【R-18】冬来たりなば春遠からじ外伝 〜朝まで愛して……、愛したい!

ウリ坊

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形勢逆転、したはずなのにぃ!

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 しばらく二人で重なり合ってて、私の状態も落ち着いてきて、クルッと回転するように体勢を入れ替えた。
 またアルファルドの逞しい体の上に跨って、ニッと笑いながらアルファルドを眺めてる。

「…ミラ?」
「今度は私が攻めるから、アルファルドはじっとしてて?」

 ベッドで上半身だけ起こしてるアルファルドの唇を奪って、形の良い薄い唇の感触を楽しんでる。
 ふにゅっとした感触がたまらなくて、チュッ、チュッて何度も唇を当てた。
 そのうちアルファルドが私の後頭部に手を添えて、グッと自分の方に引き寄せた。

「んんっ」

 軽く触れてた唇が深く重なって、舌も入って夢中になって唇を貪っていく。
 唇が離れると唾液が糸引いてて、キスだけでどうにかなりそうなくらい気持ちがいい。

「はぁ……、もぅ、じっとしててって、言ったのにっ!」
「…お前のは、焦れったい」
「アルファルドをじっくり味わってるの! てか、焦れったいのはお前のほうだろっ?!」
「…お前が、すぐイクからだ」
「だってアルファルドが上手すぎるんだも――」

 アルファルドに跨って抗議してたのに、体を触ってた手が私の胸に伸びてきてる。

「んっ!」

 円を描くみたいに揉みしだきながら、見惚れるくらい綺麗な顔を首筋に寄せて、チュッって強く吸って痕を付けてる。

「ッ、ぁ……!」

 これじゃあ私がアルファルド攻められないじゃんっ!
 初めの頃なんて私がガンガン攻めてリードしてたのに、今じゃアルファルドに攻められて翻弄されちゃってるからなぁ。
 アルファルドも男としてのプライドがあるのか、最近じゃ私が組み敷かれるほうが多い。
 まぁ、どっちにしても気持ち良いからいいんだけど……

「ねぇ、アルファルドの……舐めたい」
「……」

 グッとアルファルドの胸を両手で押して、どうにか愛撫をやめさせた。
 アルファルドはベッドサイドから鎖を引っ張り出して、いつも使ってる手枷を取り出した。

「…ジッとしてろ」
「うん!」

 元々着けてた首輪に鎖を繋いで、その後両手を合わせてアルファルドの前に出すと手枷も装着された。

「…いいぞ」
 
 首輪が繋がってるジャラジャラした鎖をグイッと引っ張って、目の前で満足そうに口角上げて笑ってる。 

「~っ」

 私はそれだけで背筋がゾクゾクしちゃって体が震えた。
 たまらずにアルファルドの薄い唇にキスをして、そのまままた首筋とか浮き出た鎖骨にどんどんキスしながら下へと下がってく。
 アルファルドってホンと、見てるだけで欲情しちゃうくらい綺麗ですっごく良い身体してるんだよね。

 筋肉の浮き出た腹筋を通り過ぎて、アルファルドの下腹部まで降りてきた。
 アルファルドの雄はもうギンギンに固く反り立って、存在感が半端ない。そのままゴクリと生唾を飲み込んで、ゆっくり顔を近づけた。
 四つん這いになって、アルファルドの大きなモノの先端を口に含む。

「…ッ、く……!」

 舌先で太い部分をペロペロ舐めて、いったん離して裏筋から何度も下から上に向かって舐めていく。
 アルファルドのは長くて太いから口に全部収まらなくて苦しくなっちゃうから、初めにこうやって舐めてる。
 また口に先端だけ含んで舌先で舐めながら、チラッとアルファルドを見た。
 アルファルドは熱い吐息を漏らして顔を色っぽく歪めてて、その艶のある表情見てるだけで子宮がきゅんと疼いて濡れてきちゃう。
 
「ふッ……! もう、いい……」

 夢中になって一生懸命舐めてたのに、アルファルドがまた途中で首輪の鎖を引っ張ってやめさせちゃった。

「えっ? なんで? アルファルドの熱いの、ほしかったのに!」
「…いいから、そのまま後ろを向け」
「うん。わかったよ」

 とりあえず四つん這いのままアルファルドのほうにお尻を向けて、ドキドキしながら振り返って見た。
 膝立ちになったアルファルドが近づいてきて、自分の大っきなヤツを手で持って、私の蜜が滴ってるとこに太い部分をグリッと当ててる。

「――んッ!」

 それからググッとまたアルファルドの大っきいのが挿入ってきて……狭い肉壁を無理やり押し広げられて、ナカがどんどんアルファルドでいっぱいになっていく。

「ぅ、あ! あッ……、ぁ、あぁッ!」

 奥まで入ると体が歓喜に震えてる。
 ぶるっと震えて、二人してはぁはぁ息が乱れてる。

「…入っ……た。っ、動く、ぞ」
「ッ、ん、うん! 動い、てっ!」

 私の腰に両手を添えたアルファルドが、ギチギチに挿入ってる巨根をゆっくりと動かしていってる。

「ひぁッ!! あッ、あッ、あぁッ!!」

 アルファルドの腰が動く度にナカが大っきいので擦れてて、めちゃくちゃ気持ちいいっ!
 もうドロドロに溶けちゃいそうなくらいすごくて、口からだらしなく涎も垂れちゃって、悲鳴みたいな喘ぎ声が止まらない。

「…きっッ……! ミラっ……締め、すぎだッ……」
「うぁッ! あッ、んぐっ!! んぁッ!!」

 ベッドシーツを握り締めながら、アルファルドの動きに翻弄されて、奥まで突かれる度にイクくらいの快楽が襲ってきてる。

「も、無理ぃ……! イッちゃ――んんッ!!」
「…ぅ、グッ……! ミ、ラっ、勝手に、イクなッ……!」

 アルファルドが首輪の繋がった鎖をグッと引くけど、そんなので私を止められるわけもなくて、アルファルドに攻められるままイッちゃった。

「やッ! ゃだ! ひッ! やめ、てっ……! ひゃう!」

 でもアルファルドの動きも止まらなくて、イきながら激しく攻められるのが辛くて、泣きながらやめてって言ってるのに関係なくガンガン私のナカを抉ってきてる。

「…はっ! 出すぞッ」
「やッ、やッ!! イッてる、からッ! も、こ、んなッ……狂っちゃ、ぅッ! ぅ……んんッッ!!」

 もう涙と涎で顔がぐちゃぐちゃで、体がピクピク痙攣してるのに、アルファルドが何度も腰打ちつけて熱い種をナカに放ってるから、小刻みな絶頂が何度も押し寄せてきてそのまま失神しちゃった。

 やっぱりアルファルドってすごくて……、敵う気がしないよ。
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