現実世界への戻りかた

 四十路のおっさんーー沼地大輔には長年連れ添った彼女がいる。
 指輪を握りしめプロポーズが目前と迫っていた大輔は不運にも電車に轢かれ異世界で目を覚ます。
 何の能力を得る事もなく異世界に来てしまったおっさんに降りかかる数多のピンチ。そんなピンチを救ってくれたのは自分よりも遥か年下の少女でーー
 「待っている人のためにも俺は戻らないといけないんだ」
 「そんな宣言はあとにして下さい。邪魔です」
 真面目すぎる美女とおっさんが紡ぎ出す現実帰宅ストーリーここに開幕!
 
 
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