猫舌さん?

アキノナツ

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寒くなる暇もない? ※

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続き書いちゃった( ̄▽ ̄;)

ーーーーー


膝裏に手が添えられる腕で器用に身体を固定されて、上下に動かされ、肉棒をズボズボ抜き挿しされてます。

一瞬飛んでた意識が戻って来ても視界が緩やかに上下に揺れていて、開きっぱなしになってる口からは言葉になってない音が漏れるような喘ぎ声が出ていた。

ホントに一瞬飛んでただけだったみたいだ。

「あー、うぅー、はぅぅうん…」

でも、意識がなくて反応が悪かったのが戻ってきた事で良くなった感度に気を良くしたのか、下からドチュッと下ろすのに合わせて軽く突き上げられた。

「はぁぁあああんッ!」

軽くても上下からの作用は相乗効果?!
お腹に、全身に、快感が響く。
痺れるような快感に力が抜けて、ヒクヒクと身体が揺れる。

「気持ちいい? 喉乾いてない?」

優しげに訊いてくれるけど、行動は優しくない。オレはヘロヘロ…。肉棒が気持ち良くさせてくるぅぅ…。

上げ下げ、ズボズボ。時折り下ろす時にドチュッと突き上げ、下にある時はグリッと捏ねるように中を掻き回すようにグラインド。

「あぁああん、はぁぁ……あぁああん…んぅぅん…」

オナホ的な感じ?
オレって…、なんでこんな事にになっちゃうのかなぁ。
泣きたい。
善がり啼いてるけど…。

セックスは優しくなく、良いように翻弄してくれるのに、声音は優しく気遣うような言葉。

嗚呼、どうにかなろそう…。

「にょど、きゃわい、たぁぁああ…」

揺すられながら、喉の渇きを伝えてみたが舌噛みそう…。

「待ってね」
嬉しそうにオレの要求を聞いてくれてる声音。
肉棒が刺さったままで重心が移動する。
手を伸ばしてるみたい。
悦楽に霞む目で指先を追う。

サイドテーブル代わりの小型キャビネットの上にペットボトルがあった。

あー、オレの部屋だから、勝手が違うんだ…。
距離感が難しいのか、ゴリッとオレの中が今までされた事のない角度で抉られるように刺激された。

「んんーーーーーッ」

不意打ちの刺激に身体が跳ねて、後ろが締まってしまった。

彼が手を伸ばしたまま固まってる。
オレの中でビククンッと跳ねている。それさえも刺激になって、腰が揺れてしまった。

彼の呻く声が、鼓膜を刺激して、オレをうっとりさせる。ナカが蠢くように彼を刺激してるのは分かるが、自分の意思ではどうにも出来なく、彼の胸に甘えるように頭を擦り付けるしか出来なかった。

力が入らなくて、腕はだらりと垂れたまま。身体は彼にされるがままだった。

「はぁぁん、ん…んはぁ……はぁぅん…」

身体はヒクヒクと跳ね、雄芯からはトロトロと精液が漏れ垂れていた。

ゴドンと鈍い音がした。

ゴゴゴ…と低い音。転がってる?

音のする方をぼんやり見遣ると、ペットボトルが転がっていた……。
彼の指先が触れて倒れ落ちたのだろう。

ーーーどうする?

喘ぎながら、彼を見上げるが、彼を中に抱えたままではオレも彼も身動きが取れない。
一度繋がりを解かなければ……。

彼の腕がオレを抱え直す。
ん?
動き始めた。

「ま、まっちぇッ! ダメぇぇ…ッ」

意図を察して叫び、力の入らない腕を瞬発的に持ち上げ、手を彼の腕に添えるが、なんの抑止力にもならず、虚しく叫びは喘ぎに変わった。
抜かずに彼が拾いに向かったのだ。

「はぁあああん、やぁッ、うはぁ…はぁあん…」

ベッドから立ち上がった彼に凭れ掛かる。

これって…『駅弁』?

彼もその事に気づいたようで、そのまま動きが止まった。
見上げるが、表情が見えない。どこかを見てる。顔の方向を見遣れば、姿見が見えた。
彼に抱え上げられ、穿った逸物を咥えこんでるところが丸見えで、彼の表情も見える。。。

悪い顔をしてる。ゾクゾクした。

彼と視線が鏡越しに絡んだ。

「あ、あ、あぅぅん、ん、……はぅぅんん」

逃れたいけど、キュウキュウと穿たれた肉棒を締め付けて刺激してる。ワザとじゃないけど、強請ってるみたいにもとれてしまう。

自業自得の悶えと状況に泣きそうになりながらも一縷の望みに縋って彼を見詰めるが、脚を抱える彼の腕に力が加わった。

観念するしかないのか…。

そっと目を閉じると、彼の腰振りがゆっくりと始まった。

「目を開けてッ。俺たちを見て」

静かに囁く甘い声。
動きが優しくない揺すられ方なのに優しく諭すように語ってくる。

喘ぎながら、無理矢理に瞼を押し上げる。

鏡の前に移動していた。
繋がる部分がはっきり見えるように大きく開かれた脚。
彼にしっかり抱えられ、ヌコヌコ出入りしてる彼が精液とローションに白く塗れて鈍く光っている。

ゾクゾクと視界から犯され、震えが走る。
快感だ。
オレは、この凶悪な逸物に貫かれているのを見せつけられて、感じている…。

声もなく悶え、彼に翻弄される。

「綺麗だ…。色付いてる。乳首もぷっくりして可愛い。キスマークもっとつけたい…」

言葉でひとつひとつ確認させられる。

赤く色づく肌。その上に散ってるキスマーク。乳首も腫れぼったく赤くなっていた。

前戯に執拗く乳首舐められて吸われてた。
乳首は摘まれ捏ねれて弄り倒されていた。
以前はそんなに触られた記憶もなかった場所で気持ちいいとも思ってなくて、たまに自分でオナニーの時触るぐらいの場所だったのが、彼には、前や後と一緒に触られてて…。
乳首も最近は気持ちいいかもと思い始めてるところで……。

キスマークこんなにつけられてたの?!
これは、羞恥プレイですか?!
ひとつ、ひとつ認識した途端に、その都度ビククンッと身体が跳ねて、ギュギュンと背中が反って後孔が締まった。

全てを認めさせられて、恥ずかしくてどうにかなりそう……。

ツツーッと涙が頬を伝った。

「泣かないで。好き、大好き。君は最高だよ。愛してる」

チュッチュと彼の唇が届く範囲で、キスが降り注ぐ。

オナホじゃないの?
好きなの?
愛しちゃってくれてるの?!

嬉しくなって、彼の顔に両手を伸ばす。

苦しい姿勢だけど、キスがしたい。

大好きだとキスで伝えたい。

腰を揺らし、彼の腕の中で彼を締め上げながら、伸び上がり「キスして…」と唇を強請った。

首に手を回して、結合したまま唇を合わせ、上も下も彼の蹂躙を許し身悶えながら、全てを受け入れた。

『ここに出して』

片手でお腹を摩り彼を外から刺激する。
尻を密着させて締め上げ、奥へと促した。
ぬっくぬちゃと結腸口を往復して奥底を刺激する。

痺れる快感に慄きながら、射精の時を待ち侘びるオレ。
早くちょうだいとキツく舌を吸った。

チュッパっと唇が離れると、オレは彼にキツく一纏めに抱きつくされて、上下に激しく揺すられる結果になった。
鏡にオレのペニスも身体も彼の動きに揺らされるのが映されていた。

煽っちゃったらしい。

自滅の快感の突き上げに翻弄されながら、喜びの声をあげていた。

彼の熱を奥に感じながら、オレの精液は鏡を汚し、オレと彼の上を垂れていく。

とろりと溶けて、口を開いたまま余韻に揺れるオレをオレはぼんやり見ていた。

こんな顔してるんだ…。
オレってえっちだね。。。

「エッチな君も好き」
つむじにキスされてる。

考えさえも筒抜けなのかと思いながら、結合部から垂れ出てくる精液を感じながら、目を閉じた。

彼の温度を感じながら、愛される安堵を初めて噛み締めていた。

彼がオレの中から出て行こうとしても快感で悶え締め付けたとて、寂しくはなかった。

すぐにまた愛してくれる。
抱き合っていれば、寒くなる暇さえなかった。

幸せに身悶えた。



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