって、そういうトコちゃんとわかってるよね~。さっすが私の旦那さまっ! だから大好きっ」
嬉しくって、立ち上がってアルファルドの膝の上に座った。そのまま首に手を回して、チュッと薄い唇に軽くキスする。
「…そう、なのか……?」
「うん! やっぱさ、何事も第一印象が大事だから! アルファルドはもっとどーんと構えてくれていいんだよ。なんたって私の旦那さまなんだしっ。聖下も言ってたでしょ? 生ける伝説、な~んて大層な呼び方は嫌だけど、そんな私を従えさせられるのって、お前しかいないんだからさ!」
ニッと笑った私に、アルファルドが目を細めて頬に片手を添えてくれてる。
「…ミラ」
そのままアルファルドも綺麗なオッドアイを閉じて、もう片手で腰を引き寄せて深く唇を奪ってくれる。
「んッ……、んん……!」
唇が離れて、はぁ……って熱い吐息が漏れちゃう。
アルファルドも熱の籠もった瞳で私を見てて、それだけでまたムラムラしてきちゃうよ。
「ねぇ、アルファルド。ちゃんと対処できたから、ご褒美ちょうだい?」
アルファルドの首に腕回したまま、にっこり微笑んでさっきの成果を催促してる。
すぐ言葉の意図に気づいたのか、さすがのアルファルドも驚いた顔して目を見張ってた。
「…っ! い、今か? …今朝も、やっただろ」
腰に回してた手で、グッと私の体を掴んで若干引き気味に話してる。
「えぇ~! ポーション飲んじゃったし、頭使って話してたら全部リセットされちゃったよ!」
「…お前、視察はどうするんだ」
「んー……? だって聖下も来てるし、客人ほっといて外出できないでしょ?」
「…そんな時に、ヤるのはいいのか?」
「いいに決まってるだろ! 俺の頑張りに対する対価をくれよっ」
まだ渋ってるアルファルドに、とりあえず強行突破してみる。
視察に行く予定だったから、他所行き用の服着てたアルファルドの上着とシャツをプチプチ外して、外しながら露出してく首元や胸元に次々唇を落としてる。
「…ッ、……くッ! …おい……、ミラ、っ……」
「大丈夫。アルファルドは何もしなくていいから」
アルファルドの座ってる上に乗り上げて、唇と舌を使ってどんどんアルファルドのスベスベ肌に自分の痕を刻んでる。
アルファルドって、こうして攻められるのも嫌いじゃないから、もうズボンの前が盛り上がってきてる。
「ハハッ、なんだかんだ言ってお前も乗り気だよな~」
からかうように言ってから、主張してるアルファルドの雄をキュッと手のひらで握り締めた。
「…ぅッ! く、ぁ……お前が、触るから、だ、ろっ……」
キュッ、キュッって手の力を絶妙に込めながら、手を上下に動かしてアルファルドの雄を刺激してる。
そのたびにアルファルドの口から切なげな吐息が漏れて、見惚れるくらい綺麗な顔が快楽に歪んでて……その顔見てるだけで、キュンとしてたまらない気持ちになっちゃうよ。
「いいか……? アルファルド……」
アルファルドに乗ったままペロッと自分の唇舐めて、握ってた手の動きを早くする。
「…あッ、ふ、ぅ……!」
どんどんアルファルドの雄も固く大きくなってきて、私が手を動かすとピクピク脈打ってるのがよくわかる。
アルファルドの痴態を見てるだけで、私の子宮もキュンと疼いて体が熱くなってる。
もう我慢できなくてズボンのボタンを急いで外して、下着も下ろして、勢いよく出てきたアルファルドの太くて大っきな雄を直接手でぎゅっと掴んだ。
「…うっ、ぁッ」
「ったく! ……お前って、色っぽすぎなんだよ! そんな顔されたら、抑えられるわけないだろッ」
「…ミラ……」
アルファルドの膝から降りて、長い足の間に体を滑り込ませて床に跪いてアルファルドの雄に顔を近づけた。
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