【R18】ルーシェの苦悩 ~貧乏男爵令嬢は乙女ゲームに気付かない!?~

ウリ坊

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旅行編

依存 ※※

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 愛を語らいながら、イチャイチャしていたが、いい加減お腹が空いてきた。
 外もすっかり明るくなり、陽も高い位置に昇ってきている。

 ウィルソンの膝の上から降りようと身体を動かしたが、その前にポスッとベッドに押し倒された。

「え……?ウィル様?…そろそろ…起きませんか?ハル達もどうしているのか気になりますし」

 ちょうど枕のある位置に頭が乗っているので、斜め下からウィルソンを見上げる。
 ルーシェの上に覆い被さっているウィルソンは、ルーシェの身体に巻いてある掛け布を何故か外している。

「子供達なら侍女に任せてある……それと、二人の時に私以外の男の名を口にするなと言っただろう……お仕置きが必要だな」

「はい?!」

 床にポイッと布を放り投げ、素肌のまま抱きしめる。
 
(お仕置きって……まさか…あ、あれだけしたのに……まだするつもり!?)

 回数で言えば、片手では収まらないくらいしたのだが……ウィルソンの性欲は底なしなのか。
 ルーシェが止めなければ、一日中でも享楽に耽りそうな勢いだ。

「嫌なのか?」

 耳朶を噛みながら、すでに昂っている肉棒をルーシェの秘裂に擦り付けてくる。

「んっ…ん……嫌では…ないです……」
 
 散々愛された秘所はまだ熱を持っていて、擦りながら猛ったもので愛撫されると、悦びに蜜を滴らせる。

「期待しているのか?」
 
「あっ、違っ……んっ!」

「そうか?…腰が…揺れてるぞ……」
 
 上から覗かれ、ウィルソンの秀麗な顔が間近に迫る。それだけでドキドキして身体が熱くなる。
 
 お仕置きも何も、ウィルソンのもので膣内を擦られれば、すぐに訳がわからないほど気持ち良くなってしまうのだ。
 これではお仕置きじゃなくご褒美になるだろう。

 太い亀頭部分で敏感な花芯を擦りながら刺激されると、子宮がキュンと甘く疼く。
 解されなくても先ほどまでの行為で十分熔けている蜜口に、切っ先を押し当てる。

「んっ!」

 ウィルソンはそれ以上挿入れてこようとはせず、肉襞を緩慢に擦るだけで刺激が足らずもどかしい。

「んっ、はぁ……ウィル様……」

 直接的な刺激なく物足りない。
 切なくウィルソンを見つめるが、何も言わずにゆるゆると動くだけで挿入してくれない。
 軽いキスを唇に落とし、頬や目頭に触れるだけのキスを次々施していく。
 お仕置きだからなのか、ルーシェが求めるまで、このまま進むつもりはないようだ。

「ん……ウィル様、お願いです……して…下さい……」

 キスをしているウィルソンの顔に手を添え、お願いする。
 こんな台詞を言葉にするのは、羞恥を伴うから嫌なのだが、言わなければこのままなのだ。

「どうして欲しい?」

「ど、どう…って……」

 もしかして自分が指示しないと進まないパターンなのか。ルーシェのもっとも苦手とするやつだ。
 ルーシェが迷っている間も、ウィルソンは際どい愛撫を続けていく。
 弱い刺激がもどかしくて、もっと欲しくてウィルソンの腰に脚を絡め、自ら腰を押し付け蜜口を弄んでいた切っ先を強引に挿入させていく。

「ふぁ…」

 ズブズブと隘路を押し広げながら挿入ってくる肉棒を、堪らず締め付ける。

「ッ…こら……ルー。何を…している……」

「あっ、…ぁ…あ……ウィル様……動いて……我慢できない…です…」

 こうして膣内を熱くて太い切っ先で擦られてしまうと、もうぐずぐずになり快楽を求め動いて貰うことしか考えられなくなる。

「これでは…お仕置きにならないな……ふっ……君はよくよく私の予想を裏切る……」

「んっ、んっ……ウィル様……早く………」

 ウィルソンに抱き付き、動いてもらえるよう催促する。
 苦笑しながらルーシェの額の髪をかきあげる。
 そしてその体制のまま腰を動かし、抽挿を始める。

「あぁ!……あっ!はぅ、…いい…気持ち、良い……ふっ…あ」

「ナカが…熔けそうに熱い……吸い付くようだ……そんなに善いか?」

 挿入れたまま横向きに体勢を変えられ、そのまま激しく突かれる。

「んっ、いいです……はぁ!あっ、んん!」

 いつもと違う体勢からの抽挿が感じる部分に当たり、動かれるとゾクゾクとした快楽が全身に走り膣内のウィルソンを締め付ける。
 
「あっ、あぁ!」

「……ッ……く……何度抱いても…飽きることがないな……君のナカは…堪らなく心地好い……」

 欲望を孕んだ言葉に身体が震える。
 それはこっちの台詞だ。
 他の人間なんて知らないが、ウィルソンとの交わりは気持ち良すぎて逆らうことができない。
 依存性の高い薬のような効果がある。
 この抗えない程の快楽を知ってしまうと、ウィルソンの身体無しでは生きていけなくなりそうで怖くなるときがある。
 
 ルーシェの考えを他所にウィルソンはどんどん攻め立てる。

「ひぁ!あっ、は……ウィル様ぁ……んっ、も……」
 
 不安定な体勢からまたもや向きを変えられる。ルーシェの一番好きな背後からウィルソンは再び挿入し、追い込むように最奥をガンガン穿つ。
 

「あん!あっ、あぁ!もぅ……!」

「……出すぞ」

 何度か強く腰を打ち付けると、ルーシェはあっけなく絶頂へ達し、ウィルソンも膣内に白濁を吐き出した。


















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 いつも読んで頂き、大変ありがとうございます!!
 今更なんですが【媚薬 ※※】を少し加筆しました。宜しければ読み返して頂けると幸いです!
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