【R18】夫と6年間レスだった私が憑依転生したのは、大人向けweb小説の悪役令嬢でした

ウリ坊

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夢のような一時 2

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 ふっと笑ったノアの顔に、どうしようもないくらいときめき……堪らずに背中へ腕を回した。

「好きです……好き、なんですっ……!!」
  
 おそらく言ったところで、ミレールがノアに対し告白してるとは受け取らないだろう……だからこそ言える。
 すべてに疲れていた杏が、もう誰かに恋することなどないと思っていた。
 しかし、冷たくされていてもやはりノアが好きなことに変わりはなかった。
 自分より、はるかに年下の男の子。
 こうしてすぐ近くで想いを吐き出しても、拾ってもらえるわけじゃない。
 それでも一心不乱にミレールは、ノアへの想いを言葉にしていく。
 
「わかっています! 私なんて、誰からも相手にされないって……。好きじゃなくても……構わないからっ。今だけ……この瞬間だけでいいんです! 私を愛して、抱いてくださいっ……!」

 ずっと心に秘めていた想いが次々と言葉に変わっていく。

 自分も誰かに愛されたい。
 大切にされたい。
 大丈夫なのかと、心配して抱きしめてほしい。
 誰かと比べられたくない。
 ――そして、女として見て欲しい……

 ポロポロと流れる涙がベッドのシーツに落ち、次々と吸い込まれていく。
 
「――ッ! はぁ…………。これはヤバい……まいったな」

 独り言のように呟いたノアは深い藍色の瞳に欲情を色濃く映し、ミレールの濡れた蜜口に指を挿れてほぐしていく。

「やぁッ! ……はぅッ! あ、あぁ……ん!」

 涙に濡れた目元にキスを落とし、ノアの背中に回した手が苦しそうに爪を立てる。

「可愛すぎだろ! そいつに、嫉妬しそうだっ……!」

「ひっ! っ、や……うっ!」

 嫉妬心丸だしのノアの言葉など、膣内なかを弄られているミレールには届いていない。
 何とか指一本入ったが、ミレールは圧迫感を感じていた。
 
(指でも……苦しいのに……まさかもう一度、あの痛みを経験することになるなんて……)
 
 杏のときでも初めての行為はとても痛かった。
 だからどうしても怖さが先走る。
 体を離したノアはミレールの膝裏を持ち上げ、体をずらしながら顔をゆっくりと秘部へと近づける。

「――やッ!!」

 広げられた脚と共に秘められた蜜口も露わになる。
 慌ててノアの頭を押すが、ミレールの抵抗も空しく秘部を舌が這う。

「はぅッ! んぁっ……ァ……あぁ!!」

 膨れた陰核を優しく舌先でチロチロとくすぐり、さらに蜜口から肉襞ごと丁寧に舌で舐められていく。
 ノアが与える甘美な刺激にミレールは背を仰け反らせ、溺れていく。
 
(うそですわっ! ……ノアが、こんなことっ!)

「んッ、んんっ……はっ……あぅッ!!」

 秘部が蕩けそうなくらい気持ちいい。
 やめさせなければと思うのに、体は心を裏切り、もっともっとと快楽を貪る。

「すげ……濡れてる。悦さそう、だな?」

「ぅ、んっ! いいっ! ……すご、い!!」
 
 顔を上げたノアはミレールの悶える様子に笑みを刻んでいた。そして膣内を擦っていた指を二本に増やし、とろとろに溶けるまでほぐしていく。

「あっ、あッ!!」

 節くれ立った指が繊細に動き、ミレールの身体を終始労るように優しく……時に激しく触れてくる。

「はぁッ……ん!」

「そろそろ、いいか? 俺も、限界なんだが……」

 指を抜いたノアの表情はどこか切羽詰まっていて、すでに熱り立った男根はピクピクと脈打っている。
 
度重なる愛撫に力なく横たわっていたミレールも、ソレを見て起き上がった。
 
「やっ! ……こ、わいッ――!」

 初めて見るノアの性器が、まるで凶器のように太く見え、ミレールは恐怖におののいた。
 杏のだった頃の初体験も夫で、適当な愛撫と強引な挿入に痛みと出血がひどかった。
 それとレスになってからの長い期間、性行為がどんなものだったか忘れかけてしまっていた。
 
「そ……そ、んな……お、大っきいの……は、入りません、わ……」 

「大丈夫だ。なるべく痛くないように、ゆっくり挿れるから」

「ですがっ……裂けちゃいますわっ!」

「いっぱい解したし、ココも柔らかくなってるから裂けたりしない」

「で、でも……わたくし、初めてで……」

「あぁ。だろうな」

「ですからっ! その……」

 何とか逃れようと、懸命に言い訳を探してるミレールは再びベッドへ倒された。
 脚を左右に開くと、濡れて愛液の滴る蜜口へと太い男根の先をグッと埋めている。

「やッ……!」

「ここまできて、引けるわけないだろ。安心しろ……ちゃんと責任は取ってやるからさ」

「え……? 責、任……?」

 
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