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非番
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この日、朝目覚めると隣にノアが眠っていた。
まだ寝ぼけているノアに裸のまま抱き寄せられ、逞しい胸元に顔をくっつける。
(今日は……、非番の日ですのね)
護衛騎士のノアでも非番の日はある。
結婚当初から月に数回の休みはあったが、ノアは決まって外まで剣術の稽古に行っていた。
聞くところによると、師匠と呼んでいる剣豪がいるらしく、ミレールはてっきり父親であるオルノス侯爵なのかと思っていたが、そうではないらしい。
ノアの温もりと触れ合う素肌が心地良い。
ミレールもノアの背中に腕を回し、瞳を閉じて抱きついた。
いつもこのくらいの時間に、ノアはもう城務めに出てしまう。だが非番の日はゆっくりしてから出掛けるため、こうして朝の時間を堪能できていた。
(ノアが出掛けましたら、今日は中庭で草取りでもしていましょうか。ラモンは木の剪定をすると昨日言ってましたから……その時にわたくしも邪魔にならないよう、隣で見学させてもらいましょう)
お茶会の招待状もたくさんもらっていたが、この前のお茶会で懲りてしまったミレールは、しばらくは全ての誘いを断っていた。
(そういえば! ラモンが今日は珍しい花の苗を用意していると――)
「あッ……!」
考え事の途中で、眠っていたノアの片手がミレールの背中から臀部へと移動していく。
ノアにそのまま臀部を掴まれて、弾力のある柔肉を絶妙な力加減で揉んでいる。
「ッ……、ぁ」
ノアの若い雄がミレールの太ももに当たり、すでに硬さを取り戻している熱い塊に、秘部がきゅんと疼くのを感じる。
(昨夜も、あれだけ求められ……ノアはとても若くて体力があるのか……ついていくのがやっとですわ)
杏の頃は夫としか付き合ったことはないが、恋人の時でも結婚してからも、大体が不完全燃焼な形で一度だけで終わっていた。
ミレールの臀部を弄っていたノアの手が前へ回り、昨晩の行為でまだしっとりと濡れているミレールの秘部に移動している。
節くれ立った長い指が割れ目をなぞり、蜜口や肉襞を指で擦っていく。
「あっ……、んんっ」
敏感な部分への愛撫に、ピクッと体が反応していく。
すぐに蜜がこぼれ出し、そのぬめりを借りてさらに上にある密やかな蕾も刺激していく。
「あっ、あッ!」
指で直接蕾を擦られると甘く強い快楽が走り、思わず内股に力が入ってしまう。
ノアはミレールの足に自分の足を挟ませ、閉じられないようにすると、さらに指を使ってミレールの感じる部分を可愛がっていく。
指が動く度に甘い刺激が走り、ビクビクと快楽に跳ねる体をノアの背中にしがみつくことでどうにか耐えていた。
「の、あッ……! んっ……、あッ!」
煽られる体がしっとりと汗ばみ、どんどん内に溜まる熱を解放したくて、ノアの名を呼ぶ。
「欲しくなってきたか……?」
ノアはとっくに起きていたのか、頭上から掠れた声が聞こえる。
顔を上げるとノアの凛々しい顔がミレールを見下ろし、不敵に笑って瑠璃色の瞳を細めていた。
「欲し……い。のあ、が……欲しいです」
ミレールの懇願を受けると、ノアは掛けていた布団を除け、豊満なバストを掴んで薔薇色の突起を口に含んだ。
「あっ、あッ! あぁッ!」
昨晩も攻められていたソコは、少しの刺激にも過敏になっており、舌で嬲られる度にビクビクと反応してしまう。
敏感な先端を舌で優しく攻められ、秘部を擦っていた指が蜜口から侵入し、ぐちゅぐちゅと音が鳴るほど膣内を掻き混ぜていく。
「ひぁっ! あッ……ぁ……あぅッ!」
過度の快楽に体を仰け反らせ、感じるまま声を上げていく。
「そんなに、気持ちいいか?」
尖った先端を笑いながら舌で舐め、ノアの愛撫に翻弄されながら素直な反応を示すミレールを愛しそうにみつめている。
「あッ! あッ……ノアっ……の、あっ!」
切羽詰まったようにノアの名を二度呼ぶのは、ミレールがノアとの交わりを望んでいるときの合図のようなものだった。
「挿れてほしそうだな」
ミレールの突起から顔を離すと、度重なる快楽に潤んだ紫色の瞳の横に唇を落としている。
ノアの問いかけに即答するように、ミレールは息も絶え絶えに何度も首を縦に振った。
「んッ、……来てっ」
「じゃあ、挿れるぞ……」
必死に繋がりを求めるミレールの姿にくすりと笑うと、ベッドから起き上がったノアはすでに猛っている切っ先を蜜の滴る秘部に押し当てた。
「――あッ……!」
まだ寝ぼけているノアに裸のまま抱き寄せられ、逞しい胸元に顔をくっつける。
(今日は……、非番の日ですのね)
護衛騎士のノアでも非番の日はある。
結婚当初から月に数回の休みはあったが、ノアは決まって外まで剣術の稽古に行っていた。
聞くところによると、師匠と呼んでいる剣豪がいるらしく、ミレールはてっきり父親であるオルノス侯爵なのかと思っていたが、そうではないらしい。
ノアの温もりと触れ合う素肌が心地良い。
ミレールもノアの背中に腕を回し、瞳を閉じて抱きついた。
いつもこのくらいの時間に、ノアはもう城務めに出てしまう。だが非番の日はゆっくりしてから出掛けるため、こうして朝の時間を堪能できていた。
(ノアが出掛けましたら、今日は中庭で草取りでもしていましょうか。ラモンは木の剪定をすると昨日言ってましたから……その時にわたくしも邪魔にならないよう、隣で見学させてもらいましょう)
お茶会の招待状もたくさんもらっていたが、この前のお茶会で懲りてしまったミレールは、しばらくは全ての誘いを断っていた。
(そういえば! ラモンが今日は珍しい花の苗を用意していると――)
「あッ……!」
考え事の途中で、眠っていたノアの片手がミレールの背中から臀部へと移動していく。
ノアにそのまま臀部を掴まれて、弾力のある柔肉を絶妙な力加減で揉んでいる。
「ッ……、ぁ」
ノアの若い雄がミレールの太ももに当たり、すでに硬さを取り戻している熱い塊に、秘部がきゅんと疼くのを感じる。
(昨夜も、あれだけ求められ……ノアはとても若くて体力があるのか……ついていくのがやっとですわ)
杏の頃は夫としか付き合ったことはないが、恋人の時でも結婚してからも、大体が不完全燃焼な形で一度だけで終わっていた。
ミレールの臀部を弄っていたノアの手が前へ回り、昨晩の行為でまだしっとりと濡れているミレールの秘部に移動している。
節くれ立った長い指が割れ目をなぞり、蜜口や肉襞を指で擦っていく。
「あっ……、んんっ」
敏感な部分への愛撫に、ピクッと体が反応していく。
すぐに蜜がこぼれ出し、そのぬめりを借りてさらに上にある密やかな蕾も刺激していく。
「あっ、あッ!」
指で直接蕾を擦られると甘く強い快楽が走り、思わず内股に力が入ってしまう。
ノアはミレールの足に自分の足を挟ませ、閉じられないようにすると、さらに指を使ってミレールの感じる部分を可愛がっていく。
指が動く度に甘い刺激が走り、ビクビクと快楽に跳ねる体をノアの背中にしがみつくことでどうにか耐えていた。
「の、あッ……! んっ……、あッ!」
煽られる体がしっとりと汗ばみ、どんどん内に溜まる熱を解放したくて、ノアの名を呼ぶ。
「欲しくなってきたか……?」
ノアはとっくに起きていたのか、頭上から掠れた声が聞こえる。
顔を上げるとノアの凛々しい顔がミレールを見下ろし、不敵に笑って瑠璃色の瞳を細めていた。
「欲し……い。のあ、が……欲しいです」
ミレールの懇願を受けると、ノアは掛けていた布団を除け、豊満なバストを掴んで薔薇色の突起を口に含んだ。
「あっ、あッ! あぁッ!」
昨晩も攻められていたソコは、少しの刺激にも過敏になっており、舌で嬲られる度にビクビクと反応してしまう。
敏感な先端を舌で優しく攻められ、秘部を擦っていた指が蜜口から侵入し、ぐちゅぐちゅと音が鳴るほど膣内を掻き混ぜていく。
「ひぁっ! あッ……ぁ……あぅッ!」
過度の快楽に体を仰け反らせ、感じるまま声を上げていく。
「そんなに、気持ちいいか?」
尖った先端を笑いながら舌で舐め、ノアの愛撫に翻弄されながら素直な反応を示すミレールを愛しそうにみつめている。
「あッ! あッ……ノアっ……の、あっ!」
切羽詰まったようにノアの名を二度呼ぶのは、ミレールがノアとの交わりを望んでいるときの合図のようなものだった。
「挿れてほしそうだな」
ミレールの突起から顔を離すと、度重なる快楽に潤んだ紫色の瞳の横に唇を落としている。
ノアの問いかけに即答するように、ミレールは息も絶え絶えに何度も首を縦に振った。
「んッ、……来てっ」
「じゃあ、挿れるぞ……」
必死に繋がりを求めるミレールの姿にくすりと笑うと、ベッドから起き上がったノアはすでに猛っている切っ先を蜜の滴る秘部に押し当てた。
「――あッ……!」
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