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守りたい。
【小休止】イタズラしてもイイ? ※
しおりを挟む優太が寝てる。
オレを抱き枕にして寝てる。
後ろに規則正しい息遣いを感じる。
朝日でぼんやり明るくなる部屋の中を見ていた。カーテンで日差しが柔らかくなって広がってる。
優太の温もりは落ち着く。
いつもは優太が先に起きてて、オレが目覚める時は、ベッドにひとり。
優太の残り香を寂しく嗅ぎながらシーツで伸びる。
二人並ぶとちょっと狭いけど、ひとりだと広すぎるサイズ。
くっついて寝るなら丁度良いサイズ。
昨晩遅かったのだろうか。
先に寝てたから、優太がいつ寝たのか知らない。
予定通りなら今日はお互い休みだ。ゆっくり寝かしてやろう。
だから、オレもぬくぬくとこの温もりを堪能しよう。
もう少し密着したくて、身体をモジっと動かして位置を調整……。
ん?
当たります…ね。
朝の現象です。
男の子だもん。仕方がないね。
おや? 優太が朝立ち……イメージがない。あらー、ないねぇ。驚き。
どんだけオレ寝坊助さんなんでしょう。
うふふ…。レアな事に出会ったら、何をしますか?
それは、絶対に楽しんじゃうでしょう!
起こさないように、ゆっくり下に沈み込んで、後ろ手に優太の勃ってるのを優しく刺激する。
おー、おー、硬くなりますよ。
「倫さん…」
キュンとした。
甘い声。
そっと伺うと寝てる。寝言です。
オレと扱き合ってる夢でも見てるのかな。
最近はあまり抵抗なく付き合ってくれてる。
優太って、たぶん童貞だと思う。
だって、女とかそんな気配全然感じないんだよね。
経験ないのに、オレが翻弄されちゃう事もあって、何なんでしょうね…。
オレも優太とするようになって他でする気も無くなったけどさ。
向きを変えて、下へ潜っていく。
テントを張ってるスエットずらすと、勢いよく飛び出てきた。
蒸された優太の匂いが広がる。
目の前で見ると、大きいな。
背丈ほとんど変わらないのに、ちょっと悔しい。
えーと……。
緩く握り込んで、トクトクと熱を伝えてくる優太に舌を這わしてみた。
「うぅ……」
頭の上で密やかに吐息のような呻き。
うふふ。
オレの経験の中から記憶を漁りながら、目の前のを扱き、咥えた。
喉の奥まで迎えてみたが、ちょっと苦しい。
喉が反射で締まった。
声がした。
苦しいけど、優太が感じてくれるなら、嬉しい。
オレの奥で何かがキュンと疼いた。
ゆっくり喉から出すと舌全体で包むように裏側から亀頭に向かって吸いながら舐め上げていく。
亀頭をねっとりと舐めて、鈴口に舌先を差し込み、割れ目に沿って辿る。
往復してみた。
根元を指を絡めて優しく扱き、竿を舌で舐め上げて、舐めて回した。
再び、口内に含むと頬も使って吸って舐めて刺激する。
喉も拡げて吸いながら、頭を動かす。
「はぁぁ…うふぅん…」
優太が感じてる! やったね。
手が頭に乗った。サワサワ撫でてくれてる。
喉を締めて亀頭を刺激してやる。
頬に優太の温もりを感じた。
掌が優しく頬を撫でてる。
「倫? 何ぃ、ぁふん…何してる?」
掠れた声でキュンとした。起きちゃった?
強めに吸い上げながら、竿を舌で刺激しながら、チュポっと口内から優太を出してやる。
ちゅぽん。
唾液で光って揺れてる。
離れ難くて、舌で竿を舐めてながら、視線を上を見上げる。布団を捲ってこちらを見てる。
「フェラ、してる」
潤んだ目元を赤くして、オレを見てる。
目を見ながら、ペロリ。
「はぅん!」
おー、大きくなった!
「なんでぇ?」
悶える優太が可愛い。
「大っきくなってたから?」
朝立ちしてたし、面白そうだったからかな……。
考えが纏まらないまま、舌と手だけは動かす。
「倫ぅぅ! 辞めてくれぇ」
「どうして?」
「出るぅぅ」
「いいよ、出して」
口に咥えて、口淫を再開。
「や、ダメ、汚いからぁ」
優しくオレの頭を触ってる。乱暴にできないんだね。でも、この触り方じゃもっとって思ちゃうよ?
きゅっと強めに吸い付く。
「はうぅぅぅんん」
ぐんと顎が上がって、背中が反り上がる。
玉がキュッと持ち上がって、もうイキそうなのにイかない。
んーーー、オレって下手?
エイ!と吸い付きを緩急つけながら、頭を動かすスピードも上げて、舌で裏筋やつるりとした亀頭を舌裏で刺激する。
玉も手でモミモミ。
竿を手で扱き、カリをぐるりと舌で縁をゆっくり伝い舐める。
そして、ギュンと喉奥まで迎えて締めて吸い上げた。
「ぅぐぅぅぅんん…ふぅん、はぁぁ!」
喉に衝撃!
え?! コレって、飲むしか、選択肢ないじゃん…。
えへへ、やっちゃった。
咽せそうになりながら、粘性とキツイ臭いの液体を奥へ流し込んでいく。
優太がオレの中に入ってくる!
嬉しい…!
恍惚となって、最後に一滴まで飲み干す。
残滓を舐めとり、鈴口をチュッと吸い付いて吸い出す。
全部、ぜんぶオレのぉ。
「もう、辞めて、くれ…倫」
急に引き離されて、抱き起こされ抱きしめられた。
優太の匂いがする。
口の中は、青臭い臭いでいっぱいだ。
背中を優しく摩ってくれる。
優太の背中に腕を回す。
「おはよう」
朝の光と優太の匂いで、思い出す。朝の挨拶がまだだった。
優太の手が両頬を包んで、目を合わせてくる。
あれ? 近い。
唇に触れた。キス。
舐めてる。舌が這ってる。
精液と唾液が舐め取られてる。
外側が終わったのか、中を舐めてくる。
縦横無尽に舐められる、吸われる。
折角舐めて綺麗にしてくれた。
口の端から唾液が垂れる。
チュッ!
やっと解放された。息が上がって、優太に凭れかかった。ぐったり。
「おはよう」
優太の声。
返しまでが長い!
変なツッコミを脳内でする。
見上げると優太と目が合う。
髪を梳いてくれてる。心地良い。
「良かった?」
訊いてみた。
「……良かった」
はい! ありがとうございます。
寝ますぅ。
うっとりとした疲労感で眠りに堕ちていった。
「寝ちゃうのか……」
優太の声がする。
優しく耳を擽ぐる声。大好き。
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