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SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」 第95話(本編最終回)
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ついに最後の朝が来た。
西山は伊川と小太郎に
「最後の最後のお願いがある」
「何っすか?先輩。何でもします」
「俺、最後の最後まで俺らしく淫乱でいたい。
二人で俺の乳首吸ってほしいんだ。
俺、最後まで、乳首犯されながら逝きたいんだ」
「いいぞ、西山」
「それでこそ西山先輩っす」
伊川は毛布を取り、西山を裸にした。
「お前の裸、胸に焼き付けておくぞ」
「俺も忘れないっす。このエロい体」
伊川は西山の右乳首、小太郎は西山の左乳首を同時に吸い始めた。
「あん、あん、あん」
「西山、感覚があるのか?感じるんだな」
伊川と小太郎は、西山が乳首を感じることを確認し、いつものSEXのように、西山を抱くように乳首を思い切り吸いまわした。
「あん、あん、ああん」
西山の喘ぎ声はいつもよりか細かったが、いつものように感じていた。
その証拠に西山のチンポは垂直に勃起していた。
その時だった。
部屋中に大音量でモーツァルトのレクイエム「ラクリモーサ」が鳴り始めた。
二人がびっくりして顔を上げると、マンションの部屋は最上階でもないのに天井が抜け、真っ青な空が見えた。
と同時に直視できない強烈に眩しい光が部屋を照らした。
「乳首、乳首吸ってよ」
西山のか細い声がした。
二人は西山を見た。まだ西山は傍にいる。
「小太郎、西山の乳首犯すぞ」
「はい」
二人はモーツァルトのラクリモーサの悲しい響きが鳴り渡る眩しい光の中で、西山のエロデカ乳首を渾身の力を込めて吸いまわした。
「いい!乳首いいよお」
確かに西山の声だ。西山の顔を見ると、本当に幸せそうな顔をしていた。
伊川は
「ひょっとして西山の乳首を犯していれば、西山は連れていかれないかもしれない」
ふと考えがよぎった。
「いいよお弘二、乳首いいよお」
「西山もっと悶えろ!もっとヨガれ!」
伊川は乳首を吸いながら祈った。
「いいよお!乳首、いいよお」
光は段々西山の体に焦点を当てるように集中してきた。
必死で西山の乳首を吸う伊川と小太郎。
「いいよお、小太郎、いいよお、弘二」
しかし、西山の体は光に飲み込まれるように段々薄くなり、ついに消え去った。
まだ西山の声だけ残っていた。
「いいよお、乳首、乳首いいよお」
田島が慌てて入ってきた。
「け、研究室に保存していた、ヒーロー細胞や星人たちの遺伝子や精液が、全部消えてしまった!
西山は?西山は?」
部屋は音楽も止まり、天井の壁も元通りになっていた。
ただ、ベッドの両サイドに伊川と小太郎が呆然として床に座っているだけで、ベッドの上に西山の姿はなかった。
小太郎が泣きながら
「西山先輩行っちゃった、行っちゃったっす」
「いや、西山の声が聞こえる。
俺の胸の中で、乳首いいってヨガってる。
西山は行ってない、まだここにいる」
伊川は自分の胸を自分で何回も叩いた。
「弘二、いいよお、乳首いいよお」
1時間が過ぎた。
田島は何も言えず、突っ立ったままだった。
小太郎は呆然とぐったりして座っているだけだった。
伊川は
「西山、西山、どこ行った!隠れてないで出て来い!」
と錯乱状態だった。
伊川の胸の中で
「弘二ぃ、どうしたの?弘二ぃ」
と言う西山の声がした。
「わあああああああ!」
伊川は頭を抱えて倒れ込んだ。
夜になっても3人は沈黙のまま、座り込んでいた。
小太郎が
「俺、外の空気吸ってきます」
と言って飛び出して行った。
「西山先輩、俺の西山先輩」
小太郎が外に出て、西山の名前を呪文のように呟きながら走っている。
パン!パン!パン!と乾いた銃声が複数回、春の夜に響き渡った。
その直後、青木小太郎が胸と腹から出血した状態で道端に倒れ込んだ。
「に・し・や・ま・せ・・ん・・ぱ・・・・」
小太郎が倒れた場所の桜の木の桜が開花していた。
【本編 完】
西山は伊川と小太郎に
「最後の最後のお願いがある」
「何っすか?先輩。何でもします」
「俺、最後の最後まで俺らしく淫乱でいたい。
二人で俺の乳首吸ってほしいんだ。
俺、最後まで、乳首犯されながら逝きたいんだ」
「いいぞ、西山」
「それでこそ西山先輩っす」
伊川は毛布を取り、西山を裸にした。
「お前の裸、胸に焼き付けておくぞ」
「俺も忘れないっす。このエロい体」
伊川は西山の右乳首、小太郎は西山の左乳首を同時に吸い始めた。
「あん、あん、あん」
「西山、感覚があるのか?感じるんだな」
伊川と小太郎は、西山が乳首を感じることを確認し、いつものSEXのように、西山を抱くように乳首を思い切り吸いまわした。
「あん、あん、ああん」
西山の喘ぎ声はいつもよりか細かったが、いつものように感じていた。
その証拠に西山のチンポは垂直に勃起していた。
その時だった。
部屋中に大音量でモーツァルトのレクイエム「ラクリモーサ」が鳴り始めた。
二人がびっくりして顔を上げると、マンションの部屋は最上階でもないのに天井が抜け、真っ青な空が見えた。
と同時に直視できない強烈に眩しい光が部屋を照らした。
「乳首、乳首吸ってよ」
西山のか細い声がした。
二人は西山を見た。まだ西山は傍にいる。
「小太郎、西山の乳首犯すぞ」
「はい」
二人はモーツァルトのラクリモーサの悲しい響きが鳴り渡る眩しい光の中で、西山のエロデカ乳首を渾身の力を込めて吸いまわした。
「いい!乳首いいよお」
確かに西山の声だ。西山の顔を見ると、本当に幸せそうな顔をしていた。
伊川は
「ひょっとして西山の乳首を犯していれば、西山は連れていかれないかもしれない」
ふと考えがよぎった。
「いいよお弘二、乳首いいよお」
「西山もっと悶えろ!もっとヨガれ!」
伊川は乳首を吸いながら祈った。
「いいよお!乳首、いいよお」
光は段々西山の体に焦点を当てるように集中してきた。
必死で西山の乳首を吸う伊川と小太郎。
「いいよお、小太郎、いいよお、弘二」
しかし、西山の体は光に飲み込まれるように段々薄くなり、ついに消え去った。
まだ西山の声だけ残っていた。
「いいよお、乳首、乳首いいよお」
田島が慌てて入ってきた。
「け、研究室に保存していた、ヒーロー細胞や星人たちの遺伝子や精液が、全部消えてしまった!
西山は?西山は?」
部屋は音楽も止まり、天井の壁も元通りになっていた。
ただ、ベッドの両サイドに伊川と小太郎が呆然として床に座っているだけで、ベッドの上に西山の姿はなかった。
小太郎が泣きながら
「西山先輩行っちゃった、行っちゃったっす」
「いや、西山の声が聞こえる。
俺の胸の中で、乳首いいってヨガってる。
西山は行ってない、まだここにいる」
伊川は自分の胸を自分で何回も叩いた。
「弘二、いいよお、乳首いいよお」
1時間が過ぎた。
田島は何も言えず、突っ立ったままだった。
小太郎は呆然とぐったりして座っているだけだった。
伊川は
「西山、西山、どこ行った!隠れてないで出て来い!」
と錯乱状態だった。
伊川の胸の中で
「弘二ぃ、どうしたの?弘二ぃ」
と言う西山の声がした。
「わあああああああ!」
伊川は頭を抱えて倒れ込んだ。
夜になっても3人は沈黙のまま、座り込んでいた。
小太郎が
「俺、外の空気吸ってきます」
と言って飛び出して行った。
「西山先輩、俺の西山先輩」
小太郎が外に出て、西山の名前を呪文のように呟きながら走っている。
パン!パン!パン!と乾いた銃声が複数回、春の夜に響き渡った。
その直後、青木小太郎が胸と腹から出血した状態で道端に倒れ込んだ。
「に・し・や・ま・せ・・ん・・ぱ・・・・」
小太郎が倒れた場所の桜の木の桜が開花していた。
【本編 完】
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