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SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」 第91話
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伊川は西山が眠っている部屋に戻り、青木小太郎に説教をしていた。
「青木、いくら西山が同意したとしてもだ。
お前がやったことは、あの憎きマッチョ星人と何ら変わらんぞ。
分かってるのか?」
「いや、でも、いや、はい」
「こんな調子じゃ、もうお前を西山の傍には置いてやれんぞ」
「あ、でも、隊長、はい、すみません」
「弘二、小太郎を叱らないで」
目覚めた西山が伊川に声を掛けた。
「西山ぁ、気が付いたか?
どこか痛いところ、あ、ケ、ケツは大丈夫か?痛くないか?」
「全然。気持ちよかったよ。だから小太郎を叱らないで。
弘二は俺の恋人だけど、小太郎は一番俺のこと理解してくれてる大切なやつなんだ。
小太郎は小太郎で、すごく俺のこと、何とかして満足させてあげようって思ってくれてるの、俺、よく分かるんだ。
だから弘二、お願い」
「んー、お前にそう言われたら、仕方ないな。
ただな、西山も青木も、色々楽しむのは俺は何も言わん。
だけど、危険なことだけはしてほしくない。
あと数日しか残っていないのに、俺が西山を抱けなくなったらどうするんだ」
「弘二の気持ちは分かった、気を付ける。
だから小太郎は今まで通り僕の傍にいさせて」
「それは俺が決めることじゃないよ。
西山、お前の意思が一番だ。俺はそれに従うよ」
西山は伊川の言葉から
「お前の意思に従う」
と言う言葉が出てきたことに驚いた。
あと数日だけど、自分の本当の意思を分かってもらえるんじゃないか、西山はそう感じた。
「先輩、申し訳ないっす。調子に乗り過ぎました」
「小太郎、いいってば。
それよりあのケツ掘りブランコ、あと数日貸してもらってもいいか、聞いてくれるかな?」
伊川が
「お前、気絶したのに何言うんだ」
「いやもうフィストはしないよ。
でもあれに乗ってケツ掘られたら、すごく興奮するんだ」
伊川と青木小太郎は顔を見合わせて呆れていた。
小太郎が笑いながら
「いやあ、それでこそ西山先輩っすね」
伊川も
「俺にも今夜、あれ使えって言いたいのか?
全くお前の淫乱さには脱帽だな」
そう言って3人は笑った。
その頃、SuperHero星では、西山準の後継を誰にするか議論されていた。
「地球の平和を守るのは宇宙連合で我々に任されています。
先日はその役目を冥王星に奪われました。
早く後継を探さないと、この特権が冥王星に奪われるかもしれません」
{文明未発達星への保護は宇宙連合での我々の発言力の源です。
第一候補の青木小太郎の寿命はどうなっている?}
(90%以上の確率で、地球時間であと50年は固いと言う結果が出ています)
「それでは話にならないではありませんか?
他に候補者はいないのか?」
{今のところ、適格者がいません}
(後継者もホモでないと困りますからね)
「SuperHero星人は皆、乳首が感じる。
そう言う点でも西山準はぴったりの適格者だった。
手放した代償は大きい」
{いえ、ホモであれば、合体した時に乳首が感じるようになりますから、それはあまり気にしなくても}
(そうです。西山準の場合は、本人も異常に乳首が感じる人間だったので、合体してより敏感になり、それがこう言う結末になった原因だと思います)
「しかし、青木小太郎が長寿なのであれば、合体させられないではありませんか」
{今回は急を要します。無理やり合体させてはどうでしょう}
(それでは文明未発達星の生物に危害を加えるのと同じになります。
宇宙連合が黙っていないでしょう)
冥王星。
カーキ星人が隼人王に報告していた。
{SuperHero星では準王后の後継が決まらず、揉めているようです。
これは地球の平和を守る役目を我々が奪うチャンスでは?}
「カーキ、それは冥王星の役目ではない。
ここはSuperHero星を助けるべきだ」
(SuperHero星では、後継の候補者を、青木小太郎で考えているようですが、寿命が長くて合体が難しいようです)
とブラック星人が発言した。
「ここはもう一度、冥王星が悪役を引き受けるしかあるまい。
そうしないと準王后を冥王星に迎えることができなくなってしまうかもしれない」
{隼人王様、ここは、このカーキにお任せください}
「うむ。しかし、その前にSuperHero星に恩を売っておこう。
そうすれば宇宙連合裁判でも、また冥王星に有利な発言をしてくれる。」
{は、仰せのままに}
「青木、いくら西山が同意したとしてもだ。
お前がやったことは、あの憎きマッチョ星人と何ら変わらんぞ。
分かってるのか?」
「いや、でも、いや、はい」
「こんな調子じゃ、もうお前を西山の傍には置いてやれんぞ」
「あ、でも、隊長、はい、すみません」
「弘二、小太郎を叱らないで」
目覚めた西山が伊川に声を掛けた。
「西山ぁ、気が付いたか?
どこか痛いところ、あ、ケ、ケツは大丈夫か?痛くないか?」
「全然。気持ちよかったよ。だから小太郎を叱らないで。
弘二は俺の恋人だけど、小太郎は一番俺のこと理解してくれてる大切なやつなんだ。
小太郎は小太郎で、すごく俺のこと、何とかして満足させてあげようって思ってくれてるの、俺、よく分かるんだ。
だから弘二、お願い」
「んー、お前にそう言われたら、仕方ないな。
ただな、西山も青木も、色々楽しむのは俺は何も言わん。
だけど、危険なことだけはしてほしくない。
あと数日しか残っていないのに、俺が西山を抱けなくなったらどうするんだ」
「弘二の気持ちは分かった、気を付ける。
だから小太郎は今まで通り僕の傍にいさせて」
「それは俺が決めることじゃないよ。
西山、お前の意思が一番だ。俺はそれに従うよ」
西山は伊川の言葉から
「お前の意思に従う」
と言う言葉が出てきたことに驚いた。
あと数日だけど、自分の本当の意思を分かってもらえるんじゃないか、西山はそう感じた。
「先輩、申し訳ないっす。調子に乗り過ぎました」
「小太郎、いいってば。
それよりあのケツ掘りブランコ、あと数日貸してもらってもいいか、聞いてくれるかな?」
伊川が
「お前、気絶したのに何言うんだ」
「いやもうフィストはしないよ。
でもあれに乗ってケツ掘られたら、すごく興奮するんだ」
伊川と青木小太郎は顔を見合わせて呆れていた。
小太郎が笑いながら
「いやあ、それでこそ西山先輩っすね」
伊川も
「俺にも今夜、あれ使えって言いたいのか?
全くお前の淫乱さには脱帽だな」
そう言って3人は笑った。
その頃、SuperHero星では、西山準の後継を誰にするか議論されていた。
「地球の平和を守るのは宇宙連合で我々に任されています。
先日はその役目を冥王星に奪われました。
早く後継を探さないと、この特権が冥王星に奪われるかもしれません」
{文明未発達星への保護は宇宙連合での我々の発言力の源です。
第一候補の青木小太郎の寿命はどうなっている?}
(90%以上の確率で、地球時間であと50年は固いと言う結果が出ています)
「それでは話にならないではありませんか?
他に候補者はいないのか?」
{今のところ、適格者がいません}
(後継者もホモでないと困りますからね)
「SuperHero星人は皆、乳首が感じる。
そう言う点でも西山準はぴったりの適格者だった。
手放した代償は大きい」
{いえ、ホモであれば、合体した時に乳首が感じるようになりますから、それはあまり気にしなくても}
(そうです。西山準の場合は、本人も異常に乳首が感じる人間だったので、合体してより敏感になり、それがこう言う結末になった原因だと思います)
「しかし、青木小太郎が長寿なのであれば、合体させられないではありませんか」
{今回は急を要します。無理やり合体させてはどうでしょう}
(それでは文明未発達星の生物に危害を加えるのと同じになります。
宇宙連合が黙っていないでしょう)
冥王星。
カーキ星人が隼人王に報告していた。
{SuperHero星では準王后の後継が決まらず、揉めているようです。
これは地球の平和を守る役目を我々が奪うチャンスでは?}
「カーキ、それは冥王星の役目ではない。
ここはSuperHero星を助けるべきだ」
(SuperHero星では、後継の候補者を、青木小太郎で考えているようですが、寿命が長くて合体が難しいようです)
とブラック星人が発言した。
「ここはもう一度、冥王星が悪役を引き受けるしかあるまい。
そうしないと準王后を冥王星に迎えることができなくなってしまうかもしれない」
{隼人王様、ここは、このカーキにお任せください}
「うむ。しかし、その前にSuperHero星に恩を売っておこう。
そうすれば宇宙連合裁判でも、また冥王星に有利な発言をしてくれる。」
{は、仰せのままに}
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