なんとなく魔術師〜幼じみに襲われましたが、丸くおさまりました。

アキノナツ

文字の大きさ
上 下
21 / 24

後2ー4.訳が分からない。 ※

しおりを挟む
お待たせしました。(ぺこり


===========


「はぁあん、なぁん?」

喘ぎながら耳元で何か語りかけてくる。

「どうした?」

「前から思ってたん、だけどぉ…。こうしてる時ってぇん、お前の後ろぉ…寂しくない?」

何を言い出すやら…。

指がヘッドボードの引き出しを差してる。
あそこに魔道具が入ってる。
ちょこちょこ改良して、今では彼の尻にフィットしてる。そんな事は彼は知らないが。

少し身体を起こして彼を見遣れば、目をキラキラさせてる。喘ぎながらだけど。
期待してますね。

分かったよ。

お前はフェラしながらしてたもんな。
挿れながら挿れたらどうなるって思ったんだね。
俺が実験台かよ。
今挿れてるのは俺だし。

手が届かない。
手を伸ばして動いたら俺の下で悶えてアンアンて悶えてるし。これはこれで楽しいけど。

抱えて移動もいいが、ホントにアレ挿れるのか? ちょっと躊躇。
期待の眼差しだし、挿れる事になるな…。断れる感じじゃない。
そもそも挿れてだ、俺の前立腺を刺激したら、俺の愚息はどうなるんだ?
硬度増す? 射精の威力が上がる? んーーーーッ。

ーーーー楽しいなッ。乗った!

ウキっとした気分のまま魔力を乗せた手を振って、引き出しを勢いよく開けてシュタッと手に魔道具。

せっせとローションを塗りたくって、自分の後ろに当てがう。
久々のアナニー。
彼に挿れて貰ってるんで自分でする必要が無くなったんだが、アナニーは別か。たまにはいいかも…。アナニーを見せ合うのもいいな。

しかし、挿れてる状態でって…不思議な気分。

元相棒だ。角度その他ほぼ変わってない。ツプっと射し込んだ。
ほどなく前立腺に到達。
ぬこぬこ前後して刺激してたら、下で彼が悶え出した。
俺の愚息がヒクついてる。彼のナカでビクビクンと跳ねてる。俺のなんだが、動きが制御出来ない。これは生理現象のようなもんだ。どうにも出来ないよ。
勝手に動くんだね…。

魔道具を全部射れ込み、押し込むと魔力を流して自動制御にした。蠢くだけじゃなくて前後にも動いて、動きはランダム。これで俺の制御下から離れた。改良版えらい事になってたな。

久々の感触。しかも進化系。これはイイ!!!
危うく射精しそうになっていた。

そこはなんとか耐えた。
ガチガチに硬く、大きく、反り返ってる気がする。

腰を蠢かす。
大きなストロークで動きたいのだが、尻がムズムズしてしまって、様子見だという事で、許して貰おう。

様子見…。余裕ある感じに振る舞ってるが、全然ダメだ…。内腿が震えて、尻肉も震える快感。

勝手に腰が動いちまう。愚息は彼の肉筒にぬこぬこと擦れる。

「うぐ…ハァ、はぅぅんん、うふぅ…はう…ダメ…だぁ…」

魔道具はこちらの都合などお構いなしに動いてる。


◇◇◇


「あん、あはぁあん…ひゃぁあん…」

オレの上でオレにしがみついて、彼が喘ぎ腰を蠢かせてカクカク震えさせている。
耳に彼の喘ぎと呻きに訴えが囁かれる。

オレも彼にしがみついて、喘ぎ悶えていた。

これはすごい。

腹の奥が変則でゴツゴツ殴り抉られている。
しかも雄の中に雌が混ざって、彼がドエロい。

なにコレ……!

「あ、あぁああああん、はぁあッ」

喘ぎのような叫びを上げると、逞しい身体をオレに見せつけるように、背を反らせて、肉棒をグッ!と突き入れてきた。息を飲む。

結合部がこれでもかと密着してる。
反り返った肉棒が腹を突き破るかというような突きだった。
奥がぐりぐりされてる。

「あうッ、はぁあうッ、おぅ…」

オレの腰を掴んで、無茶苦茶に腰振りしてる。
やばばば!
なんだよぉ~!!!

「あはぁあん! ヤダぁぁああああ! いいいい!」

もう何が何やら! 訳の分からない叫びが口をつく。
翻弄されてる。
自由になる上半身をぐねぐねとくねらせ、彼の手に手を縋らせて、善がりイキまくる。

ブシュビュッと雄芯から白濁やなにやら汁が飛び出てる。

もうダメってなるのに、気持ち良過ぎて意識飛びそう。

喘ぎ過ぎて酸欠になりかけて、霞む視界に喘ぎながら腰をぶつけてくる彼が愛おしくなっていた。

もっとぉぉ!

更に奥に刺さり込んで欲しくて、思いっきり脚を開いて背を反らせ、グン!と尻を押し付けた。

「おふぅんッ!」

突き刺さる角度が変わる。
腹の皮膚がボコっと浮き出た気がした。

ブワッと内側に熱が広がる。
射精してる。
オレの腹の奥に注がれてる。
熱い…。気持ちいい…。

オレも派手に吹き出していた。

ヒククンと快感の余韻に震える。熱は引かずに身体を駆け巡る。断続的に跳ねる身体。

彼はぐったりしてるオレの腰を掴んだまま、グン、グンと腰を振り込み子種を出してくれてる。数回に分けて出てる。

溜まってただろうから、ゼリーのような塊もあるかも。
濃ゆい精液がオレの腹の奥、結腸の向こうに注がれてる。

精液が満たされる腹の空間。もっと注いで…。いっぱいにして…。この腹が膨れるまで欲しい。

不規則に跳ねる肉棒が肉筒を往復していく。

まだまだ欲望は尽きない。



============

終わる予定だったんだけど、まだ続いちゃう( ̄▽ ̄;)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夢では溺愛騎士、現実ではただのクラスメイト

春音優月
BL
真面目でおとなしい性格の藤村歩夢は、武士と呼ばれているクラスメイトの大谷虎太郎に密かに片想いしている。 クラスではほとんど会話も交わさないのに、なぜか毎晩歩夢の夢に出てくる虎太郎。しかも夢の中での虎太郎は、歩夢を守る騎士で恋人だった。 夢では溺愛騎士、現実ではただのクラスメイト。夢と現実が交錯する片想いの行方は――。 2024.02.23〜02.27 イラスト:かもねさま

とある文官のひとりごと

きりか
BL
貧乏な弱小子爵家出身のノア・マキシム。 アシュリー王国の花形騎士団の文官として、日々頑張っているが、学生の頃からやたらと絡んでくるイケメン部隊長であるアベル・エメを大の苦手というか、天敵認定をしていた。しかし、ある日、父の借金が判明して…。 基本コメディで、少しだけシリアス? エチシーンところか、チュッどまりで申し訳ございません(土下座) ムーンライト様でも公開しております。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

大嫌いだったアイツの子なんか絶対に身籠りません!

みづき(藤吉めぐみ)
BL
国王の妾の子として、宮廷の片隅で母親とひっそりと暮らしていたユズハ。宮廷ではオメガの子だからと『下層の子』と蔑まれ、次期国王の子であるアサギからはしょっちゅういたずらをされていて、ユズハは大嫌いだった。 そんなある日、国王交代のタイミングで宮廷を追い出されたユズハ。娼館のスタッフとして働いていたが、十八歳になり、男娼となる。 初めての夜、客として現れたのは、幼い頃大嫌いだったアサギ、しかも「俺の子を孕め」なんて言ってきて――絶対に嫌! と思うユズハだが…… 架空の近未来世界を舞台にした、再会から始まるオメガバースです。

婚約破棄されたショックで前世の記憶&猫集めの能力をゲットしたモブ顔の僕!

ミクリ21 (新)
BL
婚約者シルベスター・モンローに婚約破棄されたら、そのショックで前世の記憶を思い出したモブ顔の主人公エレン・ニャンゴローの話。

こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件

神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。 僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。 だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。 子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。   ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。 指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。 あれから10年近く。 ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。 だけど想いを隠すのは苦しくて――。 こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。 なのにどうして――。 『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』 えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をご覧になるとより一層楽しめるかもしれません)

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

婚約者に会いに行ったらば

龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。 そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。 ショックでその場を逃げ出したミシェルは―― 何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。 そこには何やら事件も絡んできて? 傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。

処理中です...