上 下
17 / 24

後1ー3.繋がっていたい。 ※

しおりを挟む

鼻からも溢れてくる精液をんぐぅうぐぅんと嚥下していく。
太ももに縋りつき股をだらしなく開いて腰振りしつつ、オレの雄芯が濡れながら揺れていた。

彼の太ももがプルプル震えてる。
数回に分けてトプトプと喉を熱くさせるねっとりとした液を注いでくれる。
ナニもデカけりゃ玉も大きい。
しっかり張って、元気に生産された子種をオレの喉にぶちまけ、流し込んでくれた。

一滴も溢したくなく飲み干していく。

苦く臭い精液を腹に収める。

あの甘ったるかったのは媚薬成分の所為だった。
でも、この臭いと味が強烈な雄を感じさせる。
この雄にオレは支配されている。

ゾワゾワとした感覚が身体を細かく震わせる。後孔がヒクつく。快感のボルテージが上がっていく。
嗚呼、コレを早くこっちにも咥えたい。

上でふんふんと荒い息遣いで最後の腰振り。
逸物をオレに口内に擦り付けてる。

残ってる白濁をしゃぶり取つつ、出し切ったブツを抜いてくれるものと待つ。
少しフニャついたモノに絡みついた子種も舌で刮ぐように絡めて喉に流す。

出て行かない。
鼻も啜って、腹に収めた。
ジュパジュジュとしゃぶり舐めて促すが動かない。こちらから抜こうか…。

もう出てってもいいのに…と、咥えたまま閉じてしまっていた目を開き見上げる。

ニヤつく男と目があった。

手が宙でヒラヒラ…。ヒラヒラ?

「ケツ浮かせて、突き出せ」

命令されちゃった。けど、嬉しくなってるオレ。
尻を素直に突き出して尻穴を広げるようにした。
冷たいローションが塗りたくられる。頬を大きな手がゆるりと撫でる。
口の中の圧迫と同じ感じが突如直腸でじわりと起きた。圧迫は強くなったり弱くなったりと繰り返し、穴の中に外気を感じるまでに広げられた。ローションが中に塗りつけれれる。

その間口の中では硬さが復活してきたナニがゆるゆると動き占拠を続けており、上と下の口の同時圧迫に身悶え、嬉ションならぬ嬉潮を屹立した雄芯をヒクヒク揺らして漏らすように出していた。

そうこうしてる内に下の口に圧迫を感じなくなって、窄まりに固い物が当てがわれる。冷たさも気持ちいい。

ん?と思ったと同時にずっぷり刺さった。

叫びは喉奥で肉棒で押し込まれる。

突っ込まれたモノがウゴウゴとうねってる。それが魔道具であるのは明白に認知していた。が、何故?

「あの時もこうしてたんだろ?」

バレバレであった。

ジュッとおちんぽ様に吸い付いて肯定する。
あの時よりも数倍気持ちいいッ!
もっとして!
もっと気持ちいい事ちょうだいぃぃ!!!

尻を振って、目を細めた。

魔道具が蠢くだけでなく前後に動いて刺激してくる。
夢中でオレも幼なじみのデッカいのをウゴウゴと出し入れ。顎が疲れて痺れるまで、舌をべったり竿の這わせて口全体で奉仕する。

頭の上で呻き、内腿を震わせて感じてくれてる様子にオレは更なる昂りを感じていた。

突然、グフッ!と喉奥と直腸奥に刺さった。

衝撃にガクガクと震えて、背がグンと反った。
口から唾液を飛び散らせながら肉棒が抜け出ていき、ビタンと顔を打った。
ハフハフ息を弾ませながら、震える手と舌で中太の竿を撫でる。

全身が制御出来ない痙攣を起こしていた。

脇に手を感じたと同時に視界が上がり、陰茎から引き離されて担がれるように抱く締められた。
尻肉に手の平を感じ、鷲掴まれ、左右に開かれた。

ズルルんッと魔道具が引き摺り出されて、ぼとりとベッドに落ちた。

ぽっかり開いた穴に熱いモノが嵌りこんで満たしてくれた。

「アフッ…はぁん…」

落ち着く…。嵌った。

緩く尻を振ってナカのモノを締め付けた。

持ち上げてれたまま突き上げられる。
勢いに身体が思いっきり跳ねて、肉棒がずるっと引き抜かれ、身体が戻り落ちると最奥に肉棒が突き刺さる。

「がはぁあん、あうぅぅうううん! ひゃぁあん…ん、んぅん…ん…」

彼に縋り付きながら、涙を流して喜びに打ち震える。

彼も吠えるような唸り声を上げて突き上げる。
汗だくの肌が擦り合わさって、接合する部分が汗か何の汁なのか分からないモノを撒き散らし、水音と肉の打ち合わされる音が響き合っていた。

永遠に続くかと思われる早い抽送が、ガツガツと大きく抉る突きになり、捩じ込むような突き入れで密着すると、彼がブルっと大きく震えた。

腹の奥に広がる射熱に慄き絶頂する。

嗚呼、永遠に繋がっていたい…。



============

フェラ終了( ̄▽ ̄;)

また色々書くと思う。リクエストとかあったらどーぞ。

お気に入りに登録やしおりは如何でしょう?(⌒-⌒; )
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

こじらせΩのふつうの婚活

深山恐竜
BL
宮間裕貴はΩとして生まれたが、Ωとしての生き方を受け入れられずにいた。 彼はヒートがないのをいいことに、ふつうのβと同じように大学へ行き、就職もした。 しかし、ある日ヒートがやってきてしまい、ふつうの生活がままならなくなってしまう。 裕貴は平穏な生活を取り戻すために婚活を始めるのだが、こじらせてる彼はなかなかうまくいかなくて…。

悩ましき騎士団長のひとりごと

きりか
BL
アシュリー王国、最強と云われる騎士団長イザーク・ケリーが、文官リュカを伴侶として得て、幸せな日々を過ごしていた。ある日、仕事の為に、騎士団に詰めることとなったリュカ。最愛の傍に居たいがため、団長の仮眠室で、副団長アルマン・マルーンを相手に飲み比べを始め…。 ヤマもタニもない、単に、イザークがやたらとアルマンに絡んで、最後は、リュカに怒られるだけの話しです。 『悩める文官のひとりごと』の攻視点です。 ムーンライト様にも掲載しております。 よろしくお願いします。

王子様の愛が重たくて頭が痛い。

しろみ
BL
「家族が穏やかに暮らせて、平穏な日常が送れるのなら何でもいい」 前世の記憶が断片的に残ってる遼には“王子様”のような幼馴染がいる。花のような美少年である幼馴染は遼にとって悩みの種だった。幼馴染にべったりされ過ぎて恋人ができても長続きしないのだ。次こそは!と意気込んだ日のことだったーー 距離感がバグってる男の子たちのお話。

ヤンデレ執着系イケメンのターゲットな訳ですが

街の頑張り屋さん
BL
執着系イケメンのターゲットな僕がなんとか逃げようとするも逃げられない そんなお話です

オメガな王子は孕みたい。

紫藤なゆ
BL
産む性オメガであるクリス王子は王家の一員として期待されず、離宮で明るく愉快に暮らしている。 ほとんど同居の獣人ヴィーは護衛と言いつついい仲で、今日も寝起きから一緒である。 王子らしからぬ彼の仕事は町の案内。今回も満足して帰ってもらえるよう全力を尽くすクリス王子だが、急なヒートを妻帯者のアルファに気づかれてしまった。まあそれはそれでしょうがないので抑制剤を飲み、ヴィーには気づかれないよう仕事を続けるクリス王子である。

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!

灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。 何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。 仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。 思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。 みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。 ※完結しました!ありがとうございました!

オメガなパパとぼくの話

キサラギムツキ
BL
タイトルのままオメガなパパと息子の日常話。

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

処理中です...