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SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」 第47話
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「弘二ぃ、なんでウドンなんとかに行くの?そこ、どこ?」
「ウドンターニーはイサーン(タイ東北部)地方の都市だ。
バンコクより身を隠しやすい。
もし見つかってもラオスに近い。
ラオスからベトナムやミャンマーに逃げることもできて、ちょうどいい場所なんだ」
「俺たち、何か悪いことして逃げてる訳じゃないよね。
隼人から逃げてるだけだよね」
「当然じゃないか、西山。
こんな可愛い悪党がいるもんか」
伊川は笑ったが、西山は今一つすっきりしなかった。
日本大使館の職員がドンムアン空港に二人を送ってくれた。
ドンムアン空港でも伊川と西山はVIP待遇だった。
ウドンターニー行きの国内線ビジネスクラスに乗り、約1時間でウドンターニー空港に到着した。
「エコノミーで十分なのに・・・」
「西山、俺たちは身を隠しているんだ。分かってくれ」
ウドンターニー空港でも、遠路はるばるチェンマイ領事館の職員が来ていて、二人をウドンターニー郊外の一軒家に送ってくれた。
家には車も準備されていた。
家の中はすぐ暮らせるように全ての物が準備されていた。
「これって、本当に逃避行なの?」
西山は疑問に思った。
チェンマイ領事館の職員が帰るとすぐ、伊川は西山に迫った。
「弘二、ちょっと待って」
伊川は西山の着ているTシャツの下から両手を入れて、西山の乳首を掴んだ。
「あん、あん」
乳首を触られると抵抗できない西山だった。
そのまま西山は、また激しく伊川に犯された。
ケツまんこと乳首を同時に犯された西山が射精し、伊川も西山に種付けした。
そのまま二人は寝てしまった。
珍しく西山の方が先に目が覚めた。
「本当に俺はこれでいいんだろうか」
西山はますます悩むようになっていた。
その頃、東京では来年度の地球防衛軍入隊試験が行われていた。
定員は70名。
約500名の応募者の中から、書類審査に合格した200名が第2次試験を受けていた。
その中に青木小太郎の姿もあった。
第2次試験は体力テストが主だった。
小太郎の得意分野で、小太郎の成績は試験官の注目の的となった。
第2次試験の結果発表は1週間後だった。
当然小太郎には合格通知が届いた。
後は三日後の面接のみだった。
「西山準先輩、待っていてください。
必ず西山先輩にもう一度会いに行きます」
小太郎の決意は固かった。
ウドンターニーでは、伊川と西山が食材を買いに市場に来ていた。
伊川が英語で値段を尋ねるが、なかなか通じない。
それを見ていた西山が
「ニー タオライ カッ(これいくらですか)」
とタイ語で尋ねた。
『ローイバー(100バーツ・約400円)』
「ペーングマー(高いよ)ロッダイマイカッ(まけてくれますか)
ハーシィップバー、ダイマイ?(50バーツ・約200円でどうですか)」
『マイマイ(だめだめ)』
「レアコー、ジェッシィップハーバー、ダイマイ?(それなら75バーツ・約300円だったらどう?)」
『ダイダイ、クンプッタイケングマーナ(いいですよ。君、タイ語上手だね)』
「コップンカッ(ありがとう)」
伊川はポカーンとしていた。
市場をうろつきながら
「西山、なんでタイ語が喋れるんだ?」
「見損なうなよ、俺、SuperHero準だぞ。
世界の言葉が分からなかったら、SuperHeroは務まらないよ」
西山は鼻高々に答えた。
「へえ、そんなものなのか」
感心するばかりの伊川。
「それにタイでは、言い値で買うなんてあり得ないよ。
値段交渉しなきゃ。
あ、でも弘二、財閥の御曹司だったね。
こう言う庶民的なことは平民の俺に任せて」
西山は笑いながら言った。
西山の笑顔はキラキラしていて、男前の西山に、また惚れ直す伊川だった。
「ウドンターニーはイサーン(タイ東北部)地方の都市だ。
バンコクより身を隠しやすい。
もし見つかってもラオスに近い。
ラオスからベトナムやミャンマーに逃げることもできて、ちょうどいい場所なんだ」
「俺たち、何か悪いことして逃げてる訳じゃないよね。
隼人から逃げてるだけだよね」
「当然じゃないか、西山。
こんな可愛い悪党がいるもんか」
伊川は笑ったが、西山は今一つすっきりしなかった。
日本大使館の職員がドンムアン空港に二人を送ってくれた。
ドンムアン空港でも伊川と西山はVIP待遇だった。
ウドンターニー行きの国内線ビジネスクラスに乗り、約1時間でウドンターニー空港に到着した。
「エコノミーで十分なのに・・・」
「西山、俺たちは身を隠しているんだ。分かってくれ」
ウドンターニー空港でも、遠路はるばるチェンマイ領事館の職員が来ていて、二人をウドンターニー郊外の一軒家に送ってくれた。
家には車も準備されていた。
家の中はすぐ暮らせるように全ての物が準備されていた。
「これって、本当に逃避行なの?」
西山は疑問に思った。
チェンマイ領事館の職員が帰るとすぐ、伊川は西山に迫った。
「弘二、ちょっと待って」
伊川は西山の着ているTシャツの下から両手を入れて、西山の乳首を掴んだ。
「あん、あん」
乳首を触られると抵抗できない西山だった。
そのまま西山は、また激しく伊川に犯された。
ケツまんこと乳首を同時に犯された西山が射精し、伊川も西山に種付けした。
そのまま二人は寝てしまった。
珍しく西山の方が先に目が覚めた。
「本当に俺はこれでいいんだろうか」
西山はますます悩むようになっていた。
その頃、東京では来年度の地球防衛軍入隊試験が行われていた。
定員は70名。
約500名の応募者の中から、書類審査に合格した200名が第2次試験を受けていた。
その中に青木小太郎の姿もあった。
第2次試験は体力テストが主だった。
小太郎の得意分野で、小太郎の成績は試験官の注目の的となった。
第2次試験の結果発表は1週間後だった。
当然小太郎には合格通知が届いた。
後は三日後の面接のみだった。
「西山準先輩、待っていてください。
必ず西山先輩にもう一度会いに行きます」
小太郎の決意は固かった。
ウドンターニーでは、伊川と西山が食材を買いに市場に来ていた。
伊川が英語で値段を尋ねるが、なかなか通じない。
それを見ていた西山が
「ニー タオライ カッ(これいくらですか)」
とタイ語で尋ねた。
『ローイバー(100バーツ・約400円)』
「ペーングマー(高いよ)ロッダイマイカッ(まけてくれますか)
ハーシィップバー、ダイマイ?(50バーツ・約200円でどうですか)」
『マイマイ(だめだめ)』
「レアコー、ジェッシィップハーバー、ダイマイ?(それなら75バーツ・約300円だったらどう?)」
『ダイダイ、クンプッタイケングマーナ(いいですよ。君、タイ語上手だね)』
「コップンカッ(ありがとう)」
伊川はポカーンとしていた。
市場をうろつきながら
「西山、なんでタイ語が喋れるんだ?」
「見損なうなよ、俺、SuperHero準だぞ。
世界の言葉が分からなかったら、SuperHeroは務まらないよ」
西山は鼻高々に答えた。
「へえ、そんなものなのか」
感心するばかりの伊川。
「それにタイでは、言い値で買うなんてあり得ないよ。
値段交渉しなきゃ。
あ、でも弘二、財閥の御曹司だったね。
こう言う庶民的なことは平民の俺に任せて」
西山は笑いながら言った。
西山の笑顔はキラキラしていて、男前の西山に、また惚れ直す伊川だった。
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